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今日は、今まで作った駄洒落の中で・・・一番よくできたかなって思うものを、もう一度、アレンジして載せてみます。 「越路吹雪メモリアルコンクールに・・・マミーが出たのよ」「マミーって君のお母さん?」「そう・・・でも残念ながら優勝はできなかった」「何等賞だったの?」「三等賞・・・」「え?」「だから・・・・三等はマミー(サン・トワ・マミー)」 自分ではこれが一番好きだなあ・・・・・・
2017.04.29
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「君って誰か似てると思ってたんだけど…ドラえもんに出てくるジャイアンに似てるんだねぇ…」 「ジャイアンじゃいや~ん!…」
2017.04.29
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このブログの中で一番読まれた記事・・・気になって調べてみたら・・・この日記を読んだ人が2000人いた。 そこで、急遽載せることにしたのだが、なぜいちばん読まれたのかわからない。 平安時代から話を始めよう。 皆さんは「左大臣」「右大臣」…どちらの位が上かご存知だろうか? 面倒なので直ぐ答えよう。 「左大臣」が上位である。 歌舞伎等の「舞台」で「上手」と言われれのはどちらだろうか? 客席から見ると、「右」ということになるが…「上手・下手」という言葉を必要としているのは、舞台に乗っている俳優… 彼らから見ると、「左」が「上手」なのである。だから、落語を見るとよくわかるのだが、噺家は目上の者に話しかけるしぐさの時は「左」を向き、目下の者へは「右」を向く。これは余談であるが、この「上手・下手」は「表彰式」と「感謝状贈呈式」の違いで立ち位置が変わってくる。 「表彰式」は「あなたを誉めるんだ」っていう立場から贈呈者が「上手」となるが、「感謝状」の場合、「あなたのおかげでうまくいった。ありがとう」っていう立場で贈呈するのだから、贈呈者は「下手」にいるべきである。 これら「左」が上という考え方は道教・儒教の教えだから、日本のみならず中国・韓国…アジア全域に広がっている。 「おいおい、それじゃインドはどうなんだい?…インドもアジアだけど、左手は不浄の手っていうじゃないか!」 これはインドの人の人種が「アーリア人種」つまり彼らは、ヨーロッパの白人と同じ人種なのである。 色は黒く見えるが、あの目鼻立ちは明らかに白人なのである。
2017.04.28
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青森市への往復4時間・・・カラオケ練習をしながら行って参りました。 練習したのは「角川博さん」の「渋谷でね」っていう歌でしたが、当初覚える気がなかった歌なんですよね。 でも一度聴いたら、メロディがちょっと変わっていて・・・気になる歌になっていったんです。 演歌なんてふだん唄わないのに・・・しかもあの方のキーって高いんですよね。 絶対に唄えないと思ってたんですよ。 でもね・・・腹筋をうまく使うと高音も出て・・・なんと原曲キーで歌えるんですよ。 いやあ・・・驚きましたね。 素人なんではっきりは分からないんですけど、腹筋を気にして使うと、のどに無用の負担がかからないんですかね? でもね・・・練習しているうちに歌詞が気になってきたんですよ。 著作権が気になるので掲載しませんけどね・・・演歌なんだけど女の人の気持ちを唄った歌でね。 その歌詞がホント気になるんです。 「女の人ってこんな気持ちになるのかな?」 キスをしたとき「深さが違う」から、相手の心変わりが分かる・・・だとか。。。。 「服を着るとき女の人ってさびしい」・・・だとか。。。 「心より体の方が、うそつき」だとか。。。 別れるとき「涙より吐息が出る」のが正直な「おんなの気持ち」・・・だとか。。。 恋愛経験の乏しい私には「難しい」ですね。
2017.04.28
