「 クィーン/ THE QUEEN (2007) 」
監督は、「ハイロー・カントリー (1998)」でベルリン国際映画祭 銀熊賞(監督賞) を受賞したスティーヴン・フリアーズ。本作ではカデミー賞監督賞にノミネートされました。
主演は、本作においてアカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した他、各映画賞主演女優賞を総なめにしたヘレン・ミレン。カンヌ映画祭では、「キャル (1984) 」、「 英国万歳! (1994)」など2年連続女優賞に輝いている実力派女優です。
Story : 1997年8月、パリでダイアナが交通事故に遭い、帰らぬ人になった。王家においてダイアナはいつも頭痛の種で、民間人となっていたダイアナの死は本来関係のないことであった。女王はコメントを避けるが、ダイアナを称える国民の声は次第に高まっていく。やがてダイアナの死を無視し続ける女王に、国民の非難が寄せられるようになる。若き首相ブレアは、国民と王室が離れていくことに危機を感じ、その和解に力を注いでいく。
[ 2007年4月14日公開 ]
ー goo 映画より ー
1981年7月29日に結婚し、1996年8月28日にチャールズ皇太子と離婚したダイアナ元皇太子妃がその約1年後の1997年8月31日に交通事故にあい死去し、その後バッキンガム宮殿前に手向けられた花束の前に姿を現わすまでの女王の知られざる数日間を描いた作品です。
折しもダイアナ元皇太子妃没後10年という節目を迎える2007年、各方面で追悼のイベントが行われ、今なお人々の記憶の中で生き続けているダイアナ元皇太子妃。
事故直後のダイアナさんが言った言葉とされる、「leave me alone」・・・
なんって悲しい言葉なのだろうかと・・・・・
未だに私の心の中にも、ひとつの棘としてひっかかったままでいます。
クィーンに対してよりもどちらかと言うとチャールズ皇太子に対して怒りの様なものを感じていました。
私の目から見ると、チャールズ皇太子には、ダイアナさんにめもくれず、パーカーボールズ婦人とか言う太めのオバサンと不倫していた男と言うレッテルが顔にはってあるのです(笑)
愛し合った末の結婚でないにしても、夫としてチャールズ皇太子は節度と礼節を持つべきだと・・・。
満たされない結婚に悲嘆に暮れて暮らしていただろう妃の心を思うと痛くてかわいそうに思えてしょうがなかったのです。
事故後コメントを発する立場にないと、沈黙を続けた女王ですが、女王と言う立場というよりも一般庶民で言うところの、嫁と姑の感情に似たものを感じました。
遺恨のない立場で言うならば、将来の王位継承者であるウィリアム王子の生みの母であり、8年間王室のファミリーとして暮らした人である以上、どちらかと言うと国として、即座に哀悼の意を表する事のほうが当たり前と感じるところですが、それをしなかった裏には、やはりどこにでもある嫁と姑の確執的感情が残っていたのかもと想像してしまいますね。
さて、四方山話はおいといて、やっと本題に戻りますが、(・・本題がないがしろにされすぎですが(笑)・・)
現在82歳のエリザベス女王の10年前72歳を演じた62歳のヘレン・ミレンはみごとにエリザベス女王にそっくりでしたね~



今存命の女王や王室、今のブレア首相やイギリス社会の10年前が描かれているわけですが、どこまで事実に忠実なかのかは微妙であるような気がしてならないのです。
あまり都合の悪い事実を描いたりする内容では作り得ないと思うからです。
多分に、女王に対するよいしょ的な内容ではないかと・・・・
元妃没後10年の節目なのですから、どちらかと言うとクィーンサイドの映画よりダイアナ妃の苦悩を描いた映画を観たかった気がします。
個人的にこの映画を観て素晴しいとかの感想がまったく沸きませんでした。冷静には評価出来ていないと思います(笑)
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~おしまい~
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