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今日、緊急事態宣言が発令された。東京の感染者は2447人、全国でも7千人を越えた。東京で千人を超えたと騒いだのが一週間前の大晦日だから、感染は確実に拡がっている。ヤフーニュースのコメントを見ると、緊急事態宣言が遅すぎるという意見が大多数である。緊急事態宣言の評価は専門家とそれらの人たちに任せることにして、私が思うのは、この非常事態において、リーダシップが強く求められているということである。先の見えない未曽有の事態に不安を覚え、誰か強いリーダシップを持った人間に引っ張ってほしいと無意識裡に思っているのではないだろうか。自粛した生活を続けながらも、感染拡大を抑えられないもどかしさに、経済的に困窮する人が大勢いる等、多面的に考えなければいけない問題があるにもかかわらず、短絡的に強制的に導いてもらいたいと欲している人が少なからずいるように思えてならない。緊急事態宣言に関係なく、まずは基本に立ち返って、個人として、三密を避け、手洗いを励行するように愚直に務めたい。
2021.01.07
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明日から1都3県に緊急事態宣言が発令される。飲食店は午後8時までの営業になるとのことだが、気になるのは馴染みのジャズバーである。そもそも7時からステージなので、8時までではとても成り立たない。昨年4月の緊急事態宣言の際には休みだったので、今回も店を閉めるしかないだろうなと店のHPを見たところ、5時から開演で8時に閉店とのこと。まだ会社が終わらない時刻なので、さすがにこれには吃驚した。老舗で馴染み客も年配の人が多いので、もしかしたら会社勤めの人が少ないのかもしれない。いずれにしても、英断だと思う。今月は去年の6月以来の出演になる馴染みのKAさんのステージがあるので、まことに悩ましいところである。
2021.01.06
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毎年年賀状には悩む。年配の多くの人がそうであろうが、そろそろ年賀状から卒業したい。とはいえ、相手がいることだし、今年でやめますと宣言するのも寂しい気がするので、なかなか潔くやめられない。いっそ来た人にだけ書くことにしようかとも思うが、親戚や学生時代の友人等、来るのがわかっている相手にはやはり書いてしまった方が手っ取り早い。ということで、結局は毎年同じ人に書いている。今年は少し工夫して、去年年賀状が来なかった人と、元日には届かずにおそらく私の年賀状を受け取ってから書いたと思われる人には出さないでおいた。ところが、5人中4人から年賀状が来た。これなら、初めから素直に全員に書いてしまった方が早かった。なかなか想定どおりには行かないものである。こんな風に思っても、おそらくまた今年の年末には同じように悩んでいるのであろう。年は取っても成長しないことだなあ。
2021.01.05
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今日は仕事はじめ。まだ休みの人も多く、会議もなく、終日マイペースで仕事をする。仕事が終わった後はだらだらとテレビを見る。「帰れマンデー」で大山阿夫利神社までのバス旅をやっていたが、なかなか良さげな場所である。今週中に緊急事態宣言が出されるので、すぐに行くわけにはいかないが、ぜひとも訪れてみたいと思う。
2021.01.04
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昨日見た紅葉が綺麗だったので、カメラを持って公園に行く。あまり自分のイメージした写真は撮れない。午後、妻と岩盤浴に行く。一度は家に残ると言っていた妻だったが、私が一人で行こうとしたところ、大丈夫そうなので自分も行くという。私が風呂に入るのと同じタイミングで、知的障害と思われる10歳くらいの子供と父親が入って来る。父親は子供が小さい割には年を取っており、50歳くらいに見えた。子供は声をあげながら、両手をぶらぶらさせて入って来たが、立ったままシャワーができるブースで父親がシャワーを浴びさせると、急に大声で喚き始める。その後、シャワーはやめて、洗い場に座るが、ここでも子供は甲高い声で泣き続けるものだから、まわりの人が集まってしまうほどだった。そのうち、店の人がやって来て、二人は風呂場の外に出る。それでも、風呂場と脱衣場の間の部屋で子供が泣き叫ぶ声が聞こえた。私は岩盤浴のため、15分ほどで風呂を出たが、父親と子供は裸のまましゃがんでおり、父親が子供をなだめているようだった。子供は痛いと泣いており、妙に唇が赤い。父親の右手には髭を剃るための剃刀が握られており、まさかとは思ったが、あまりいい光景ではなかった。まわりが騒がしいので、父親が怒っているのか、なだめているのかはよくわからない。私は風呂場のドアのすぐ前で着替えをしていたので、子供の泣く声が気になって仕方がない。声をかけるべきかどうか悩んだが、結局その勇気は出なかった。父親は子供を楽しませようと思って風呂に連れてきたのだろうが、こういう子供は慣れない初めての所に不安を覚えるものなので、親が思うようには楽しまず、却って泣き叫んでしまうものである。親は連れてきたばかりだし、特に男親は自分も楽しみたいという思いがあるので、どうにか子供に言うことを聞かせたいのだが、相手は思うようにはならない。しかも、子供が注目を浴びるような大声で泣き喚くものだから、親の方もパニックしてしまい、ついつい子供につらく当たってしまい、益々悪循環に陥る。こういう光景を見ると、心が痛む。風呂から出た後、岩盤浴をするために妻と合流する。妻がトイレに行くというので待っていたが、平和そうな家族がおいしそうにソフトクリームなど食べているのを見て、あの父親も無理に子供を風呂に入れようとするのではなく、一度着替えて出てしまい、子供に何か食べさせてでもして、落ち着かせたらどうだろうかと思いつく。それを言いに行ってあげようかと思ったが、妻を待っていることを理由にして、結局その場に留まった。私は卑怯な男である。岩盤浴の後、着替えに戻ったら、さすがに親子はいなかった。その後、二人はどうなったのだろう。子供の機嫌が直って、笑顔になってくれていればよいが。
2015.12.06
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昼も近くになって、整形外科と整骨院に行く。近くの公園を通ったところ、紅葉が美しい。用事があり、2時には家を出なければならなかった。ちょうどその時間に大阪の姉が来ることになっていた。東京に来るとは聞いていたが、昨夜突然その時間に家に来ると聞いたので、なす術がない。会わないと思っていたら、2時前に姪のHちゃんと来たので、挨拶はできた。折角だから夕食でもと思い、出先で用事が済んだ後、姉にメールをする。すでに家を出て電車に乗ってしまったとのことで、姪とターミナル駅で買い物をするらしい。買い物が済んだら、ちょうど夕食時だろうから、合流してどうかと尚もしつこくメールしたが、何時までかかるかわからないので、次の機会でお願いしますとのことだった。