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我社の場合・・・系列会社を含めて2月・3月決算ですから、かなり忙しいんです。 それとは別に、業界を含め各種団体が総会シーズンで、そちらにも行かなくてはなりません。 役員であれば、その前の理事会やら役員会の出席も必要です。 監事であれば、監査となると丸一日つぶれます。 青森県の場合、ほとんどの会議は青森市で行われますから、そこまで私・・・往復で4時間以上かかるんです。 だから、「痩せた。」と言われても、「さもありなん」と思っています。 今年の場合・・・一番忙しい日が「5月19日」 3か所の総会が重なっています。 この場合・・・私と「専務」・「常務」がそれぞれの総会に出席するんですけど、それぞれに懇親会があるんですよね。 3人分の宿泊費!・・・これもバカになりません。 この時期、財布の中はいつもスッカッラカンです。 明日も一か所ですが、青森市での総会があるんですけど、午後4時から・・・ でも泊まりません。 お金の問題もありますが、連日ですから連泊したくないんです。 やっぱり自宅で自分の枕に頭をつけて寝たいんです。 明日は遅くなっても帰ってきます。 だから、ブログの更新はできませんね。
2017.04.27
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相変わらず体調不良が続いてますけど、ちょっとムシャクシャすることがあって飲みに出掛けました。 最初のスナックでカラオケの練習をしてると、そこへ現れたのは「前・市議会議長・Y 議員」と「奥内歌舞伎の代表・Iさん」・・・ 「奥内歌舞伎」は私、毎年観に行ってるんです。 今年はまた・・・周年行事で「下北文化会館」の大ホール、少し大きく開催されたんですが、私は来賓の席をいただいていちばん良いところで見させていただきました。 「白波五人男」や「花魁道中」は見事でしたね。 「できれば早掛け公園でお花見の時に、花魁道中を見せられればいいんだけどね。」 チョット衣装にお金が掛かるんでなかなか出来ないんだけど、出来れば最高でしょうね。 「それじゃ、俺帰るから・・・」 先に来てたんで立とうと思ったら、「社長、せっかく目の前にカラオケの機械があるんだから、一曲歌っていけよ。」 そういえば、私はカラオケの練習に来たんだから、目の前にカラオケの機械が置きっぱなしでした。 「それじゃフランク永井さんの歌でも・・・」 そういうと前・議長が・・・「演歌がいいな」 普段私は演歌を唄わないんだけど、この日練習してたのは、「角川博さん」の曲・・・「広島ストーリー」と「渋谷でね」の2曲 この歌はまだ練習中なので然らば・・・ 選んだ歌は同じく「角川博さん」の昨年の歌だったかな? 「雨の函館」・・・ド演歌です。 唄い終わってお店を出ましたが、皆さん驚いたような顔で見送ってくれました。 あ、上手だったっていうんじゃないですよ。・・・いつもならムード歌謡とかアンディ・ウィリアムスの歌を唄ってるのを皆さん知ってましてね・・・それが「がちがちのド演歌」ですからね。 驚いたようです。 気分を良くしてもう一軒・・・・ 続いて入ったお店は、音響がいいのでよく行くんですけど、今日は歌の上手いお客様がガンガン唄ってまして、私の出番はないようでした。 カウンターに座るとママさんが・・・「社長、出戻りが帰ってきたんだよ。」 見ると前にいたお姉ちゃんが、お店に戻ってました。 「社長・・・お久・・・あれ?しばらく見ない間にずいぶん痩せたんじゃない?」 そう言われるとすぐに冗談が言いたくなる悲しい性・・・ 「うん、恋しちゃったんだよ?」 「え?社長でも恋しちゃうことがあるんだ?・・・誰に?」 「君に・・・」 「ガハハハハハハハ・・・」 笑うにしてもモットお上品に笑ってほしかったな・・・ そこへさっきから、カラオケをバンバン唄っていた後ろのボックス席の人たちの中で、ひときわ上手い人が唄い始めた。 ビートルズの「ヘイジュード」・・・・ (上手いなあ・・・これじゃ俺の出番がないじゃないか・・・) そう思って振返ってみたら、目があっちゃた。 な、なんと「金谷沢サンクチュアリ乗馬倶楽部」の斎藤オーナー・・・ うちの次男坊も中学の頃通わせていただきました。 それが縁で大学も「生物学科」にしたのかも・・・ 「今度息子さんが帰ってきたら、一緒に来てくださいよ」 今でも可愛がってくださいます。 ところでご一緒だったのは・・・美人の奥様のお父上、そしてスタッフに乗馬倶楽部の会員の方・・・ そういえば奥様はいらっしゃらなかったな? 「今日ね・・・先日まで苫部小学校の校長をやられていた林先生も見えられましたよ?」 林先生も乗馬を始められるんですかね? で、そこから私もカラオケに入りました。 素晴らしい「ヘイジュード」を聞かせられた後でしたから、私も「God father愛のテーマ」・・・そう暴走族のテーマソングですよ。 こうして、むつの夜は更けていきました。 え?体調不良なのに飲んで大丈夫かですって? あ、まだムシャクシャする気持ちは晴れてませんから、今日も飲みに行っちゃおうかな?
2017.04.26
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「熱っぽくてさ・・・体温計を口に入れて計ってたら、割れちゃったんだよ。」「なんだって?割れた?・・・あ、それ体温計じゃなくて寒暖計・・・え?お前それ噛んだんけぇ?」
2017.04.25
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食欲がないこと・・・気になって整体院に行ってきました。「でも顔色はいいですよ?」たしかに食欲がないだけで、痛いとか苦しいという事は特にないんですけど・・・「それは骨盤矯正とか、整体の効果が表れているんですよ。」そうなのかな?そうかもしれない・・・「整体が上手く行ったら、居酒屋で一緒に飲みましょう。・・・あなたの歌も聴きたいし・・・」そんな約束をしちゃいました。上手く骨盤が矯正され、腰やひざが治るんならお安いごようです。
2017.04.25
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金曜日の夜からね・・・体調不良が続いてまして、何も思い浮かばないんです。 4日で3キロも体重が落ちちゃって・・・「ナイトさん、これで痩せたらモテますよ?」なんて言われても、病気で入院しちゃったらどうにもならない。 健康でなきゃね。 そこでじっくり休養します。 といっても、「文章中毒」ですからね・・・何も書かないとストレスがたまっちゃいますから、「駄洒落」や「日記」は書きますよ。 時々は、「歴史の真実」と私が信じていることなんかも描こうと思います。気分のいい時にね・・・ ま、何も書かないときは「逝っちゃった」と思ってください。 もちろん簡単には逝きませんけどね。 ま、最低一日に一つは書くつもりです。
2017.04.24
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ま、いつものことですけど体調不良です。食欲も落ちていて、この4日間で3キロ痩せた。こりゃまずいなあ・・・ ≪Y子のこと・・・その3≫喫茶店に入り、「Y子」の家庭の事情などの話しを聞いたが、正直なところ自分には関係のないことだと思っていた。 「Y子」がどう思おうと、私は彼女と付き合うつもりはなかったから・・・ 「同じ青森出身だから、郷土料理を食べさせてくれる。」という言葉だけで、私は彼女の家を訪問しようと思っただけだ。 喫茶店を出て「Y子」の家に着いたのは5時半だった。 「いらっしゃい・・・すぐわかりました?」 「Y子」の母親に聞かれたが、「Y子」が迎えに駅で来ていたのだから迷う筈がない。 つまり「駅には5時についてるはずだから、そこからここまで来るのに時間が掛かり過ぎだろう。」と言いたいのだろうか? なんとなくそんな思いにかられた。 しかし私には全く気にならなかったのは、さっきも言った通り私は「Y子」と付き合う気がないこと、そして今日ご馳走になればこの母親とも会うことが無くなることを知っているからだった。 その時のお料理はとても美味しいもので、とても満足するものだったが・・・食事はすんで少し話をするだけで私は解放された。 付き合いを「する・しない」の話しは最後まで一言も出なかったのだから・・・ その翌日からも・・・「Y子」も私も・・・普段の生活に戻った。 しかし、事件は起こったのは、それから一年後のことだった。
2017.04.23
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「ある男が、メスの羊に恋をして結婚したんだって。」 「結婚式では、新郎シープか…」
2017.04.23
