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2006.10.22
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カテゴリ: 映画-な・は行
-1991年作品-

[原題] FRIED GREEN TOMATOES
[監督] ジョン・アヴネット
[出演]  (エブリン) キャシー・ベイツ
(ニニー) ジェシカ・タンディ
(イジー) メアリー・スチュアート・マスターソン
(ルース) メアリー・ルーズ・パーカー


似顔絵:キャシー・ベイツ

▲似顔絵はエブリン役のキャシー・ベイツ。

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4人の女優達が素晴らしい、消えることない昔の友情と、新しくつくられる現代の友情の物語。



ニニーはエブリンに、イジー(メアリー・スチュアート・マスターソン)とルース(メアリー・ルーズ・パーカー)という二人の女性の話を語りだす・・・。


この映画、良いシーンがたくさんあったと思う。
最初こそ、サビついた車が水の中からでてきて、なんか暗くてイメージと違うなぁと思ったけれど、その後からは楽しいシーンが多かったと思う。

けっこう好きだったのは、『湖消失』の話。
鴨の大群がいた湖が凍りつき、飛び立った鴨達と消えてしまった・・・、というホラ話。
この話が、何度も繰り返し語られていて、とても楽しかった。

でもルースが死ぬ間際に、その『湖消失』の話しを聞きたいと言い出し、イジーが涙ながらに話すシーンはおもわず泣けてしまった。
楽しい気分にさせてくれたこの話を、ルースが最期に聞きたいと言う所が、よけい泣けてしまいました。

イジーはハックルべりー・フィンのような女性。
ルースはお嬢様タイプ。

よくある話といえば、そうなんだけど、この二人がとても魅力的に描かれていました。
(エブリンが影響を受けるのが分かります!)
イジーはかって気ままに暮らし、いつも自分の好きなように生きているんだけど、実はルースの真面目で素直な生き方を、凄い!と認めている。
またルースは、保守的な彼女の違う一面を引き出してくれるイジーのことを、とても信頼している。
もちろん悲しい事もたくさんあるんだけど、前向きに自分らしく生きていこうとする二人が、とても良かったです。


エブリンの「老人みたく歳をとってるわけでもなく、若者みたく若くもない。」と泣く所は、中途半端で生き方に迷っている彼女の気持ちをよく表していたと思う。
それまでどんなセミナーに通っても、自分に自信をもてない彼女が、イジーとルースの友情物語によって、自信を持ち直すっていうところがいいな~と思いました。
イジーとルースの友情と精神は、エブリンにしっかりと伝わり、生き続けていると感じました。

*****

ニニーが障害者であった自分の息子の事を、とても愛おしそうにエブリンに話す所は、ジーンとしてしまった。
チョこっとしたシーンだったけど、ニニーのあの優しい笑顔が、本当に息子を愛していたんだなぁ、と感じました。


パンフ:フライド・グリーン・トマト

▲パンフとチラシ

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フライド・グリーン・トマト

フライド・グリーン・トマト





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Last updated  2006.10.22 06:47:03
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