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大倉崇裕著 東京創元社2005.1出版落語専門誌「季刊落語」の編集部に配属された間宮緑が出会う「落語ミステリー」第三弾。短編5編。いつもは、緑が謎に出会い、上司の牧が解決するというパターンだが、今回はちょっと成長した緑が、単独で解決しようとしたりするパターンもある。今回は落語も分かりやすいのが多くておもしろかった!
2008年01月28日
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大倉崇裕著 東京創元社2003.7出版社勤務になった間宮緑は「季刊落語」の編集部にまわされた。落語には今まで関わったことがなかった緑は、編集長の牧とたった二人の編集部でとまどいながらも落語付けの毎日を送る。 シリーズの第2弾春華亭古秋一門会の取材を命じられて、北海道へ出張している牧の代わりに、静岡の杵槌村へ単身飛んだ緑。この一門会では、引退を表明している六代古秋が七代目を指名するという落語界の一大事!村はとても辺鄙なところで、豪雨になると陸の孤島となる。そんなおり、跡目候補の一人が殺された。不自然な死体の状況はどうも見立て殺人らしい。そして、警察も村に近寄れない状態で、さらなる悲劇は続き・・・。とってもおもしろかったです。色々、私の好きな状況が繰り広げられてドキドキでした。(陸の孤島、遺産相続、村、見立て殺人、過去とのリンク、などなど)そのうえ、人間描写が上手なので、状況に違和感がなくって、あっと言う間に読んでしまいました。緑が普通のOLで、ちょっとお人よしな所が好きです。落語の話もこんなにからませて、上手だな~と読んでいる間ずっと幸せでした♪
2008年01月26日
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大島真寿美著 理論社2004.10装画 早川司寿乃 (早川さんのイラストでは、変わった構図。中のイラストも惚けた感じがかわいい)17歳の夏。なんだかイライラした毎日。母親と喧嘩したときに、売り言葉に買い言葉で、父親のことが出た。父親を知らない自分。不安定なのはそのせいなのだろうか?すると、喧嘩をした数日後、母親が父親に会いに行くわよと香港に行くことになった。父親は日本人じゃなかったのか?繊細の17歳の心情が綴られた、小説。主人公が女子高生ということで軽いノリを意識しているけれど、大島さんの文章にあっていてとても良かった。少女がオトナになっていく様子が描かれている素敵な物語でした☆
2008年01月25日
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SoulJaさんの 「ここにいるよ feat.青山テルマ」と青山テルマさんの 「そばにいるね feat.SoulJa」は遠距離恋愛のせつなさを歌って、男女がリンクしているおもしろい曲!出だしは、SoulJaさんの方がグッとくるんだけれど、途中は、テルマさんの方も好きで。とにかく、どっちもいい!!!恋する気持ちが伝わってきて、優しい気持ちになれるんで、最近よく聞いています
2008年01月19日
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松樹剛史著 集英社2003.8高校3年の夏希はバスケットボール部に所属している。あと3週間で大会が始まるという大事な時期に、チームメイトの幸と接触事故を起こしてしまう。号泣する幸。翌日、医者に行きたいという幸に付き添って、病院に行った夏希は、何故か自分も診察室に呼ばれ・・・。このことがきっかけで夏希はこの病院でバイトすることにした。病院には、様々な問題を抱えた人達が訪れ。自分の進路を見つめつつ、患者の問題に体当たりする夏希の青春小説!爽やか!夏希ちゃんが、さっぱりした性格で、かわいい!なんかちょっと、ストーリーか、文章表現にか、ひっかかるところはあるものの、楽しく、あっと言う間に読めた♪♪読みやすいので、高校生とかの学生にお勧めの本!