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最近の事ですが、私と同郷のシンガーソングライター「板橋かずゆきさん」が楽曲提供した「川中美幸さん」の「津軽サクラ物語」が発売されました。 せっかくだから「カラオケで歌ってみたい」と思ったのですが、最近の私は・・・「新しい歌が覚えられない」という、高齢者特有の病気?のようになってたから、無理だと思ってたんですよ。 でもね・・・けっこう覚えられるものですね。 そこで・・・以前ある女性から「この歌を覚えて歌って?」と言われていた歌を覚えようと思ったのです。 私は以前から、「レーモンド松屋さん」の歌が好きで唄ってたんですが、この作曲家は自分で歌う以外に、最近ではほかの方にも作ってるんですよ。 自分で歌ってるのは「安芸灘の風」とか・・・ほかの人には例えば・・・「五木ひろしさん」の「夜明けのブルース」とか・・・ ま、キーを考えるとこの「夜明けのブルース」がいちばん唄いやすいんですけどね。 で・・・その女性がいうには・・・「ナイト社長はレイモンド松屋さんの歌が好きでしょ?だからこの歌」と指定してきた曲は・・・ 「角川ひろしさん」の「広島ストーリー」っていう歌なんですよ。 あの人、声が高いでしょ?・・・だから無理だと思って聴こうともしなかったんですよね。 でも、これを機会に唄ってみようかと思って・・・ 実は昨日、青森市のレコード店で「角川ひろしさんのアルバム」を買ってきたんですよ。 実はもう一つ覚えたい歌があったんですがね・・・それはNHKの朝の連続ドラマ「ひよっこ」のテーマソング・・・「桑田圭祐さん」の「若い広場」っていう歌ですけど、こちらは見つけることが出来ませんでした。 そして・・・その「角川ひろしさん」のアルバムを帰りの車の中で2時間聴いて帰ってきたんですけど・・・ 「広島ストーリー」ともう一曲・・・「渋谷でね」っていう歌がいいなと思って・・・ でもこの「広島ストーリー」は出来るだけ唄いません。 「プロ野球セ・リーグペナントレース」のトップを現在走ってる「広島」の歌は、「横浜DeNAベイスターズ」ファンの私としては、トップから引きずりおろしてから唄おうと思っていますので・・・ 当分の間は、「渋谷でね」の方を唄おうと思っています。
2017.04.23
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「太ってると、外に出るのが億劫になるよね。」「それはただの〝デブ症”」「出不精」と「デブ症」をかけてみました。
2017.04.22
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今日は土曜日でしたよね? でも、実際は昨日が出張だったので、木曜日の深夜に書いてます。 今ブログでは、「予約日記」という機能がついてますから、日時を指定するとその時間に更新してくれるんです。 便利になったものです。 ≪Y子のこと・・・その2≫定期演奏会の翌週も、合唱部の練習はあった。 しかし、定期演奏会が終わったばかりで、和やかな雰囲気・・・先週までのピリピリとした状態から解放された気分。 合唱の練習はするものの、好きな歌を次々と唄っていくようなものだった。 「Y子」は? 実はそばにも近寄ってこないし、いつも通りの大人しい感じの子だった。 (あの時のあの大騒ぎをしたのはなんだったんだろう?)・・・もちろんコンサートが終了したばかりだから、興奮していたこともあったのだろうが、それにしてもおとなしすぎる。 ま、約束したのだからお宅にはおじゃまするつもりだが、その聞いた住所は「世田谷区」のマンションと呼ばれる建物だった。 「場所は分からないでしょうから、私が駅までお迎えに行きます。何時にいらっしゃいます?」 約束した曜日は土曜日で、その当時は土曜日でも授業があった。 「えっと午前中は授業があって・・・だから夕方じゃないと・・・」 「え?つまんない・・・せっかくだからお昼からいらっしゃればいいのに・・・」 「Y子、無理言っちゃいけません。・・・学生は勉強しに大学に行くんでしょ?・・・それにあなただって土曜日は授業があるって言ってたじゃない。」 母親から諭された「Y子」だったが、ホッペタを膨らませながら「来週は先生が学会に行くから休講になったんだってば・・・」と、不満を口にした。 しかし母親はその不満顔を無視して私にこう告げた。 「それじゃ、来週の土曜日・・・午後5時・・・Y駅でこの子がお待ちしていますから・・・」 そういうと・・・ほかの観客と一緒に、一人で会場を去って行った。 私たち合唱団はその後、近くの居酒屋の2階を貸し切って「定期演奏会・打ち上げ」と称して宴会に入るのだが、広い会場だったこともあって「Y子」は近くに来ることもなく・・・遠くから眺めていると、いつのものように「おとなしい子」に変貌していたように思えた。 (二重人格みたいだな・・・)とは、私の正直な感想であった。 当日の土曜日・・・私はきっちりと授業に出て、夕方の4時半には最寄りの駅に着いた。 私の性格なのだが、「最低でも10分前行動」・・・この日は初めてうかがうのだからと、30分前には着いたのだった。 それなのに「Y子」はすでに「改札口」で待っていた。 「内藤先輩・・・お待ちしてました。」 「ずいぶん早いね?・・・まだ約束までには30分以上ある。」 「うん、いつも先輩を見てると遅刻してくることもないし、まじめだから早く来るんじゃないかと思って・・・」 いつも私の行動を見ていたのだろうか? 「ね、先輩・・・まだ早いからちょっとお茶していきません?」 「ああ、いいけど・・・」 私は引きずられるようにして・・・近くの喫茶店に入ることになった。 「家でお話ししようと思っても、必ず母が邪魔すると思うから・・・ここでちょっとお話ししていきたいと思って・・・」 「Y子」はおどけながら話し始めた。 「私の家庭環境はちょっと複雑なんで・・・実は3人兄弟の末っ子なんですけど、兄が二人・・・かなり年が離れてますから二人とももう結婚してます。今青森の家にいるのは長男夫婦・・・だから父親の面倒は兄嫁が見ています。実は父親が再婚でして・・・前の奥さんとは死別してるんですけど、私の母がのち添えになって・・・私が生まれたんですよね。だから兄弟たちとは母親が違うんです。だから大学に入ると決まった時、母親が私と一緒に暮らしたいと・・・あ、今住んでるマンションですけど、長男も次男も東京の大学に通っているとき買ったんで、ちょっと古いんですけど・・・せっかくあるマンションだからここに住むことになって・・・」 「お兄さんたちいくつなのか知らないけど、昔っからマンションを持ってたなんて・・・お金持ちなんだね?」 驚いた。 青森県にそんな「大金持ち」がいたことすら信じられません。 「そんなにお金持ちじゃありませんよ・・・昔もこの辺は安かったって聞いてます。」 しかし、世田谷区の高級住宅街のマンションが、安いと言われたって信じられません。 「だけど立派なご家庭なんだね?」 「いや、内藤先輩のお父様だって・・・」 え?いつの間に我が家のことを調べたんだろう? たしかに父親は・・・公的な会の会長を務めたりして、けっこう地元の新聞に名前が載ることはあったが、ただの見栄っ張り…経営している会社は火の車のようで、当然金は持っていません。 つづく
2017.04.22
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「モテない私がモテる話しをする」と、なぜか皆さんは・・・「あ、実話でしょ?」とおっしゃる。 しかし、私のことをよく御存じの方は・・・「ナイトがモテる?・・・そんなことは絶対に有り得ない。」というに違いない。 事実、恋愛経験もなければ結婚だって見合いだった。 そんな私が「恋愛小説もどき」などを描こうとは、チャンチャラおかしいのである。 いわば、「恋愛がしてみたかった」という妄想で・・・妄想だけで書いていることをご理解いただきたい。 ≪Y子のこと・・・その1≫それは私が大学2年の秋、突如として始まった。 その日は大学での部活・・・「合唱部の定期演奏会」があり、会場だった「Sホール」のロビーは、終演後間もないこともあって、観に来てくれたお客様たちと、興奮冷めやらぬ私たち合唱団員たちであふれ返っていた。 しかし、情けないことに・・・私の場合、応援に来てくれた友人たちは全員・・・私に一言だけ声を掛けると、さっさと帰ってしまった。 それは仕方のないことである。 観客のほとんどが女声団員の友人とか家族であり、そのロビーには男性のお客様たちはかなり少なく・・・私の友人たちも女性の熱気に圧倒されて、その場に留まっていることは出来なかったのであろう。 男性の団員たちもほとんどが楽屋に戻ったが、私は「合唱団員にあるまじき行為」・・・喫煙のために舞台衣装のままロビーのソファーに腰を下ろしてタバコをふかしていた。 当時はまだ、喫煙の自由があった時代である。 と、そこへ・・・後輩のアルト「Y子」が和服姿の上品なご婦人と・・・私のもとへやってきた。 「お母さん、こちらが内藤さん・・・同じ青森出身の・・・」 そう・・・この「Y子」は、今年の新入部員勧誘イヴェントで、「青森の方ですか?私もそうなんです。」