MM2022のブログ

PR

プロフィール

MW2022

MW2022

カレンダー

コメント新着

天国にいるおじいちゃん@ Re:打席に入る前に、バットを天にかざして、天国にいるおじいちゃんに『力を貸してくれ』(08/24) 天国にいるおじいちゃんについては、 089…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2025.07.24
XML
カテゴリ: 映画
阿修羅像、最先端のデジタル技術で調査すると…もう一つ顔が出現


 奈良市の興福寺の国宝・阿修羅(あしゅら)像(奈良時代)を、X線CTなど最先端のデジタル技術で調査した結果、顔の表情が現在と原型では異なっていたことが、奈良大(奈良市)で13日に開かれた公開講演会で紹介された。3Dプリントで石膏(せっこう)化したところ、三つある顔のうち、右脇面の原型は口を開き、驚いたような表情だった。

 同大学創立100周年と通信教育部創立20周年を記念した公開講演会「阿修羅のひみつ―天平の至宝を未来につなぐ―」で紹介し、約800人が聴き入った。

 2009年、福岡県太宰府市の九州国立博物館で展覧会を開いた際、阿修羅像をX線CTで調査した。そのデータから3Dプリントで石膏化し、内面に貼られた裏打ち布部分を削って凹凸を反転したところ、完成像とは違う顔が現れた。

 右脇面の完成像は下唇をかんで泣くのをこらえているような表情だが、原型像は口を開けて何かに驚いているような顔だった。

 講演した今津節生学長(保存科学)は「X線CTで内側から見ると、もう一つ顔があり、今の阿修羅像と表情が違っていた」と説明。山崎隆之・愛知県立芸術大名誉教授(日本彫刻技法史)は「口を開けていたのは、経典に基づき、金鼓の音に反応した様子を表していたのではないか」と説いた。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2025.07.24 18:47:02


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: