でじまみ

でじまみ

2012.10.02
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カテゴリ: 小規模オフィス



不要になった低スペックな WindowsXP マシンをサーバー代わりに使用できるのも小規模なオフィスならではのことです。

ただ稼働時間を実務時間(朝9時~夕方6時)に限定し、自動で起動、シャットダウンを行いたいのに、サービス起動ができないアプリケーションを使用している場合、当然起動時に手動ログオンを行わなければなりません。

個人限定使用のマシンならアカウントのパスワードを削除すればいいのですが、ドメイン環境だとこれは不可。

そこで起動時、自動的にWindowsにログオンする設定を試みたのでその方法を。

ドメインに参加している場合とそうでない場合で設定が異なるのでそれぞれの方法についてです。



ドメインに参加していない場合の自動ログオン方法

  • [ファイル名を指定して実行]「 control userpasswords2 」と入力、[ユーザーアカウント]のダイアログを表示する

    0001.jpg


    このコンピュータを使うには、ユーザー名とパスワードを入力する必要があります

    のチェックをはずし「OK」

    0002.jpg


    [自動ログオン]ダイアログが表示されるので「ユーザー名」「パスワード」を入力してOK

    0003.jpg


    再起動すると、ログオン画面なしに自動でログオンできます



ドメインに参加している場合


  • [スタート]-[ファイル名を指定して実行]「regedit」入力でレジストリエディタを起動

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon

    を表示し、以下の値について設定をする

    1. DefaultDomainName 自動ログオンするドメイン名
    2. DefaultUserName 自動ログオンするユーザー名
    3. DefaultPassword 自動ログオンするユーザーのパスワード

    0004.jpg


    1と2は現在ログオン中のドメイン名、ユーザー名が表示されているので、必要があれば自動ログオンするドメイン名、ユーザー名に変更する

    3 は初めて設定する場合は以下のように新たに項目を追加する必要がある

    • [編集]-[新規]-[文字列値]で追加

      0005.jpg


      [編集]-[名前の変更]で「 DefaultPassword 」を入力

      0006.jpg


      [編集]-[修正][値]にログオンに使用するパスワードを入力


    最後に「AutoAdminLogon」の[値]を「0」から「1」に変更

    0007.jpg



    レジストリエディタを終了し再起動すると、ログオン画面なしに自動でログオンできます。




自動ログオンを無効にしたければ、レジストリエディタを実行し、

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\WinlogonのAutoAdminLogon

の値を「0」に変更すればよい。



ただしドメインの管理者権限を持つユーザーでの自動ログオンはリスクが伴うので要注意です。







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Last updated  2012.10.03 01:22:50
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