Laub🍃

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2012.04.12
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カテゴリ: ●新書
これ

●1・蝶の餌としては

・花派(生えているもの/根元を保湿 ※蝶によって好む花が違うので要注意)
・砂糖水派(10倍に薄める)
・蜂蜜水派(10倍に薄める)
・ポカリ・アクエリ派(そのままー2倍・3倍に薄める)
・ヤクルト水派(2,3倍に薄める)
・昆虫ゼリーの汁+水派(2,3倍に薄める)

が存在している様子。




疑問:
 ※砂糖も蜂蜜も同じ10倍希釈でいいのか?砂糖は固体、蜂蜜は液体なのに
 ※どの花も似たような糖度なのか?

引用:
○『ワンダフル・バタフライ 謎に満ちたその世界』本田計一 村上忠幸 著
 第四章 モンシロチョウの飼い方 →花の蜜に近いのは砂糖水15%

はちみつと花の蜜の違い
はちみつの話し  特にここ
はちみつを知ろう

 (砂糖= 主にショ糖
ショ糖にビスコと呼ばれる転化糖液をふりかける、1.3%程度の転化糖を含む
  蜂蜜=ショ糖の真ん中を蜂の酵素が分解し、ブドウ糖と果糖(まとめて転化糖と呼称)に
   蜜蜂の採取した花蜜=糖度40% 蜂蜜の糖度=80%(水分蒸発後))
 ※花の蜜を分解したものがはちみつ。ただし、分解されることで蝶にとっても吸収しやすくなっている可能性もあるので一概に砂糖水>蜂蜜水 とは言えないかもしれない

  (がってんで、グレープフルーツの酵素が 吸収を妨げる体内の物質 を邪魔した結果、
  人体が薬を吸収しすぎてしまう と言っていたので…でも人体じゃないしなぁ)


 ※蝶の給餌で一番ジレンマに陥るのは
  薄すぎると餓える



●暗さ

・自然と同じがいいよ派
・暗くて涼しい(そしてある程度気温が保たれている)所がいいよ派


これ、飼っている人の住んでいる場所、また蝶の体調個体差、種類差もけっこうあると思うので
なんとも言えないですが…


●交尾

ちょっと面白かった話

・『蝶の自然史』大崎直太:羽化直後の蝶のメスへのしがみつき行動
・『むし学』青木淳一:掻き出す為の鉤・幼虫の頃から雌を育てる雄ダニ


●モラル

個人的には『むし学』で記されているモラルには賛同できないです…
カマキリが蝶を捕まえたから逃がす?逃すのはカマキリを死なせることに繋がりますよね。
アジの開きに「これ、死んでるの?誰が殺したの?」と聞いて食べない人が増える?
それこそ無駄ですよね。もうすでに死んでいるんですから、ハンストして親の購買欲求を下げる→スーパーで魚売れなくなる→魚捕る人が他の職業にうつる なんて、どれだけ時間がかかると思うんですか?それまでの間、食べなかったら結局捨てるか人にあげるってことになるんですよ?
誰が殺した云々言う子は、漁師になって、稚魚とかを捕らないようにする・傷がついて売り物にならない魚とやらを減らすことが一番「命を守る」に繋がるんじゃないですか?と思うのですが。

この二つと、生命維持に必要条件とはならない昆虫採集→ストレスを与える/殺す は一緒にすべきじゃないと思います。

命の大切さを学ぶ為に虫を云々かんぬん?卵から育てるとか、危ないから保護するなら命の大切さと結び付けられますが、そうじゃないのにわざわざ突然虫の環境を変える意味は?ダーウィンが来たとか見ましょうよ。命の大切さを被食側からも捕食側からも学べますよ。
狩猟生活の名残だから虫採るのは幸せ?猟友会に行って畑の被害に困ってる人たちの助けになったらいかがでしょう?捕った生物を食べるなら本当の意味で狩猟生活できますよね。
植物や岩石のほうが昆虫よりも気になる子供は気味が悪い?私は植物の方が気になっていましたよ?

まあ発行当時76歳の方だそうなので、昔は今とは違う野山の感覚だったりしたのかもしれませんが、
時代は変わったと言うことをもう少し肯定的にとらえてはくれませんか、とちょっと思いました。





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最終更新日  2015.04.12 10:59:21
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