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2006.08.10

そこまで言って委員会を見て･･

(2)

テーマ：政治について(21514)

カテゴリ：徒然日記

暑いです。早く夏が終わってくれと思うくらい暑い。株のほうも一休みしているので日記に書くことがなく、今日は政治ネタで書くことにしました。

日曜に「たかじんのそこまで言って委員会」という番組が関西地方でやってるけど、この前は8月6日だったので広島への原爆投下と日本の平和主義を中心に議論。パネリストは宮崎哲弥、橋本弁護士、田島陽子、山口もえ、仕方俊之、金美齢、三宅久之、桂ざこば。まぁこの面子ならどんな展開になるのかわかってたけど（笑）、非常に面白かった。いくつかピックアップしてみました。

橋本　：　戦争では軍人は殺してもいいが民間人は殺しちゃダメなんですよ。
　　　　　原爆や空襲で民間人を殺すのは違法行為です。
田島　：　日本は中国でもっと酷い事をやってたよ！
橋本　：　中国人は兵士が民間人にまぎれていきなり撃ってきた。便衣兵でしたっけ？　
　　　　　これは違法行為です。そんなことをされたら殺すしかないでしょ！　
宮崎　：　それに中国で殺したからといって原爆を落とされていいのか？

橋本弁護士の言っているのはハーグ陸戦法規のことですね。民間人の殺戮を禁じたり、戦争におけるルールを定めた条約です。田島さん達は何でも日本のせいにするけど、日本にも言い分はある！

金　：　日本は非武装中立なんて言える状態ではない

金さんの正論は昔から変わってません。素敵です。それにしても日本には中国の言い分なら何でも信じる人が多いよなぁ。

北朝鮮のミサイル発射に関して･･･

田島　：　北はミサイル攻撃する力なんてない。日本は普通に対応しろ。
三宅　：　普通の対応って何ですか！？　やってるじゃないですか！！
宮崎　：　今回の日本の対応は100%正しいよ。国連決議も通したんだし。
三宅　：　あなた方社会党は北朝鮮に今までどういうことをしてきたんだ！
田島　：　過去はいいよ！　未来志向だよ！

具体的な外交に関しての議論になると、田島さん達の意見はさすがにボロボロですね。それにしても過去はいいって･･･、日本の過去はいくらでもほじくり返すのに自分達の過去は無視かいな･･ｗｗ

「日本はどんな国になるべきか」との問いに対して･･･

田島　：　日本はキラリと光る宝石のような国を目指して･･･　　　（一同失笑ｗｗ）

田島　：　スイスは？
宮崎　：　スイスは重武装だよ。
田島　：　モナコは？　ルクセンブルクは？
三宅、金　：　人口が違いすぎ･･、モナコは外交権をフランスが持ってます。
田島　：　イギリスは？

田島　：　スウェーデンは？　ノルウェーは？
宮崎、三宅　：　両方とも徴兵制がある。スウェーデンは家庭に核シェルターがありますよ。
金　：　田島さんは想像力がなさすぎです。　（その通り！！！）

ここで田島さんがキレて「私のような人をもっと呼べ」、「日本は右傾化してる」と絶叫したが･･･

金　：　あなたの意見が少数派になったんです。10年前は逆で、
　　　　あなた方が飛ぶ鳥を落とす勢いだった。時代が変わった。

ホントその通りですね。昔の討論番組では田島さんのような人が多くて、まともな議論ができなかった。朝ナマなんか左翼系が多すぎて金さんたちはいつもいじめられてました。今ではすっかり逆転して、社民党や共産党は笑いものです。

仕方　：　将来の教科書に「21世紀には日本という平和主義に徹して滅びた国があった」となる

金　：　台湾は自国が滅亡するかわからない状態だから常に準備している。
　　　　常に中国から侵略されるかもしれないという危機感を持っている。
　　　　日本が口だけ「平和平和」と言っているのは危険。

僕も平和主義は大切だと思う。しかし、それは自分達が侵略しないことであって、侵略に備えることすら放棄するのは平和主義とはいえないと思う。国家の目的は、まず自国の生存と安全確保。次に繁栄。そのために軍隊を持つ。こういう当たり前の議論ができなかった不幸な時代が日本にあった。戦前の不幸と同じくらい、戦後の不幸も論じられなければいけないと思う。

さて、今日は8月10日ですが、いよいよあの日が近づいてきます。8月15日ですね。僕は靖国参拝賛成ですが、これについて書き出したらもっと長くなるので･･･ｗｗ

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