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イベントをプロデュースします 第27回 医学会総会という大きなイベントが 大阪で3月31日から4月8日にかけて行われるのですが その中の一般の方が無料で見にこれるイベントの中で 注目されている 高齢者のためのミュージカル風ファッションショー のプロデューサーをさせていただいています。 定年を迎えた 高齢者が着飾って外に出ることに 医学的果があり、美しく、かっこよくいることで 健康が増進されると言うこと、 また たとえ病気になっても美しさを求める気持ちが 免疫力を高め回復が早くなること そして何より人生のQOL(クォリティー・オブ・ライフ) を向上するために美はいくつになってもあきらめては いけないという考え方を提唱する意義のあるショーです 舞台上ではファッションショーの形式で高齢者が シュチエーション別に着飾って登場し、スライドショーと映像 ピアノ演奏で演出されます全体的な作りこみとして60代後半からの生き方の提案を感動的に 表現しています ファッションセラピー 「こころ いのち 彩る」 日時は4月4日の13時より16時まで 場所は 松下IMPホール(大阪市中央区城見1-3-7) 入場無料です http://www.fashiontherapy.jp/ 興味のあるかたは年齢にかかわらず 是非見に来てください 医学会の新しいムーブメントです
Apr 2, 2007
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☆お知らせ☆芸能界のEVENT!無料!【笑いと健康学会】笑いが健康学会の設立と期待に与える効果を学問として研究する学会☆芸能界をのぞけるチャンス!2006年7月8日(土)PM2時~受付開始開会 PM2時半~4時半入場無料場所 順天堂大学 有山登 記念館講堂JR/地下鉄 お茶の水駅 徒歩5分記念講演 お問い合せ「笑いと健康学会」事務局 帝京平成大学内 TEL 0436-74-5444☆☆「笑いと健康学会」の設立総会と第1回研究大会☆☆澤田隆治(会長、 TV大御所プロジューサー・帝京平成大教授)☆☆笑って健康☆☆大村崑 (日本喜劇人協会会長)発起人上方落語協会長の桂三枝さん・日本喜劇人協会長の大村崑さん・漫才協会長の内海桂子さん・吉本興業社長吉野伊佐男さん他 喜劇俳優・落語家・医師や心理学者、らが東京都内で発起人会を開催笑いが健康に与える効果・ストレス解消や糖尿病の改善、免疫力の向上などとの関連が指摘されている。
Jul 1, 2006
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テレビを見ていて・・・画面に映りこんでしまったADを見つけました。あとでこっぴどく怒られるに違いありません。 僕はテレビ業界に15年いて・・・3年間ADをしていたからわかりますだから・・・僕が上司ならそのADにはこう言います 「いい仕事したなあ」 映ってしまうAD には二通りあります。 ひとつはぼーっとしていたり、現場の進行状況を把握していなかったため、カメラの動きについていけなかった場合。 そしてもうひとつは・・・・ 番組進行に支障が無いようにするため、または出演者に恥をかかせないために、カメラが映にギリギリ最後まで作業をしていて逃げ切れなかった場合・・・ ミスとしては同じミスですが、意味は全く違います。見逃しの三振と送りバンドが同じアウトでも意味が違うのと同じです。 さっきテレビ画面に映りこんでいたADは緊張する素人出演者に合図を出す役目・・・・ドキドキする人に最後までそばにいて緊張をほぐしていたのでしょう・・・合図もきちんと肩に触れてトーク席に送り出したかったのだと思います 自分が怒られたくないADは・・・・離れて指示を出します注意事項を説明したらあとはカメラに映らない場所に移動します出るタイミングを間違えたら、上の人にはこう言います 「素人はやっぱりあきませんね!あんなに説明したのに・・・」 10万人以上の視聴者にとっては「あっスタッフさん映った」程度のことですが・・・裏方にとってはかなりの恥だと言われています。 でも・・・どちらが恥なんでしょう 5年前こんな事件があったことを覚えていますか?平成13年1月26日、JR東日本・山手線新大久保駅ホームで、酔漢が線路へ転落したのを助けようと、二人の男が線路へと飛びおりた。 一人はカメラマンの関根史郎氏(47)、もう一人は韓国人留学生・李秀賢氏(26)二人は、折り悪しくホームに入ってきた電車にはねられ、酔漢とともにあたら生命を失った。関根氏は老母と二人暮らし、李氏は荒川区内の日本語学校に通いながら新大久保近くのインタネーットカフェでアルバイトした帰り道のことだった。マスコミでこの事件が報道されるや、二人の弔いには数多くの一般人が訪れ、テレビ報道などでも、数日間にわたって全国的に非常な感動を口にする人々が絶えなかった。政府はこの二人を総理大臣顕彰することに決した。読売新聞報道「新大久保の勇気の輪」と題された記事によれば、この事故後、ホームから転落した妊婦を救おうと数名の人々が協力して救出作業にあたったなど、同様のシチュエーションで同様のことを試みたケースが何件か報告された(すべて無事救出)。 僕は思います きっと自分が一番可愛いから・・・自分を守ることは悪くはない・・・ でも きっと僕たちは人の役に立つために役目を持って生まれたんだと思う だから・・・ 人の役に立ちたいという願望が常に何処かにある。きっとそれが出来ることは幸せなんだと思う 命を懸けてまで人のためになるということは到底出来ないけど せめて 自分の身を守るために人を盾にはしたくはない 自分のミスを人のせいにしたくない 人のために何かをして犠牲になったとき 愚痴を言わずに 見返りを求めずに 笑っていたい・・・
Apr 14, 2006
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とあるボクシング部OB会にて・・・ M先輩・・・3年前、OB会で焼肉を食べながらの発表にはほんまに驚きましたよ・・かなり厄介な病気だということでしたが・・・ビール飲みながら、あまりに淡々としゃべりはるんでそんな重篤な病気やなんて思いませんでした。 ALS? 「それって新しいカード会社か?!」って先輩がたは冗談言ってましたが、家に帰って医学書見てびっくりしましたよ・・・ほんまに・・「しゃれならんやないですか!!」 筋萎縮性側索硬化症 不治の病じゃないですか?平均余命は3年~5年・・・・体もだんだん動きにくくなっているはずなのに・・先輩のOB会への参加はほぼ皆勤でしたよね相変わらず、ビールを飲みながら得意のシモネタで笑わせてもらいました。それにしても・・・ OB会の先輩方は口が悪いですね・・ 特に幹部の人たちの毒舌は、M先輩にも容赦ないですから・・・ 「体が動かんようになったら担架買うたる!」 「チューブでビール飲ますで!」 「死にかけてんとさっさと飲め」 OB会では・・・ 特別扱いしないのが暗黙のルールでした。 バスツアーの帰りも途中の京都で降ろしてほしいと言ったM先輩は高速道路の高速バス停留所で降ろされましたよね それも一人で・・・・理由は 「俺らはまだお前を障害者と認めてない!」 ゴルフ大会も先輩はプレイできないけど参加させられてましたね 本当にご苦労様です勝ち負けを競馬の馬に見立てた参加者の表にも先輩の名前がありました。馬の名前は・・・ 1年目は「フジノヤマイ」 2年目は「カウントダウン」 しゃれにならないっすよね・・ 幹部の先輩の人たちは本当に冗談がきつい・・ でも、M先輩が笑ってるから・・・ 僕達もつられて笑ってしまいました。 先週はあれから三年目の花見でした。M先輩・・・笑顔が見れて安心しました 先輩が元気で本当にうれしかったっす。 会も宴たけなわのとき・・・・いつも口の悪い・・幹部の先輩方が発表があるって言うから正直・・・また冗談だと思いました。発表の内容は・・・・ 幹部の先輩達が何人かでやってる株式会社・・ その会社の取締役にM先輩が任命されたって・・・ 驚きましたよ。そして・・厳しい言葉。 「当然、取締役やねんから仕事はしてもらうで!」 業務命令は・・・・ 一年でも長く生きてこのOB会に参加すること!! 先輩方みんなが顔くしゃくしゃにして泣いてるから・・・・涙が止まらなかったじゃないですか・・・このOB会は・・特別扱いしないのがルールですから。業務命令は・・ちゃんと果たしてくださいよ。余命宣告受けても・・・一日一日、一生懸命生きてる姿に・逆に僕らは励まされてます。 来年も、この桜の下でのビールとシモネタ期待してますよ・・ 幹部の先輩・・・ 涙で目は真っ赤なのにまた毒舌・・・ 「お前頑張りすぎて、わしより長生きしたらしばくぞ!お前やったらやりかねん」
Apr 11, 2006
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商品の注意書きって基本は間違った 使い方をしないように記すのが基本。 商品表示にはそのものが売れるように工夫されている のが普通。 「おいしいよ」とか 「安全ですよ」とか・・・ 牛肉に・・・・ 「この牛肉を食べるとBSEで脳が萎縮する可能性がありますって」書いてあったら・・・ 食べるかな? 「この家に住んだらハウスダストで子供が喘息になる可能性があります」という新築の家・・ 売れるかな? 「僕は人に危害を加えてもなんとも思わない人間ですよ」 って言う人間と付き合いたい? 喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなります。 疫学的な推計によると、喫煙者は肺がんにより死亡する危険性が非喫煙者に比べて約2倍から4倍高くなります。 喫煙は、あなたにとって心筋梗塞の危険性を高めます。 疫学的な推計によると、喫煙者は心筋梗塞により死亡する危険性が非喫煙者に比べて約1.7倍高くなります。 喫煙は、あなたにとって脳卒中の危険性を高めます。 疫学的な推計によると、喫煙者は脳卒中により死亡する危険性が非喫煙者に比べて約1.7倍高くなります。 喫煙は、あなたにとって肺気腫を悪化させる危険性を高めます。 妊娠中の喫煙は、胎児の発育障害や早産の原因の一つとなります。 疫学的な推計によると、たばこを吸う妊婦は、吸わない妊婦に比べ、低出生体重の危険性が約2倍、早産の危険性が約3倍高くなります。 人により程度は異なりますが、ニコチンにより喫煙への依存が生じます。 未成年者の喫煙は、健康に対する悪影響やたばこへの依存をより強めます。周りの人から勧められても決して吸ってはいけません。 これだけ商品に書いてあるのに・・・・ なぜ? そんなに好き? あなたに癒しを与えるものは、他にもいっぱい ありますよ・・・ 何より・・・ 一番大切なことは・・・・ この注意書き たばこの煙は、あなたの周りの人、特に乳幼児、子供、お年寄りなどの健康に悪影響を及します。喫煙の際には、周りの人の迷惑にならないように注意しましょう。 「僕は人に危害を加えてもなんとも思わない人ですよ」 そういう商品表示を指の先に挟んで歩いている人に ならないようにしましょうね・・・
Apr 10, 2006
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今日は娘の入学式。2年生が新入生に歌をプレゼント。なぜかその歌に励まされてしまったのは親の僕。これから人生に何度も訪れる一年生。僕だって40歳でまた一年生。はじめの一歩新沢としひこ 作詞/中川ひろたか 作曲ちいさなとりが うたっているよぼくらにあさが おとずれたよときのうとちがう あさひがのぼるかわのながれも かがやいているはじめのいっぽ あしたにいっぽきょうから なにもかもが あたらしいはじめのいっぽ あしたにいっぽゆうきをもって おおきく いっぽ あるきだせしんじることを わすれちゃいけないかならずあさは おとずれるからぼくらのゆめを なくしちゃいけないきっといつかは かなうはずだよはじめのいっぽ あしたにいっぽきょうから なにもかもが あたらしいはじめのいっぽ あしたにいっぽゆうきをもって おおきく いっぽ あるきだせ
Apr 7, 2006
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POWER―SPOON(パワースプーン) エンターティンメントから表現・演出術を学んで自分を磨こう!! スプーン一杯の味付けで、ワンランク上を目指すコミュニティーサークルパワースプーン。 第4回勉強会&交流会が決定しました 今回は・・・ 「オタクが日本経済を救う!!」と題して、 今、空前の急成長を続ける、同人誌・コスプレ ゲーム・メイド喫茶といったアキバビジネスの 実態を探ります。 講師にはマスコミからもひっぱりだこ。 最近、韓国に初のメイドカフェをプロデュースし, 話題を呼んでいるオタク評論家。 オタク専門情報誌「オタマップ」の編集長、 武内博氏をお招きし、関西のオタク事情と、 そこに広がるビジネスチャンスをお話いただきます。 2006年6月3日(土) 勉強会 16時30分開始 (16時15分開場) 交流会 19時~(近くのレストランにて) 交流会 18時00分から(近くの居酒屋にて) 場所 新大阪KOKOプラザ 505号 料金 勉強会 1500円 交流会 3500円 支払い方法 当日受付にて 人数 50人(満員になり次第締め切り) 申し込み こちらからhttp://www.nsj2.biz/freeform/21060/form.cgi ■第一部 講演 「オタクが日本経済を救う!! メイド喫茶経営に学ぶ顧客分析とご奉仕ビジネス論」 ~メイドとフィギア、萌えて稼いで○億円!!~ すでにオタクは文化として確立し、アキバビジネスはひとつの業界として成長しつつあり、そこはもう、アンダーグラウンドの域ははるかに超えたエンターティンメントの領域となっています。 そういう話は噂では聞いたことはあっても、 そこはその世界を知らない人にとっては かなり閉鎖された空間。 どこにそんなに魅力があって、 人が群がるのかは正直、理解いがたいところが あると思います。 柔らか頭でビジネスを考える我々にとって 大切なことは何でも知ってやろうという好奇心! ましてやその世界で何億のお金が動いていると あっては見過ごすわけには行きません。 今回のパワースプーンでは、オタクで儲ける 仕組みを勉強し、斜めから見た日本の経済の潮流 を感じて行こうと思います。 ■第2部 トーク メイドさんいらっしゃい!! 実際に、会場に簡単なメイド喫茶を再現。 参加者をお客さんに見立てて、ショータイムや、接待を見せて貰います。メイドさんにはお仕事体験談をインタビュー。オタクの文化を肌で感じようという試みです ■第3部 ワークセッション 参加者に前に出て貰い、様々なテーマの下発表をしていただきます ■講師 武内 博■ああとあいてぃ有限会社■ 2005年3月屋号「ああとあいてぃ」にてネットショップコンサルティング業務に従事 2005年7月ああとあいてぃ有限会社 設立 2005年8月サブカルチャーフリーペーパー 「オタマップ」紙面企画・プロディース、 およびオタマップwebの運営を開始。 2005年9月オタマップが別にメディアにて掲載される。■週刊プレイボーイ■ 2005年11月オタクの街日本橋の専門家としてTV初出演■おはよう朝日■ 2006年12月「週刊B-ing」にてああとあいてぃ有限会社の特集記事が掲載される。 2006年1月えくすとら・おたまっぷ(仮)発刊 産業創造館チャレンジゼミにて講師を勤める。 2006年3月韓国初のメイドカフェ 「maid cafe&kitchen amuamu」をソウルのミョンドンにopen。 日経パソコン「森永卓郎のひと言いわせて!」にて「萌え業界の孫正義」として紹介される。 現在、JCBの萌え系キャンペーンの イベントプロディース、 メイドアイドル企画、 サブカルチャー商品を扱うネットショップ構築等の萌えコンサル
