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2025.11.22
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カテゴリ: 政治
【高市発言で日中緊迫】「向こうがイチャモンを付けてきたら…」尖閣国有化問題の運命を決めた菅義偉の一言〈前駐中国大使が回想〉
11/22(土)

「台湾有事」をめぐる高市早苗首相の発言をきっかけに、中国との関係が緊迫している。 過去に日中関係が悪化したケースでは、どう沈静化させたのか 。前駐中国大使・垂秀夫氏が、「尖閣諸島国有化」(2012年)当時の 内幕を明かした

 私は公使として北京の大使館に勤務していましたから、 その後に起きた大規模な反日暴動 を目の当たりにしました。 各地で日系のスーパーや工場が大きな被害を受け、中には明らかに中国共産党主導と見られるデモもありました 。例えば北京では、日本大使館周辺で数百メートルにわたって柵が設置され、その内側でデモが行われていましたが、柵の外側には誰もいません。しかもデ モ隊の話す言葉は北京語ではなく河北弁。地方から動員されて弁当をもらい、大使館に投げつける卵やペットボトルも準備されていた。組織的な動員 だったのでしょう。

 これ以降、日中関係は冷え込み、両国の首脳が公式会談を行うことはなかった。 2年半ぶりとなる首脳会談 が行われたのは2014年11月10日。安倍晋三総理がAPECのために北京を訪問した際のことだ。その3日前に 日中双方が「四つの合意文書」を発表。「尖閣諸島」の名前を明記した上で、「緊張状態」が生じていることについて「異なる見解を有している」と記され、首脳会談の環境が整った。

菅義偉官房長官 から呼び出される時には、官房総務課長だった私も常に呼ばれていましたが、秋葉さんが最終交渉に向けて訪中する直前、菅さんがこう言って送り出したので驚きました。



 交渉が成立しなければ、安倍・習近平会談はなくなるわけですから、菅さんとしては、まとめたくて仕方なかったはず。でも「絶対にまとめてこい」とは言わなかった。政治家・菅義偉の凄味を感じた瞬間でした。逆に、これで秋葉さんはまとめざるを得なくなったと思いました。

秋葉さんの交渉相手は外交部アジア局長の孔鉉佑氏(前駐日大使)でした。ただ、彼は習近平氏と直接意思疎通できる立場ではなく、マンデート(トップから委任された権限)がありません。交渉の席で決められず、その都度、持ち帰って外交部長の王毅氏やその上の楊潔篪氏にお伺いを立て、場合によっては習近平弁公室まで上げなければならない。現場レベルの合意を「アドリブ合意」と言いますが、これはことごとく反故にされ、なかなか折り合えなかったようです。私は北京にいた元部下に連絡して、秋葉さんに 「絶対相手は降りるから、もうちょっと頑張ってください」 とメモを入れてもらいました。帰国した秋葉さんは私に、 「いや、もうダメかなと思う瞬間はあったよ」 と言っていました。ただ、ここまで来た以上、中国側もまとめたがっているのは、東京にいる私には手に取るようにわかりました。

 11月10日、首脳会談が実現した日に、秋葉さんは帰国。菅さんは大喜びです。秋葉さんと私、市川恵一秘書官(現・内閣官房副長官補)を呼んで分厚いステーキをご馳走してくれ、自分は一滴もお酒を飲まないのに、「この店で一番高いワインを開けろ」と振舞っていただきました。この日は深夜まで過ごし、4人で肩を組んで記念撮影。破顔一笑した菅さんの顔は忘れられません。

中国大使館、ついにXで尖閣諸島が領土と主張「何を言おうと釣魚島が中国に属する」に反発続々
11/22(土)

「中国駐日本大使館報道官:釣魚島とその付属島嶼は中国固有の領土であり、中国海警船が中国領海で巡航・法執行を行うのは正当かつ合法で、理の当然だ」
「いかなる人が何を言おうと、何を書こうと、釣魚島が中国に属するという事実を変えることはできず、中国が自国の領土と主権を守る決意を揺るがすこともできない」

💛「四つの合意文書」で「尖閣諸島」について「緊張状態」が生じていることについて「異なる見解を有している」とあり、中国は異なる見解を改めて表明しただけ!

 残るのは無礼で我意を通すため経済的威圧を加える悪しき習性の記憶のみ?





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最終更新日  2025.11.22 07:39:50


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