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2011.07.06

若の属性はツンデレ不器用わんこ／裸足で薔薇を踏め６巻（上田倫子）感想ネタバレ（前）

カテゴリ： ●少女漫画

嫁・純の裸婦画を勝手に描き始め
「僕の愛している人だ」と真っ向から喧嘩を売ってきた望に、
舞踏会では普通に「一緒に踊ればよかろう」とか言っていた蒼一郎も、

さすがにこれはやばい
と思い始めます。

遅いよ。

「純は俺の妻だ！！」

しかし、ここできっぱり言ったのはGJ。
「純と俺は愛し合っている！！」じゃなくて、あくまでも形式上の「妻」としか言えないのが何とも切ないですが。

家に帰った途端「純！！」「純！！！」「純！！！！」と捜しまくる蒼一郎。

「ど…どうしたの？」
（ホッ…）
早くくっつけ。

夜、蒼一郎の寝室のドアを開ける影。

純「望さんに偽装結婚の事知られてしまったの…」
純「ここを出るわ」
純「元々愛してないし」
純「望さんの所へ行くわ」
「純っ……！」

夢　オ　チ　。

はよくっつけ。

不安な子供のような表情でがばっと起き上がる姿がとても可愛い。

は　よ　く　っ　つ　け　。

でないととられるぞ。

純さんが望んでいなくても。

~~しかしダーク純かっこいいな…~~

は　よ　く　っ　つ　け。

望解雇を突然言い出すのは結構追い詰められてるってことなんだろうなあ…まあ遅いけど。
腹黒眼鏡うざい。お飾りの社長だろうがなんだろうが蒼一郎頑張れ。

～お飾り社長、元部下駒井の所へ相談に行く～

立場に囚われない分、昔から馴染んでいる分、追い詰められ不安な表情を（純にさえ見せられない表情を）（純を心配させたくない・強気にならざるを得ない分見せられない表情を）見せる若が可愛い。

「私の知った事ではありません、お帰り下さい」

そしてこの見捨てられた子犬の目である。

財閥跡継ぎ望「副社長…社長になりたくありませんか？」
腹黒眼鏡副社長「…！」

蒼一郎が情けない姿を晒しつつ頑張っている裏で着々と悠々と段取りを組んでいる恐怖の段取り男。
全ては人妻を手に入れるためである。
望父「家すら守れん男にこの伊集院銀行はやれんぞ」

おや…？雲行きが……

まあ、今の望さんだったら平気で遺書捏造くらいはやりそうですが。

一方、勉強組。
いい返事でいい先生に声を返す三兄妹弟、漢字を必死に辞書で探しながら手紙を書く純。
可愛い。
しかし純兄が大金を接待の為と渡されたけどこれ…浪費したあげくギャンブルで借金こさえて夜逃げフラグじゃないの…？そして紹介した蒼一郎に責任が行くと言う…

そして安定の

望　襲　来。

純の手紙は犠牲になったのだ…

っていうフラグを折りに行く蒼一郎（ツンデレ）
ゴミ箱から救出したびりびりの手紙と弁当を大事にする蒼一郎（ツンデレ）
手紙の誤字脱字を乗り越えちゃんと読んで返事を書く蒼一郎（ツンデレ）

ヒーローか。知ってた。

子供と一緒に寝ろと言う（自分が純と一緒に寝られないから）→結果的にまだ屋敷に慣れていないアタリのためになるGJさ
今夜から俺と一緒に寝ろと言う（デレデレ）

はいはい結婚結婚。

蒼一郎「結婚指輪だ」
純「……///////」

攻めてますね！！ヒーロー！！！！！
良い旦那ですね！！！純さん！！！！！！

腹黒眼鏡「まだ賭けられるよ」
兄「こ、これは明日商事で…」
腹黒眼鏡「増やして返せばいいだろう」
兄「そうですね！！！」

攻めてますね。お兄さん。
良い上司ですねぇ、お兄さん。理想のカモですね。お兄さん。

旦那のデレっぷりに、どこからがフリでどこからが本音なのか分からないと戸惑う純。
全部本音だよ。フリでデレられるほどこの人器用じゃないよ。
本音で、本気で愛してほしいと思っている純に、いつか伝わればいいな。

握られる手に「こんな風に心も繋がればいいのに」と思う純。繋がってるよ。お互い気付いてないだけで。繋がってはいけないと思い込んでしまっているから、見えないだけで。

…ザク

ザク

ザク

ザク

ブチギレ美卯さん　来る　！！

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