なのは’s room

なのは’s room

◇あくたれラルフ◇



 ジャック・ガントス さく
 ニコール・ルーベル え
 いしい ももこ   やく
 童話館出版

 あくたれねこのラルフは、セイラのねこでした。

 ある日、家族でサーカスにいったとき、とんでもなくあくたれてしまったラルフを見て、おとうさんはかんかんになって、サーカスに置いていくことにしました。
ラルフは、サーカスで仕事をさせられたり、オリに入れられたりします。
あるばん、ラルフは逃げ出して、生ごみの中にもぐって寝ました。生ごみ熱にかかったラルフはさびしくなって泣き出します。
そのとき、セイラがラルフを探しにきてくれました。
家に帰るとおとうさん、おかあさんは喜んでくれました。ラルフは「ここには、やわらかいベッドとあたたかいミルクがあるんだなあ、セイラみたいないい友達がいで本当によかったな」と嬉しく思いました。もう二度とあくたれはしまいとラルフは思うのですが・・・・おかあさんがエビのご馳走を作ったときだけは、どうしても我慢できずにあくたれてしまうのです。

子ども達は、ページをめくるごとにラルフがいろんなあくたれをしていているので、くちぐちに、「すごいいたずらやなあ」とかつぶやいています。
サーカスに置き去りになるところでは「やっぱり」という感じ
無事に家に帰るところではほっとして、最後のエビのご馳走のページでは、ふふふ・・・ラルフ、しょうがないねえといった感じです。

わたしが大好きな一冊です。ゆっくり読んで6~7分くらい

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