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2016.09.17
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カテゴリ: 映画鑑賞
「リリーのすべて」

2015年イギリス&アメリカ&ベルギー&デンマーク&ドイツ映画、原題は"The Danish Girl"

です。

原作は、世界で初めて性別適合手術を受けた実在の人リリー・エルベを題材にした、

デヴィッド・エバーショフの小説『世界で初めて女性に変身した男と、その妻の愛の物語』、

本作の公開に合わせて『リリーのすべて』のタイトルで再出版)です。

アカデミー賞4部門にノミネートされ、最優秀助演女優賞をゲルダ役を演じたスウェーデン

人女優アリシア・ヴィキャンデルが受賞した他、50の賞を受賞しています。

アメリカでR指定、日本ではR15+です。



あらすじ







故郷ヴァイレの景色を描く風景画家アイナー・ヴェイナー(エディ・レッドメイン)は、

個展で「デンマーク一の風景画家」だと評されます。

結婚して6年になる、その妻ゲルダ(アリシア・ヴィキャンデル)も画家で、人物画を

描いては画廊に持ち込みますが、題材が悪いから画廊には置けない、題材を変えてみては

と言われてしまいます。

ゲルダは、友人のバレリーナ、ウラ(アンバー・ハード)に絵のモデルになってもらって

いますが、なかなか時間を作ってはもらえないため、代わりにアイナーにタイツを履かせ

ドレスを当ててモデルになってもらい、絵の続きを描き始めます。

ドレスの肌触りなどに魅了されるアイナー、そこに花束を持って現れたのはウラでした。

仰天するアイナー。 ウラは、ふざけてアイナーに「リリー」と呼びかけます。

その夜、ゲルダはアイナーがパジャマの下にゲルダのネグリジェを着ているのを見つけ、





ウラから舞踏会に誘われたアイナー夫婦。

しかし、アイナーは気が進みません。

ゲルダは、女装して他人の振りをして行くにはどう?と持ちかけます。

アイナーはまんざらでもなく、ゲルダに化粧してもらい、女物のかつらと服装をつけると

ゲルダと一緒に舞踏会に出かけます。



見知らぬ若い男性からは女性として見られてアイナーはドキドキします。

やたらしつこく話しかけてくる男性ヘンリク・サンダール(ベン・ウィショー)には自分は

アイナーの従兄だと自己紹介し一緒に別室に行ったアイナーは、ヘンリクにキスをされて

気が動転し鼻血を出して驚いて逃げます。

その様子を見てしまったゲルダはショックを受けますが、鼻血で顔が血に染まったアイナー

を抱きかかえるようにして会場を後にします。

翌朝、もう「リリー」は止めましょうと言ったゲルダに、もちろんだと答えたアイナーでし

たが、ヘンリクのことが忘れられず、女装願望も消すこともできないアイナーは1人苦しみ、

劇場の衣装部屋に忍び込んで裸になってポーズを取ります。

ゲルダは記憶を頼りに「リリーの裸婦画」を描き、それを画廊に持ち込むと、この絵なら

すごくいいと言われ、ゲルダは大喜びで帰ってきます。

アイナーはゲルダの留守中に女装してヘンリクとの密会を繰り返し、家にもついて行きます

が、ヘンリクに「アイナー」と呼びかけられて驚いて逃げ帰ります。

倒れてしまったアイナーは医師に「性的倒錯」と診断され、最先端の放射線治療を受けさせ

られますが、すっかり弱ってしまいます。

そんな折、画廊に呼ばれたゲルダは、預けたリリーの裸婦画が売れたからパリで個展を開く

ようにと告げられます。

またとないチャンスを逃がしたくないゲルダは、渋るアイナーに協力してと頼み、2人で

パリへと飛び、封印したはずの「リリー」の絵をどんどん制作せざるを得なくなり…。



私の感想





アイナー・ヴェイナーおよびリリー・エルベ役を演じたエディ・レッドメインといえば、

「博士と彼女のセオリー」 で演じたホーキング博士役で昨年アカデミー賞最優秀主演男優賞

を受賞したばかりですが、話題作が続きますね。

「ジュピター」 で演じた悪役もなかなか奇抜なものでしたし、かえって 「HICK ルリ13歳の旅」

「マリリン 7日間の恋」 での脇役は平凡すぎてあまり個性が出てなかったのかも。









アイナーに女装を勧めたのはゲルダの気まぐれだったのでしょうが、心の奥底にしまわ

れていたアイナーの女性としての自我を目覚めさせてしまったのですね。

当時まだ心身の性別が一致しない人は精神的に病んでいると考えられ、社会から虐げられ

ていたのでしょうが、アイナーはこれまでの画家でありゲルダの夫としての人生を否定し

「リリー・エルベ」という本物の女性になり別の男性との結婚・出産することまでを夢見

て、まだ成功例のない性別適合手術に踏み切ったようです。

ゲルダとしては心穏やかではないと思います。

しかし、他の誰もアイナーを理解してあげられる人はいないので、自身も苦しみつつも、

アイナーが望むのではあれば好きなようにさせようと献身的に支えていたと思います。

アイナーの幼馴染でパリでの友人ハンス・アクスギル役でベルギー人俳優マティアス・

スーナールツが出ていました。

ベルギー出身ということなので、フランス語・ドイツ語での台詞もお手の物なんでしょう。



ストレート(同性愛者ではない)らしいエディ・レッドメインが主役のリリー役を演じる

のは、さぞかし大変だろうと察しますが、なりきっておりました。(*゜▽゜ノノ゛☆

繊細な音楽も作品の魅力を高めていた要素だと思います。


☆☆☆☆


「恋するリベラーチェ」 でもストレートであろう主演の2人がゲイカップル役を演じて

おり、内心冒頭は少し可笑しさを堪えられませんでしたが、こちらも実在の人物を描い

た作品でシリアスなストーリー展開に驚かされましたっけ。



アントニオ・バンデラスが主演したスペイン映画 「私が、生きる肌」 は、全身性別適合・整形

されまるで別人になってしまう男性の物語でした。

実際に現代の医学で、ここまでの整形技術が実現しているのかどうかは知りませんが、

作品のインパクトは相当大ですので、気になる方は是非ご覧くださいませ。









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最終更新日  2016.09.19 13:56:17
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