2015.12.05
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Cさんから、ライブの案内メールが来る。先日私が20周年記念コンサートの写真を送ったお礼も書いてあった。KAさん始め、スタッフで参加したミュージシャンの人達にも転送してくれたそうで、みんな喜んでくれたとのこと。KAさんも無事ダウンロードできたそうである。その後気にしていたので何よりである。また、AZも2月に10年ぶりにライブをすることが決まったということなので、これはもう行くしかない。
2015.12.04
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先日申し込んだ柴田淳のコンサートの先行予約の結果が今日だと思い出して調べたところ、見事当選していた。一度生でじっくり聴いてみたいと思っていたので、とても嬉しい。今から楽しみである。
2015.12.03
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定時退社で早く帰宅。ケーブルテレビで録画した「犬神家の一族」を見る。38年前の古谷一行主演のテレビドラマ。子供の頃、わけもわからず見ていたが、岡田英次、京マチ子、月丘夢路、小山明子、西村晃と豪華キャスト。おどろおどろしい感じが出ているし、少しあからさまかなとも思える伏線も描かれていて、丁寧な演出。風邪をひいたのか、家に帰ってから頭が痛い。くしゃみも出る。昼間は眠くて仕方がなかったし。明日がこわい。
2015.12.02
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妻から夕飯を食べてきてとのメール。ちょうど出先から戻るところで、少し早かったが、お腹も空いていたし食べることにする。たまたまあった油そば屋に入る。最近ラーメン率が高いなあ。手軽ではあるのだが、気をつけないと。北の湖、原節子、水木しげると著名人の訃報が続いている。人は誰しもいつかはとは思うものの、悲しい現実である。
2015.12.01
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夕方社外で会議だったため、そのまま直帰するつもりでいたが、明日までにしなければいけない作業が入り、10時半まで残業。 あるキーワードで検索したところ、自分のブログが上の方に表示された。 少し気をつけないといけない。
2015.11.30
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妻と午後から岩盤浴に行こうという話になったところ、11時頃会社からトラブルの電話がある。結構面倒な内容だったため、その後も電話対応が必要で、岩盤浴は中止となった。気になって、何かに集中して取り組むこともできず、折角の休みをだらだらと過ごしてしまう。一日損した気分である。
2015.11.29
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妻と六本木に出かける。まずはサントリー美術館の「久隅守景展」を見る。「納涼図屏風」がすでに展示が終了してしまっているのは残念だったが、他の作品も味わい深かった。風景画はどうしても巧拙で判断したくなるが、この人の真骨頂はやはり市井の人々を描くことで、「四季耕作図屏風」に描かれた人たちはどれもユーモラスでありながら、画家のやさしい愛情を感じる。勿論技術があってこそ描写できる面はあるだろうが、見る者が受け取るのはもはや絵の巧拙ではなく、画面の中に生きる人々の息吹であり呼気である。続いて国立新美術館の「ニキ・ド・サンファル展」。こちらは70年代の女性解放の気運に乗った女性アーチストの展覧会。土偶のような体型のナナが有名だが、本人もそういう女性なのかと思ったら、スレンダーな美女である。この手の作品はそのアヴァンギャルドな側面から却って早く古びるものだが、そんなことはなく、現代でも通用するファッション性を持っている。見ていてスカッとする、心地よい作品である。見終わった後は、3階のポール・ボキューズで食事。フランスでは三ツ星レストランらしいが、リーズナブルな価格。妻とこういう所で食事をすることはほとんどないので、結構楽しかった。これも忘年会をキャンセルしているおかげか。隣に山村紅葉に似た60代くらいの女性が一人で食事をしていた。我々よりも10分くらい早く店を出たが、エレベーターに乗ったら、その人がいたので吃驚した。美術館は6時で閉館して真っ暗になっており、ポール・ボキューズだけが営業しているのだが、出口がわからないのだと言う。結局一緒に一階まで降りて、道案内することになる。妻はこの女性と会話が弾み、夫を放っておいて、駅までこの女性と並んで歩き、電車に乗って別れるまでの間、ずっとお喋りをしていた。妻は特に社交的と言うわけではないが、時々こういう芸当を見せる。帰りに駅前のミスタードーナツで売り子の若い女の子が店頭で呼び込みをしていたが、コートも羽織っておらず、肩をすくめて震えており、見るからに寒そうだった。すると、またもや妻が声をかけてあげて、勇気づけてあげているのだった。店で買い物をして外に出たら、またもこの女の子に声をかけている。何とホッカイロを背中に張ってあげようとしているではないか。なかなか張り付かないこともあり、女の子はポケットに入れるからと言って受け取った。店から離れた後、妻にあのホッカイロは持っていたものかと尋ねると、それまで自分が張っていたものだという。思わず目が点になった。おばさんになると何でもできるのよと妻は悪びれずに言う。使用済みのカイロをもらった女の子は果たしてどんなぬくもりを感じたのだろうか。
2015.11.28
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今日はQさん主催の20年来の忘年会があったが、それも不参加。今年で最後ということと、店が蒲田の你好ということで、本当は行きたかったのだが、残念である。いずれにせよ、残業しなければならなかったので、無理だったかもしれないが。代わりといっては何だが、帰りに大井町の永楽でラーメンと餃子を食べる。
2015.11.27
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定時後に委員会と打ち上げがあったが、業務都合で欠席。 打ち上げは事務所のすぐ近くのおでん屋。 おでんにはいい季節になったし、悔しいなあ。 一人寂しく夕飯はラーメンを食べる。
2015.11.26
