あくびサンの、今日も本を読もう♪

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2008/01/25
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カテゴリ: コミックス
高校生でロックバンド「蛮嘉(バンカ)」のヴォーカル・
沢口卓哉は、ロックフェスの予選に出場予定だが、
プロを目指す気持ちはバンドメンバーの理解を得られずにいた。
別の高校に通う、優勝候補と言われるバンド「ジラフ」の
ギタリスト・凡河内(おおしこうち)と偶然出会い、
彼のギターの音を意識しつつも対抗心を燃やす卓哉。
そして、いよいよロックフェス本番の日が・・・!


懐かしいですねぇ、初版が1990年ですよ。
私も軽音楽部時代・真っただ中。
それから既に18年、ようやく2月に11巻発売(予定)です。
途中、長い中断もあり雑誌の移動もあり、
コミックスは最近年に一度のペースですね。
とことん付き合いますけどw

で、待ち切れなくて取り出した1巻目。
卓哉が若いです(笑)いや、10巻でもまだまだ若いんだけど。
高校卒業前後の話が4本収録、青臭くて今見ると笑えます。


夢に向かって気持ちは一直線、実力もそこそこあるんだけど、
現実が全く追いつかない卓哉。
どこでも重宝がられる実力の持ち主で、堅実に時間を重ねつつも、
何となく物足りなさを感じている凡河内。
最初はすれ違っていた道が、少しずつ軌道修正されひとつになる。
ただ見守るのはもどかしいけれど、ふたりが揃った時の
「無敵」さは言い様のない程の快感です。 
どこまで行くんだろぉーねぇ?彼らは。

今、コミックスを見返して気付いた作者さんの後書き。
うわ、すごい事書いてるよw (ちと引用、すんません)

「このシリーズはどこまで続いてどうなるのかさっぱりわからない。
人気がある限り続けていいんじゃないって担当氏は云った。
だが私の計画するところのこの話のラストまでは途方もなく
長ったらしいのできっと途中でぶち切れると予想してる」


予想通り、途中で何度もぶち切れた。

卓哉はまだ歌ってる。

「それはそれでそうなる運命だろうから、
その時まで皆がつき合ってくれると私は嬉しくて心強いから
どうか よろしく。」


こちらこそ、その時まで彼らの音を聞かせて下さい。
卓哉の歌を止めないで下さい。
迷走しながらも続いていく彼らの物語が、途方もなく長いなんて
・・・上等!!


途方もなく長い気がします。

EXIT エグジット 著者:藤田貴美
白泉社 花とゆめコミックス 1990年12月発行
EXIT1

その後「きみとぼく」版が出て(中古店で見られるかも)、
現在は幻冬社から出版されてます。

Exit(1)

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Last updated  2008/01/25 05:31:35 PM
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