りらっくママの日々

りらっくママの日々

2007年10月03日
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カテゴリ: 映画


今日は水曜。

バアバが兄嫁、甥っ子と共に、どこかへ連れていってくれるそうです!ラッキ♪ウィンク


そうそう、昨日の運動会!

結構 幼稚園の頃と違って拍子抜けしてしまいました~!

幼稚園の頃は、席を取りたくて並んでる人とか沢山いたようなのに、

小学生になると、そんなことは無かった!

グランドも広いから、 子供の近くに移動してビデオを撮る

お昼は子供だけで教室で取るから 親の分なんか必要ない し、

午後からは団体競技か高学年の種目ばかりだったので、

私たちも 昼には引き上げてしまいましたよ~!

「どうぞ~♪」

なんて、後ろに譲ってね。

気合いが減るんだなぁ~。

パパは、

来年からは平日なら、もう休まなくてもいいかな。

なんて言ってました~!

大きくなるってこういうことなのね?


映画「どろろ」

内容は、

ある男が自分の体を取り戻すために、妖怪退治してく話~

これは面白かったです!

と、言うか、手塚治さんって、やっぱりすごいな~って思いました!

特に話がね、よく考えてあるなぁ~って。

どんなに時が流れても、キチンとできた話は面白いんだなぁ…と思いました。

起承転結がしっかりしてる。

妻夫木くんって、優しそうな顔してるのに、

クールな役がよく似合う!

昨日書いた、「涙そうそう」と全く違う役だけど良かったです。

逆に柴崎さんが今回はお供の役なんだけど、

キャンキャンとうるさいんだな。

まあ、その対比がいいのかもしれないけど、

何だか、 大袈裟っぽい演技 だな…と思いました。

いや~、妻夫木くんが強い!



戦いが見せる!


あと、中井貴一さんが、美味しい役でしたね~。

妖怪の顔してくれた時は、思わずプッって笑っちゃった!大笑い

…ん~なワケで、邦画がちょっと…

と、期待してなかったところに、思わず見せる映画だったなぁ~と。

やっぱ、話に引き付けるものがないとね!

ただの、戦いだけだったりしなくて、

ちゃんと人間模様も描かれていて、

ドラマチックだったよ!

これは気持ち悪いシーンもあったけど、コリラックもつい見てました~。


では、行って来ます~♪


--------------------------------------       

「アイツとオレ51」


赤木 :オレ→社会人
青山=アオヤン :ボク→大学からの親友
サキ →オレの元彼女
カリナ →ボクの妻(ナンパで知り会う)
タカダ →オレの付き合った人
フジサワ →ボクの付き合った人


(詳しくはホーム右端のフリーページをどうぞ)




あの時、20歳の時、子供ができていたら、
今オレの隣には、サキがいたんだろうか?

  「あの時に戻れたら…

   あの時子供ができてれば、結婚してたのかな…」

サキの酔った言葉が蘇る。


サキのことがあって以来、
オレは、ひどくタカダさんに会いたくなった。
オレの気持ちをいつも助けてくれたあの女の人に。

タカダさんのメールアドレスはわかっていた。
今年来た年賀状に書いてあったから。
海の写真が載っていた。

彼女は幸せなんだろう。
オレのところには来ない。


  ありがとう。
  私も元気です。


そう書いてある年賀状が、年賀状を出した後に届いた。
それから毎年年賀状のやり取りだけしている。
奇妙な関係と言えばそれまでだけど。
何やってるんだ一体?
と、言われればそれまでだけど。

オレは迎えに行くことはなかったし、
彼女が来ることもなかった。

年賀状だけが、唯一、あの出来事は夢ではなかったのだと確認させる。
文章も毎年お互い同じだ。


  元気ですか?
  オレは元気です。


同じ文章をメールで出した。

ため息をつく。

自分に嫌気がさす。

これじゃあ、淋しい時だけ、彼女に頼ってしまってないだろうか?
思い出させて苦しめてないだろうか?

数分たってから、彼女から返事が来る。


  ありがとう。
  私も元気です。


まだ、彼女の中にオレは、いるらしい。
返信の時間が短いことで、オレは安堵のため息をつく。
悪いな…と思いながら。


携帯を眺めていると、いきなり携帯が鳴った。
またアオヤンだ。
ホントすごいな、コイツは!

「カリナがさ~、赤木くんに会いたいんだって。」

「ホントかよ~?いいのか、行って?」

カリナちゃんはもうすぐ子供を産む。
あのアオヤンが親父になる。
ビックリだ!

カリナちゃんは、アイスやらクリーム系のものばかりを食べたがっているらしい。

「ふーん、やっぱ味覚って変わるのかなぁ?」

「うん。見てて何だか面白いよ。
ドラマみたいなつわりで気持ち悪くなることも無かったしね。」

「え?つわりって無かったのか?」

オレはサキの話を思い出す。
辛すぎて仕事を辞めた…と。

「人によっていろいろみたいだよ。
こないださ~、母親学級とか言うのに参加させられてさ、
妊婦体験させられたよ。
すっげー重たい、キャッチャーの防具みたいなのつけられてさ…」

アオヤンはしゃべりたいことや報告したいことが山ほどあるらしい。

「へえ~、おもしれーじゃん!」

オレは、その報告に頷きながら笑っていた。
赤ん坊の人形を湯船におっことしたとか言っていた。
そりゃ真っ青だ!

何だって、コイツとしゃべってると、こんなに幸せな気持ちになってくるんだろう。
オレは腹を抱えて笑った。

そして、週末にアオヤンの家を訪ねた。
沢山買ったカップアイスを見て、カリナちゃんが嬉しそうな顔をした。

久しぶりに見るカリナちゃんの腹は、今にもはちきれんばかりだった。
すげえ。
本当に生まれるんだな…。
と、オレは思った。

カリナちゃんがエイリアンが出てくるとか言っている。
自分の子供なのに、そんなのが腹にいたとしたら怖くないか?
オレからしてみたら、その腹が自分の腹で、
その中に人間が入ってるって思うだけで、ビックリだよ。
女はすげえな…と思うと、オレはゲラゲラ笑った。

自分と違う生き物なんだと思った。

その日は3人でカラオケに行き、
思いきり歌って、
帰るとカリナちゃんが布団を敷いてくれた。
アオヤンが自分がやるとオロオロしてるのが可笑しかった。
オマエ、ほんとにイイ父親になりそうだな。

アオヤンと飲んでる時に、
何となく、サキとのことを打ち明けたくなった。

抱いてしまったことは言わなかったけど。

アオヤンは、とても驚いていた。

「ボクもさ、その…付き合ってた人いたじゃん?
大丈夫だと思うけど、気になってるよ。
どうしてるかな…って思うことある。」

アオヤンがしみじみと言った。

「幸せだといいよね…。」

付き合っていた女のことなのか、
それともサキのことなのか…。

両方かもしれない。

「そうだな…。」

オレは同意した。

それからタカダさんも…。

いつかアオヤンに話すかもしれない。
でも、オレの中でもっと風化してから話そうと思った。
オレのことを助けてくれていた女のことを。

オマエは軽蔑するかな。
呆れるかな。

でも、いつか必ず話すよ。
だって、オマエはオレの友達だからな。

アオヤンが眠るとオレはタカダさんにメールを送った。


  オレは大丈夫です。
  貴女が幸せだと嬉しい。


キザだな…。
そう思ったけど、送った。
深夜だと言うのに、すぐに返事が来た。


  私も貴方が幸せだと嬉しいです。


参ったな…と思った。

オレ幸せにならなきゃな。






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最終更新日  2007年10月03日 10時00分33秒
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