2008年01月18日
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有栖川有栖著 東京創元社1996.4出版装画 北見隆装画の北見さんのイラストは昔から好きです。有栖川さんも、大好きです。これは、久しぶりに読んだシリーズじゃないやつ。本編は、山伏が活躍する短編集。バー「えいぷりる」では、土曜に常連が集まる。そして、山伏の地蔵坊にこれまでに遭った殺人事件の話を聞く。不可解な謎を秘めて、問題編をしゃべったあと、さて、犯人はわかりますか?と山伏が問いかける。そして、解決編を語ったあと、地蔵坊は店を後にする。「ローカル線とシンデレラ」が好き。ちょっと強引な展開がいい。でも、最後の「天満博士の昇天」は、好きじゃない強引さでした。トリックにそれはだしてこないでよ~と思って。全体的に軽く楽しめて良かったです♪
2008年01月18日
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宝生茜著 中央公論新社2002.2一条茜探偵事務所第三弾ストーカーに悩む依頼人の部屋を訪ねた一条茜は、依頼人の刺殺体を発見する。その額には墨で「一」とかかれており、洋服ダンスには、有名お嬢様高校の制服が掛けられていた。三日後にまた男の刺殺体が発見される。額の文字は何を意味するのか?女子高生に流行っている「呪い」をキーポイントに茜が事件を解決していく。とにかく、人物描写とかが唐突でついていけない!それがテンポいいと好きになる人もいるかもしれないけれど。事件も強引な展開でいまいちでした。
2008年01月17日
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年末からずっとどどーんと下がって。株が大変なことになってしまった!!!!!あちち。やけど中有価証券は中長期での投資スタンスがよいと聞くけれど、中長期を志してからこっち、やられっぱなしです。私はやっぱり定期が一番好き。元本保証の、ローリスクローリターンが性にあってます♪一年金利0,03%の冬の時代から、0,35%まで上がってきたので、これからの基本は定期預金で!もちろん、これまでも定期が中心だったけれど。社会人になったからには金融商品も色々知っておきたいし。若いうちは失敗が良い勉強にもなるので、今回のこともよい勉強です(ちょっと強がり・・・・)
2008年01月16日
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宝生茜著 中央公論新社2001.10出版一条探偵事務所第2弾リーインカーネイション→再び肉体を与えること、再生、生れ変り。ある日、大城竜也という青年から、2年前に失踪した恋人小西有規子の捜索依頼を受ける。2年経った今頃、突然「どうか探さないで下さい。」という有規子からの手紙が届いたからだ。調査に乗り出した茜は、小西家で、一年前に起こった、有規子の父の惨殺事件を知る。二つの事件はつながっているのか?文章がとにかくイマイチ好きじゃないけれど、主人公には愛着が湧いてきた。
2008年01月15日
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宝生茜著 中央公論新社2001.6出版知り合いに夫の調査を頼まれた、新米探偵の一条茜。かわったマンションに住む知人を訪ね、翌日旦那さんとの面会を改めてさせてもらうこととなった。翌日茜がマンションを訪ねると、旦那さんは殺害されていた。しかも、その殺害方法は、昭和初期の猟奇殺人事件を彷彿させるものだった。いったい誰が?マンションの住人は怪しくないのか?そして、調査五日後、人気女性漫画家の担当編集者が同様の手口で殺害された。これは連続殺人なのか?探偵が大学生の助手をつかって事件に挑む。えー。いまいち・・・。文章の相性も良くなかった!なんか、テンポがあわないというか。なんでそこでそういう説明なの?その人初登場でしょ?描写がおかしくないか?とか突っ込んでみたり。でもまあ、同じ一条茜さんの探偵ものを借りてきているので、続きは読みます。
2008年01月13日
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大島真寿美著 ポプラ社2007.11出版ゆかは、両親の離婚をきっかけに、祖母の家に母と移り住むこととなった。しかし、祖母とは、父方の祖母で母とは血のつながりはない。家族というものを、不思議な関係としてとらえ死に行く人々を少女の視点で捕らえた、素敵な作品。こういう、女系家族の小説は好きです。自分も三姉妹だし、父も祖父も亡くなっているので。すんなり作品の世界にとけこめます。「目覚めない朝」っていかにも物騒なタイトルでしたが、大島さんらしく、優しい感じにまとまってきて、とてもよかったです♪
2008年01月12日
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柴田よしき著 原書房2001.8出版浅間竜之介は推理小説家。ファンレターをメールでもらい、是非先生にうちの村に来て、神社が執り行う奉納舞を見て欲しいと女子高生に請われた。地図にない村の名前を言われ、からかわれているかと思ったいたが、真剣なやりとりを信じ、訪れることになる。最後の通し稽古で舞を披露する場に招待された竜之介。思った以上にすばらしい舞を見たあと、舞手の一人に悲劇が起こる。一体だれが彼女を殺せたのか?風精が棲む不思議な村でおこったミステリ。あっさりしていたけれど、よみやすかったです。帰省していたので、久しぶりの読書。新年一作目はミステリとなりました☆
2008年01月10日
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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。明日から帰省!!
2008年01月01日
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