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通勤中、加島祥造の「会話力」を読む。 よくあるノウハウ本ではなく、日本人と欧米人の会話に対する考え方や意識の違いを書いた文化論。 モームの「冬の船旅」が例として紹介されていた。 面白そうなので、読んでみようと思ったが、残念ながら翻訳はないらしい。 事務所から常駐先に移動する途中で「はいさい」でランチ。 今日はロースカツ定食。 油ものばかりで、反省もしているが。 次は沖縄おでんにしておこう。
2015.11.25
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年休を取って、母を病院に連れて行く。前回は渋滞で1時間以上かかったが、今回は30分で着いた。8時45分までに行くところ、7時半に家を出たので、8時には着いてしまう。胃カメラの検査だったが、思ったよりも早く終わり、10時半過ぎには帰路に就く。折角早く終わったので、妻と出かけることにする。先日行ったカレー屋に再び行く。今回はベジタブルカレーにする。これでも十分だが、ベジタブルカレーだと、品川のDevi Indiaの方が美味しいかな。妻とは途中で別れ、横浜美術館の「中島清之 日本画の迷宮」展を見る。祝日明けの火曜日とあって、ほとんどの美術館が休館の中、ここだけ開いていた。ちあきなおみを描いた「喝采」が見たかったのだが、他の絵も結構よかった。とても精緻で正確な作品がある一方で、簡略化したデザイン風な作品があったりと多彩な画家である。この展覧会で初めて名前を知ったのだが、日本画家の中島千波の父親ということが途中でわかった。変幻自在であるため、この人ならではのスタイルや特徴がなく、そこが却って誰もが名前を知っているというわけではない理由かもしれない。コレクション展も面白かった。ポップアートの主要な作家の作品が展示されていたが、これだけ揃って展示するのは横浜美術館では珍しい。「神話とヌード」というテーマでは、太田聴雨の「飛天」と守屋多々志の「愛縛清浄」が、共に知らない画家ではあったが、官能的で印象深かった。
2015.11.24
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前売り券を買っているので、「久隅守景展」と「ニキ・ド・サンファル展」に行きたいと思っていたが、家庭の事情で終日家にいる。録画した映画でも見ようかと思っていたが、結局それもせず、惰眠を貪ったりして、だらだらと過ごす。起きた後、夕食をはさんで、小川恵の「銀色の月」を一気に読む。戦中の少女時代から夫である小川国夫の死後までを断片的に書いたエッセイ。私の父もそうだったが、何日も家に帰らず遊び呆けたり、友達を家に連れて夜っぴて飲んだりするのは戦前生まれの男たちの特徴だろうか。今でも午前様の男たちはいるだろうが、当時のように妻が文句も言わずに黙って待ち続けるという封建主義的な光景は少ないにちがいない。幼少時、母と父の帰りを寂しく待った記憶が蘇る。作者が80歳近い年齢で書いたエッセイだが、若い頃の官能的な記憶を簡潔でありながら機微に満ちた表現で書いている。例えば、坂の上で夫に無視して素通りされた時、昨夜の寝屋の記憶が蘇り、夫に抱かれたいと思い、汗を拭く仕種からそのまま着物の奥に手を伸ばして乳房に触れるのだが、その際の文章が何ともエロティックなのである。女性の奥底にある欲望を女性の視点でうまく描いている。その他、妊娠中に夫が親友の妻と浮気をしているのを見つけてしまったり、夫と夜っぴて飲んでいた編集者の一人に明け方寝込みに抱かれたりと、これもまた直截的ではなく、女性らしい婉曲的な言い回しで描いている。そうしたことがあってもなお、深く結ばれているのが夫婦の情愛というものなのであろうか。
2015.11.23
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妻と息子とカラオケに行く。 暫く来ない間に精密採点DXがグレードアップしていた。 出だしは良かったが、尻切れトンボ、竜頭蛇尾。 「君へ」を歌ってみたが、予想どおり点数は出ない。 全国平均が86点以上とあるから、どれだけ歌自慢が歌っているのやら。 妻は深い歌だ、あなたのような能天気にはわからないときっぱりと言う。
2015.11.22
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娘の友達が3人泊まったので、朝から騒がしい。部屋から出るに出られず、トイレを我慢する。娘の友達にはわからないように、妻に片言のフランス語で質問する。妻はフランス語はもう忘れたと言って、英語で答える。まあ、娘の友達なら、英語もわからないだろう。友達が帰った後、暫く布団を干していたが、洗濯物を干すので片してくれと言われる。3回に分けて取ろうとしたが、最後の時、干していたはずの毛布がない。下を見ると、見事に落ちていた。しかも、薔薇の上に落ちたものだから、棘が邪魔をして取るのに難儀した。妻は笑いながら私に頼んだ自分が悪いと言ったが、折角の蕾が折れてしまったので、最後は笑いながら涙目になっていた。ママさんのためにコンサートの写真をDVDにコピーする。午後、美容院に行く途中で投函する。最近は美容院に行く度、鏡を見るのがつらくなる。生え際が段々と曖昧になってきている。シャンプーをしてくれた若い女の子に代わって、最後の仕上げにKさんがドライヤーをかけてくれたが、その際、妻が待っていると教えてくれる。ちょうどその前に若い女の子相手に妻の悪口を言っていたので、ゲッと思う。妻と買い物。先日テレビで見た野菜炒めの作り方を真似してみたが、時間ばかりかかった上に味付けに失敗して、後は妻に任せるしかなかった。結局いつもの野菜炒めと変わらなかった。大量に作ったのが失敗だった。今日も娘の別の友達が泊まるという。一階で「旅情」を見ていたら、娘が降りてきて、二階に行ってくれと言う。友達も入ってきたが、顔を隠して挨拶もしない。女親ならともかく、確かに男親になんか目も合わせたくない年頃であろう。そそくさと二階に退散する。
2015.11.21
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久し振りにLBさんからLyncでメッセージが来る。頼まれていた社内広報のウェブにコメントを投稿したお礼。来週の委員会の打ち上げに出るかどうか思案中らしい。年明けにFさんとはいさいで飲む予定なので一緒にどうですかと誘うが、何時ものように曖昧な返事。昼休みも終わり近くになって、ママさんからショートメッセージが来る。先日Picasaにアップしたコンサートの写真をプリントしたいとのこと。DVDにコピーして郵送しますと返事をしたが、電話で話したいという。昼休みも終わりそうだったので、6時でお願いする。総務に尋ねたいことがあったので、電話をする。丁寧な対応の女性が出たが、時折長い知り合いのような親し気な口ぶりをするので不思議な感じがする。電話を切った後、メールを送らなければならなかったので、名前を聞いておけばよかったと思う。すると、相手の方から電話がかかってきた。名乗られたが、後半しか聞き取れなかった。用事が済んだ後、名前を尋ねるとSMさんだった。随分水臭い態度を取るのだなと思うと同時に、時々見せた親し気な口ぶりの理由もわかった。6時ちょうどにママさんから電話。写真をアルバムにしてお客さんに見せたいので、データがほしいとのこと。ママさんは機械には弱いので、どうしていいかよくわからないらしい。DVDにコピーするので、それを写真屋に持っていけば大丈夫ですよと言うと、やっと納得してくれた。Mちゃんから、お祝いに花束が届けられたと嬉しそうに言う。土曜のコンサートに来なかったので心配していたのだが一安心。
