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2006.03.31
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カテゴリ: きまぐれエッセー
はなびら

こんなクスリにもならないもの読むヒマがあったら
秀0430さん 「真理を求めて」 を読んで欲しい。
いや、このあと口直しにでも、ぜひ読みなさい。



クリックくらいは経験があっても、実際に連絡をとって自分を「買って貰う」あるいは「売って貰う」人間がいったいどれほどいるのだろう。
これも需要と供給の関係で成り立っているのだろうが、下に恐ろしき世界といおうか…。
強がっていうわけではないが、僕は性の売買ということにはどうも馴染めない。若気のいたりの頃でも(経験ゼロとはいわないが)利用したことはない。
しかし、どうしたらそういう心境になるのかの興味はある。ここからは、もう10年以上も前の話し(ホントだってば!)で一度だけ、窺い知る機会があった。
高校時代からの友人のひとりにソープランド好きな男がいた。(地元の人、誰のことだかわかっても黙っていること)
どのくらい好きかっていうと、お歳暮をもって訪ねてくるほどだったから、想像できるだろう。
彼は結婚していたが、嫁さんには「これは浮気ではない、遊びだ」と公言して月に1、2度はソープ通いをしていた。よくできた(?)嫁さんで、遊びなら仕方がないと黙認していた。もっとも彼の稼ぎが良かったことにもよるのだろうが…。
ソープランドは信州には1軒もない。だから彼は、わざわざ遠くまででかけるという努力(?)をしていたわけだ。
ある日、その彼から昼食をおごるからこいと誘われた。
約束の店に行ってみると、見知らぬ女性が同席していた。それがお歳暮をもってきたという女性だった。
僕の好奇心がメラメラと燃えたのはいうまでもない。食事も終え、ビールでホロ酔いかげんになった頃、彼女にインタビューをこころみた。

彼女は、三十ン歳だといっていたが、たぶん5歳くらいはサバを読んでいたのだろうと思う。
なぜなら、一時流行った上村一夫の『同棲時代』を揃えて持っているといったからだ。あれは、僕の青春時代にはすでにあった。
彼女の談によると、高校生のとき「同棲時代」にあこがれ、同い年の男子とアパートを借りて同棲生活を始めたという。
その彼とも一年ほどで別れてしまった。それからは、実業家、ヤクザなどつぎつぎと男と「お付き合い」をして、小さなスナックも経営したが潰して、その借金挽回のためにこの世界に入ったというのである。このへんが男にはできない度胸である。
吉原、岐阜、雄琴、すすき野など日本中を股にかけ渡り歩いていという。
「だからテクニックは半端じゃない」と、友人が相の手を出した。
そのうちに調子に乗って、僕は聞いてはいけないことを聞いてしまった。
「こんなことをしていて、男に幻滅しないの。家庭はもたないのかい。」
「お客さんのこと? 店では男だとは思っていないわよ、ばかなカモ。みんな顔にカ、モ、って書いてある。あっ、この人は違うけどね。大切なお客さま、でなければわざわざこんな田舎までこないわよ」と、慌ててとりつくろった。
彼女に嫌な客のタイプを聞いてみた。彼女によると、嫌な客がいちばんカモとして多いのだという。
つぎつぎと飛び出してきたデータを総合すると、客の人間像がなんとなく僕の頭の中に浮かび上がってきた。
四十歳すぎの独身。色白の肥満体。テレビ番組の犯人役のような、ちょっと変質的な感じの男。個室に人っても風呂に入っても、彼女の姿をまばたきもせず眺めているのだというその犯人。いや、お客さま。
そのタイプの客は、あまり激しいことは要求せず、ベッドで添い寝するだけ、ということもあるという。かというと、その場で五十回も腕立て伏せや腹筋運動をして自慢するお客さまもいるという。もったいない。
「ソープに来る人って、そういう人、多いですよぉ。性格が暗くて友達がいなかったり、どっかヘン、変わってるのね。あと、体が不自由な人ね。」
職場を離れ、信州くんだりまで来たせいか彼女の語り口は意外なほど快調だった。
「今の若い人は知恵がないのね。どういうことを想像して、どういうことをしてもらえば気持ちがいいか、分かってないのね。それでいて、AVで仕込んだ知識だけは豊富なの。でも、あれは現実むきではないから、バッカねあまり役にたたないの」と、熱心に講釈をしてくれた。
それにしても、この彼女がよの中の淑女たちとおなじ女性なんだろうか、どこかで同じ価値観を抱いているのだろうかと、フェミニストの僕としては、胸中が複雑だった。
ところで、なんで僕がこんなところに呼ばれ奢られたのかって思うでしょう。ようするに僕は友人との間のアリバイ工作に利用されたんでしょうね。
いくらツワモノの友人とはいえ、地元でふたりだけで食事をしていてはどんな嫌疑をかけられるかわからない。何しろ長野県は“シロをクロと言いくるめる”輩のいる土地柄なのだ(笑)。かの「百条委員会」が好例ではないか(爆)。
というわけで、僕は昼食をおごってもらったわけだが、こんなダシに使われゃってぜ~んぜん嬉しくはないのだ。

えーと、何でこんなことを書いてしまったのだろう、そう、トラックバックだ。
おい、勝手に記事と関係ないやつを貼り付けるなよ、いいかげんにせーよ(怒)!




くるくる









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Last updated  2006.03.31 23:34:16
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