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阪神ニュースの前に台風情報!




阪神・金本、後半戦は猪木イズムだ!

 イチ、ニ、サン、ダーッ! で3連勝発進-。阪神・金本知憲外野手(37)が25日、A猪木戦法で後半戦に挑む決意を示した。「元気があれば何でもできる」と発言。前半戦は満身創痍だったが、アニキに元気が出れば、もう怖いモノはなし。26日からは敵地で巨人3連戦。G倒で闘魂注入や!

〔 写真:金本は猪木に負けじと、“闘魂野球”でV奪回を誓った 〕


 頼もしいアニキが決意を新たにした。休養を終え、チームに合流した金本に、燃える闘魂が宿っていた。

 「後半戦は一戦、一戦が優勝に直結する。1つのプレーで、ガラッと(流れが)変わることもある。オレの場合は、体調や」

 前半戦は数々のトラブルに見舞われた。その度に鉄人ぶりを発揮したが、だからこそ、言葉に重みがある。「アントニオ猪木じゃないけど、『元気があれば、何でもできる』。気持ちが前向きになるし、試合でもハッスルできる」-。

 まさに猪木イズム。ここまで来たら精神面。運もツキも、気持ちが呼ぶ。アニキの心からの叫びだった。

 内転筋から左太もも、ふくらはぎにかけての故障を抱えながら前半戦91試合をフル出場で駆け抜けた。満身創痍。だが金本は「そう書かれているのをみると、ホンマにそういう気分になる」と最も忌み嫌う。だから弱音は吐かない。自戒の念もある。

 「前半戦の終わりごろにバカみたいに熱を出してしまったからな」

 18日からの横浜3連戦は37度の熱を押して出場した。試合後の日課となっている素振りはできなかった。だから自分に、そして同僚に「最後は精神面の差で決まる」と説く。

 26日からの巨人3連戦は、優勝への第1関門。そこには東京Dに滅法強いアニキがいる。優勝した03年は50打数20安打で打率.351。昨年は打率.269だったが、本塁打は前年倍増の6本。「風がないし、慣れているドームやしな」。相性の良さも好材料だ。

 G倒の先にみえるのは光輝くVロード。気合充実の金本。そこにGからの白星が加われば、最高のカンフル剤となる。『元気ですか-』の大号令のもと、猛虎は実りの秋へと突き進む。

赤星にブレーキ解除で“GOサイン”出た!

 思う存分走ってエエでェ~。阪神・岡田彰布監督(47)が25日、赤星憲広外野手(29)に“フリー切符”を交付した。左わき腹の負傷もあり、盗塁を制限してきたが、26日からの巨人3連戦(東京D)で解禁する。球宴も含めて5連投の藤川球児投手(25)も、G倒へ準備万端だ。

〔 写真:赤星に岡田監督から“GOサイン”が飛び出した 〕


 リミッターを外せ!! 好きなときに走れ。それが虎の得点パターンなんやから-。左わき腹を痛めながら出場するレッドスターに、岡田監督が二塁への“スチール許可証”を手渡した。

 「だいぶん、よくなってきたな。故障の後は(2番・鳥谷に)“待て”のサインなしで自由に打たせていた。(赤星は)走らさんかった。でも、もう走れるからな。自由に走らせる」

 6月15日の西武戦で骨折して以来、試合序盤での盗塁に“待った”をかけた。勝負を決する「ここぞという時」に限定していた。21日の再検査で「骨がくっつき始めている」(赤星)。球宴で初安打と盗塁を決める回復ぶりにGOサインを出した。

 この日、赤星は甲子園で汗を流した。「大事なところで走らなきゃいけない場面が増える。走って点になれば、勝ちにつながる。いかにポイントで走れるか」。待っていた“解禁”に、はやる思いを抑えきれなかった。

藤川は悲願Vへ“タイトル”封印!

 球児が欲しいのは個人の冠じゃない。ペナントあるのみだ。敵地で迎える後半戦開幕を前に、藤川が改めて初心に戻った。

〔 写真:甲子園での練習で笑顔を見せる藤川 〕


 「38ホールドポイント? そういう数字よりも失敗しないように自分の仕事をすること。優勝したらそれでエエです」

 最優秀中継ぎ投手賞の評価基準となるホールドポイントでは、独走態勢を築いている。しかし、あえて今はタイトルへの思いを封印する。

 03年は右肩の故障で歓喜の輪を見つめるだけだった。だからこそ、今年は貢献したい。その輪の中心にいたい-。それが藤川の狙う“タイトル”。もちろん、G戦での3連投も覚悟できている。赤星には盗塁の許可が出た。藤川は指揮官から、その名を告げられるのを待つ。

バース氏、V期待「オカダの胴上げ見タイ!」

 オカダの胴上げが見たいんやっ!阪神の後半戦スタートに向け、戦友ランディ・バース氏(51=オクラホマ州議会議員)が25日、V奪回への熱いエールをチームと岡田監督に送った。

〔 写真:「サントリーモルツ ドリームマッチ」に参加したバース氏 〕


 「いい試合を続けてきたのは知っている。85年はパワフルな打線のチームだったが、今年は投手力とスピードのチーム。5ゲーム差は油断禁物だけど、ぜひとも優勝してほしいね」

 03年の優勝も大阪で見届けたバース氏。今年はともに85年を戦った岡田が監督としてチームを率いている。「オカダの胴上げを見たい」。その気持ちは「サントリーモルツ ドリームマッチ」参加のための来日とともに膨らむ一方だ。

 「コーチ、2軍監督としっかりキャリアを積んできたオカダにはぜひとも成功してほしい。それはタイガースのためにもなるはずだ。野球をリスペクト(敬愛)しているオカダは、選手にリスペクトされる指揮官になるはず。このチャンスを絶対に生かしてほしいね」

 5ゲーム差死守のポイントはバース氏も経験した8月のロード。「何が起こるか分からないのがロード。苦しいときこそ一致団結してほしい。26日からの巨人戦は意識せずに、これまで通りの守りの野球で臨むことが必要だ」とアドバイスした。

 今回はきょう26日に帰国するが、優勝へ大詰めの9月には再来日を計画中。岡田監督と祝杯をあげる日が来るのを信じていた。



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Last updated  2005年07月26日 08時20分28秒
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