原作：石塚真一　「岳」　小学館ビックコミックオリジナル連載

        　　　　　　　　　　　　　   監督：片山　修　　

小栗旬主演の　「岳」　を観る為、映画館に行きました。

主人公、島崎三歩＝世界中の山を登り、山の楽しさ、山の厳しさ、山の美しさを知りつくした山岳救助ボランティア。　山をこよなく愛す彼のおおらかで勇敢な人間性を俳優小栗旬が味のある演技で魅せてくれました。　（とてもよかった）

それにしても　ものすごいロケーションに驚愕。　雪の断崖や氷の絶壁、切り立つ山の頂上、そして雲海を望む連峰の絶景・・・　　　

長野県北部警察署山岳遭難救助隊との連携、信頼関係、命を懸けた人命救助が猛吹雪の山の中に映し出されていました。　　

プロとして「二次災害を防ぐ為に勇気ある撤退」・・という隊長のセリフがありました。　人生でより多くの人々の命を救う為にもまず、隊員自身の命の危険性を冷静に判断しなければいけません。

でも、主人公、三歩は山へ向います。

命の尊さ、新人女性隊員（長澤まさみ）の精神的成長を織り交ぜ、ドラマチックに人情味豊かに仕上げられた作品でした。

主題歌：　コブクロの　「あの太陽が、この世界を照らし続けるように。」　も、すごくいい曲でした。

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