監督は、チャン・ドンゴンやチェ・ジウなどが出演の「ノーウェアー(1999年)」のイ・ミョンセ 。
主演は韓国の超人気若手俳優で「 狼の誘惑(2005年) 」の高校生役だったカン・ドンウォンと「 ボイス 」などの作品でホラー・クイーンと言われる一方で「 恋する神父(2004年) 」などでも活躍したハ・ジウォン。
この映画の感想を一言で言うと、「 前衛系舞台の踊りを観ているような感じ 」でした・・・・
冒頭スローモーション使いな撮り方や音の使い方が、どことなく北野武映画風味という感じがして、こりゃ芸術家肌な監督なのかな~っという印象がしましたが・・・
このスローモーション的手法を使うのは、ここぞ!っと言うべき見せ場に使うと大変効果的で、画的なメリハリやスピード感などを逆説的に魅せる事が可能だと思うのですが、ず~っとこればっかりっというとさすがに長いなっとか、殺陣の未熟さをカバーするだけの印象にさえなりかねない間延びした感じになってしまいます・・・
とにかくスローモーションの多様使いが長すぎで、見せ場が効いて来ない・・・
ストーリーもいまいち、いつになったら面白くなってくるのか、意味不明な流れがいつまでたっても変らなくて、飽きて来ます・・・・
家でTVをみているのだったら、とっくにチャンネル変えちゃってるよな~なっんって考えながら、最後まで長い長い印象の映画でした。
相変わらず、どんなジャンルを作るにもコメディ的要素は入れないと気が済まない?のね(笑)~。ところどころ随所に入っているのだけれど、誰一人として笑ってなくて、気の毒なきさえしちゃいました。私がTV局のADなら、「 ここ笑うところですヨー 」っとぐるぐる腕をまわしてあげたい感じでした。
カン・ドンウォンはどこかユニセックスな顔立ちというか、スポーティな女の子みたいな感じですよね。今回の役も憂いを秘めた無表情の美しい男役なのですが、彼の場合、口元が女の子みたいな繊細な作りをしているからなのだと発見。
ハ・ジウォンは、私は初めて観た女優さんなのですが、ちょっと見が、松たか子を庶民にした感じだなっと思いました。そう思うと過剰気味な演技もちょっと似てるかんじ(笑)一貫して舞台で演じているような張り上げ気味な声と、顔をしかめながら台詞を言う過剰な演技はちょっと嫌み。男手一つで育った粗野な感じを出そうとしているのでしょうが、なんだか終始違和感ありまくりでした。
ソン・ヨンチャン演じるソン長官は日本びいきな設定なのでしょうか、室町時代のいわく付きの名刀を手に入れて喜んで芭蕉を詠み始めます。
「 夏草や兵どもが夢の跡 ・・・」
唯一ここで一部で笑いが起ります・・・えっと(汗、笑うところではないですけどね(笑) (TV局のADモード入ってま~っす・・・)
しかし、ここで笑えるのは、頭の切れる人ですね Σd(・∀・) (笑)
そう!、時代がめちゃめちゃでございます~
芭蕉は1644年に生まれているのですけどぉ・・・・・
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~おしまい~
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