2015.11.20
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夕食後、プレミア12の日本対韓国戦を見る。 3対0で勝っていて、楽勝だと思っているうちに寝てしまった。 目が覚めたら、9回表で3対1になっていて、しかも無死1、2塁。 2つの四死球で1点差になり、更にタイムリーを打たれてあっさり逆転。 そのまま敗退となった。 韓国から見れば、最高の試合だが、日本から見れば、こんな屈辱的な悔しい試合はない。 球史に残る敗戦である。
2015.11.19
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・・・。
2015.11.18
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出社前にコンビニに寄り、お金を払おうと鞄の中を見たところ、財布がない。恥ずかしかったが、正直に話して、何も買わずに立ち去る。同僚にお金を借りれば済むことだが、何となくそんな気にもなれず、今日は昼飯を抜こうと決心する。しかしながら、そんな決意とは関係なく、お腹はやっぱり空くし、やっぱり昼を食べに行こうかと思う。ちょうどSuicaに900円近く入っていたので、午後から客先に行く電車賃を除けば、500円は使える。確か駅近くのすき家で電子マネーが使えたような記憶があるので、ネットで調べたところ、やはり使えるようだ。ということで、行ってみたが、私の記憶違いで、すき家ではなく、なか卯だった。昼時で行列ができている中、店内の自動販売機を見たところ、電子マネー対応にはなっていない。ということで、泣く泣く諦めて、事務所に戻る。メンバーの半分は食事に出かけたようだが、残りの二人は残っている。すると、暫くしていなかったメンバーが弁当を買って戻ってきた。どうもみんなで昼休みも仕事をしようとしているようだ。空腹で苦しんでいる中、まわりに弁当を食べ始められて、たまったものではなかった。その後、3時になって、客先に行った時、ビル内にあったコンビニをに入ったところ、電子マネーも使えるようだったので、パンを買って食べる。朝寄ったコンビニと同じ系列だったため、本当は朝の時点で買えたはずだった。ただ、その時は急のことで動転して、気が回らなかった。帰宅した後、机の上を探したが、財布が見当たらない。まさか電車の中で鞄から盗まれたのかと青くなる。慌ててもう一度鞄の中を調べると、ビジネスバッグによくあるポケットの中に財布が入っていた。こんなところに入っているとは思ってもみなかった。どこまでも間のぬけた話である。
2015.11.17
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朝、これから毎週のように忘年会があると妻に言ったところ、家のことでいろいろ大変なので、残業は仕方がないが、飲み会には行かないでほしいと言われる。これまで妻はそんなことは言わなかったのと、最近の様子を思うとやはりつらいのだろうなと思い、行きたい忘年会もあるのだが、すべてキャンセルすることにする。出社後、すでに決まっている飲み会3つについて、早速キャンセルする。夕方、委員会からも先月の国際会議の打ち上げの案内が来る。これもまた出席したい飲み会のひとつなのだが、泣く泣く「一身上の都合で欠席」と返信する。すると、H社のFさんから、別にはいさいでやりませんかと個人宛てにメールが来たので、事情を話して延期してもらう。また、IR副委員長からも、何かあったのとやさしいメールが。IR副委員長にはいつも気にかけてもらって、感謝の限りである。
2015.11.16
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昼前から晴れたので、母と息子と一緒に墓参りに行く。ほどよく雲が横たわり、空が美しい。帰りに近くの有名なラーメン屋に寄る。
2015.11.15
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2時45分に内幸町ホールに到着。今日も築さんが一番手前で受付をしていて、挨拶をする。AZはいなかった。KAさんがいて、8月のライブの写真の礼を言われる。ダウンロードの仕方がわからないので、後で教えてくださいとのこと。全然むずかしくないのになと思っていたが、よく考えると、スマホなのかもしれないと思い、後で試したところ、確かにできなかった。結局その後KAさんとは会わなかっため、話ができず。3時開演かと思っていたが、3時15分からだった。昨日はソニーのミラーレスだったが、今日はキャノンの一眼レフを使用。最初から飛ばすと電池がなくなり、KAさんとAZの写真が撮れなくなると困るので、一人2枚ずつに抑える。途中、自分の斜め後ろの席にH先輩夫婦が来ているのに気づく。休憩時間に挨拶する。9時までの長丁場なので、途中で食事に行こうかと思ったが、早めに進行していたので、AZのステージを逃すのが嫌で、そのままいる。10年ぶりのAZの歌は少しも変わらなかった。気だるそうに歌い始めて、最後に熱唱するスタイルは変わらず、懐かしかった。
2015.11.14
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目覚めた後、寝床で「レ・ミゼラブル」を読む。漸く第一部「ファンティーヌ」を読み終える。昼休み、常駐先からお台場の事務所に移動する途中で、新橋の「はいさい」でランチ。カキフライ定食を食べる。ここのカキフライが食べたくて、近く飲みに行こうかと思っていたところだった。会計の際、マスターに今日の夜は予約でいっぱいか尋ねたところ、そうだとのこと。10時頃から飲む予定なので、空いていたら寄ろうかと思っていたと告げると、もしも来るなら電話してくれればと言われる。定時退社して、内幸町ホールに行く。Aバーの20周年記念コンサート。6時開演に対して、6時半頃到着。受付に築さんがいたので、声をかけたところ、ひょっこりAZが登場。約10年ぶりに会うのに、少しも変わらなかった。AZの方も、私は全然変わっていない、まるで昨日会ったかのようだと言う。復帰祝いと誕生日のお祝いだと言って花を渡すと、素直に喜んでくれた。休憩時間にも会いに行って、2ショットの写真を撮らせてもらう。コンサートもまた楽しめた。今日はお客さんの歌が中心なので、それほどでもないかなと思っていたが、なかなかみんな玄人はだしである。初めて聴くスタッフやミュージシャンの歌や演奏もあり、12年も通っている店だけれども、新しい発見がある。築さんの歌やママさんの演奏もあり、最後は出演者全員によるYou are my sunshine。8時過ぎにはSMさんとSYさんが来て、一緒に聴く。二人も十分に満喫してくれたようで、誘った身としてもうれしいかぎりである。来るはずだったH先輩は仕事が忙しく、今日は来られないとのこと。AZが会いたがっていたので、残念である。コンサートが終わった後、SMさん、SYさんと新橋駅まで歩いて、飲み屋を探す。はいさいには結局行かなかった。金曜日でどこも混んでいると思い、声をかけられた客引きの兄ちゃんについて行く。駅前の店は満席とのことで、離れた二号館に連れて行かれる。ちょっと不安だったが、洒落た居酒屋でホッと安心。男一人に若い女性二人ということもあり、もう一人味方がほしいなと思い、事前にO課長を飲み会だけ誘っていたところ、そのO課長から電話がある。SYさんに電話を変わってもらい、念を押してもらったところ、来てくれるとのこと。30分ほどして、O課長も合流して、終電まで楽しく飲む。
2015.11.13
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今日から「フェリシアの旅」を読み始める。恋人を探す17歳の少女と彼女を慕う54歳のオヤジの物語らしい。朝メールを見ると、SUさんから忘年会の案内が来ている。ところが、進捗会議でその日にお客との忘年会があるとの話があった。仕事の飲み会は苦手なので、今から苦痛である。昨日の反動でか、今日は10時過ぎに退社。帰りは「レ・ミゼラブル」の原書を読む。第一部「ファンティーヌ」が明日には読み終わりそう。私の語学力では毎日少しずつしか読めないので、4ヶ月半かかった。鈴木道彦は大学生の夏休みに「失われた時を求めて」の原書を読破したというから、羨ましいものである。
2015.11.12
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8時20分に本社の最寄り駅でSYさんに会い、昨日買ったAバーの20周年コンサートのチケットを渡す。その後、常駐先に出社。水曜日は翌日の進捗会議の資料作成で何時も遅いが、今日は早く終わり、定時退社。真直ぐ家に帰る。若い頃は定時退社の日には、途中のターミナルの駅ビルの本屋に寄ったものだが、今では全くしない。年を取ったせいなのか、インターネットの時代で本を買うのも読むのもスマホでできるようになったせいなのか。そういえば、電車の中で新聞やマンガ雑誌を読んでいる人もあまり見かけなくなった。
2015.11.11
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今日は妨害されずに集中して仕事をしたかったので、常駐先には行かず、一日本社にいる。家から会社まで40分もあれば行けるので、行きも帰りも楽なこと。ずっと本社勤務でいたい。昼休み、YさんとWRさんと韓国料理店でランチ。野菜チゲを食べる。4段階の辛さの下から2番目を頼むが、それほどでもなかった。二人が頼んだ、辛さの指定ができないトッポギの方がよほど赤々として辛そうで、実際二人とも食後に辛かったと言っていた。テレビでQさまを見ていたところ、芥川賞作家の羽田圭介がクイズで菊池寛の写真を見ても答えられなかった。芥川龍之介と一緒に写っているのに、尾崎紅葉と時代が違う作家の名前を(しかも平仮名で)書いていた。30歳と若いから、大正時代の作家など、もう遠い存在なのだろう。私も文学青年で、若い頃は文学は永遠だと思っていたが、こうして年を取り、若い作家が菊池寛もわからないのを見ると、文学もまた古びていくのだなあと痛感する。妻が昼に占いを見てもらったと言って、その中身を話してくれた。元々私は占いなど信じない性質なのだが、赤の他人が結構それっぽい指摘をしているので、やはり不思議には思う。中でも衝撃的だったのが、私が14歳の時に亡くなった父が実は私の身代わりで死んだのだとのこと。別に父は事故で突然死したわけではなく、以前から病気だったので、本当にそうなのかなと話半分に聞く。しかし、もしも本当にそうだとしたら、父に感謝をしなければならない。(といって、父自身は身代わりで死んだという意識はなかっただろうが)何時の間にか、私も父が亡くなった年を越えてしまっている。
2015.11.09
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妻が臨時で面接官をするというので、会場まで車で連れて行く。帰宅後、妻がいないということで、久し振りに夕飯にカレーを作ろうと思い、昨日買った牛すじの仕込みを始める。煮込んでいる間、1ヶ月ぶりに岩盤浴に行く。12時過ぎに着いたが、屋根のある駐車場は満車のため、雨の中、屋外に停めるはめになる。人のことは言えないが、真昼から風呂に入りに来るんだなあ。3時過ぎに帰る時には屋外も満車のようで、置く場所のない車が右往左往していた。帰宅してからは、ひたすらカレー作り。完成まで2時間半くらいかける。カレー粉は横浜舶来亭の中辛を初めて使ってみる。辛めだが、よくある市販のルーよりも本格的。家族には好評だったが、食べるのは一瞬だな。
2015.11.08
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先日車の中で聴いた柴田淳の曲が耳を離れないので、曲名を調べたところ、「君へ」というタイトルだった。柴田淳は女性目線の歌に好きなものが多いが、これは男性目線なので、今度カラオケで歌ってみるか。そごう美術館の「鈴木信太郎展」を見に行く。色鮮やかで、どこかほんわかとしていて、自分が好きな感じの絵。日本昔話の絵本にでも使えそうな雰囲気である。もっとも、そんな昔を描いているわけでは全然なく、昭和の始めから終わり近くまでの当時の時代を描いているので、モティーフ的には全然昔話などではないのだが、それでもそんな思いを起こさせるような、そんな感じの絵なのである。梅原龍三郎、安井曾太郎、中川一政といった系譜に通じるものがある。日本の油絵でしかない趣を持っていて、西洋の画家には決して見られない。それがいい悪いというのではなく、日本独自の油絵だなと何時も思う。日本人が話す英語に日本人独特の癖があるように、日本人が描く油絵の癖なのかもしれない。夜は昔録画した「素晴らしき哉、人生!」を見る。元々の夢は実現できなかったものの、善良な一市民として幸福な半生を送った男の物語。絶望した主人公が自殺するのを天使に救われた後、天使の計らいで、そもそも主人公が生まれてこなかったことにされた際の場面は、まるで「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」を見ているかのようだった。双葉十三郎によると、同じフランク・キャプラの「スミス都へ行く」の方が評価が高いが、自分はこちらの方が気に入った。
2015.11.07
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急に思い立って、今日は定時退社して美術館に行くことにする。夕方、RCさんに忘年会の件でメールしたところ、今度美術館に行く際には声をかけてくださいと渡りに船の返事が来たので、いきなりですがどうですかと尋ねてみる。すると、残念ながら先約があるとのこと。さすがにいきなり金曜日に声をかけて、空いている女性というのはいないものである。ニキ・ド・サンファル展に行こうと思っていたが、チケット屋で買ったプラド美術館展が期間限定で先に終わることがわかったため、予定を変更する。6時20分に着き、8時の閉館までいる。これぞといった目玉はないが、過去のプラド美術館展と趣を異にしていて、それはそれで楽しめた。スペインを代表する画家の作品が少なく、外国の画家の作品が多かった。リベーラやロイスダールもなければ、私が好きなスルバランもなかった。逆にクロード・ロラン、プッサン、ヴァトーとフランスの画家が印象深かった。ルーベンスの「聖人たちに囲まれた聖家族」が色彩も綺麗で、構図もバランスよく、一番気に入ったかな。ムリーリョの「ロザリオの聖母」はムリーリョらしくて、心がやさしくなるような一枚。ヒエロニムス・ボスは日本ではそれほど見る機会がないが、結構細密な絵で認識を新たにした。ゴヤは6作品あり、それだけで一つのコーナーになっており、今回の一番の見どころであった。
2015.11.06
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打ち合わせ中に誰かからメールが来る。昨日メールしたママさんかと思っていたら、10日ほど前にライブの写真を送ったFMさんからだった。すっかり無視されたものと思っていたので、吃驚する。ホームページのContactから送ったので、もしかすると見ていなかったのかもしれない。いずれにせよ、返信をもらえるというのはやはり嬉しいものである。
2015.11.05
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5日ぶりの会社。さすがに心身共に疲れる。夕方、本社に戻ったところ、Hさんが声をかけてきたので、現場はもういいので、Hさんの部署に呼んでくださいと半分冗談、半分本気で頼んだところ、何を甘いこと言ってるんだと一笑に付された。森見登美彦「夜は短し歩けよ乙女」を読む。オタク系のアニメでも見ているような感じ。言葉の使い方が巧みで、軽く感覚的に書いているように見えて、そのくせ緻密に計算されている。さすがは京大出の秀才が書いている作品である。昔読んだ舞城王太郎の「阿修羅ガール」の毒気を抜いて、乙女ちっくにした感じ。これはこれで新しい文学の形なのであろう。Mちゃんにライブに行けない旨をメールする。やっぱり行こうかとも思っていたのだが、仕事が入って物理的に行けなくなった。今回はすぐに返信がある。アミズバーの20周年コンサートの件を書いたところ、知らなかったので、お祝いの言葉を贈りますとのことだった。こんな風に返信してもらうと、前回返事をもらえなかった恨みも忘れ、愛おしくなってしまうのだから、単純なものである。
2015.11.04
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前から気になっていた駅の近くのカレー屋に行ってみようと思い立つ。妻を誘おうと思ったが、カレーだけだと出不精の妻は面倒くさがるかと思い、一緒に整骨院に行って帰りにカレーを食べないかと持ち掛けてみた。すると、案外簡単に承諾してくれた。寝坊して起きた息子に、お前も来ないかと声をかけたところ、これまた素直に行くと言う。妻と息子は同じ先生なので、一緒に行ってもどちらかが余分に待たされるだけだからと、妻と私が先に行く。二人で並んで電気治療を受けている時に息子がやってきた。私が最初に終わって、待合室に戻った時には息子は治療室に入っていなかった。療治してくれたA先生に会計は別々ですかと尋ねられて、鞄の中を見たところ、財布がない。一緒でと言った後、財布を忘れたとこっそり打ち明ける。その後、妻を待っていたら、Nちゃんからも先に会計を済ませますかと訊かれたので、後で一緒にと答える。さすがにNちゃんには財布を忘れたとは言いづらい。妻の治療が終わって、妻が支払いをする際に、財布を忘れたから一緒にお願いと頼む。妻が珍しいわねと言う傍ら、支払いを待っていたNちゃんがすごく笑っていた。自分のドジを笑われても、相手がNちゃんだとちょっと嬉しかったりもする。妻の買い物に付き合った後、1時にカレー屋に入る。ちょうど二組が帰ったばかりのようだったが、まだ二組残っていた。店の前を通る度に気になって中を覗いているが、いつも客がいて、結構流行っているようだ。息子も治療を終えて、タイミングよく合流。インド人だかネパール人の店員が二人で切り盛りしているが、どうも日本語はあまり得意ではないらしい。英語の得意な妻はバターチキンとチキンカレーの違いを英語で尋ねる。私も辛さを尋ねられた時、お勧めを訊いたのだが、わかってもらえなかったので、What do you recommend?と言ってみたところ、中辛を勧められた。普段はベジタブルカレーの甘口しか頼まないのだが、この店は初めてということもあって、人気NO1のバターチキンを注文する。(勿論辛さはお勧めの中辛で)ドリンクもつくが、普段私が行く店ではラッシーかアイスチャイを頼んでいるので、その店にはないマンゴーラッシーを頼むことにする。サラダもつくし、ナン、ライスはお替わり自由である。カレーの量が些か少な目だったが、味の方は本格的で美味しかった。種類も多いし、全種類制覇を目指して、また来てみるか。
2015.11.03
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朝から大雨。休日と祭日の狭間ということもあり、年休を取る。車で母を病院に連れて行く。普段なら15分で着くところ、大渋滞で1時間も余計にかかる。何のための年休やら。診察も待たされたものの、思ったほどではなく、正午過ぎには終わる。平日ということもあり、昼はお得な寿司屋のランチで。たまには親孝行をしないと。
2015.11.02
