ひまじんさろん

ひまじんさろん

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

とは言えない New! k-nanaさん

転載【三角関数が解… New! みらい0614さん

晩秋 New! ぼちぼち7203さん

「平場の月」を見ま… New! ひよこ7444さん

『文・境雅人②すこや… New! Mドングリさん

コメの増産から減産… つるひめ2004さん

宇宙のしっぽ 小林とむぼさん
うるとびーずの ♪MY … うるとびーずさん
五郎のイギリス日記。 scot五郎さん
真理を求めて 秀0430さん

Comments

ポンボ @ Re:まもなく発刊予定です(04/01) Oh ! My ! Great ! 自費出版! You are α …
msk222@ Re[1]:まもなく発刊予定です(04/01) ポンボさんへ ところが、これは著作と編集…
ポンボ @ Re:まもなく発刊予定です(04/01) いいなぁ ご自分のご商売ですと、実費だけ…
msk222@ Re[1]:被災地支援(01/07) みちのくはじめさんへ ぼくの場合、感情の…
みちのくはじめ @ Re:被災地支援(01/07) こんにちは。みちのくはじめです。 私たち…
aki@ Re:被災地支援(01/07) この様な書込大変失礼致します。日本も当…

Freepage List

2005.02.05
XML
カテゴリ: 日替わり日記


皆さんご心配なく
ちゃんと生きております

ちょっと
やりあげなければならない事が山積しています

あまり更新しないと
死んだと思われてしまいそうですから
とりあえず書き込みをします

片付けをしていたら古いノートがでてきました
文学青年をきどっていた頃の雑記帳です

こんな詩を書きつづってありました
とんと記憶にありません

自分で書いたのだろうか
誰かの詩を書き写したのだろうか
まだ川柳に手を染める前ですから
情けないほど甘ったるい言葉で埋められています





かつて僕には恋人がいた

牧歌的な風景のなかで

僕は君を見つめ

君は僕を見つめていた


あの頃

僕たちはどんな話をしていたのだろう

六月の雨のなか

花菖蒲の小道を歩きながら

どんな夢を語りあったのだろう

夏の日

山の上の公園へむかった

僕の中古の愛車には

クーラーがついていなかったから

蒸風呂のように暑かった

けれど

化粧のくずれを気にしながらも

君は不平ひとつ言わなかった

あの頃

僕には君がふさわしく

君には僕がふさわしかった


しかし いま

僕のそばに君はいない

あの頃の僕たちの赤い糸は

どこで切れてしまったのだろう

そんなことを思いながら

僕は

真冬の寒さにふるえている

真夜中にしんしんと降る雪を見ている


僕はいま愛が欲しい

暗闇を照らす明かりのような

春の雨のようにしめやかな

静かに互いを高めあう

そんな

愛が欲しい






いぬ
いぬ












お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005.02.05 23:08:40
コメント(8) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: