宇宙世紀とは、人類が宇宙開拓時代を開始した年を元年とした年号である。ファーストガンダムに始まる初期の作品は、この宇宙世紀の歴史上で展開する同一世界の物語である。
ニュータイプとは、宇宙に進出した人類が、環境に適合するよう自然進化した新人類である。「勘のよいちょっとしたエスパーみたいなもの」という解釈もあるようだが、作品中では、相手と共感しあえる能力や先読みする力を戦闘に利用されるといった表現が一般的に使われていた。そういった能力を戦争に利用されて、戦闘能力の高さだけが利用される傾向にあったのは、戦争故の悲しき現実なのかも知れない。
強化人間とは、薬物投与と記憶操作で人為的に作られた戦闘用ニュータイプ。ニュータイプが操作できるファンネルなどの遠隔操作兵器など、専用機への対応が出来る。各機関研究所が中心となって、ニュータイプへの対抗手段としても研究が繰り返されていた。
ミノフスキー粒子とは、レーダーを無力化する粒子である。ミノフスキー博士によって発見され命名された。ミノフスキー粒子の戦場への散布によって電子戦に頼っていた戦争を、過去の接近戦を主体とする有視界戦闘へと戻してしまった。この有視界戦闘の中で戦況を左右したのがモビルスーツの存在だった。また、その粒子を利用した技術で作り上げたシステムがミノフスキークラフトやミノフスキードライブである。
サイドとは、スペースコロニーの集合体である。サイド1からサイド7までの7つが存在し、各エリアでコロニー群を一つの自治体として運営している。その一基ずつのコロニーには、番地が振られており、その所在を管理されている。
ソーラーシステムとは、太陽光線を多数の巨大なミラーで集約して目標座標に照射する巨大レーザーである。ミラーをコントロール艦で制御してターゲットに照射する位置調整を行っている。この技術を応用した物にコロニーレーザーがある。
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