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平塚市美術館の「画家の詩、詩人の絵」を見る。青木繁、村山槐多、松本竣介、宮沢賢治等、夭折した画家や詩人の作品が多いこともあってか、全体的に「青春」を感じさせる展覧会だった。そもそも詩というものは、年寄りも若者の方がよく似合う。裸婦を含めて、若い女性を描いた作品が多いように思えたのも、「青春」を感じさせる一因かもしれない。「どうぞ裸になって下さい/うつくしいねえさん/どうぞ裸になって下さい/まる裸になって下さい」村山槐多の直情な心の吐露がこの展覧会の本質を語っている。松本竣介の「街にて」で、青一色の中に浮かび上がる若い女性に画家の憧れがそのまま投影されている。他にも、青木繁の「温泉」、竹久夢二の「この夜ごろ」、長谷川利行の「少女」、香月泰男の「桐」、OJUNの「オルリコ」等、女性への賛美と憧憬を描いたものが多く、心惹かれた。詩人でいうと、西脇順三郎はマルケのような絵で、画家が本職ではないかと思われるほど上手かった。「三人の姉妹女神」はこれまた女性賛美、青春賛美の作品で、ギリシャ神話の三美神を彷彿とさせる。まど・みちおは「ぞうさん」のようなやさしい童謡とは打って変わって、絵になると、抽象的で複雑になる。野見山暁治のエッセイはわかりやすいが、油絵は難解なのと、ちょうど反対の関係になっている。人間は誰しも二面性を持っているということか。収蔵品展もなかなかよかった。石田徹也は何度見ても面白い。現代人の疎外感をシュールな感覚で描いていて、一度見たら忘れられない。野見山暁治の水彩画もあった。先にも書いたように野見山暁治の油絵は正直よくわからないが、水彩画は随分と趣が違っていた。しどけない姿の若い女性の日常の姿を簡潔な筆触で描いているのだが、やけに官能的で艶かしいのである。これが80歳頃の作品というのだから、この画家の生命力というものを感じずにはいられない。90歳を過ぎても今尚矍鑠としているのがよくわかる。
2015.11.01
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朝テレビを見たら、今日がハロウィーンということで、USJで多くの人が仮装して盛り上がっている。そういえば、昨日飲み会帰りの遅い山手線でも白塗りの顔をした若者が何の恥じらいもなく乗っていた。日本人は益々アメリカナイズされ、気質も変わってきたらしい。整骨院に行ったところ、受付のNちゃんは昨日が誕生日ということで、治療師のみんなからプレゼントをもらったと、従業員が毎日交代でメッセージをしたためているホワイトボードに書いてあった。ひと言お祝いを言うべきかどうか悩む。毎週通っているとはいえ、世間話をしたこともないので、急に親し気な言葉をかけるのも少々気持ち悪い。かといって、相手が誕生日と知って何も言わないのも失礼な気がする。自分の番が来て、案内を受けた際に言い出すチャンスがあったが、まわりに人がいたこともあり、結局言わなかった。帰宅してから妻にそのことを話すと、言う必要などないと言い切る。理由までは聞かなかったが、女性がそう言うのだから、やはり言わなくてよかったのだろう。
2015.10.31
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今朝の新聞に知り合いと一文字違いの人の死亡記事が載っている。その知り合いとは2年半の間、毎月のように飲みに行って仲良くしていたが、今年に入ってから相手の言動に誠実さがなくなり、7月に会ったのを最後に疎遠になっていた。何となく予感している中、3週間前にメールを送ったところ、完全に無視された。ということで、残念ながら、彼女とはもう言葉を交わすこともないだろう。死亡記事が二人の関係の終焉を象徴しているかのようだ。亡くなった方は知り合いと同郷のようだし、それほど多くない名字なので、もしかすると親戚なのかもしれない。7時から新宿でNVさんとAさんと飲む予定だったが、仕事でトラブルが発生して、夜の10時過ぎまで作業する予定となった。そのため、一度は延期をお願いする。しかし、一部の作業をやらなくて済むことになり、7時までには終わる見込みとなったため、前言を撤回して、やはり今日会うことにする。結局退社できたのが8時。急いで新宿に出るが、地下鉄で行ったため、自分が一番不案内な出口に出てしまったものだから、目的地に着くまで難儀した。行ってみたら、2人のはずが、3人いるのでビックリ。でも、すぐにNVさんの隣に座っているのは旦那だとわかる。結婚式で一度会ったことがあるが、爽やかな好青年。NVさんは臨月で、今週から産休とのこと。家に一人でいると不安だとか、引き継いだ後輩がうまく仕事をしたらそれはそれで面白くないとか、明るく屈託なく吐露するところが面白く、共感を呼ぶ。2時間楽しくお喋りして過ごす。NVさんとAさんに会うのは本当に楽しい。最後に、出産祝いということで、2週間前に小樽に行った際に買ったオルゴールをプレゼント。Aさんも、赤ちゃんの服を渡していた。帰る道すがら、早速NVさんからお礼のメールが来る。こういうところが、疎遠になった元知り合いと違って、NVさんの可愛いところである。それにしても、出産となると、暫くはNVさんとは会えないかな。出産を機に疎遠になった人もいるし、そうならないことを祈るばかりである。
2015.10.30
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Mちゃんから、東京でのライブの案内メールが来る。2日あるうち、1日はすでに先約が入っている。もう1日は場所が遠いのと一度会計を間違えられた店なので、どうも気が進まない。今回は3年振りのCD発売の記念ライブなので、本当ならば行ってあげるべきなのだろうが、それでも気乗りがしないのには他にも理由がある。1ヶ月前、Mちゃんから新しいCDのPVをYoutubeにアップしたので見てくださいとのメールが来た。3日後に感想を送ったが、それに対する返信がない。自分の用事さえ済めばそれでかまわないといった感じで、一方的に宣伝されたかのようで、あまりいい気持ちがしなかった。昔はそんなこと、なかったのになあ。
2015.10.29
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先週のジャズライブの写真、本人のブログから辿って見つけた連絡先に送ったのだが、なしのつぶて。以前、別のミュージシャンにも同様に送ったことがあったが、これもまた返事がなかった。ミュージシャンは自意識の強い人が多いし、ブログにもライブの写真をよく載せているから、自分の写真をもらえて喜ぶかと思いきや、そうでもないらしい。ママさんの許可を得て撮っているとはいえ、本人達とはその日会うのが初めてなので、一見さんには返信しないということか。ミュージシャンも人気商売だから、ファンや馴染みを増やそうとするものだが、どうやら私にはその資格もないらしい。
2015.10.28
