「 オープン・シーズン/Open Season(狩猟解禁日)(2006) 」
Sony Picturesが初めて手がけたフルCGアニメーションです。
原作は、 スティーヴ・ムーア とジョン・B・カールズ 。
監督は、「 ライオン・キング (1994) 」ではLA批評家協会賞 でアニメーション賞 を受賞した ロジャー・アラーズ 。その他「 ラマになった王様 (2000) 」などのアニメーションを手がけてきました。
主役は、人間に育てられた甘えん坊のグリズリーのブーグ。吹き替えはマーティン・ローレンス。日本語吹き替えは石塚英彦 。
そして動物が人間を支配しようとしていると根拠もない被害妄想ぎみのハンターのショーに捕まった、シカのエリオットの吹き替えにアシュトン・カッチャー。日本語吹き替えは八嶋智人 。
本作は、「カーズ」、「ハッピー フィート」、「モンスター・ハウス」、「森のリトル・ギャング」と共に 今年度の34thアニー賞 にノミネートされました。わたし的にはこの5作品の中では「カーズ」がイチオシですが、なぜこの中に「アイスエイジ2」が入ってないのか不思議です。面白かったのになぁ~
ちなみにアシュトン・カッチャーは、デミ・ムーアの若き恋人という代名詞を払拭し、「バタフライ・エフェクト」で一躍ハリウッドの若手俳優としてその実力を証明できましたが、MTVの過激ドッキリ番組「パンクト」でホストを努めて人気を得て、俳優業とフィルム製作会社を経営するなど制作にも携わりマルチな活躍をしています。そして、これから日本公開される「守護神」でもケヴィン・コスナーと共演をしていますね。
Story : 山あいの静かな町、ティンバーライン。優しいパークレンジャーのベスに育てられたクマのブーグは、大きな体に似合わず甘えん坊。温かい部屋、柔らかいベッド、おいしいご飯…。人間界の快適な生活を満喫していたブーグだが、町に迷いこんだシカのエリオットに乗せられて騒ぎを起こしてしまい、森に返される事に。山奥に置き去りにされたブーグは、大好きなベスの元へ帰ろうと、エリオットの道案内でティンバーラインを目指すが…。
[ 2006年12月06日公開 ]
ー goo映画より ー
動物もののアニメーションというとどうしても「マダガスカル」と比べてしまうのですが、色彩のセンスも及ばない気がしますし、ストーリーも面白くなるであろう要素を盛りだくさん使われている割りには、どれもストーリーに厚みがなくて印象に残りにくいもったいない作品でした。
人間の手で大切に育てられた野生を知らないクマが図らずも自然に帰される時が来る・・・それだけでもひとつの感動ストーリーが生まれそうですし、動物が人間を支配しようとたくらんでいるという被害妄想のハンターと野生動物との戦い・・・それだけでも一つ面白いストーリーが作れそうです。原題でも邦題でも使われている狩猟解禁日と言う要素をそのどちらかと絡ませてもう少し感動やコメディタッチなストーリーの奥行きを持たせて欲しかったと思え、どれをとっても少々感情移入するに足りない浅い感じの印象が残念でした。
私は、日本語吹き替え版で観ましたので、八嶋智人演じるエリオットのキャラクターに引っ張られてなんとか最後まで飽きずに観ることができました。八嶋さんナイスでした!☆
出版社: 竹書房
サイズ: 文庫
ページ数: 255p
発行年月: 2006年12月
619円 (税込 649 円) 送料込
~おしまい~
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