離人症の器

離人症の器

PR

プロフィール

凪2401

凪2401

カレンダー

2012年12月30日
XML
カテゴリ: 読書メモ。
久しぶりに読書メモがかけます。やっと今月1冊読了しました。

脳科学者の池谷裕二さんが、
母校で脳についての講義をしたときの内容をまとめた1冊ですね。

池谷さんの一般向けの脳の書物はすごく好きでして、
全部読みたいなあ、と思っているのですが、まったく追いついてないですね。

私は仕事柄、脳についての専門書も一般書も読みますが、
一般向けの書籍としては、池谷さんの本がピカイチだと思います。


第1章 脳は私のことをホントに理解しているのか
第2章 脳は空から心を眺めている

第4章 脳はノイズから生命を生み出す


こう、章題をあげるだけで、なんだかわくわくしませんか?

池谷さんは脳とか人とか、モノを見る目がとてもフラットで、
しかも敬意を忘れないような文章を書く人だな、といつも思いますが、
そんな視点から描き出される脳の姿、
そしてそこから生まれる心のありようというのは、
とっても興味深いものがあります。

しかも、この内容を高校生にする、という、すばらしさです。
お若い方々に対しても尊重を忘れないフラットなまなざしは、本当にすてきです。

こういう話を高校生のときに聞くことは、
その場にいることのできた子どもの将来にガツンと衝撃を与えるでしょうね。


ちゃんと尊敬できるおとなも、いるんだ、と。

おとなになって、いろいろわかっていくということは、
こんなに楽しそうなことなんだって、希望を持ってもらえる、というか。

教師だけじゃなくて、こういう風に対等な視点で、
問うことや解き明かすということがどんなに面白いか、ということを、




今年も残すところ、あと1日となりました。
なんだかあっという間に今年も終わりましたけれど、とにかく忙しかったなあ。
後半亀更新となってしまった当ブログですが、来年はもう少しちゃんと更新したいです。


それではみなさま、今年1年間、ごくろうさまでした。よいお年を!







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2012年12月30日 18時42分51秒
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: