●○なつ。の本棚○●

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2005年01月06日
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カテゴリ: ★★☆な本
「天使の卵」「天使の梯子」「翼」と読んできて、この本を手に取りました。

村山さんの書かれる小説の主人公は心に傷を持っていることが多いのですが、今回の主人公もそうでした。

恋人の裏切りに心をずたずたにされ、大学も途中で投げ出し、信州・菅平にやってきた主人公の祐介。

祐介が出会うさまざまな人々がとても魅力的で、信州の大自然の中で繰り広げられる出来事も面白く、結構分厚い本ですが一気に読めてしまいます。

一見なんの悩みもなさそうに見える明るい人々、そしてその奥に隠れたさまざまな心の傷。

その心の傷に触れながら、しだいに癒されていく祐介と一緒に読者も癒されてしまいます。

澄み切った空のような爽やかな後味で、前を向いて歩こう!と思わせる本です。





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最終更新日  2005年01月06日 23時37分10秒
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