Apr 6, 2006
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先週の土曜日は、カリスマホストを講師を迎えての勉強会&交流会でした。イベントはおかげさまで大盛況のうちに終了することが出来たのですが。司会を務め上げ、余韻に浸る僕に、スタッフはみんな僕の顔を見ては、「大丈夫ですか?痛そうですよ」というリアクション。鏡を見てみると、僕の鼻は真っ赤・・・・・その上少し腫れていて、手塚治の漫画そのもの・・「げっつ!僕こんなんで人前にでていたんや!!」確かに朝から花粉症でかゆい鼻の穴をティッシュでほじっていた時に付いた傷が痛いな・・とは思ってはいたのですが、こんなに腫れているとは・・・イベントも終わり帰途へと思ったころから痛みは次第にひどくなり家に帰ったときにには、じっとしていられないほどの痛みに襲われました。「鼻がこんなに痛いなんて・・・」やはり顔というのは神経が敏感に出来ているようで。歯が痛んだときや中耳炎のときと同じように声が出るくらい強い痛みを感じたのです。翌日、日曜に診療をしている耳鼻科をインターネットで検索し、朝一番で行ってきました。診断は「鼻せつ」簡単に言えば鼻のおできなのですが、鼻の入り口にある汗腺や毛根に菌が入り炎症を起こすもので、激しい痛みを伴い、ほおっておくと頭蓋内に影響を及ぼすこともあるとか・・・痛み止めをもらい何とか30時間ぶりの安堵を手に入れることが出来ました。今でも痛み止めが切れるとかなり辛いのですが、一時の痛さに比べると全然ましにはなりました。痛みがない・・・・たったそれだけの普通のことがこんなに幸せだったんだと改めて気づきました。ひどい痛みがあるときは、他の何の欲求よりも、普通の痛みのない状態になる欲求が勝ちます。お金なんかいくら出してもこの痛みから逃れたいって毎日、普通に健康に生きていける幸せを感じさせられるためにこんな状況が与えられたのかな?・・ってふと思いました。健康のありがたみ価値を知っているのは病人なんでしょうね・・・
Mar 28, 2006
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「何でや!!明らかに捕ってから走ったやろ!!そんな卑怯なことして勝ってうれしいんか!!」朝の9時から大声を出してしまったのは僕だけではないはず・・・ワールドベースボールクラッシック 2次リーグ 日本対アメリカ、8回の表、3対3、同点の場面、1アウト満塁、岩村の左翼へのフライで、三塁走者の西岡がタッチアップ。スライディングもなしの余裕の勝ち越し、近くで見ていた二塁塁審もセーフの判定。米国は「西岡の離塁は明らかに早かった」とアピールしたが、塁審は認めませんでした。しかし今度は米国のマルチネス監督がデービッドソン球審に抗議し、なんと判定は覆ったのです・・・・感情的になった僕は、アメリカという国に対しても嫌悪感を覚え、朝からずっと「もうハンバーガーも食わん、コカコーラも飲まないし、ジーパンもはかん!!」と熱くなっていました。文句をぶつぶつ言いながら会社に行き、昼食を食べながら、仕事仲間にもやり場のない腹立たしさをぶつけていた僕の目に飛び込んできたのは、王監督とイチローの記者会見の映像でした。一番はらわたが煮えくり返っているはずの当人達のコメントは冷静でした「僕が7回にヒットを打っていればこんなことにはならなかった、100%(今回の敗戦の理由は)僕のミスです」イチローは疑惑の判定に対しては全く触れず、あくまで自分がチャンスで打てなかったことを敗戦の原因と言い張ったのです。何よりその前に彼が述べた言葉には体中が熱くなるほどの感動を覚えました・・・「この野球の国に来て君が代を聴いて、あらためて日の丸の重みを感じてプレーした。みんな同じ気持ちで、こんな気持ちは僕は初めて」日本の野球を捨て、アメリカで出世してしまって、もうすでに日本のイチローではなくなってしまったような寂しさがあっただけに、日本人なら誰しもが彼のそのコメントに喜びを感じたはずです。なにより、自分の試合に対する熱い思いを語ることは、どんな大声でまくし立てるクレームよりも相手のやましい心に届くことになったに違いありません。そのあとに、当事者の3塁ランナーであった、西岡選手がインタビューで残した、「チームのみんなに迷惑をかけて本当に申し訳ない」のコメントには涙をこらえるのに必死になるほど胸が熱くなりました。それでこそ日本代表!!文句をまくし立てていた自分が恥ずかしくなりました。日本人が持つ、日本人らしさ、感情を胸に抑えて、耐えて次への糧にする。勝負の中でも、試合相手を尊重し、勝てばいいだけではなく卑怯なことは嫌う侍魂。そんな、今の日本社会が忘れているスピリッツを感じさせられたような気がしてならなかったのです。僕達は日本に生まれました。悲しい歴史があった日本は戦後、自分達の国の文化と歴史を否定する教育を受けながら育たなくてはいけませんでした。日本を愛するという気持ちさえ、侵略戦争のイデオロギーであるからと、持ってはいけないと教えられたこともありました・・・・トリノオリンピックで荒川静香が金メダルを取り「君が代」が流れたとき、隣で見ていた小学校3年生の息子は、こういいました「この歌は悲しいうたなんやろ・・戦争で死んだ人の恨みが詰まってる・・・・・・学校でそう教えられたで」学校に乗り込んでいって、文句を言うつもりはありませんが、悲しいかぎりだと思います。日本が持つべきナショナリズム・・・・・愛国心・・・・・そういったものを美しいといえる教育は罪なのでしょうか?今回WBCの一件のように日本代表が、日本人として、他の国の人たちに誇りある行動を見せたとき日本人であることを誇りに思える気持ち・・・そこからもう一度、日本に生まれたことの意味を考える・・せめて自分の息子とは時間をもって話し合ってみようと・・そう思いました。
Mar 14, 2006
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パワースプーンのビジネスセミナーですが・・・一般告知に先駆けて楽天枠の最後の10席だけを募集していましたが3月8日の時点で全ての予約が完了しましたので受け付けを締め切らせていただきます多くのお申し込み有難うございましたPOWER―SPOON(パワースプーン) エンターティンメントから表現・演出術を学んで自分を磨こう!! スプーン一杯の味付けで、ワンランク上を目指すコミュニティーサークルパワースプーン。 第3回勉強会&交流会が決定しました 今回は・・・ 28歳で関西NO1ホストクラブの社長 カリスマホストを経て現在年間○○億円を稼ぐ経営者である芳晶せいじさんを講師とトークゲストとしてお迎えして夜の世界の成り上がり人生。消費者の財布の紐の 緩め方などをじっくりと聞いてみたいと思います 日時 2006年3月25日(土) 勉強会 開場13時30分 開演14時00分 交流会 18時00分から(近くの居酒屋にて) 場所 ドーンセンター大会議室 http://www.dawncenter.or.jp/top/index.jsp 料金 勉強会 1500円 交流会 3500円 支払い方法 当日受付にて 人数 70人(満員になり次第締め切り) ■第一部 講演 「夜王に学ぶ稼ぎの哲学」 ~カリスマホストが語る一億円の意味とは~ 一般人から見るホストのイメージはどうしても 「女性に貢がせて私腹を肥やすジゴロ」と言ったようなものになりがちですが、ただ単にイケメンが女性に甘えてヒモのようにお金をせびるだけで、何億というお金が 稼げるものでしょうか?おそらくそうではないはずです そこには彼らならではの経営哲学と販売理論、開拓精神とストイックに仕事に励む姿が存在するに違いありません。女ったらしと顔を背けるのは簡単ですが、彼らから 学べるものを吸収しようという柔軟さがこれからの商売に必要なことだと思います。 ほとんどの企業の市場は女性、その気持ちのつかみ方、お金の使わせ方をその道のプロから学ぼうではありませんか!! ■第2部 トーク よってたかってインタビュー&テーマトーク 普通では会うことのできないカリスマホストに いろんなことをインタビューしてしまいましょう 事前アンケートで質問を募り会場にマイクを回しみんなでインタビューします テーマトークでは「人の華」というテーマで 現役TVディレクターを交えてトークを繰り広げます 第3部 ワークセッション 公開プレスリリ-ス 「私をメディアに載せたって!!」 エントリー制でマスコミに売り込みたい商品、お店 人物などなどを現役雑誌記者、テレビディレクター、 取材コーディネーターの前で実際にアピールして貰います。もちろん気に入ったネタは各媒体の会議にお持ち帰り。記事やニュースとして 採用されるかも知れません マスコミ関係者の意見を聞くことで、今、どんなネタが メディアに受けるのかが一目瞭然。 企業の広報関係者からタレントを目指す若者まで、目立ちたい人はどんどんエントリーしてください 講師 ■ 芳晶せいじ(ほうじょう せいじ) ■5月25日生まれ ■28歳■O型 ■大阪・キタ「Club ACQUA」 ■役職/代表 ■天性の才能で入店すぐから頭角を現し、次々と驚異 的な売り上げを記録する。その後ミナミのお店退 店、20歳の時に京橋で独立開業を果たす。確固たる モラルを貫き、自らの強い意志を後輩たちに引き継 いでいる。 ナビゲーター アピールコーディネーター 白附克仁 元テレビディレクターの人脈と経験を活かし企業の 広報プランナー 企業用映像コンテンツプロデューサー を手掛ける傍ら 「華」をテーマにした人材プロデュース「アピールコーディネート」事業を展開。 講演講師、メルマガ執筆などで活動中 ゲストパネラー ・現役テレビディレクター(未定) ・取材コーディネーター(未定) ・雑誌記者(未定)
Mar 8, 2006
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パワースプーンのビジネスセミナーですが・・・一般告知に先駆けて楽天枠の最後の10席だけを募集しますPOWER―SPOON(パワースプーン) エンターティンメントから表現・演出術を学んで自分を磨こう!! スプーン一杯の味付けで、ワンランク上を目指すコミュニティーサークルパワースプーン。 楽天限定 先行予約 限定10席 第3回勉強会&交流会が決定しました 今回は・・・ 28歳で関西NO1ホストクラブの社長 カリスマホストを経て現在年間○○億円を稼ぐ経営者である芳晶せいじさんを講師とトークゲストとしてお迎えして夜の世界の成り上がり人生。消費者の財布の紐の 緩め方などをじっくりと聞いてみたいと思います 日時 2006年3月25日(土) 勉強会 開場13時30分 開演14時00分 交流会 18時00分から(近くの居酒屋にて) 場所 ドーンセンター大会議室 http://www.dawncenter.or.jp/top/index.jsp 料金 勉強会 1500円 交流会 3500円 支払い方法 当日受付にて 人数 70人(満員になり次第締め切り) ■第一部 講演 「夜王に学ぶ稼ぎの哲学」 ~カリスマホストが語る一億円の意味とは~ 一般人から見るホストのイメージはどうしても 「女性に貢がせて私腹を肥やすジゴロ」と言ったようなものになりがちですが、ただ単にイケメンが女性に甘えてヒモのようにお金をせびるだけで、何億というお金が 稼げるものでしょうか?おそらくそうではないはずです そこには彼らならではの経営哲学と販売理論、開拓精神とストイックに仕事に励む姿が存在するに違いありません。女ったらしと顔を背けるのは簡単ですが、彼らから 学べるものを吸収しようという柔軟さがこれからの商売に必要なことだと思います。 ほとんどの企業の市場は女性、その気持ちのつかみ方、お金の使わせ方をその道のプロから学ぼうではありませんか!! ■第2部 トーク よってたかってインタビュー&テーマトーク 普通では会うことのできないカリスマホストに いろんなことをインタビューしてしまいましょう 事前アンケートで質問を募り会場にマイクを回しみんなでインタビューします テーマトークでは「人の華」というテーマで 現役TVディレクターを交えてトークを繰り広げます 第3部 ワークセッション 公開プレスリリ-ス 「私をメディアに載せたって!!」 エントリー制でマスコミに売り込みたい商品、お店 人物などなどを現役雑誌記者、テレビディレクター、 取材コーディネーターの前で実際にアピールして貰います。もちろん気に入ったネタは各媒体の会議にお持ち帰り。記事やニュースとして 採用されるかも知れません マスコミ関係者の意見を聞くことで、今、どんなネタが メディアに受けるのかが一目瞭然。 企業の広報関係者からタレントを目指す若者まで、目立ちたい人はどんどんエントリーしてください 講師 ■ 芳晶せいじ(ほうじょう せいじ) ■5月25日生まれ ■28歳■O型 ■大阪・キタ「Club ACQUA」 ■役職/代表 ■天性の才能で入店すぐから頭角を現し、次々と驚異 的な売り上げを記録する。その後ミナミのお店退 店、20歳の時に京橋で独立開業を果たす。確固たる モラルを貫き、自らの強い意志を後輩たちに引き継 いでいる。 ナビゲーター アピールコーディネーター 白附克仁 元テレビディレクターの人脈と経験を活かし企業の 広報プランナー 企業用映像コンテンツプロデューサー を手掛ける傍ら 「華」をテーマにした人材プロデュース「アピールコーディネート」事業を展開。 講演講師、メルマガ執筆などで活動中 ゲストパネラー ・現役テレビディレクター(未定) ・取材コーディネーター(未定) ・雑誌記者(未定)
Mar 1, 2006
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昨日 僕の家の裏に住んでいた、西成が生んだ,ヒーロー三兄弟の次男亀田大毅君のデビュー戦が放送されました。見事、兄、興毅のデビュー戦、KOまでの秒数44秒をはるかに上回る23秒でのKO勝ち・・・出来すぎのドラマですが・・・やはりドラマは作られるんですよね・・催眠術のように、状況を作り、追い込むことで、夢は現実にできるんだって、改めて感じました。有言実行のほうがはるかに実現の確立は上がるんですよね。試合相手も、あれだけの状況を作られたら、逃げ回るわけにも行かないしイメージの中に少しは秒殺されるシーンが出てきたはずです。観客のイメージの中にも「まさか」とは思いながら、「もしかすると」のイメージがよぎっていたはずなのです。ヒーローと呼ばれるひとは周りの空気から作ります。実現のムードができれば俄然その確率は上がります。何より、あの兄弟の広報術は企業も学ぶべきかも知れません。やんちゃキャラを通すことで独自の世界観を作り出している彼らは間違いなく今や「亀田ブランド」です。親子と兄弟のストーリーから始まり、独特の特訓、浪速の闘拳、浪速の弁慶というキャッチフレーズ・イメージ付け、男前のおしゃれボクサーが当たり前になった今は、大阪のヤンキーキャラのほうが間違いなくインパクトがあります。辰吉を何倍にもパワーアップした形でのキャラクター作りは、計算されていないのであれば天才的というしかありません。誰かブレーンが付いているような気もしますが・・・デビュー戦で国歌斉唱は未だかつて聞いたことはありません・・・・違和感のあるキャラクターは一度頭に焼きつくと離れません。彼らは違和感の塊です・・・・・何よりボクシングをメジャーに出来るコンテンツです。3兄弟が試合することでイベントの間隔が狭まり、常に誰かの試合前というボクシングでは未だかつてなった継続性も持ち合わせています。強さも注目ですが・・それ以上に彼らの売り出し方は注目です次はどんな話題を作るのでしょうね・・・
