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ハワイ(アメリカ)で病院に通うのは、日本にいた時のように簡単ではありません。幸いハワイに来て最初のころは、体調を崩すこともなかったので自分のことは後回し。ムスメの病院を探して検診に通うことを優先してました。医療保険の種類によって、保険が効く病院、効かない病院があります。幸い、主人の会社はハワイでは100%の病院98%の医師が契約しているという保険会社と契約しているので、それほど病院選びは困らなくても大丈夫みたい。しかも!会社によって契約しているプランが違うため、支払う金額が人によって違うという、複雑なことに・・・日本の医療システムは素晴らしいですよ。ほんとに。診察はドクターのオフィスで。オフィス・・といっても、それぞれのオフィスに受付・待合室・診察室がいくつかあります。病院に複数のドクターがいる総合病院ではなく、個人病院みたいなものかな。そして、診察を受けるためには、いきなり行ってもだめ。まずは健康なうちにかかりつけ医ファミリー・ドクター(PCP:Primary Care Provider)にかかって、自分のカルテを作っておかないといけないそうです。日本だったら、風邪ひいたから近くの病院に行って、診察カード作って・・なんてことがないから、合理的といえば合理的なのかも。初回の面接を繰り返して、自分に合った先生を見つけるっていう話も聞きます。英語にそこまで自信がない私は、日本語が話せて婦人科が専門というファミリードクターを見つけてアポを取りました。幸い話しやすい雰囲気の方で、まさにファミリードクター!なんでも相談できそうです。そこで、不妊治療について相談したところ、アメリカの医師は年齢ですぐにでも体外受精(IVF)を勧める傾向があるという話でした。私としては、すでにムスメがいるのですぐに体外受精・・というのは気乗りがしないのとこちらでの通院、診察に慣れていないので、できればまずは色々と検査を受けたいということを伝えて、不妊専門の先生を紹介してもらうことにしました。ファミリードクターからは紹介状が不妊専門ドクターに送られます。初回のアポはファミリードクターが取ってくれました。どんな先生なのか、ドキドキしながら向かいました。
2011年06月07日
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不妊治療とは話が変わりますが、先日初めて立ち会い出産を経験しました日本では、夫、家族までしか立ち会いできないと思いますが、こちらでは妊婦さんがOKなら友人でも立ち会いできるということで、以前から立ち会いたい!と友人に頼んでいたのでした。この友人とはこちらでママ友として知り合ったのですが、実は同郷、同じ高校出身と分り意気投合。ムスメと長男君も6カ月違いだけど気が合い、まるっきり親戚か姉妹かっていう位身近な友人です。特にこちらハワイでは、日本人ママさんのほとんどが国際結婚か駐在で来ているので、身近に身内がいないので、必然的に助け合って子育てしています。私もラパロ退院後や寝込んだとき、助けてもらいました。今回の出産でも、日本からお母さんが来られる予定でしたが、予定日より早まったため間に合わず、長男君もいるのでぜひ来て~とお願いされ、喜んで病院へ向かったのでした。自分自身の出産はLDR(Labor Delivery Recovery)だったので、日本の他の出産が良くわかりませんがこちらアメリカではほぼLDRだそうです。妊婦さんは陣痛が始まると、このLDRの個室に通され、陣痛(Labor)分娩(Delivery)回復(Recovery)をこの個室ですべて行います。個室に入ると、点滴、NSTをつけ、無痛分娩(epidural)に麻酔の管を腰にさされます。アメリカではほとんどの妊婦が無痛分娩だそう。初めて見ましたが、寝返りするたびに大丈夫なのかしら~抜けたりしないのかしら~と無駄に心配しちゃいました。この時点で友人の場合は深夜1時。ムスメを寝かしつけてから病院へ駆けつけ、パパさんと熟睡している長男君と一緒に陣痛が進むのを待ちます。パパさんは長男君の寝かしつけで病院内をうろうろしてたので、かなりお疲れ。しかし、仮眠用のソファベッドは長男君に奪われ、仕方なく座ったまま仮眠。私はアドレナリンが出て、中々寝る気にならなかったのでNSTの波形を見たり、友人とおしゃべりしたり。無痛分娩のすごいところは痛みを感じなくなるため、普通に話したり笑ったりできるんです。ただ、下半身は麻酔が効いて動かせなくなるので寝返りを打つのに人の助けが必要だったり友人は麻酔に弱かったせいか、陣痛による収縮のせいか、嘔吐がひどくて、そばにいて何もできなくてかわいそうでした。夜の間陣痛は進まず、朝一度自宅に戻ってムスメをプリに送りだして、病院へとんぼ返り。ひょっとしたら3時間も離れちゃうから、その間に生まれるかもね~とドクターと離してたのに、戻ってみたらまだでびっくり!長男君が起きてからは、部屋中を探検して回り、果ては病院中を探検。パパっこだったので、パパを従えて(笑)友人曰く、私がいなかったら、個室で一人いなきゃいけなかったから、寂しかっただろうな~、と。ほんとにそのとおり。私の時もそうだったけど、基本LDRは定期的に看護士やドクターが見に来る以外はナースコールしないと誰も来ないので、誰かいないと心細いですよね。お昼頃、友人がなんか出したいような感じがあると言い出し、ドクターが回診に。赤ちゃんの姿勢がちょっと悪くて、つかえていたそうで、修正して自然に下りてくるのを待ってから分娩。ばたばたとベッドが分娩台に変身し、赤ちゃん用のベッドにランプがついて、分娩開始。ドクターとナース二人(妊婦担当と新生児担当)が担当。パパさんと長男君はちょっと離れたところで、窓の外を見たりしながら(長男君病院滞在12時間越えでもう飽きちゃって・・)応援。私もベッドの横で応援・・・って、何もできなくて。日本で見たお産にビデオでは、めちゃめちゃ助産師さんが声かけてたきがしたけど、こちらでは結構淡々と進んでました。6回位いきんで、赤ちゃん生まれました!生まれてすぐに産声を上げて、とてもきれいな赤ちゃんでした。胎脂が少なくて。ほんとにきれい。自分のときは全く実感湧かなかったんだけど、今回は泣きそうでした~赤ちゃんはその場できれいに拭かれて、そのままママにカンガルーケア。日本だと、一旦新生児室に連れて行って産湯してからママのところでカンガルーケアだったかな。その後も当然、お風呂に入れることはないそうです。その代わり、へその緒が取れたらいきなり大人用お風呂で一緒に入っていいらしい。これまたびっくり。そして、入院は順調であれば産んだ当日と翌日の2晩のみ。無痛分娩だからこそ、陣痛で体力消耗しないらしく、結構平気だという話なんですが。ラパロのときも思いましたが、私はもっと入院させてほしい・・・
2011年07月18日
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