全米に挑むシャラポワ』
「グッドモーニング、チャンピオン！」。22日朝、シャラポワはコーチで父のユーリさんの祝福の電話で目を覚ました。「大変なことを成し遂げた。それ以上言葉がない」。世界的な注目を集めてきた18歳は、夢をかなえて素直に喜んだ。
全米オープンへ向け、直前の２週間は大会に出場せず、痛めた右胸部の筋肉の治療と調整に努めた。現在では「いい感触。復帰したくてたまらない」と意欲満々だ。好調なキム・クライシュテルス（ベルギー）らが強敵となるが「これまでと変わらない。すべての試合がタフだと思って臨む」と平常心を強調する。
世界１位になった22日に電話会見に応じた。ロシア選手からの冷ややかな対応について問われると「１位になったのは事実。テニスは個人競技」とかわした。
ＡＰ通信によると、現在開催中の大会でリンゼイ・ダベンポート（米国）が決勝に進めば、トップが入れ替わる。わずか１週間の“短命”の可能性もあるが、新女王は「努力し続けているし、うまくなりたい部分がたくさんある。その姿勢が１位をキープすることにつながる」と頂点を譲らないつもりだ。
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最終更新日
2005/08/24 05:57:44 PM
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