Feb 27, 2006
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昨日荷物の運び込みが終了し、晴れて新事務所への移転が完了。駅から0分、大阪はクリエイターの町、堀江の住人になりました新しく刷りなおした名刺の肩書きは PRプロデューサー。今年はこのPRという言葉をキーワードにして仕事をしていこうと思っています。よくPRというと宣伝、売り込みというイメージが強く、企業の社長は広告は高いからPR会社でマスコミへ売り込んで・・・と考えがちなんですが、実はPRはもっと深いものなんです。PRはそもそも ~public relations~の略、日本語に直すと(公共との関係性)となります。ここには、マナーや、個性磨き、社員の言葉使い、ファッション、見た目のコンセプト、企業倫理、エクスキュース、問題が起きたときの謝罪などなど・・企業のコミュニケーションにまつわるものはすべてPRであり、広告宣伝以前に様々な項目が考えられるのです実際企業がお金を出すのは、今のところ販売促進で直接売り上げにつながる広報になってしまいますが、長い目で見ると、好感度や印象作りが本当は大切なのです。これは個人でも大切な項目です。今はコミュニケーションがデジタルもアナログもかなり複雑化しているだけに、PRは本当に難しくなっていますよね。そんななかでより好感度の高い、世間から愛される自分を演出し表現するのは本当に大変なことだと思います。お金も必要だし、使い方によっては人に嫌われたりもします。特に最近PRの未熟さによって、崩壊していく企業が多いだけに、PRを企業や個人に普及するのは急務だとも言えると思います。まあ・・まずはお金がないと生活もできないので・・・販促につながりやすいDVDパンフレットの制作や、CM制作を手掛けていきます。また個人のためのPRについても考えていきたいですね・・・
Feb 23, 2006
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大変長い間、更新もせず訪問していただいた方には大変失礼なことをいたしました。たとえパーソナルブログであるとはいえ、ひとつの媒体として、始め、不特定多数の方々へメッセージを送っていた限りは、それなりの礼儀を持って、制作を心がけるべきであったと深く反省しておりますましてや、アウトプットのプロとしてテレビ業界に身を置いていたものとしては恥ずかしい限りであり、弁解の余地はございません本当に申し訳ございませんでしたある方からもご指摘を受けたのですがコンテンツ制作をせずに掲示板としてだけ利用していたということは以前からご訪問いただいていた方々のお気持ちを考えていなかった軽率な行為であったと思いますこの場をかりて深くお詫び申し上げますテレビ業界人としてこのブログを始めましたが、それから4年目に入り今ではテレビ業界を離れている私にとって、毎日特殊な目線から送り続けていた情報がなくなり、訪問者の方々にご満足いただけているかどうかの不安と戦っていたのも事実です。今後は、現在の等身大の40歳のビジネスマンとして、日常をつづっていけたらと考えています。個人事業主として独立し、いろいろな意味で余裕ができていなかったのも原因の一つであると思いますこれに懲りずに、今後とも宜しくお願いいたします
Feb 22, 2006
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POWER―SPOON(パワースプーン) エンターティンメントから表現・演出術を学んで自分を磨こう!! スプーン一杯の味付けで、ワンランク上を目指すコミュニティーサークルパワースプーン。 第3回勉強会&交流会が決定しました 今回は・・・ 28歳で関西NO1ホストクラブの社長 カリスマホストを経て現在年間○○億円を稼ぐ経営者である芳晶せいじさんを講師とトークゲストとしてお迎えして夜の世界の成り上がり人生。消費者の財布の紐の 緩め方などをじっくりと聞いてみたいと思います 日時 2006年3月25日(土) 勉強会 開場13時30分 開演14時00分 交流会 18時00分から(近くの居酒屋にて) 場所 ドーンセンター大会議室 http://www.dawncenter.or.jp/top/index.jsp 料金 勉強会 1500円 交流会 3500円 支払い方法 当日受付にて 人数 70人(満員になり次第締め切り) 申し込み メールにて申し込み 書き込みかメッセージをください メッセージをお返しします ■第一部 講演 「夜王に学ぶ稼ぎの哲学」 ~カリスマホストが語る一億円の意味とは~ 一般人から見るホストのイメージはどうしても 「女性に貢がせて私腹を肥やすジゴロ」と言ったようなものになりがちですが、ただ単にイケメンが女性に甘えてヒモのようにお金をせびるだけで、何億というお金が 稼げるものでしょうか?おそらくそうではないはずです そこには彼らならではの経営哲学と販売理論、開拓精神とストイックに仕事に励む姿が存在するに違いありません。女ったらしと顔を背けるのは簡単ですが、彼らから 学べるものを吸収しようという柔軟さがこれからの商売に必要なことだと思います。 ほとんどの企業の市場は女性、その気持ちのつかみ方、お金の使わせ方をその道のプロから学ぼうではありませんか!! ■第2部 トーク よってたかってインタビュー&テーマトーク 普通では会うことのできないカリスマホストに いろんなことをインタビューしてしまいましょう 事前アンケートで質問を募り会場にマイクを回しみんなでインタビューします テーマトークでは「人の華」というテーマで 現役TVディレクターを交えてトークを繰り広げます 第3部 ワークセッション 公開プレスリリ-ス 「私をメディアに載せたって!!」 エントリー制でマスコミに売り込みたい商品、お店 人物などなどを現役雑誌記者、テレビディレクター、 取材コーディネーターの前で実際にアピールして貰います。もちろん気に入ったネタは各媒体の会議にお持ち帰り。記事やニュースとして 採用されるかも知れません マスコミ関係者の意見を聞くことで、今、どんなネタが メディアに受けるのかが一目瞭然。 企業の広報関係者からタレントを目指す若者まで、目立ちたい人はどんどんエントリーしてください 講師 ■ 芳晶せいじ(ほうじょう せいじ) ■5月25日生まれ ■28歳■O型 ■大阪・キタ「Club ACQUA」 ■役職/代表 ■天性の才能で入店すぐから頭角を現し、次々と驚異 的な売り上げを記録する。その後ミナミのお店退 店、20歳の時に京橋で独立開業を果たす。確固たる モラルを貫き、自らの強い意志を後輩たちに引き継 いでいる。 ナビゲーター アピールコーディネーター 白附克仁 元テレビディレクターの人脈と経験を活かし企業の 広報プランナー 企業用映像コンテンツプロデューサー を手掛ける傍ら 「華」をテーマにした人材プロデュース「アピールコーディネート」事業を展開。 講演講師、メルマガ執筆などで活動中 ゲストパネラー ・現役テレビディレクター (未定) ・取材コーディネーター(未定) ・雑誌記者(未定)
Feb 4, 2006
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今日はセミナーのスタッフとの忘年会でした。一通り食事も終わったとき店の照明が消え・・・どこからとも無くハッピーバースデーの歌声が・・「誰や!こんなくさいことを・・」と周りを見渡した時、やっと状況が飲み込めて来ました「俺?」そうです、スタッフの学生達が先日誕生日を迎えた僕のためにケーキとプレゼントを用意してくれていたのですボケに対してのツッコミには自信はあるのですがこういうリアクションにはめっぽう弱い僕は、ただそこで変な照れ笑いをしながら「マジで?」という普通の言葉をくり返すだけでした正直、こんな事をしてもらったのは39回のうちに何回あったでしょうか?大人になってからは記憶にはありません正直・・・うれしいものです帰り道はかなり寒かったけど、暖かい気持ちがカイロがわりになりました人間って・・いいもんや仕事としてコミュニケーションの極意、て人を喜ばせるための難しい演出論や企画をずっと考えていましたが・・その根本を今日見れたような気がしましたどんなテクニックよりも大切なのは暖かさ・・・気持ちなんですよねみんなありがとう
Dec 13, 2005
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セクシャルハラスメントがあるように、セクシャルコミュニケーションもあると思う・・・・結婚しても子供ができても、男性として見てくれる女性はそうでない女性よりも好感が持てるもんなんですよね不思議と・・もちろん恋愛に発展したり、性的接触を持つのはまた別の話だけど万が一を考えるから また会いたくなるのも否定できない「妻子がいてる人は圏外です」この言葉だけでその場所から早くいなくなりたくなったりするけど逆に・・・「結婚してる人のほうが男として魅力的」なんていう女性がいれば、別に自分のことでなくても、その場は楽しい。もし女性も少なからず こういう意識があるならこういうコミュニケーションのあり方は研究するべきなのかもって思う・・・・・・セクシャルコミュニケーション(以下セクコミ)って女性が社会進出した現代社会では必要不可欠ですよねセクコミが出来ない人がセクハラって言うこともいえるかもしれないし・・お互いの結婚しようが、子供がいようが、異性として意識しあうことはきっと日本経済の活性化にもつながるはずなにも不倫を奨励してるわけじゃないけど・・・・元気がない、30代から50代の男女はもっと活き活きするべきやと思う本当の異性へのかっこよさは30代後半から出るはずなのに、ほとんどの人があきらめてしまってるなにも、配偶者がいるから世間に対して中性化する必要はないでしょそういうことを鬱積させるから 痴漢ややらしいセクハラといった変な方向にいくんじゃないかな? またセクコミができない若い男性・・・ロリコンに走る人間はそういうことやと思うけどきちんと話をして異性として認め合い、マナーを守りお互い少しでも好感を持てるように努力するこれが必要なんですよね・・とは言ってもできてる人は一握り、これは全世代に共通の課題でしょうね根本的なことになると・・・みんな男はモテたいから頑張るんやモンね女性はよりいい男をゲットするためにきれいになるセクコミはそうするための男女のマナーいくつになってももてたいって思ってるのは・・・僕だけかな?
Dec 6, 2005
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昨日居酒屋で隣に座った人・・・見た目はかなり貧弱で小柄なのに、やけに自分がどれだけ強いかを誇示したがってました けんかは負け知らずだとか・・・居合わせた常連の情報で、僕が元ボクサーでそこそこの選手だったことを知ると、今度はやくざの知り合いがいるとか、刃物で人を殺しかけたことがあるとか・・・心配しないでも、僕は何の威嚇もした覚えはないのに何を目指して、どんな自分のダンディズムを表現したいんだろう?よくその店に来る女性の中には・・・自分がどれだけ苦労をして今まで生きてきたかを自慢する人がいますよく聞いてみると、元旦那がマザコンだったとか・・・何度も同じ話 昔の話になると涙ぐむ不幸のヒロイン?そういう話を自分から話す人ほど、たいした苦労はしていないことが多いんですよね・・そのうえ その話を聞いてその人を尊敬する人はまずいない。自分はどう思われたいんだろう?ある日のタクシー運転手・・・その人はお客である僕に 自分がどれだけ女性経験が豊富かを、聞いてもいないのに話してきました見た目腹の出た普通の中年オヤジ・・・タクシーの客に誘われることもしばしばだとか・・・「知るか!!」自己表現って難しい・・・アピールしないと自分の見られたいように見られない・・・でも本当のアピールは空気がモノを言うものです。体が小さくても、人を寄せ付けない鋭い強さのある人明るく振舞っているけど、人生の深さを感じる女性見た目不細工でも、話をするだけで色気を感じるオヤジ魅力って、黙って語れたら本物かも・・・
Dec 5, 2005
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後輩の結婚式に出ました決まりきった演出でも やっぱり最後のシーンでは感動するモンですね・・・新婦の両親への手紙、涙ながらの新郎の挨拶これぞベタの良さですテレビ業界で長く働いていたら、感動や人の興味は奇想天外な非日常にあると思って 常に普通ではないものを追い求めてしまいがちですでも・・・・今回は感じました普通も素晴らしいことだって少し考えさせられましたアピールする演出に個性や独自性も大切だけれど「お約束」という演出は忘れてはいけないということ・・・大学時代のゼミの先生の祝辞が長いのも、友人代表が涙でお祝いの言葉をメモを持って読んでいるにもかかわらず言えなくなってしまうことも、ピアノを弾くのは新婦のいとこかおさななじみだということ、新郎新婦に可愛い天使達が花束を持ってくるとき、よちよち歩きの子がお母さんに連れられてきて泣いてしまうのも、みんなお約束・・・でもだからこそいいもう一度、いろいろな「お約束」を洗いなおしてみなくては・・・そんなことを感じましたも、
Dec 4, 2005
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11月は講演会が多く あっという間に過ぎ去ってしまいました。。。人からお呼びがかかったものと自分で企画したもので先月は合計5本今から考えると昨年 会社を辞めると悩んでいたこのころがずっと昔の事のように思えます・・・やはり 目線というか、居場所を変えるのもいいモンです・・・講演会なんかはやはりテレビで人にモノを画面に通じて伝えるのではなく直接リアクションがあるんでやってて気持ちがいいですよねこの1年間、今までのテレビ演出を使った、人を魅力的に魅せる方法をビジネス界に取り入れるための啓蒙を行ってきましたがまだまだ 工夫して自分を魅せるという観念は日本人には難しいようです特に男性は遊びと仕事ははっきりと分けていてどうしても仕事で遊び心を持つことをふざけると思ってしまうようです。魅せるという意識にはどうしてもまじめだけでは出せない部分がありますからね・・・・さあページもリニューアルし これから楽天ではできるだけ素の部分を出していきます。これからもよろしくです
Dec 2, 2005
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ご参加頂いた方々ありがとうございましたそして スタッフの皆さん お疲れ様でした!! 日程的に他で多くの交流会や講演会が重なり、人の集まりが懸 念されていましたが、30数名の方々にご参加いただき、 無事成功で終ることができました 今後もさらに企画を磨き、大きな会にしていきたいと思います またこの掲示板を使って色々なアイディアもいただけたらと 思います ということで次は一月末に、開催予定です 企画案は・・・・ タレントマネージャーに聞く 「売れるタレント、売れないタレント」 ~人気の秘密はここにある~ 脚本家に聞く 「普通の話を10倍面白くする方法」 ~クライマックスの作り方~ 情報番組、取材コーディネーターに聞く 「行列のできる店、話題の新商品はここが違う」 ~情報番組の裏側教えます~ 20代で年商○○億!!カリスマホストが語る 「心と財布を動かす言葉のマジック」 ~接客という名の心理学~ さあ、みなさんはどの企画に興味がありますか?
