Keyword Search
Comments
Freepage List
Category
私は常々ゴルフのスイングに両腕の力は要らない!
と言い続けていますが、そのことについて
興味深いお話をしましょう。
ある58歳、男性ゴルフインストラクターのお話しです。
「昨年、お腹の手術をして腹筋や腕に
力が入らなくなったんです。当時左手の握力はたったの9キロ、
右手も20キロあるかないかです」
一般男性の年齢別 握力の平均値は
年齢(歳) 平均(kg)
20~29 48
30~39 49
40~49 47.5
50~59 44
60~69 39
70~79 34
ですからこの時、彼は80歳以上の人より、はるかに握力がない状態といえます。
ですがその握力でラウンドし、こう言っています。
「手に力は入らないし、お腹の傷口が開かないかと
恐る恐るドライバーを振ったのですが、
飛距離は手術前と変わらず230~240ヤード。
自分では相当ソ~ット振っているつもりだったので自分でも驚きました」 という感想なんです。
話が飛びますが、小学5年生ですから11歳の細身の女の子、
身長150cmなんですが、114cm(45インチ)のドライバーで
220ヤード飛ばすらしいのです。 細身ですよ細身!
スイングを見ると、やはり下半身を大きく動かしていますが、
その長いクラブで腕や手を殆ど使わずに振り上げ、腕力を使わずに振り下ろしているように見えます。
(多分握力も15~25kg程度でしょうね)
この2人の事例からみても、握力、手の力、腕の力は
クラブの動きをキープすることさえ出来れば、ゴルフスイングには殆ど必要がないんだ
ということが分かると思います。
至って健康な一般男性で、ドライバーの飛距離が
220~240ヤードの方や女性で200ヤードに満たない方、そして腕力に頼りクラブを振り上げ、振り下ろしている方は
特によく聞いておいてくださいね。
むしろ、この2人を大きく上回るような腕力を出してしまうと、
スイングプレーンからヘッドの軌道がハズレたり、
フェースが返りすぎて、ボールが曲がってしまうんですね。
ではこの2人は、いったいどこでクラブを振っているのでしょう?
ほとんどは脚力(両足のふくらはぎ、太もも、お尻周り)
もちろん背筋や腹筋も必要ですが、
上半身や両腕の力に頼ったスイングでないことは確かですね。
更に手術をしたインストラクターはこんな事も口にしています。
「握る力が入らないと、勝手に腕とクラブが
ローテーション(クラブの自然なターン)していく。
これ、いつも生徒さんに教えてることだ!」
そう改めて気付かされたと言っています。
右手は中指と薬指、そして左手は親指と人差し指の
間にできたV字にしか力が入っていない
という事らしいのです。
右手の親指と人差し指に力が入ってしまうと、
フェースがグッと返ってしまうか、
横から開いて入ってスライス!
になってしまうんですね。
「正しいリストコック」のビデオ動画はココ↓
http://yunakabe.seesaa.net/article/129629175.html
「スイングのヒントやコツ」が
もっと
知りたい方はこちら↓
http://blog.golfdigest.co.jp/user/tygreen/
http://yunakabe.seesaa.net/
http://nakabe.seesaa.net/
アスリートゴルファーさん
応援ポチッとよろしくデ~~ス!↓
↓ ↓
腰を「背中側へ引く」と「切り上げる」の… 2010年02月18日
ゴルフスイングをシンプルにする part2 2009年12月27日
バックスイングは”手の位置”がポイント 2009年11月17日