
前半戦で貯金20へ、虎投が締めの6番勝負に挑む。15日から対広島、対横浜(いずれも甲子園)と続く甲子園でのオールスター直前の6連戦。広島戦に先発予定の安藤優也投手(27)、杉山直久投手(24)ら先発陣は14日、甲子園で調整を行った。安藤、杉山の両右腕はプロ初体験となる完投でリリーフ陣の勤続疲労を軽減。大台貯金にスタミナ面でもひと役買う気構えだ。
阪神の岡田彰布監督(47)が空路帰阪した14日、浜中おさむ外野手(27)の完全復活プランを明かした。16日にいったん出場選手登録を抹消、17日の二軍戦(対サーパス神戸)で右翼スタメン出場など、二軍の実戦形式で外野守備を徹底チェックさせる。後半戦開幕の26日に再登録後、8月中の一軍スタメン復帰へ、構想は具体化する。
『2005 サンヨーオールスター(22日・インボイス、23日・甲子園)』に初出場する阪神・鳥谷敬内野手(24)の球宴仕様グラブが14日、完成した。先発で全セの二遊間を組む藤本敦士内野手(27)とお揃い。インパクト(衝撃)を意識したデザインはお祭り男(MVP)すら予感。晴れ舞台でまずは西武・松坂撃ちからハクをつけ、V軌道を加速させる。
「まさか選ばれるとは思ってなかった。主役? 思い切ったプレーをしたいですね。自分のやれることをやりたい」
球宴までの甲子園での6連戦。金本の頭にあるのは広島にも横浜にも勝ち越して、今ある貯金「18」を「20」に乗せて前半を折り返すことだけだ。2本差の2位で追う24本塁打の新井との直接バトルは、まだ勝負づけは先送りでいい。