Dec 1, 2005
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POWER―SPOON(パワースプーン)第一回勉強会・交流会エンターティンメントから表現・演出術を学んで自分を磨こう!!スプーン一杯の味付けで、ワンランク上を目指すコミュニティーサークルパワースプーンの第一回勉強会&交流会が開催されます。この勉強会はテレビ・雑誌・演劇・映画といったエンタの業界の方々を講師に迎え、人に感動や笑い、癒しを提供している現場から、仕事や、恋愛、人生を楽しくするコツを勉強しようという趣旨で2ヶ月に一回行われます。講演のあとは、パワースプーンならでは、全員参加型の演出塾も用意されており、楽しみながら勉強になる新しい形のセミナーが体験できます。●パワースプーンの効能・他に差をつけたい就職活動中の学生さん・・営業力・販売力をアップしたいビジネスマン、・女優のように輝く女性でいたいOL。・いい年のとり方をしたい主婦。・部下から愛されたい管理職の方・マスコミから取材され、注目を集める会社・店舗を目指す経営者日時 2005年11月26日(土) 15時~17時30分 勉強会 交流会・・・・18時15分~ (近くの居酒屋にて) 場所 大阪産業創造館17階交流プラザ http://www.sansokan.jp/map/料金 勉強会 1500円 交流会 3000円支払い方法 当日受付にて人数 40人(満員になり次第締め切り)申し込み メールにて申し込み この日記に書き込みかメッセージをください講演テーマ 「ボケ・ツッコミのコミュニケーション術」 (上司・得意先を突っ込んで仲良くなろう) 全国的に大阪人なら誰でも、すると言われている「ボケ・ツッコミ」果たして私達は実際にうまくそのコミュニケーション術を使いこなせているのでしょうか?いまさら教えてくれるところは他にはありません漫才のネタや番組の台本を毎日書いている、放送作家から本当の「ボケツッコミ」というものを学んでみましょう。お笑いの現場から人生のヒントを得る・・・まさに大阪ならではのセミナーです。 講師 構成・放送作家森脇尚志(もりわきなおし)1970年5月12日生まれ。和歌山県有田郡出身。MBSラジオ「ヤングタウン」のアルバイトを経て、放送作家となる。【主な担当番組】「ほんじゃに!(KTV)」「きらきらアフロ(TVO)」「ミュージックパラダイス(ABC)」…‥ほか過去の主な担当番組「屋台の目ぇ(MBS)」「ラジオよしもと むっちゃ元気(ラジオ大阪)」「おはよう!パイナポー(TVO)」「野球狂のネタ(KTV)」「第1回猪木ボンバイエ2000(MBS)」「LIVEチクる!(イベント)」「爆笑オンエアバトル特別編(ハリガネロック+ますだおかだ4人漫才)」 …‥など多数。ナビゲーターアピールコーディネーター白附克仁元テレビディレクター過去の主な担当番組サンテレビ「味、旅、発見」「おとなのえほん」読売テレビ「2時のワイドショー」「パペポTV」「大阪ほんわかテレビ」「怒涛のくるくるシアター」有線放送大賞」等朝日放送 「ワイドABCDE~す」「らくごのご」「ホリデーワイド」「抱腹Z」等関西テレビ「2時ワクッ!」「2時ドキッ!」「ナンボDEなんぼ」「トミーズのはらぺこ亭」「坂東・八方ヨジキンTV」「KIP!」等担当イベント「ミスユニバース大阪大会」「イズミヤ60周年記念式典」「プレ学園祭」「上沼恵美子コンサート」
Oct 24, 2005
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フェザーが楽天で初めて本名を公開しますというかセミナーの告知です関西エリアのかたふるってご参加ください★タイトル: 模擬テレビ公開収録 『エサキ・フェザーの情熱セミナーDXメダッテNANBO!!』 ~タレント演出から学ぶ自分の魅せ方・部下の魅力を引き出すテク~ ------------------------------ 元テレビディレクター・現在アピールコーディネーター 「フェザー」がテレビの裏側を完全再現・テレビスタッフがタレントに施し、華をもたらす演出という名の魔法の種を一挙大公開!! ビジネス・コミュニケーションスキルとして使えるエンタの技法を伝授します。 ------------------------------ ★ 概要: 10月22日某局のテレビ番組 「情熱セミナーDX メダッテNANBO!!」の模擬公開収録が行われます。 司会は大阪に新しいセミナー旋風を巻き起している新鋭文化人タレント「エサキヨシノリ」。颯爽と人前でタレントっぽく進行をする彼も、いったん楽屋に帰ると台本を覚えながらどうすれば華やかに見えるかを必死で考える普通の男。今回の模擬公開番組では彼がテンションを上げていくリハーサルから息を整えるCM中。本番前に裏方スタッフによってどうやって華やかになるように演出されているのかまで 全てを公開。 そんな異質な空気が流れる中、ゲストにアピールコーディネーター「フェザー」を迎え面白おかしく、そしてためになるセミナーが展開されます。 これから人前に出て一旗上げようと思っている人や自分の部下を輝かせて実績をグンと伸ばすノセかたを勉強しようとしてる管理職の方、もっとキレイに華やかに自分を見せたいと思っている女性などなど、「華」という言葉を大切におもう人なら老若男女国籍を問わず、コミュニケーション術の一つとしてこの演出という技術を学んでおいて損はない!! 前代未聞・空前絶後・百姓一揆の企画モノセミナー。あっという間の90分!爆笑あり涙ありよだれあり。いまだかつてなかったサプライズが襲い掛かります。 体験者の声? 「びっくりしました・・でもなんか元気になれたって感じがします」 (25歳OL) 「僕ももしかすると有名になれるのかなって気になりました」 (30歳フリーター) 「夢がよみがえりました」(45歳会社経営者) ★ 講師: 白附克仁(hn:フェザー) http://www.power-plant.jp/+エサキヨシノリ(学長!) ★ 日時: 10月22日(土) 開 場:11:30~ セミナー:12:00~13:30 給 食:13:30~14:30 ★ 会場: 雲州堂 大阪市北区菅原町7-11 (06)6361-3903 *申し込んで頂いた方に地図をメールしまーす。 ★ 定員: 25名 ★ 参加費: 3,500円(セミナー料+給食費) 注)大変申し訳ございませんが申込受付は先着順とさせて頂きま
Oct 3, 2005
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ここ数日、戦後60年の特番が続き、今一度、日本人として、人間としてどう生きるかを問われている気がしてなりませんでした。僕たちの両親が今の僕たちの息子や娘と同じ年のころ・・・・僕と同じ年ごろの祖母や祖父は、戦争という現実と向き合いながら生きていたのかと思うと 今の自分がいかに今、のんびりと生きているかという恥ずかしさを考えずにはいられなかったのです。兵士たちは、使命感に燃え、日本のためといいながら若い命を落としていったといいます。使命感・・・・・・戦争を美化したり肯定する気はありませんが、その時代、人は使命感という生きがいを持って短いながらも濃い命を燃やしていたと言うなら、その時代の人間が決して不幸だったとはいえないような気がします。僕自身・・・この使命感という感情の元、胸を熱くしながら仕事に明け暮れていた時期がありました。毎週僕の作る番組を楽しみにテレビの前に座る人がいる・・・病室で誰とも話をしなくなった患者さんが イヤホンをして僕の作る番組を見て笑顔を見せる。この番組を見て、きょうの仕事の疲れをリセットする人がいる。毎日徹夜続きのハードな仕事のボルテージを上げるために、いつも僕はこのような人たちをイメージしていたように思えます。自分のためと思えば すぐ嫌になることも、人のためと思えばなぜか力が出る・・・そして、実際はどうであれ、人のためになれたという満足感が生きる気力となるのです。使命感を持って仕事の出来る人、生きていく人は幸せです。昨夜ふと考えました・・・・まだ会っていない 僕を必要としている人たち。僕はこんなところでつまずいている場合ではない、僕を待っている人がいるのに・・・やはり、使命感という感情は脳にいいホルモンを出すようです。今朝はかなりいい目覚めが僕を迎えました「世の中に形を成して生産されたものに、意味のないものなんて何一つない石ころでも葉っぱの一枚でもすべて必要であるから生まれ出てきている。」高校時代の先生からそんな説教を受けたことをふと思い出しました。僕は生きている それ自体が意味を成している使命感をというお守りを身に付けただけで、笑いながら戦場にむかった先輩たちがいることを思えば、使命感を持てば怖いものなんて何もない・・・そういえるのかもしれません
Aug 17, 2005
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日記というものは 一度書かなくなると気がつくとかなりの時間があっという間に経ってしまっているものですまたぼちぼち書き始めようと 重い腰を上げました今までと生活が変わると、時間の使い方が変わり、そう忙しくもないのに日記を書くという習慣がなくなってしまっていたのです。近況を報告すると少しばかりですが 僕に依頼をしていただけるお客さんができましたまだまだお商売のベースには乗りませんが まだ何の宣伝もしていないのに口コミでお客さんになってくれている人がいるということに少しの安堵を感じています。そういった中小企業向けの広報・PRプランニングとは別に ある人の勧めでこの秋から、一般人向けの自己演出講座を開くことになりました会員制で一ヶ月に一度、芸能界のタレントを生み出すノウハウとテレビ的な演出をベースとした自己表現教室なのですが、僕の後輩の現役ディレクターからヘアメイクさん現役モデル 声のタレントや構成作家、タレントマネージャーなどなどテレビの裏側の人たちから色々な自分磨きのヒントを学んでいく予定をしていますこれから面接を受ける学生や 子育てのブランクを経てまた社会復帰する主婦、営業マン、創業を考えている社会人、中小企業の社長などなど・・・さまざまな分野からの受講者を募集するつもりです最初はお金にはならないかもしれませんが、徐々に自己演出の面白さを啓蒙できたらと考えていますまた具体的になればここで報告しますこれからも少しずつ更新しますのでまたちょくちょく訪問よろしくお願いします
Jul 25, 2005
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会社に辞表を提出してから、新事業を立ち上げる営業の中で知り合った人たちからいろいろな仕事の話をいただきました。テレビディレクターという職歴も切り口を変えれば使い道もあるもので、意外なことに、そのお話のほとんどは映像演出やプロデュースといったものではなく今まで経験したことのない分野でのお仕事だったのです。レストランの新メニューのネーミング。企業の広報向けのセミナー。商品のPRに関するアドバイス・・・・なぜかシンポジュームの司会なんていうものもありました。中でも楽しませていただいた仕事が、大学生向けの就職セミナー講師という仕事・・・・最初は気軽にちょっとしたアルバイトのつもりで引き受けたのですがやっているうちに、若い人間の育成、教育という分野の仕事が本当にやりがいのある仕事であることがわかってきたのです。企業の人事部経験者や、就職支援の会社の社長さんがスタッフとして並ぶ中、僕が講師として選ばれた理由は、有名なタレントと一緒に仕事をしてきた経験から面接で使える自己演出術を語れるはずだ・・ということだったそうです。当然、その話を聞いて一度は躊躇しました。「大丈夫ですかね・・・自分自身が自己演出できてるかどうか疑問やのに・・」と言う僕に、セミナー主催者は「元テレビプロデューサーという肩書きが、言葉に説得力を持たせますから大丈夫です」という答え・・・・会場に行ってみると、まず最初が僕の講演という時間割になっていました。テレビディレクターの専門学校で、メディア論や、マスコミ論の講義は経験済みでしたし、どちらかというと人前で話をするのは好きなほうだったのですが、自己演出術を教えるとなると話は変わります。何より自分が自己演出できていないと話にならないというプレッシャーが久しぶりに緊張した時間を作り出したのです。そんなに高くはないとはいえ、お金も払ってるのに・・・・「まあ、15年もテレビ業界でいろんな経験してきたんやから、普通の38歳のおっちゃんよりは多少なりとも華はあるやろう・・」と自分に言い聞かせて教壇に立ちました。思ったよりも真剣に話を聞いている学生たちを前にしゃべっているうちに、緊張感がゆっくりと別のものに変わっていきました。「快感」途中からは講義というより、僕の体験談になってしまっていました。自分の経験を真剣に聞いてもらえるということは快感です。会社の中で上司から聞く体験談は説教がましく聞こえておもしろくないものなので僕も社内ではほとんど部下たちにすることはなかったのですが、学生たちにとっては逆に、先生から学ぶお勉強的な講義より、異色の社会人による体験談のほうが新鮮だったようで、思ったよりも手ごたえのある時間を過ごすことが出来たのです。久しぶりに楽しい仕事。それも今までのように裏方ではなく、自分が前に出る仕事。不思議な気持ちでした・・・セミナーはその後、僕を含めた数名の講師が模擬面接を行い、個人個人にアドバイスをするという形がとられました。「最近の若い者は」と・・・よくそんな話がでますが、なにがなにが・・・売り手市場だった好景気の時期に就職活動をしていた僕たちの時代よりも、もっとシビアで真剣な表情の若者たちがそこにいました。NEETや引きこもりというところに逃げてしまう若者もいるとは聞きますが、お金を出してセミナーに集まる若者たちを見る限りでは僕の時代よりもずっと目に力がある若者たちなのです。最後に僕に対してこんな質問が飛びました・・・「好きな仕事でご飯が食べれるってどんな感じですか?」聞くところによると、彼らが僕に持ってくれた興味は、プロデューサーとかテレビ業界人でありタレントに近いところにいるというセミナー主催者が意図していたものではなく、僕が講演の冒頭で言った「ディレクターの現場は労働条件は最悪やったけど・・・この仕事が好きやからこそ15年も続いた」という言葉だったそうです。好きな仕事でご飯を食べれる・・・それが当たり前だったんであまり実感しながら生きていたわけではなかったのですが、そういうことに若者があこがれているということを聞き、自分は本当に幸せものだということを改めて実感しました。若者たちにはこう伝えました。「僕も最初はこの仕事につく気はなかったんやで・・タレントになりたかってんほんまは・・・でも裏方で人に感動を与えたり、笑わしたり、喜ばしたり・・・してるうちに自分が求めてたことは職種やないことに気づいたんや、方法は別として僕は自分のやりたかったことをやってる・・・そう思ったとき自分は好きな仕事で飯食ってるっていえるようになったんや。 自分のやりたいことは職種は違っても絶対叶えられるはずや」僕は若者たちに期待します。仕事をする自分が好きになれる人が少しでも多くこの社会で活躍することを支援していきたいと思います。僕の事業の定款の一つに、就職支援というものを入れていくことが、今まで充実した仕事で飯を食ってきた僕の第二の人生に課せられた使命のようにも思えてきました。おっさんくさい言い方ですが、「たまには若い人間と触れ合ってパワーもらわんといかんなあ」・・・・・・そう実感したお仕事でした。
Apr 20, 2005
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先日、僕が手がけているプロジェクトの仲間から連絡があり、そのプロジェクトがよからぬ方向に向いているという知らせを受けました。とりあえずゆっくりと話を聞かなくては・・・・・ということでその仲間と食事したのが昨日のこと。内容はかなり深刻なものでした・・・・・僕を含めその仲間、今まで一緒にやってきたメンバーがプロジェクトからはずされおいしいところだけ取っていこうとする人物たちに乗っ取られそうだと言うのです。当然、大きな利権がからむことだけに一筋縄で話が進むとは思っていませんでしたが、やはり汚い大人のやり方を目の当たりにすると、腹立たしいというよりなにかむなしく悲しく寂しい気持ちになるものです。ましてやそれが少年の夢を作るプロスポーツ立ち上げのプロジェクトだけに、余計に情けなく感じます。当然、何をするにしても、意見の交換は必要で、それをまとめていくのが組織のやり方だと思うのですが、今回はある人物が、自分の思い通りにことを運びたいがために、自分の息のかかったメンバーだけでの組織作りをすべく、今まで汗をかいてプロジェクトのためにがんばってきた人間をすべて排除しようとしているのです。それも仕事が出来る出来ないとかいう勝負ではなく、自分の意見に少しでも反発するやつは 裏であることないこと悪評をふれ回り、策略にはめて、組織からはずし、自分の思い通りの組織にしてしまおうというやり方、明らかにアンフェアーなやり方なのです。今までも僕が所属した組織の中にもこういうタイプの人間はいました。仕事が出来ない、自分の表現があまり上手でない人間は、手段を選ばない汚いやり方でのし上がろうとする場合が多いようです。どの世界にも、こういう人間は必ずいます。しかし、こういう人間ほど用心深く、命をかけて策略を練るので、上層部の人間はそのずるさ、汚さになかなか気づかず、策略にはめられた人間のほうが結局悪者扱いされる場合が多いようです。今回の場合も、数名の上層部の人間は気づき始めてはいるようですが、敵もかなり綿密にことを運んでいるようで、なかなか誤解を解くのは難しそうです。僕は広報部門を手伝っていただけなので、まだ傷は浅いですが、そのプロジェクトに生活のすべてをかけてきた仲間たちの心中を考えるといたたまれなくなります。彼にはこういいました・・・汚いことをして仮にある程度のし上がったとしてもボロは出るはずだと・・・力のある人間はアンフェアーなプレイはしないはず。アンフェアーは不安の表れなんだと今後、このプロジェクトはどう展開するかはわかりませんが、世の中にはアンフェアーな人間がいて、汚いことをしなければ自分を誇示できない悲しい人たちがいるという認識だけは持たないといけないとつくづく感じました。おそらく、ビジネスをしていく中でそういう人との出会いは避けられないことだと思います。そんな中で、たとえ陥れられても、同じことを相手にして返すのではなく、自分の正しさを信じて、ポリシーを貫くことが最後にいい結果を生むと信じていきたいものですが・・・・やはり感情的になってしまいますよね周りの人を否定することでしか自分を肯定できない人は、自分では気づいてない場合が多く、相手が悪いからどんな手を使ってでもなんとか排除しないとだめだ・・・と本気で思い込んでいるだけに、厄介です。やはりきれいごとではなく、生きていると争い、戦いは避けられないものなんでしょうか・・・・考えさせられた一日でした。
