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2007.08.18

ジダンの頭突き問題

ジダンの頭突き問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）
■真相はどうなの？ジズー

『Je préfère ta putain de soeur』 と言う言葉をMarco Materazziが吐いたから・・・』Marco Materazzi自身の証言（今のところ、この証言に対してのジダンのコメントはなし）・・・とMarco Materazziが先日（事件一年後）にイタリアの週刊誌TV Sorrisi e Canzoniのインタビュで明らかに。

Materazzi avoue enfin avoir insulté la famille de Zidane http://www.20minutes.fr/　

Materazzi révèle ce qu'il a vraiment dit à Zidane en finale du Mondial

『Je préfère ta putain de soeur』 ・・・
『お前の姉さんの方がいいよ！』（簡訳）
*putain :売女、娼婦の意

『ほんの数秒間、ジダンのマイヨ（maillot,シャツ）をつかんだだけなのに、彼は振り返って、オレを頭から足まで超傲慢な態度で見下ろしてから・・・そんなに、オレのマイヨが欲しかったら試合終了後にやるよ！・・・って言ったので、 Je préfère ta putain de soeur と答えたのさ』

何故、1年後の今に真相を・・・

『この大会では開催前、あるアフリカ系の選手に対する人種に基づく差別が問題視されていた。そこで国際サッカー連盟(FIFA)は準々決勝を行うにあたり、試合開始前のセレモニーで各チームのキャプテンがそれぞれ人種差別に反対することを宣言する文章をグラウンドで読み上げることを行っていた。』『人種差別に対する取り組み』ジダンの頭突き問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia

いまだに続く人種差別的な暴言による事件ではないかという世間の噂（FIFAなどが調査していたが）に対して、あくまでも人種差別からではないとハッキリ公言、この事件にピリオドを打ちたかったようである。

Marco Materazziは週刊誌に・・・
『1年経って、いろいろ考えた。謝罪したし・・・オレも大人になったよ。』と答えたそう。

『この試合で退場処分となったジダンであったが、記者による投票でMVPにあたるゴールデンボール賞を受賞することになった。投票が決勝戦前から受け付けられていたのもひとつの要因であった。しかしながら、決勝での言葉による挑発に対して頭突きで反撃するという行動は許されないものであったので、FIFA のブラッター会長から授賞を再考する可能性を示唆する発言があった。FIFAによる事情聴取の後、ジダンには出場停止3試合と罰金7500スイスフラン（約71万2500円、2006年7月当時のレート）、マテラッツィに同2試合と5000スイスフラン（約47万5000円）が科された。しかし人種差別発言は両者とも否定したため、問題から外された。その後、マテラッツィが真相を語り、「姉の存在等のことは何も知らなかった」「この問題に巻き込んでしまったジダンのお姉さんに謝りたい」と答えている。また、この頭突きのペナルティとしてのMVP剥奪の可能性に対して、マテラッツィは「彼は偉大なサッカー選手であり、尊敬している。今回のMVPもそれに値するプレイをしていると思うので、MVP剥奪は好ましくない」とインタビューにて語っている。

しかしその反面、マテラッツィは「ジダンとの握手は時期尚早である」と語っている。また「ジダン側の謝罪も待っている」とも語っている。

マテラッツィはイタリア紙にジダンの姉を侮辱する発言が発端になった真相を明かし、自身の自宅にジダンを招待し、その席で和解を求める構えでいると伝えた。』
『その後の顛末』ジダンの頭突き問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia

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