「 ダイ・ハード4.0 / LIVE FREE OR DIE HARD (2007) 」 <多少ネタバレあり>
デジタル時計と鳩時計の一騎打ち・・・・。
今度のダイ・ハードはとんでもない凄い迫力!
監督は、「 アンダーワールド (2003)~(2006) 」シリーズのレン・ワイズマン。 2002年ヒーロー・マガジン誌で「 イングランドのナンバー1美女 」に選ばれたほどの美貌の持ち主である、主役のケイト・ベッキンセールと第1作目の撮影中に恋に落ち、2004年5月に結婚しました。
主役は、「 ダイ・ハード (1988) 」~「ダイ・ハード3 (1995)」、「アルマゲドン (1998) 」、「シン・シティ (2005) 」、「16ブロック (2006) 」、「ラッキーナンバー7 (2006) 」のブルース・ウィリス。 毎年2~3本ペースで映画に出演していましたが、今年も、本作の他に、この秋日本公開の「プラネット・テラー in グラインドハウス?(2007)」、「パーフェクト・ストレンジャー (2007) 」と精力的に活動しています。
Story : 1988年の衝撃的な登場は、いままでのアクション・ヒーロー像を一瞬にして覆し、新たなるヒーロー像を確立した革命的な作品となった……。そして1作目から18年、3作目からは12年振りにあの運の悪い男<不死身>ジョン・マクレーンが帰ってくる! ハイテク高層ビル、空港、マンハッタンと舞台を変えながら、どんな事件も何とか解決してきた彼が、巻き込まれてしまった次なるテロとは……。
「 2007年6月29日公開 」ー goo映画より ー
ブルース・ウィリスのハード・アクション映画が12年ぶりに帰ってきました。
時代を反映してか、本作は、単なるアクション映画に留まらないサイバー・テロに立ち向かうアナログ刑事のスーパー・ハードアクション映画です。
日本でも少し前に船が電線を引っかけちゃて切断したという、一見些細な事故で電車が止まったり、大都市が麻痺すると言う大変な事態になった事件を思い出しました。コンピュータ制御された大都市機能を麻痺させる事って案外簡単なのだなと言う印象を持ったものでした。
全米の都市機能を制御するインフラ・システムにハッキッグして来た犯人を見つけ出すため、ブラック・リストに載っているハッカー達を一人残らず捜査することから始まります。アメリカ独立記念日の前夜の祝日前と言うことで100人ものハッカーを捜査するのには当然の事人で不足・・・。そこでニューヨーク市警の世界で最も不運な男ジョン・マクレーンもかり出されるとい脚本の仕込みも完璧。ところが、この事件は単なる個人ハッカーの侵入事件ではなく、相手は組織的なサイバー・テロ集団だった、というストーリー展開もなかなか面白く出来ています。
こういう設定は同じブルース・ウィリス主演の「16ブロック(2006) 」を思い出しますね。ブルース・ウィリスが演じると単なる片手間の護送の勤務が大事件に発展していきますね(笑)。そして、家族が人質になって巻き込まれる設定も「ホステージ (2005) 」などで観られるように定番中の定番。
でも、今回の脚本は今までのシリーズの中でも、ブルース・ウィリス作品ひっくるめての中でもかなり面白かったです。
つじつまの合ったストーリー展開に、マイケル・ベイも真っ青なスーパー・ハードアクションに加えて、愛娘ルーシーとの微妙な父娘愛のからみも綿密にしこまれていて、なかなか良かったデス。
この映画を観る前に一番楽しみにしていたマギー・Qとのアクション・シーンでしたが、期待が大きすぎたのか案外簡単に決着がついて、ちょっとがっかり・・・。
でも、マギーは、「M:I:3」のときから切れの良いアクションにインパクトを魅せていて、今回もバッチリかっこよかったです。
ちょっとした片手間の任務だったはずが、全米を恐怖に陥れるサイバー・テロ組織との戦いに巻き込まれちゃった世界一不運な男の世界一タフで世界一悪運が強い、ニューヨーク中をドカン・ドカンと壊しまくる凄まじいカー・アクションシーンは圧巻でした。
特にF35戦闘機とのトレーラーを運転しての生身の一騎打ちは、ありえなぁ~~いぐらいちょっとマンガで面白かったですよ。
あり得ないぐらいに都合が良すぎる感じだけど、だからこそ爽快感も抜群です。
~おしまい~
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