Apr 12, 2005
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名刺も出来上がり、今週からぼちぼちと挨拶回りを始めました。ものを売る仕事ではなくアイディア、企画、ノウハウを売る仕事なので、まず説明に時間がかかってしまいます。「へえ それでどんな仕事をするの?」「広報のアウトソーシングです」「なにそれ?・・・」「テレビや雑誌に取り上げられるように、商品やお店に付加価値をつけてマスメディアにリリースするお手伝いをするんです」「どうやって?」「演出や仕掛けを使って・・・・・」という具合で、新規ビジネスはやはり一筋縄ではいかないものです。広告代理店ですといえば企業の人たちも大体どういうことをするのかがわかるのでしょうが、今までになかった仕事を認知してもらうというのは結構大変な事のようした・・・・いつも最終的にはこう言ってある程度納得してもらうようにしています「簡単に言えば目立たせ屋なんです」僕の名刺の裏に書かれている業務内容は広報代行 コンサルティングアピールコーディネート・・・・・人や企業、お店が目立つようにコーディネートしていく仕事です。基本今までやってきたテレビの裏方という仕事も言うなれば目立たせ屋だったように思えます。よく俗に言う、華とかオーラとかカリスマと呼ばれるものは、その個人が持っているものと思われがちですが、それらのほとんどは本人ではなく、その周りの人たちが作り出しているものなのです。タレントと長年一緒に仕事をしていればわかります。当然、もともとの器量で目立つ人も多いですが、基本は周りの環境がオーラを作っていると言ってしまっていいと思います。昔を思い出してみるとよくわかります。小学校のとき、クラスで目立つ人間は必ず、運動が出来たり、勉強が出来たり、面白かったり、と何かに秀でた人だったはずです。周りが見る目が変わることによって、本人に自信がつき、人気者になるオーラをまとっていくのです。大切なのは何かに秀でている本人ではなく、周りの人たちのその人への扱いであり見る目なのです。何かに秀でないと華は出ないのかと言うとそれは違うのです。その人間に、人から注目されていたり、羨望のまなざしを向けられているという錯覚を起こさせれば、自然とオーラを発するようになるのです。そうなれば、今までたいしてすごくもない人間がすごい人間と同じオーラを持つようになり気がつけばすごい人間になっていることにもなるのです。タレントと呼ばれる人の多数はそうやって製造されてきているのですタレントはすごいといってもほとんど元は普通の人間です。確かにスポーツ選手や、歌のすごくうまいアーティストはすごい人たちなのかもしれませんが、そのスポーツ選手、金メダリストと同じステージにいるタレントは別にすごくもなんともない人だったりするのです。商品として演出をかけ、作り出されていくタレントたち・・・・だったらそのように周りが仕掛ければ、人気というものは作り出せるのではないだろうか・・・というのが僕の創業のまず最初の発想です。その人、企業、お店のアイデンテティーを見つけ出し、そこに仕掛けを考え演出を凝らし、人に知らせる、そのことによってそのもの自体に向けられる目が変わってくる・・・そしてオーラが出てくる・・・と言った具合です。見られ方が変わった瞬間から、その存在自体はそう見られてしかるべき存在に変身して行きます。それがオーラなのです。レッテルを張られた不良少年がどんどんぐれていくように、羨望のまなざしを向けられると人はその目線に相応な人間に変化するのです。不思議なものです。僕が事業として考えているこの「目立たせ屋」は単にお金儲けの手段だけとは思っていません・・・個人個人がアピールすると言うことの意味、華と言うものの大切さを社会に啓蒙していけたらと考えています。人一倍目立ちたがりの僕が始める目立たせ屋・・・・・一人でも多くの人がそれぞれの舞台でエンターティナーとして輝けるよう、テレビ業界で得た「演出」と言う技術を発揮して行きたいものです。
Apr 7, 2005
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いろいろな生活環境の変化やPCの買い替え、などが重なって日記の更新がなかなかできないまま、かなりの時間がたってしまいました。これからは身の回りの気づいたことに加え、創業日記のようなものも書いていこうと思います。3月31日におかげさまで無事、最後の出勤を終え、サラリーマン生活に終止符を打つことになりました。社内で挨拶をし花束をもらってありきたりの送別セレモニーが終わり、晴れてフリーの身になったのですが、正直なところ「ほんまに俺大丈夫かな?」という気持ちがあることも否定できません。やはり自分を信じきるということはなかなか難しいものです。南船場に事務所も決まり、(今はまだ間借りですが・・・)5月から小さいながらも自分の城を持つ期待感と「仕事が全くなかったらどうしよう」という不安感が入り混じった不思議な気持ちでここ数日をすごしていますが、嫌な気持ちではないことだけは言い切れます。やはりチャレンジって楽しいものなんですね・・・・・僕が15年前にサラリーマンをやめて「クリエイティブな仕事がしたい」と言ったときに周りのみんなが口をぽかんと開けて心配そうに僕を見送ってくれたことを思い出しました。あのときのほうがずっと無謀なチャレンジだったんだと思いますこれは充実感という感覚を知っている人間の癖なのかもしれませんが、自分の夢を叶える感動を一度知っている人間にとっては、ある程度先が見えてしまった人生を生きていくことは退屈で仕方がないものなのです。スポーツで栄光を得たものが芸能界を目指したり、財界や芸能界で成功した人が政治家を目指すというのもそういいうチャレンジ癖のようなものなのかもしれません先が見えないからこそ不安だけれどもわくわくするこの感覚、自分本来の本能がよみがえってきたような気がします。来年の日記はいったいどんなことを書いているのかが楽しみな今日この頃です。
Apr 4, 2005
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しばらく更新できませんでしたが少し色々な身辺の変化があり、対応に追われていました・・・今週の木曜日についに辞表を提出しました。予定より少し早くはなりましたが、これからはフリーのプロデューサ-となり、時期を見て会社を設立する予定ですテレビに固執せず、企業のプロモーションや、広報コンサルティングという部分で今までのスキルと人脈を生かしていこうと考えています。早くなった理由は、人が足りなくなったという理由からもう一度ディレクターをやらなくてはいけないシフトになったこと・・・・・格下げというモノではなく、まだ、現役で使えるという判断であまり深い意味ではなく、こういうシフト移動では「また現場の仕事が出来る」と喜ぶ人もいます、しかし僕にとっては、このシフト移動が何か、神様のメッセージのようにも思えたのです。不思議なもので、迷いはなくなりました。たった一歩ですが、踏み出したことによって世界が一瞬にして変わたような気もします。大丈夫か?という人もいますが、会社にいたって大丈夫か?とも思います。簡単な道ではないということは承知の上で、まずは歩き出します。応援よろしくお願いします。
Feb 25, 2005
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今日も朝からディレクターにADがこっぴどく怒鳴られていました・・・「お前空気読めよ!」僕らの業界では定番の怒り方ですがこれほど抽象的な説教はありません、入って間もない人間は、こういわれても口をぽかんとあけたまま・・・ということがほとんどです空気を読む?我々演出家は、この業界に入ってしばらくすると、今までにあまり聞いたことの無いキーワードを聞くことになり、説教には必ずその言葉たちが並ぶことに気づきます。普通の会社で、説教のキーワードといえば、「報告」「確認」「礼儀」等といったものになりますが、我々の業界説教キーワードベスト3はこうです。「空気」「ま」「華」一般用語に訳すと・・・・「空気」=雰囲気、ムード、「ま」=タイミング「華」=オーラ、華やかさ、人気となります。今日、怒られていたADはどうやら現場で、この「空気」をうまく感じ取れなかったことで、タレントや現場スタッフに不快な思いをさせてしまったのだと思います。ではなぜ、我々の業界と一般企業の中にこのような怒り方の違いが出るのでしょうか・・・これは僕自身の見解ですが、そこには公を重視するか、個を尊重するかの違いがあるのだと思います。多数の人間をまとめ、同じベクトルに向かせるためには、個をある意味打ち消すことも必要になってきますそんな中で出る説教キーワードは、「報告」(勝手なことはするなよ)「確認」(ミスはするなよ)「礼儀』(会社の決めた上下関係には逆らうなよ)ということになるのだと思います。悪い言い方をすれば、あまり人より目立ったことはせず会社の命令をよく聞く人間が評価される世界なのです。そこから比べると、演出家のようなクリエイティブ業界は「個」が無いと仕事にならない仕事であるため、まず、そのような教育がされることはありませんし、そういう教育をしている会社は衰退します。「空気を読め」ということは、「報告しろ」よりずっと過酷な命令です。自分の感性で今、どうするべきかを考えろという意味なのです。実際、報告すると怒鳴られる場合もよくあります。「そんなこと報告する前に、自分で考えて動け!時間は待ってくれへんぞ!」だからといって報告せずに勝手にことを運ぶと怒られるときもあります「お前!何様のつもりや!勝手に判断するのは100万年早いんじゃ!」・・・・・結局は結果がすべてなのです。抽象的に何度も怒られた場合確かにメリットとデメリットははっきりとします。理屈で考えても理解できない説教は、「右脳」を使い感覚的に、失敗を回避する方法を探し出します。これは臨機応変に対応する能力であり、失敗してからのリカバリーが利きます。これがメリット・・・デメリットは、理解できない人間には何度言っても全く理解できず反感を買うだけということです。企業の「ほう・れん・そう」という教え方は、楽といえば楽です。「報告、連絡、相談」これをきちんとしていれば評価を下げることはありませんしかし逆に、ここで評価の高い人は、間違いなく融通が利かなくはなります。マニュアル化された企業に必要とされているのは、優秀な社員数名と、融通は利かなくてもよく言うことを聞く大多数の人間なんだと思います。というわけで説教のパターンは「個」を必要としないものが多くなるのです。これからの時代、どんな仕事においても、今以上にクリエイティブな感性を持つ人材が必要とされるようになります。そんな中で、この「空気」「間」「華」という説教キーワードはどんどん一般の中にも取り入れていくべきだと思います。せめて自分の周りだけでもいい空気にするように、自分に何ができるか・・・・・毎日そんなことを考えるのですが、いまだによく空気の読み方を失敗します。この3つのキーワードは、下に教えるものであると同時に、どんなに年をとっても正解の出ない、大きなテーマなのかもしれません
Jan 18, 2005
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昨日は、ある番組の会議があり、そのあと放送作家と呼ばれる人とお茶を飲み、少し話し込みました。業界では知らない人はいない有名人で、吉本の養成学校の先生でもある彼の職歴は非常に興味深いものでした。僕がテレビを見ながらよく笑っていた漫才師のネタを書いていたのは実は彼だとか、番組のクイズ番組での珍回答は全て彼によって仕組まれたモノだとか・・・・一般視聴者が聞くと「だまされた」というような裏話ばかりでした。テレビ業界に入り15年目になった今、改めてタレントという存在を考えてみると、彼らは個人ではなく、作り上げられたひとつの商品だということが確信できます。タレントでデビュー当時から華のあった人間は半分もいません。周りの人が華を作りだして行くのです。ネタを書くといった直接的なものから、タレント扱いし、ちやほやすることで自分は人と違うカリスマ性のある人間だと思い込ませるメンタル的なもの、周囲の人間にこの人はあなたたちとは違うという意識をもたせる演出まで、その手法は様々ですが、その作り込みなしで、オーラが出来ることはまれにしかありません。アメリカなどでは、政治家には全て裏方がいて、一人のキャラクターを創り出しているといいます。人間は皆、周りの期待に答えようという意識があり、周囲の言葉によって自分の出す面を変えていっているのだと思います。華、オーラは明らかには作られるのです。そのことを明らかにすると、オーラは消えます・・よってこういうノウハウはあまり人に知られることはありません。しかし、人からキャーキャー言われたりあがめられている人は間違いなく、周りによって目立たされているのです。カリスマ社長にはオーラがあります。それは、お金で自分を目立たせるサポーターを雇っているからです。オーラは不思議と話に説得力をもたせます。そのためにオーラを作り込んでいる場合も多くあるのです。徳を重ねたり、飛びぬけた才能を持っている人は最初からオーラをまとっている場合もありますが、半分以上が作られたものなのです全ては演出のなせる業です。しゃべりかた、姿勢、しぐさ、そんな些細なことで好感度も変ります。やはり今、自分のやろうとしている、パーソナルプロデュースという事業は、うまくすれば世になくてはならない仕事になるんではないかと思えてきました。華を作るのは、サポーターによる演出力。華を身にまとえば利益につながる人たちはたくさんいる・・・・そこに心理学の裏づけができれば商売になりそうな気がしてきました。商法が今年から改正され、有限会社がなくなり、供託金制度がなくなり、資本金は必要な金額さえあれば会社を設立出来るようになるそうです。まず自分自身を自己演出し、オーラをまとって事業を成功させようと、、放送作家との会話でまた意識を高めることが出来ました。
Jan 11, 2005
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今日は会社も休み、朝からジョギングをしてみることにしました。10キロほどをゆっくりと走ろうと決めて走り始めたんですが、やはりしばらくさぼってたツケなのか、5キロを過ぎたあたりから、かなり疲れが出始め、歩き出してしまいましたかといってずっと歩いていると体が冷えてきて風邪をひきそうになるし・・走ると辛い・・・かなり走り始めたことを後悔しました。どちらにしても、来た道は帰らないといけない。そう考えた時、どうすればこの辛さを一番紛らわすことが出来るかを探さずにはいられませんでした・・・色んな方法を試してみました。フルマラソンに出たときを思い出して、そのときよりも辛くないと自分に言い聞かせてみたり、自分に声をかけて励ましてみたり、暫定的に目標を決めて、そこに着いたらタクシー乗るぞと決めて、そこに着いたらまた先に目標をおいてみたり・・・色んな方法で、ばてた自分を啓発してみましたが、やはり辛い時に効く方法は「想像」が一番だということがわかりました。そういえば、ボクシング部時代も、フルマラソンに出たときも苦しい時には必ず想像で自分を奮い立たせていたように思います。2ヶ月後に体重計に乗ると7キロも痩せていて、よろこんででいる自分や、会社の若い女の子に「痩せましたね」と言われている様子、初めて会う人に「若いですね30代前半にしか見えませんよ」なんていわれている様子・・・・妄想とも思える、自分にとって都合のいいことを次々に頭に浮かべていると、不思議と残りの距離を走りきれたのです。人間、意志が強いとか、弱いとかよく言いますが、おそらく意志よりも想像のほうが明らかに目的を達成するのには必要なモノなのだと思います。タバコをやめるときも、我慢より、タバコをやめたことを自慢げに喋っている自分をよく想像して危機を乗り切ったように思います。体に命令を出す神経は意外と単純で、実際に見たり、聞いたり体験していることと想像しているものとの見分けがあまりつかないようですね・・・梅干を想像しただけで唾が出たり、エッチなことを想像しただけで体が反応したり、気持ち悪いことを想像しただけで鳥肌が立ったりするのがいい例です。そう考えると、きっと想像で、ある程度自分はコントロール出来るようにも思えます。目的達成のためにはこうしなければいけないと考えるから、努力は大変で辛いように思えるもので、もしかすると、想像の仕方をうまく操作すれば比較的楽に目標に近づけるのかも知れません。意志が強い弱いは、どんな自分を想像してたか、にかかっていたようにも思えます。いいイメージが必ずいい結果を生む、なにか確信に近いものを感じることが出来ました