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2ヶ月に一度の喘息の診察。病院に向かう道すがら、富士山が澄んだ空にくっきりと浮かび上がっていた。スマホで写真を撮るが、遠過ぎて今ひとつなので、ズームにしたところ、今度はボケて更に悪くなる。これだから、どうもスマホのカメラは好きになれない。問診だけで検査はなかったので、すぐに終わる。午前半休を取っていたので、横浜高島屋の「山崎豊子展」を見てから出社しようと考えていたが、リーダーが体調不良で急遽休んだため、午後の会議の説明を自分がすることになり、内容を確認するため、すぐに会社に向かわなければならなくなった。野見山暁治の「やっぱりアトリエ日記」を引き続き読むが、90歳を過ぎても活動的で交友が広い点に驚くばかり。人間嫌いで、人付き合いをほとんどしない自分は年を取ったらどうなるのだろうと少し不安になる。退社後、永青文庫の「春画展」を見る。平日の遅い時間にもかかわらず、結構混んでいる。若い女性も多い。エ○本やアダル○ビデオと聞いたら、眉間に皺を寄せるのだろうが、春画というとアートになって、抵抗感がなくなるのだから不思議である。それにしても、どんなに技術、文明が発展しようとも、あの営みは人類誕生以来未来永劫変わらないものだけに、時代や世代や性別を越えて、誰もが関心を抱くのであろう。個人的には、写真やビデオが発達した現代に生まれて良かったという思いである。もっとも、100年200年後には、今のエ○本やアダル○ビデオがアートになり、もっと扇情的な表現方法が登場しているのであろうが。
2015.10.27
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通勤電車の中、野見山暁治の「やっぱりアトリエ日記」を読む。90歳を過ぎた画家の作品だが、私的な日記の形式をとりながら、雑誌に連載されていることから、他人が読むこともまた前提にしている。それぞれの日がわずか数行で綴られている。短い日は2行で、長い日でも10行程度。簡潔で、本当に個人的な日記としか思えないのだが、読み進めていると不思議な魅力に捉われる。エッセイストとしても名をはせる画家の面目躍如といったところか。こんな書き方もいいなと思う。5時半から虎ノ門で会議。終わった後、帰り際に5人で歩いていたところ、一番上の上司が軽く飲みに行かないかと誘う。他の人は付いて行ったが、私はあまり飲むのが好きでないこともあり、用事があるからと言って断る。こんなところが私が出世しない理由の一つであろう。8時帰宅。最近忙しいので、これでも十分に早い時間。妻に早いわねと言われる。折角早く帰ったこともあり、映画でも一本見るかと思い、録画した映画で一番短い「もらとりあむタマ子」を見る。何もしないぐうたらな娘を前田敦子が好演している。何だか自分の娘を見ているようだが、まだ映画のタマ子の方が可愛げがある。何度も笑わされて、意外と楽しめた。
2015.10.26
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カーテンを力強く握りしめながら、何かを凝視する少女。離れて観賞すると憧れの微笑のように見えるが、近づくと驚愕の表情に変わる。一体少女は何を見つめているのか。手前の大小二輪の花がそれを暗示しているかのようであり、赤と黒のコントラストがスタンダールの小説を連想させて尚更怪しさを増す。果たして少女はカーテンを閉ざすのか、それとも大きく開こうとしているのか。
2012.07.07
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5年前に購入したプリンターだが、黒が印字されなくなった。以前も同じ症状になり、その時はヘッド用クリーニングを使用したら、大丈夫だった。今回も試してみたのだが、残念なことに戻らなかった。やはり純正のインクを使わなかったことが原因か。つまらない節約が却って高くつくいい例かもしれない。プリンタヘッドを換えればまだ使えるのだが、8500円と結構高い。性能のよい新製品が1万円代で買えることを思うと、もったいないとは思いつつ、新品を購入してしまった。なかなかエコとは行かないものである。
2012.07.03
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先週、横須賀美術館に行った帰り、どぶいた横丁にあるTSUNAMIという店に入り、名物の横須賀バーガーを注文する。私が頼んだのは、ベーコンチーズバーガー1200円。これに飲み物とポテトをつけると+300円。マクドナルドの3倍の値段だが、それだけのボリュームはある。あまりに大きいので、専用のナプキンがあり、それに包んで食べるのである。横須賀はカレーとハンバーガーで有名なのだが、最近はハンバーガーの方に心が寄っているかな。
2012.07.01
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毎年1~3冊、フランス語で小説を読んでいる。これまでは20世紀の中編小説を読むことが多かったが、一昨年から19世紀の長編小説を読むようにしている。一昨年はフロベールの「感情教育」、去年はバルザックの「ゴリオ爺さん」と「谷間の百合」を読んだ。そして、今年はスタンダールの2大小説にチャレンジしている。まずは「赤と黒」。拙い語学力だけに、4ヶ月半かかってやっと読了した。「赤と黒」は新潮文庫で3回ほど読んだが、文体が簡潔で乾いている印象だった。ところが、原文で読んでみると、そうでもないことがわかった。結構むずかしい構文の文章が多い。主語と述語の間に関係代名詞やらの修飾句が入っている文章が多く、動詞が出てきた時に、主語はどれだっけと前を探すことも屡々だった。それから、「クレーヴの奥方」から続くフランス心理小説の系譜を受け継いでいるだけあって、三人称の小説なのに、突然登場人物達が地の文の中で「私」で語り出す。日本語だとそのままスルーしてしまうが、原書で読んでいると、その変化が明白で、心理小説といわれる所以なのだろうと妙に納得した。また、時制では、過去の非現実の仮定の時に使われる、条件法過去第二形が多用され、なるほどねと感心させられた。私の語学力ではどこまで理解できたかは「?」だが、やはり原文で読むのは楽しいものである。何より毎日数ページずつ読んで、最後に至るその達成感がたまらない。明日からはいよいよ「パルムの僧院」である。
2012.06.30
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昨日、ZIPで最近朝ジュースが流行っていると放送していた。4年半前に大腸ポリープができてからというもの、我が家ではすでに朝ジュースを飲むようにしている。私も妻も体重が5キロほど下がったこともあり、今更何を言っているんだと、自分達の先見性に優越感を覚えながら、鼻で笑ってテレビを見ていた。ところで、テレビでは多くの家がミキサーを使っていたが、我が家では低速回転のジューサーを使っている。この方が酵素が壊れず、効果的だという説がある。芸能人のMEGUMIもこのジューサーを使っていると別の番組で言っていた。とにかく一度自分でジュースを作ってしまうと、市販の野菜ジュースは人工的かつ甘ったるくておいしいとは思わなくなる。それほど我が家で作る野菜ジュースは野菜やフルーツが持つ本来の旨味が出ていて、美味なのである。難といえば、作るのに手間がかかることか。毎日厭わずに作ってくれる妻に感謝である。低速回転スクリュータイプ【特価】ベジフル(ジューサー&クッカー)
2012.06.26
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