Jan 9, 2005
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タバコをやめてから4ヶ月がたちました・・・今はタバコのことを思い出す時間はほとんど無くなりましたし、禁煙のつらさを感じることもありません。タバコとパチンコをやめると決めたときはかなり自分にとっては負担の大きいものだと思っていましたが、今となっては逆にそれらの習慣があったことが不思議なくらいです。人間は今まで自分の生活に当たり前のようにあるものは、なくてはならないものと思い込み、それが欠乏すると違和感を覚えそれをどうにか補おうとじたばたするものですが、時間がたつと、自然とそのものがない生活に順応していくものです。ある一定の時間が過ぎるまでが苦しいのです・・・・ただ、人間の欲求は抑え込むとどこかで必ず帳尻をあわせようとするようで、僕の場合はタバコとパチンコの欲求が食欲へと変りました。おかげで4ヶ月で8キロ増・・・・朝、昼の食事をとっているのに、3時頃に口が寂しくてカレーやさんに入ったり、夕食後に呑みに言って揚げ物を食べたり・・・肥えて当然です。欲求不満を食欲で補おうとしたのだと思います。人間の対応能力のひとつです・・・今までより食事がおいしくなり同じ物を食べても今までよりは快感が増していたのです。今年の3日から、食欲と飲酒の欲求を抑圧しています・・・・昨日まではつらいという感情が大きく、食べたいという欲求が頭から消えなかったのですが、今朝から、その欲求を何か他のもので補おうという動きが自分の意識の中に芽生えてきたよう思えます。いつもは目にとまらない中国茶専門店が気になり、朝から入ってみました・・・また会社の近くのマッサージ店(いかがわしいところではない)にも行ってみたくなりました・・・何においても快感をなくして毎日を過すことは難しいようです。快感の強いものほど副作用が強いにもかかわらず、快感の強いものを知ってしまうと更に刺激を求めてしまうのが人間なんでしょうね・・・酒、タバコ、博打、食道楽を抑制した今、おそらく性欲はかなり強いものになっていると思いますが、僕の場合それは直接的な「したい」という欲求より、「女性から男性として意識されたい」という間接的なものとなっているようです、太っておっさんになったら男性として見られない・・・シャープになったら、男性として意識されやすくなる・・・そうなりたい・・という欲求が酒、タバコなどの欲求の変わりになっているのだと思います。ボディービルダーやボクサーがストイックになれるのも、戦うことや出来上がった自分の体を見る快感が食べたり呑んだりの快感に匹敵するからこそだと思います。人は欲求は抑圧したからといって無くなるわけではありません。何かに形を変えるだけです。それを無理やり抑え込むと変な形で爆発するか、故障をきたしてしまいます。何らかの理由で欲求を満たせないときは、早く変わりの欲求を見つけないといけませんよね・・・何においても、そんな対応能力をうまく使うことが、目的達成のコツなのかもしれません
Jan 8, 2005
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みなさん・・・遅くなりましたが明けましておめでとうございます昨年から更新が遅れていましたが、西成ネタに固執しすぎたのが原因で、ネタ切れというのが正直な理由です。日記という根本の趣旨を忘れてしまっていました・・・今後、手記的な文章はページの方に書き込み、日記には近況などを記すことにします。ということで、フェザー本人の近況を書き記します。昨年末は、新規事業のための準備、勉強に力を入れた数ヶ月でしたが、今年はその事業に幅を持たせるために心理学の勉強を本格的に始めようと思っています。新規事業の内容はページにも書いてあるように、テレビ番組の演出技術と人脈を活かして、個人や会社のパーソナルプロデュースを手がけて行こうと思っています。企業や団体、個人の広報アウトソーシングというとなんとなく意味がわかるかと思います。低予算で有名になるようにテレビ番組裏方スタッフがバックアップというのが売りです。この要素にメンタルトレーニングや群集を巻き込む心理学の裏づけを持てばまた面白い展開が出来ると思うのです。今年は今まで趣味だった心理学を本格的に習い、来年には資格もとろうと思います。しかし、それより前に4ヶ月の禁煙の副作用として残った体重増加を何とかしなくてはいけません。毎年肉体改造の時期は作って毎回成功しているのですが、今回はちょっと本気にならないと以前の体脂肪15%に戻すのは難しいかもしれません。いろいろとしないといけないことは山済みですが、今年もよろしくお願いします
Jan 7, 2005
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「命があったら死にはせぬ~あくせくせんでものんびりと~ 七分五厘で生きられる~人はスラムというけれど~ ここは~天国 ここは天国 釜ヶ崎」三音英次という歌手が歌う、知る人ぞ知るヒット曲「釜ヶ崎人情」の一節です。西成区の愛隣地区は昭和41年までは釜ヶ崎と呼ばれていました。昔の地名は西成郡今宮村字釜ヶ崎・・・ここが木賃宿で暮らす日雇い労働者の町として定着したのは江戸時代は末期のこと、そう、この釜ヶ崎〔愛隣地区)は景気の良し悪しによって昨日今日出来たようなスラム街ではなく、歴史に裏づけされた、あるべくして存在する町なのです。女装をする男性のことを「オカマ」と呼ぶようになったのは、この町「釜ヶ崎」が語源になったとも言われています。その昔・・生活が困った釜ヶ崎の肉体労働者は、最後の手段として、女装をし男娼となってお金を稼いだといわれています。隣町にある飛田新地で女遊びをする男を横目で見ながら、お金のない労働者たちは、娼婦の代わりに安い男娼を買ったといわれています。「仕方ない・・・今日もカマ(釜ヶ崎)で我慢するか・・」と・・・・・この釜ヶ崎が大きく変ったのはやはり1970年の大阪万博の年。全国から大阪北摂地区開発のための労働者が集められ、今だかつてなかった賑わいを見せました。その時期にこの町に集まった、20代男性が今、50代後半となり、明日の命の保障のないという状態に追い込まれているのです。当時、肉体労働者は羽振りもよく、毎日稼いだお金を飲み屋や料亭(風俗営業店)に落としました、宵越しのかねは持たないというのが彼らのステータスでもあり、明日も働くというモチベーションをあげる方法でもあったのです・・・・・不況の風は吹き・・・朝5時に並んでもほとんどの労働者が仕事にあぶれるという時代が訪れました。最初はまじめに並んでいた労働者も、10日も仕事にあぶれるともう並ぶ気力も無くなります。そのうち、何のたくわえもないまま年をとり、働けなくなってしまったのです。こういった場末の町には人情があるといいます。厳密に言うとそれは間違っています。どこにでも人情はありますし、どちらかというと裕福な人たちが暮らす地域よりは人間関係は殺伐とし、他人にはかまってられないという人が多いのが事実だと思います。しかし、死と直面する毎日を過ごす人たちの社会ではちょっとした人の情けがかなり重たく感じます。毛布をプレゼントするだけで救える命があるのです。人情の町、というより人情がなくては生きることさえままならない町・・・自業自得とののしり、軽蔑して横を通り過ぎる人もいれば、毎週木曜日の晩に毛布をもってホームレスに声をかけて回っているボランティアの会もあります。これから冬・・・すぐ横にあるレジャー施設「フェスティバルゲート」にはクリスマスツリーの灯がともり、恋人たちが思い出の時間を過しますそこから国道をはさんだ町ではたった一杯の炊き出しの雑炊にありつくために、100人以上の労働者がが行列を作っているのです。「身の上話にオチがつき~ここまで落ちたと言うけれど~ 根性丸出し丸裸~義理も人情もドヤもある~ ここは天国 ここは天国 釜ヶ崎」
Dec 15, 2004
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先月25日に西成警察と労働者の間にトラブルがあり、今、西成あいりん地区には緊張が走っています。労働者の言い分では、西成署の警察官は金銭のトラブルで署を訪れた労働者二人の話を聞かなかったどころか、署外へ追い出し最後には殴る蹴るの暴行を加えたとか。西成署の発表では全くそんな事実はないとのこと・・・今月3日には250人あまりの労働者が抗議に集まりました。事の真偽はわかりませんが、このまま労働者の不満がつのれば、第三次暴動ということにもなりかねません。思い返せば1990年の暴動も、最初は300人ほどの集会が発端でした、原因は西成署員の収賄が発覚したということ。彼らにとっては暴れたからといって別に自分たちに何の得があるわけではないのですが、つもりにつもる不満と普段は出来ない社会への自己顕示が彼らを暴動へと駆り立てるのかもしれません。おそらく、自分が選んだ道とはいえ、人から汚いものを見るような目で見られ、明日の保障もなく、夢と希望を持つことを許されなくなった人たちが持つ不満は、我々が持つそれとは全く違う種類のものなのだと思います。これから冬、毎年300人の凍死者が出るこの町で死と隣り合わせに毎日を過ごす人たちが、今、権力に向かって何か生きている証を叫ぼうとしています。1990年・・・わが町西成区が一躍有名になった年でもありました。この暴動が西成を象徴する出来事として今も語り継がれていますがこれが第二次の暴動・・最初の暴動は1961年に起こりました。原因は、交通事故にあった労働者に対して、現場に駆けつけた警察官がろくに生死も確認せず、ムシロをかぶせただけだったということ、 それを見た労働者たちが、犬や猫のように扱われたと抗議・・・・暴動へと発展したそうです。今回はまだどのようになるのかはわかりませんが、油断は出来ない状態です。穏やかに、平和に、みんなが仲良く楽しく生きていくなんてことは到底、無理なことなんでしょうか・・・なら・・・せめて僕と知り合った人たちだけは幸せになって欲しいそしてより多くの人と知り合いたい・・・そう考える今日この頃です。
Dec 8, 2004
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「けつかっちん」「まわし」「とっぱらい」・・・これらはテレビ業界だけで使われる用語です。「けつかっちん」=後に仕事が入っていて時間内に必ず終わらなければいけない状況。「まわし」=司会者かもしくはトークの中で中心になるキャラクター。「とっぱらい」=ギャラやクイズなどの賞金を事務所にを通さずに直接支払うこと。このようにその業界や一部の地域でしか通じない、隠語はこの世の中に数多く存在します。例えば「えんとつ」「おばけ」「けたおち」・・・・これらは何のことかわかるでしょうか?これはタクシーの乗務員が使う用語です。「えんとつ」はメーターを倒さずに自分の懐に売上を入れる不正のこと、「おばけ」長距離のお客さん。「けたおち」は逆に近距離のお客さんのことだそうです。さてここからが本題・・・・西成区にある平成の遊郭、飛田新地にもそこでしか通用しない隠語が存在します。「しのぎ」「まいど」「とんこ」「ゆうれい」・・・「しのぎ」とは飛田に来る客をターゲットにした強盗のこと、場所が場所だけに警察に届けない被害者も多いとか・・・「まいど」はひやかしで、お金を持たずに毎日、町をうろうろする男のこと、マニアのようにどこのどの女の子がいつから出勤してるかとかいうような内部事情に詳しいそうです。いわゆる風俗嬢の追っかけ的存在です。「とんこ」は借金が回らなくなって蒸発する風俗嬢のことです。とんずらに語源があるようです。さて・・・・今日の話題は最後に紹介する「ゆうれい」この言葉・・・当然真夏の夜に出てくる幽霊のことではありません。おそらく、一般的な想像からはこの意味を理解することは難しいことでしょう。「ゆうれい」とはこの町で働くことによって精神的に壊れてしまった・・心の病を持つ女性のことを言うのです。魂を抜かれたように彼女たちは町を徘徊することが多くあります。そんな生ける屍のようになってしまった人たちのことを地域の人は「ゆうれい」と呼ぶのです。僕の知っている人は推定年齢40歳の小太りの女性。毎日トラックが通ると運転席を覗き込み、笑みをうかべます。聞くところによると、10年前に売上ナンバーワンだった彼女は当時トラック運転手に恋に落ち、稼いだお金を全てその男に貢いだとか・・・彼は何千万ものお金を持ってその上彼女に借金までさせトラックに乗り、、「来月帰ってくる」と言い残したまま二度と帰ってこなかったそうです。それ以来、気がおかしくなった彼女は、精神病院と飛田を行き来し、帰ってきたときは常にトラックを探して町をうろうろしているのです。他にも幽霊のうわさはたくさんあります。気がおかしくなっても身寄りのない彼女のような人たちは、周りに守ってもらえることもありません。病院もすぐに退院させてしまいます。きちんと病気を治すことすら出来ないのです。飛田は華やかな町。そういう場所にこそ、人の憎しみや苦しみが存在します欲望と憎しみは紙一重のところにあるのかもしれません・・・・
Dec 7, 2004
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昭和33年に女性活動団体の運動により廃止された、「赤線」。女性の人権擁護のために作られた売春防止法だが、これほど建前と実態が違う法律は他にないだろう・・・・入浴サービスという名目でソープランドが存在し、料亭という名目で、刹那の恋の相手をする商売が存在する。実際問題、こういった性風俗産業が法律の規制の通りに全くなくなった場合、レイプ、痴漢といった犯罪が増えるということは否定できない。需要と供給のバランス・・・・ここで働く女性達にとって、売春防止法は敵、人権擁護を謳うならそれだけのお金か仕事を国が保障してくれるのかという理屈を口にする。手っ取り早い金儲け・・・最初はバイト感覚の水商売から足を突っ込み、いつの間にか風俗にという女性も少なくない。R子は今年30歳、彼女には7歳の男の子がいる、その子が3歳の時に離婚。相手の男性が引き取って以来会っていないらしい・・・彼女に言わせると離婚原因は旦那の暴力・・にもかかわらず身寄りと経済力の全くない彼女には子供の養育は無理という判断を裁判所は下した。R子は西成区の風俗街、飛田新地に身を置いて2年になる、居酒屋で飲んでいるとき、彼女はいつもこういう言い回しをする。「どうせ世の中思った通りにはならんやろ?希望なんて持つだけ悲しかろ」九州なまりがその言葉をよけいに悲しく聞こえさせる。4年前、離婚を期に大阪に来た彼女は、まずはキャバクラという種類のお店に勤めたという、そこで知り合った金持ちの70歳近い男性に、囲われ、お金には不自由しない生活になったそうだが、自分で働かずに飼われている生活ほど不自由な生活はなかったと過去を振り返って彼女はそう言う。その男性の所を飛び出して一人で暮らすようになり、水商売を転々とし、借金が出来、行き着いた先がこの飛田新地。体を売る罪悪感で涙するのは最初の一週間、毎日、福沢諭吉に抱かれていると言い聞かせながら時間を過ごすのだとか・・・自分で選んだ道とはいえ、正直、彼女に対してはいつも説教したい気持ちになってしまう。「もっとポジティブになって、借金返したら、何か自分でお店でも持ったら?」そう言う僕に彼女はいつもこう返す「きっとそんなにうまくいかんよ・・・」酒乱の父親は母親に暴力をふるい、たまりかねた母親は娘をおいて蒸発・・・そこに来た後妻。最初はその娘を可愛がったものの、自分に子供が出来ると、手のひらを返したように冷たくなり、その娘をいじめた。幼心に傷を負った娘は家出をし、高校は中退。結婚した相手は暴力亭主・・・・R子の生い立ちを聞いていると、確かにうまくいかない人生とあきらめてしまうのも無理はないと思う。この西成区には、もっと悲惨な幼少期を送っていても、がんばって、自分で商売をしたり資格をとってバリバリ表社会で働いている人もたくさんいる。しかしそれも一握り、不幸な家庭に育った人間がヤクザや風俗嬢になる確率は、そうでない人間に比べて明らかに多い。ここでの「不幸」と言うカテゴリーは、母子家庭、父子家庭などということではなく、幼少に大きな傷を負うような目にあったり愛情を受けずに育ったと言う意味である・・・彼女の「うまくいかん」を説得できない自分がいる。「いいイメージをすれば必ず夢はかなう」僕はこの考え方で、ある程度の地位と夢をかなえ、おそらくこれからもそうなると信じている。しかしその言葉は彼女には響かない・・・・同じ人間・・僕は恵まれた環境に育ったから、すきな仕事をしたり、当たり前のかたぎの仕事で食べていくことが出来ている。やくざや風俗嬢はアンダーグラウンドの商売、しかし、僕が不幸な環境で育っていたら・・・そこにいないという保障はない。もっと言えば、生きた環境によっては自分がアルカイーダのテロリストになっていなかったと言う保障もない。おそらく僕の価値観の通用しない世界が僕の知らないところにたくさんあるということも受け入れなければいけないのだろう。それでも僕はこれからも彼女にはこう言いつづけていきたい有難迷惑とはわかっていながら、無理を承知で・・・「いいことと考えていたら・・必ずいいことあるで」と
Nov 4, 2004
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同じ命。重さに変りはないのに・・・・一方は全国からエールを送られたのに、又一方はブーイングの中、おそらく今も死の恐怖と戦っています。確かに私自身も新潟の母子生き埋めのニュースでは心から3人の無事を祈りましたが、イラク日本人拉致事件に関しては正直、「仕方ない」と簡単にあきらめてしまっているように思います。24歳といえばまだまだこれからなのに、心無い人からは「自業自得」とさえも言われています。自殺であれ、壮絶な闘病の末の死であれ、事故であれ、命を落とすと言うことの重大さは本来、同じのはずです。「死んでもいい」ということはあろうはずはないのです。かといって自衛隊をイラクから撤退さすということが正しい選択であるかと言えばそうではないと思いますが、「自業自得」と言うのも少し違うようにも思えます。僕自身の極私的な意見を言うなら、イラクに行って人質になるような人は雪山をなめてかかって遭難する登山者と同じようなものだと思います。当然、死を覚悟の上での挑戦です。しかしながらそういった冒険心をもつ人間は命を粗末にしているとはどうも思いにくいのです。安全に生きることを人生の価値観としている人の命と命がけでなにかをする価値観を持つ人の命を天秤にかけたからと言って、どちらが重いとはいえないと思うのです。なんの落ち度もなく、ただ天災の犠牲になった新潟のかたがたの命とあえて危険な場所に向かって命を落とす人の命の価値は違うと言う意見もあるかもしれません。確かに彼のとった行動は軽率で、人にも迷惑をかける行動であったとは思いますが、死をもって償わなければいけないほどの重罪ではないと思います。今回の一連の報道は、様々なことを考えさせられました。命の重さ、大切さ、わが町西成区には推定6000千人のホームレスと簡易宿泊施設(どや)という一泊800円から1300円の安ホテルをねぐらにする20000人の人間が生活しています。これからの季節、凍死する人は増えます。その数西成区だけで毎年およそ200人・・・・のたれ死にはニュースにすらなりません。葬式どころか、手を合わせる人すらいない最後を迎える人がそんなにたくさんいると言う事実。西成区のそういったぎりぎりの生活を余儀なくされている人たちが多く暮らす町。「愛隣地区」隣人を愛する余裕すらないない人たちがぎりぎりで生きています。運良く、普通の生活をする人たちは、その愛隣地区で暮らす人たちを「自業自得」とか「死んでも仕方がない」などという見方をします。しかしどうでしょう・・・同じ人間同士、命の重さに違いはあるのでしょうか?国会議員の命と日雇い労働者の命・・・どれくらい重さが違うのでしょうか?西成区には、ホームレスの人たちに毛布を配ると言うボランティアをしている小学生たちがいます。どんな命も大切・・・そういう価値観を一人一人が持つことが、平和への第一歩なのかもしれませんね。
Oct 30, 2004
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「最近、あの店閉めたみたいやな、マスターの顔もしばらく見てないし・・・」「なんや・・じぶん知らんかったんか?あのマスター今、豚箱の中やで」「薬かいな・・」「そういや最近、なんや甘酸っぱい匂いしとったわ」この会話・・やくざ映画やVシネマの一シーンではありません、西成にある、ごく普通のスナックで交わされる客とママの日常の会話です。まだ、つかまったという話なら平和なほう・・「今、出て行った客・・くすりいってるで、今度来たら断りや」「うちもおかしい思ててん」こんな会話も一ヶ月に一度や二度のことではありません。そう・・意外と覚せい剤という悪魔は身近なところに存在しているのです。フェニルメチルアミノプロパン・・この薬剤が悪魔の白い粉と呼ばれ、人間に幻覚と肝障害、神経障害など強度の副作用をもたらす非合法薬物・・通称覚せい剤です。常習性、中毒性も強く、よほどの強い意志がない限り、一度使用すると逮捕されようが、懲役を食らおうがまたその快楽に手を染めます。一度使用すると、70パーセントの人がその薬を調達するためだけに生きる、薬物の奴隷となるのです。そんな恐ろしいものがこの日本ではごく普通に売買されています。西成区のある地域にいけば、道を歩いているだけで、声をかけられます。「品物(シナモン)あるで」映画やドラマでは「ヤク」とか「ブツ」と言われていますが大阪で覚せい剤といえば「シナモン」です。大きな「覚せい剤を撲滅しよう!」という看板の前で、当たり前のように売買は行われているのです。先日、西成署に新しい署長が赴任したとかで、一斉取締りが行われ、15人ほどの売人の逮捕があったそうですが、昨日もまた新しい売人が町に出ていました。当然、買いに来る人間がいるから売人がいるのです。値段は日によって違うそうですが、1グラムおよそ3万円1グラムで3回分になります。そもそもこの薬剤、戦時中から戦後にかけては「ヒロポン」といって強壮剤として錠剤や注射薬として薬局で合法的に売られていいました。「ヒロポン」はギリシャ語で「よく働く」という意味・・当時は疲労がポンととぶなどといわれかなり人気があったそうです。しかしその副作用と幻覚が問題となり、昭和29年に製造中止。非合法の薬物として取り締まられるようになりました。現代社会・・非合法でありこれだけその存在が否定されているにも関わらず、まだこの「シナモン」求める人がいるという現実。実際の取引に出くわすこともしばしばあります。その客は、サラリーマン風の若い男、タクシーの運転手、水商売風の女性など・・一見、そういうことをするようには見えない人ばかりです。使用したことのある人の話を聞くと、それを使用してのセックスは想像を絶する快楽だといいますその快楽のために人生を覚せい剤のためだけに生きるようになってしまう人がたくさんいるのです。冒頭のスナックの会話にも出てきましたが、覚せい剤を常習している人からは独特の甘酢っぱい匂いがします。そこまで行くと、逮捕されてもまた同じ失敗を繰り返す人がほとんどです。国家は何をしているんだ・・などといっても始まりませんおそらく西成は日本の裏社会を簡単に見れるだけのこと、日本全国の裏社会で白い粉ははびこっているに違いないのです。自分は大丈夫・・・最初はみんなそう思っています。しかし人生、楽しい時ばかりではありませんし、現実から逃げ出したい時もあります。そんな心の隙間を売人達は狙っているのです。僕自身、実際「シナモン」で廃人になった人を何人も知っています。意味不明のことを喋りながら泡を吹いて救急車で運ばれ、帰ってこなかった人、クスリを買う金欲しさに強盗に入った人・・・信じられないかもしれませんが、どの人も最初はこの文章を読んでいる人と同じ普通の人だったのです。覚せい剤を始める前までは、自分は無関係だと思っていた人もたくさんいるのです。現実問題として、覚せい剤の魔の手は主婦や、サラリーマン・・高校生にまで及んでいます悪魔はあなたのすぐ後ろにいるかも知れないのです・・・
Oct 24, 2004
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知る人ぞ知る風俗街、西成の飛田新地に住む僕は、毎日、性を買いに来る男性とすれ違いながら帰途につきます。男性客はどんな日でも途切れることはありません。盆も正月でも・・・先日の台風のさなかも風と雨を潜り抜け客はやってきたそうです。本当に性欲ほど人を動かす原動力となる欲求はないように思えます。僕自身は、こういう環境の中で育ったせいか、ほとんど風俗で性的欲求を満たすことはありません。本当の話、そういうことが好きではないのです。セックスはおそらく人並み以上に好きだとは思うのですが、お金で性的欲求を解消することがどうも納得できないのです男性同士の会話の中ではいつも僕が少数派となります。「お前、風俗で性欲満たさんと、どこで解消すんねん・・奥さんか?えっつまさか素人と不倫するんか?そんなんややこしいし、家庭崩壊のもとやぞ・・・」風俗好きの先輩はこう言います。「風俗は、素人の女性を口説くよりずっと安上がりですよ、別れ話でこじれることもないですし・・」これは後輩の意見・・・・僕から言わせれば、風俗も素人も浮気は浮気なんですが、どうも罪悪感が違うのと、リスクの大きさが違うようなのです。この町の風俗で働く女性から色々な話を聞くと、「やりたい」という一つのキーワードだけでは、風俗に来る人をまとめることは出来ないということがわかります。妻に先立たれた70歳を越えた男性が膝枕だけをしてもらうためだけに1時間で3万も4万も使うというはなし、独身で年配の社長が10年間同じ女性に通いつめ、誕生日には毎年、何百万もの指輪をプレゼントするというはなし・・・知的にも体にも障害をもった男性の手を引いた母親がやっててきて、嫌がらない女性を探して回っているという話も聞いたことがあります。その仕事を引き受けた女性の話では、母親から頼まれ、「いらっしゃいませ」と普通のお客と同じように迎えた時は母親から泣いて感謝されたそうです・・・「地獄を見ずにすみました」と・・・・僕の好みはさておいて、こういう話を聞くと、この商売も社会には必要な裏稼業業なんだとつくづく思います「やりたい」だけではない異性同士がを求め合うという「性」(さが)大抵の場合、男は「やりたい」にお金や労力を使い、女性は「独占したい」にお金や労力を使います。だからこそ風俗が儲かり、ホストクラブが儲かります「やりたい」も「独占したい」も性的欲求のなかの一つ・・・性的欲求は大きな原動力となるだけにベクトルを間違えると大変な犯罪にもなりかねないパワーです。お金で割り切るのも一つの手段ですし、時間をかけてお互いの信頼と人間関係のもと、そういうパートナーシップを結ぶのもいいかもしれません、物々交換と同じように、お互いの欲求を満たしあえる関係を作る人もいるかも知れません。「やりたい」と性的欲求はイコールではありません性的欲求のなかのひとつに「やりたい」が存在するのです。老若男女すべてが多かれ少なかれ必ず持つ「性的欲求」案外、人生の満足感はこの欲望に大きく左右されてしまうのかも知れませんね・・・・
Oct 23, 2004
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ディレクターを引退し、企業のプロモーションや、新規事業のメディア展開のお手伝いをするようになり、今まで見えていなかったものが見えてくるようになりました。大手企業の経営が破綻し、サラリーマンのリストラ、年収の減額よって、思ったより個人の起業に対する関心が強くなっており、独立、開業を目指す人が多くなったということも、テレビ番組を制作しているだけではとても気づかなかったことだと思います。当然、夢を求めて独立を目指すことは素晴らしいことですし、大阪、日本を盛り上げ景気を回復するためにも大切なことなんですが世の中、何かをしたいという欲望の裏には必ず落とし穴があることだけは知っておかなければいけません。連鎖販売取引・・・・別名はネットワークビジネス店舗を持たずに、まず商品の愛好者となった消費者が口コミでそれを販売しマージンを受けとる商売。最初に代理店になり、自分のお客さんを増やすとそのお客さんが口コミで売った商品のいくらかは何もしないでも権利として半永久的に手元に入るというおいしい話・・俗に言うマルチ商法です。忘れたころにこういったビジネスは流行りだします。なりを潜めていたマルチの先駆である外資系の会社数社も、また息を吹き返し始めたようです。昔はシャンプー、洗剤といった日用品が中心でしたが、今は流行の健康食品や通信機器が商品。そのセールストークも以前よりは洗練されているようです。なにより今はインターネット市場の普及や、通信販売の日常化により流通の常識が変ったことで、実際にその商法が悪質と言い切れないところがそういうビジネスにとっていい環境になったのかもしれません。実際、大企業が傾くと、良くも悪くも個人の事業主が動き始めます・・そういう時代だからこそ、本当にものを見極める目が必要となるのです。実際僕自身も、大阪市が主催する創業、起業セミナーに出席したときに知り合った人の何名かからは、こういったマルチの誘いを受けました。健康食品が2件と通信機器が1件・・・通信機器というのは液晶付きFAXでした。なにやら、自宅にいながらファックスだけで買い物ができるという端末だそうで、PCを触れない老人でも簡単に操作できるというのが特徴。買い物についてはメーカ直販が可能で、流通にともなうコストが削減されるため、ゆくゆくはほとんどの家庭に普及し、当たり前の買い物ツールになるとか・・・とりあえずは自分が買ってみて人に薦めれば・・・というマルチで売り買いされるのが怪しいところ。その額、本体18万円+代理店加盟料20万円の合計38万円これら、連鎖販売取引はねずみ講とは違い、決められた項目さえ守れば不法行為ではありません。したがって僕自身も否定はしません。ただ、僕には違うビジョン、目的があるので今の段階では興味がないということは言えます。まあ冷静に考えれば、それが適正な値段かどうかはわかることなんですが・・・・とにかく今時代はかなりのスピードで流れています。今までの常識がこれからの常識であるとは限りません。もしかするとマルチビジネスが適正だという時代が来るかもしれないのです。マルチが悪くて、マスコミの情報は正しいという観念も崩壊するかもしれません。どんなものにも欲望のあるところには必ず落とし穴があるということをわかった上で、足元を見ながらしっかりと欲望をかなえる智恵をつけなければいけないんでしょうね・・・・
Oct 19, 2004
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西成区の北に飛田新地という地名を持つ町がある。知る人ぞ知る風俗の町・・・・明治に火災で焼け落ちた遊郭、難波新地の代替地として、大正7年に誕生した昔の名でいう赤線地帯だ。昭和33年の売春防止法の施行以降は、その遊郭の全ては料亭と名を変え営業することになった。そしてこの町は今もなお、風俗として全国からの男性客を迎え入れている。料亭の数、140軒。働く女性の数およそ300人ここで働く女性たちは明治時代のように人身売買で売られてくるわけではないが、当然何らかの理由があってこの場所で働いている。「あかんわ・・今日も3本しかあがらんかった・・」源氏名をかなちゃんというこの女性・・・年齢は48歳。店では歳を8歳ごまかして40歳ということで働いている。無理があるといえば無理があるが、サービスはいいということでなじみの客も多いらしい。この女性が言っていた「3本しかあがらんかった」というのは、売上が3万円しかなかったということだ。そのうちの半分が彼女の取り分となる。12時を過ぎるといつも居酒屋にやってきて一杯やって帰るのが日課だ・・・彼女は若いころ、九州で温泉芸者をやっていて、一年前にこの町に流れてきた推定月収は40万円。一人の女性が暮らすには充分な稼ぎのように思えるが彼女には借金があり、決して楽といえる状況ではない。借金の金額は100万ほどとたいしたことはないが、なんせ西成の闇金からの借金、10日で10万円の利息を払っていかなければいけない。さてこのかなちゃん・・どうしてそんな借金を作ってしまったのか・・・・答えは男。この町で働く女性にはある種の男性たちが群がる、寂しい女性に寄生しようとする最低の輩たちだ。かなちゃんはもうその男とは別れたが、いまだに借金は消えない男たちは最初は客として通い、羽振りのいい話をする。女性が「もしかするとこの人といれば店でも持たしてくれるかも」と思い、気を許し、部屋にあげたときから態度は急変する。不渡りを出しただの借金の保証人になっただのといってなきついてくるというのが決まったパターンだ・・風俗で働く女性のほとんどは人から必要とされることに飢えているおねがい・・・となきつけば80パーセントの女性はお金を出すというしくみだ。貢げば貢ぐほどそれは自分の生きがいとなり、自分が必要とされなくなることへの恐怖が沸き起こる。気が付いたときには借金まで作ってしまう。かなちゃんはもう48歳、必要とされなくなることが何よりも怖かったにちがいない。もうこれ以上取れないとわかったら男は次の女へと鞍替えをする。自分が好き好んで出した金・・・文句を言うことすら出来ない。飛田新地で働く女性は、お金を残さない人がほとんどだ。かなちゃんのように男に貢ぐもの、ブランドを買いあさるもの、整形手術にはまって何百万とつぎ込むもの、パチンコにはまるものほとんどの人間が何らかの依存症を抱えている。寂しさがその引き金・・・彼女たちは特別ではない。自分が必要とされていないんじゃないかと思ったとき、人は冷静な気持ちを失い、その寂しさを何かで埋めようとするそこに大きな落とし穴が待っていることに気づかずに・・・・
Oct 15, 2004
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「金は天下の回りものちゅうのは嘘や!いっこもうちには回ってけえへん・・・金は寂しがりややさかいにぎやかなとこ集まりよる。寂しいとこには集まらんようになっとんねん」と一ヶ月前にぼやいてたスナック「T」のママと、久しぶりに居酒屋で会った・・・確かそのときは借金まみれの火の車、焼酎を飲む金さえままならなかったはずやのに、今は様子が違った。話を聞いてみると、今、そのママはいい金主(スポンサー)を見付けて金貸しをやっているらしい。西成は日本経済の縮図だと言う人間がいるが、まさにそのとおりだと思えることはよくある。日本表社会で消費者金融のコマーシャルが頻繁に流れ、儲かっている今、西成でも金貸しは潤っている。へたな金貸しは、商売人にまとめて貸して不良債権を作るが、儲けている金貸しは個人を狙う。そこで客を釣る漁場として選ばれたのが安い場末のスナックだ。ママに儲け話を持ちかければ乗ってこないわけはない。金を貸して欲しい客は続々と集まる。類は友を呼ぶという理論だ・・・このママの上客はなんと生活保護を受けている高齢者。そういう人たちからでもお金は取れる・・・というより最後の一滴を搾り取る。生活保護というシステムはあまりに曖昧である。働くことの出来ない人間がもらうのは仕方がないことだが、働く気のない人間も同じようにもらえる。西成では半数以上が後者だ。この地域の病院は、生活保護を受けることが出来る診断書をいとも簡単に出す。逆にそうしなければ、保険にも入っていない患者から医療費は取れないからだ・・・一ヶ月に家賃は最大4万2千円まで、生活に必要なお金は8万円これが一人分の生活保護。たとえば少し働いて月に5万円の収入があったとすると、8万円の生活保護は3万円に減らされる。その代わりに報奨金のような形で8千円がもらえる。悪い言い方をすれば、どれだけ働いても給料が13万を超えなければ収入的には全く何もしていないのと同じことだと言う事になる。家賃が4万2千円。ガス水道電気が2万、食費が3万としても、8万の生活費があれば3万の遊び金ができる。金融屋はその金を搾り取るという仕組みだ働く気のない生活保護者は月末に銀行でお金をもらうと月初めにパチンコ屋に朝から並ぶ。勝てばスナックや居酒屋に通い負ければ飯も食べずに部屋にこもるパチンコに勝ってスナックに来たそういう人たちに、ネタを振っておけば負けたときに必ず借りにくる。利息は「とさん」10日で3割。ミナミの帝王の萬田はんの利息が「といち」10日で1割というからその三倍、考えられない暴利な利息である。消費者金融のおよそ10倍・・・・というかこの計算は、利息にも利息がついてくるので時間がたつと10倍では効かなくなる。10万のお金を「とさん」で半年ほおっておくと返済額は単純計算で1124万となる。こんな法外な金額は法的には払う必要はないのだが、その債権を暴力団が引き継ぐと、法律では守りきれない闇の社会の制裁を受けることにもなりかねない・・実際に行方不明者はあとをたたないし、借金を苦に自殺という形をとって消された人間も数多い。そこで疑問になるのはその被生活保護者の返済能力だ、実はこれもうまく計算されている・・・担保になるものがない被生活保護者はお金を借りるとき通帳と印鑑を保障人となるスナックのママに預けるというシステムになっている、そして一人当たり最初は2万円を笑顔で貸す。10日で6千円の金利、一ヶ月に1万8千円がたった2万円の元金でその人間が死ぬまで入ってくる。当然その人間に元金と利息を同時に返せる能力はなくなる。パチンコの軍資金すら無くなるからだこの人間を20人集めれば、金融屋は次の商売の軍資金はすぐに集めることができる。ママに管理費一月15万を渡しても元金40万で月30万以上の儲けだ・・そのスナックの数を増やせば少しばかりの財産はできる。「そんなん違法ですぐに捕まるんとちゃう」と思うが、8万円の生活費から1万8千円とられても、被生活保護者はお酒を飲みながら十分生きていける。そもそも働いて得た金ではないので追い詰めなければ訴えもしない。仮に訴えたとしても、もっとたくさんの問題を抱えている西成署は被生活保護者がパチンコや酒で作った借金の面倒まで見ることはない。スナックのママが中に入っていることで個人と個人の民事的な問題として処理されるからだ。ママは10日に一度銀行で全員の金を下ろして金主にお金を振りこむだけで毎月15万が入るバイトが見つかったのだ・・・当然何人かの被生活保護者お金を管理する事になるので、そこから飲み代も管理し、ぎりぎりの生活をさせながら自分の店にも還元できる。僕たちの税金で支払われる生活保護は実はそんな仕組みで、吸い取られている。被生活保護者にとっては月に1万8000円を払って、パチンコに行かないようにお金を管理してもらっていると思えば、そう悪い話ではない。こんなアンダーグラウンドな話、全く関係ないと思う人が多いが、西成は社会をわかりやすく書いた縮図。全国に同じようなしくみで苦しんでいる人、得をしている人はいるはず・・・手段は違うがシステムは同じ・・・あなたは、お金社会の被支配者にはなってはいませんか?・・・・
Oct 14, 2004
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テレビ業界人として、テレビ番組の裏側を書き綴ってきた、通天閣電視台は一身上の都合にて本日をもって終了することになりました。今までお付き合いいただいた皆様、本当にありがとうございました引き続き、テーマを変え通天閣有限公司として、管理人フェザーが継続していきます。内容も大きく変ると思いますので。以前リンクいただいてたかたがたも遠慮なくはずして頂いて結構です。今後は一般的な日常や、ビジネスの話。趣味の話や西成区で起こったディープな出来事を中心に書き起こしていきたいと思っています。これからもお付き合いいただける方は今後ともよろしくお願いします。
Oct 13, 2004
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禁煙一ヶ月が過ぎ、いろいろな驚きがありました。世の中ににおい、香りがこんなにあるということ、タバコを吸うということが吸わない人間にとってどれだけ迷惑かということ・・・タバコを吸う時間を省くと時間に余裕が出来るということ・・今まで気づくことのなかったことをたくさん知ることが出来ました。禁煙はいいことばかりではありません。4キロの体重増加という副作用を残しました。9月末から始めた減量・・・・いつもある一定の体重増加があると、コントロールし、元に戻すようにはしているのですが、禁煙中の精神状態は、思った以上に不安定だったため、気がついてみると今までに体験したことのなかった体重になってしまっていました。いつもダイエットするときに思うのですが、ダイエットが億劫な理由は結果の出る遅さにあるように思えます。いつもより食事を減らし、運動もしているのに最初の2週間ほどは全く結果が出ないどころか、今までの自分の体重を維持しようとする機能が働くのか、一旦増えることさえあります。それでも気にしないで続けていくと、必ず3週間後には2キロ、3キロと体重が減少していくことになります。そしてまた壁にぶつかり、その2週間後に変化が現れるといった結果・・・少しずつでも、右肩下がりの線で体重が落ちていけば、やりがいもあり、ダイエットそのものは難しいものではないのですが、そうはいきません。結果はそう簡単には出ないものなのです。しかしよく考えると、どんなことでも、努力と成功の間にはタイムラグがあって当然、やればやるだけ効果が現れる努力はないということに気づきます。こんなにがんばっているのになぜ報われないんだろう・・・それはまだ効果が現れていないだけで、成功の方向に進んでいることに間違いないのです。イチローが大記録をメジャーリーグで樹立しましたが、彼がこの目標設定をしたのは94年だと言います。10年の年月、モチベーションを持ち続け、スランプにもくじけず、目標達成を信じて努力してきた結果に他なりません人間、10年後に笑うために今、泣くということ・・・・なかなか出来ないことです。努力はすぐに報われないと不平不満をすぐに言ってしまいます。タイムラグはあっても、苦労したことは絶対無駄にはならないということをどれだけ信じれるかが、目標達成にはなくてはならない考え方なのだと思います。答えがすぐに出ないことは不安です。しかし、やったことは無駄にはならないはずです。種を植えて育てて花を咲かせ実をつける。それこそが目標を達成するということです。ダイエットは人生の様々な目標達成から比べると、早く結果が出るほうです。まずは簡単な目標から達成し、10年後のための今の努力を始めなくてはいけないと自分に言い聞かせている今日この頃です。
Oct 3, 2004
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パチンコをやめ、タバコをやめ・・・そして昨日からダイエット期間に入りました。お菓子・・甘いもの、お酒はしばらくご法度。今までの生活から言えば、楽しみをすべて取り去った禁欲生活といえるかもしれません。思い起こせば15年前まではボクシングの試合のために、こんな生活を送っていたことがあったような気がします。今は別に目標があるわけではありません。ただ、部署を変わるのをきっかけに、一度「変身」をしてみたかっただけのことです。ボクサーが減量をするのは、出来るだけ体格の小さい相手と戦うためという理由だけではありません。減量、禁欲は通常の自分からファイターに変身するための手段でもあるのです。僕達は毎日、何かを楽しみにし生きています。食事や異性とのデート、友達との会話、お酒、趣味・・・・・そのご褒美があるからこそいやなことにも耐え、毎日を過ごします。ではそのご褒美がなくなったら、人間は絶望するのでしょうか・・・実はそうではないのです。そうなったときまず最初に人間は、そのご褒美はどこかにあるはずと必死に探し求めるものです。しかしそれがどうしても手に入らないと気づいた時・・・これがよく言う、欲求不満という状態なのですが。そういうときは体調も優れず、行動にも鈍りがでます。うつ状態になる人も居るでしょう。この段階のときにこそ、人間の体内には面白いことが起きはじめるのです・・・「変身」。今までご褒美とも思わなかったことをご褒美と感じ、それを生きがいに毎日の辛いことに耐えることができるようになるのです。ボクサーの場合、おいしい食事や彼女とのデートをたち切ることで、人と戦うことを生きがいにする人種へと変身します本当に人を倒す快感のために辛い練習に耐えれるようになるのです。毎日、野菜しか食べなくなると人間の体は変身し、たんぱく質を野菜からより多く取り込むように腸が長くなるといいます。人には生まれながらにして生命力があり、その状況で生きられるように変化していくものなのです。その変身に対して拒否反応を起こす人は精神的にかなり辛い状態になるとは思いますが、変身を楽しめれば、欲求不満もそう苦にならないかもしれません。タバコなしの毎日なんて考えられなかった僕が、20日も煙無しで過ごしています。そこには、人一倍食欲旺盛な人間に変身した僕が居ました。パチンコをしなくなったら、ばくち好きの僕が、本屋やDVDを楽しみにして生きる僕に変身していました。ダイエットは一番過酷かもしれませんが、ある一線まで追い込めば間食や過食、暴飲無しで生きられる体に変身できるはずです。○○無しでは生きていけないと思っているのは、今の自分です。その○○がなくなれば、体は変身して、○○無しで生きられる体になるものです。過去を捨て、綺麗に新しい道に踏み出すこの機会に、自分が変身するということをしばらく楽しんでみようと思います。
Sep 21, 2004
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「なにがどうってわけじゃないし、毎日何の文句があるわけでもない・・・心配事もない・・なのに何か物足りない」禁煙10日目に入った僕の心理状態です。人間、普通の状態というのは常に物足りないということに今頃気づきました。興奮して安静になって・・・それを繰り返すことで生きる満足感を得る。タバコはその興奮と安静を大げさに感じさせる薬だったと、禁煙して7日めくらいから感じ始めました。実際、タバコを吸わないと毎日は面白くないように感じますそれは、実際に毎日に刺激がなくなったのではなく、興奮と安静を拡張する装置がなくなっただけです。これが当たり前の世界なのです。タバコは百害あって一利無しとよく言いますが、僕は逆にこんなによく効く興奮剤、安定剤は他にはないと思います。離れてみてそれは感じます。だからこそ、この禁煙は続けなくてはいけないということも確信しました。いい薬ほど常用すると、それ無しでは生きられなくなり、よく効く薬ほど副作用は多いものです。タバコは嗜好品と言う人もいますが、明らかにタバコは欲求不満を一時的に和らげる即効性のある薬です。処方箋もなく簡単に自販機で手に入ってしまうため、中毒症状を起こしている人は世の中にあふれています。僕もその一人です。セックス不能者に処方される即効性のある薬・・・常用すると、人は自力で生殖行為を行う機能を失います。同じように、僕自身、タバコ無しで興奮や安静を満足に行う機能を失っています。ここからがリハビリテーションの始まりです。自分の力で集中力を維持し、リラックスする・・・こんな当たり前のことが薬の力無しでは出来なかったのです。禁煙をしてみて感じたことは、これは単に健康のためとかがんになりたくないというレベルでは解決できない問題だということ・・・意思が強いとか弱いといったような問題ではないこと・・・そこには多かれ少なかれ新しい価値観の刷り込みがなければ成功しないということでした。禁断症状はだいぶん治まりましたが、軽いうつ状態は消えません・・・おそらく時間はかかると思います。もう少し様子を見れば、また新しい感覚に出会えると思います。たかが禁煙ですが、今大きく変わろうとする自分がここにいます。完全にこの薬なしで生きれる体になるためもう少しがんばってみようと思います。
Sep 12, 2004
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禁煙を始めて4日がたちました。2日目くらいから吸いたいという気持ちは少なくなったのですが、今になって、体に変化が出てきました健康になるためにはじめた禁煙なのになぜか非常に体調が優れないのです。頭は痛いし、体はだるい、精神的には原因のわからない不安感に襲われています・・・よく言うところの禁断症状だと思います。間違いなく僕の体は、ニコチンという支配者が力を持たなくなったことにより混乱しています。人間本来の支配のない民主主義の組織になろうとしているのにそれが悪であれ、頼っていたものがなくなると不安で仕方なくなるのです。よく考えてみると、僕はボクシングをやめた23歳の時から喫煙を続け15年間毎日欠かすことなくニコチンと付き合ってきました・・・というより1年も続けた頃から、その快楽が基本になっていたのかもしれません。しばらくやめてみて、どれだけ僕がタバコに頼っていたかがわかります。今、体は当たり前ではない状態にとまどい、かなり辛い状況にあります。タバコという有害物質を体に取り込んでいることが当たり前だったのです・・・禁煙もやってみれば結構大変なことです。好きなものをやめるという感覚ではありません。完全な体と精神の構造改革です。ダイエットと同じように省く作業ではなく造る作業だということに気づきました。ダイエット・・・一見食べることを減らしたり、脂肪を取るというマイナスの作業に思えますが、実はダイエットは、バランスの取れた体を「造る」という作業です。はじめてみて気づいたのですが禁煙という行為も、タバコを吸わないという引き算では解決できない問題です。ニコチンを必要としない体と精神作りという「造る」作業がないと、成功することはできません。国が政治を改革する時、今ある政府をつぶすことで、政治が変わると信じて内閣批判をし、総理大臣を変えたところで一向に国は変わらないという組織論に通じるようなな気もします。革命ということは現時点での政治を壊すことのように思われがちですが、実はそのシーンは革命という大きな作業のうちのたった一部分です。大切なのは次の政治です。自分の中での革命も同じことだと思います。ダイエット、ギャンブル依存脱出、禁アルコール、禁タバコどれもそれらを必要としない自分つくりがあってこそそれが成功するのであり、それらを省く作業を行っても成功しないことがほとんどです。正直・・・禁煙という革命は困難です・・・今、内乱が起こっています。間違いなく禁煙したほうが良いに決まっているのに、まだどこかでニコチンの洗脳から離れられていない部分があるんだと思います。ただ・・・4日も吸わなかったことは初めてです。おそらくこの革命に失敗すれば・・一生ニコチン政権は続くように思えます。何とかここで新しい政府を作り出したいところです。さっき禁断症状でとうとうめまいがおこった・・・と思ったら地震でした・・・けっこう揺れましたよね・・・
Sep 5, 2004
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