と私に近づいてきて入部してきた女の子だった。 聞くと、私の言葉に「青森弁の訛とイントネーション」が感じられたとか・・・自分自身では「完璧な標準語」だと思っていた私には少なからずショックだったが、それでもひとり入部させられた喜びがあって、忘れてはいない娘だった。 「この内藤さんね・・・青森を離れて一人暮らし・・・ね、お母さん・・・うちに来てもらって青森の料理をご馳走してあげましょうよ。」 この「Y子」の発言にびっくり! たしかに同郷ではあるが、一人暮らしは私だけじゃない・・・合唱団員の半分は、地方から出てきてアパート暮らし・・・みんなひとり暮らしをているのだ。 それに「Y子」とは、普段あまり話しをしたこともない。 もしかしたら、新入生勧誘のあの時以来かもしれない。 「あなた何を言ってるの?内藤さんが困ってらっしゃるじゃありませんか・・・すみません、内藤さん・・・この子はわがままに育ってしまって・・・無理なことを平気で言うんです。」 「いえいえ、とんでもない・・・」 そう返事をしたが、「Y子」の生まれ育った町は「津軽・弘前市」・・・私の故郷、「下北半島」とは環境も文化もまるで違う地域だ。 私の言葉から「青森生まれ」を判断されたこと自体、私は不思議に思っていた。 しかし、「お母さん、ご馳走してあげましょうよ?」という一言が不思議に思えた。 (え?彼女だって一人暮らしじゃないのか?・・・それともお母さんと一緒に暮らしてる?) その疑問は翌週分かった。 私は翌週の土曜日、彼女の家に行く約束をさせられてしまったのだ。 押しの強い親子・・・そんな感じがした。
2017.04.22
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「桃太郎は鬼退治をした後、犬・サル・キジの家来たちと一緒に帰ってきたはずなんだけど、犬だけいなくなっちゃったんだってな?朝刊にニュースとして出てたけど・・・」「そうなんだよ新聞読んだかい?・・・犬去る記事・・・」
2017.04.21
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さて、「三沢市公会堂」での大会式典・・・・・このプログラムを見ると、先に型どおりの挨拶があってから、表彰式があるんです。我が、「第二田名部小学校」は、このたび・・・「優良PTA賞」をいただくほか・・・「広報誌コンクール」では、「推賞」という・・・「最優秀賞」をいただくことになっています。私が「壇上」に二回も上がるわけには行きませんから・・・今回、「推賞」のほうは「ツ〇ワ広報部長」に上がっていただきます。ただ・・・・今回珍しく壇上には・・・「三村申吾青森県知事」が座ってるんですよ。いつもは・・・「青森県教育長」が代理で挨拶するんですが・・・・・自分の実家が近いからなのか・・・・今日に限ってきてるんです。前にもお話ししましたが・・・「知事」は・・・幼年期のころ・・・・うちの親父と彼の父親が、先輩後輩の仲で・・・・よく一緒に遊んでいた・・・・というか・・・私が「パシリ」として遊んでやってたこともあり・・・・よく知っている仲なんですけど・・・あっちは、「青森県の代表」・・・私は「チンピラ」・・・こんなとこで会いたくないと思ってたんです。いよいよ、知事の挨拶私の席は「受賞者席」で前の方だったのですが・・・・・下を向いて顔をあわせないようにしてたんです。普通・・・・偉い人は、挨拶が終わると「公務多忙」で席を立つでしょ?でもこの日は帰らないんですよ・・・・・・。けっきょく、授賞式のときもいたんで・・・・これは誤算でした。案の定・・・私が「壇上」に立つと・・・・一瞬驚いたような顔をして、それから「ニヤッ」と笑いました。後日、知事と会ったとき・・・・「あの時笑ったろ?」って聞くと・・・「だって、小学生の子供がいるのは知ってたけど、いまだにPTAの活動をしてるなんて・・・」確かに、この年で「PTA会長」をしてるのは私ぐらいのものかもしれませんが・・・・笑うことはないと思うんですよね。今度の選挙・・・・対抗馬の応援しようかな?まあ授賞式も終わり・・・・・来年の大会が「五所川原市」で開催される発表があり・・・・いったん休憩を挟んでから記念講演でした。私は・・・「今回の記念講演はパス」って考えてたんですよ。講師の先生は忘れましたが・・・・「モンスター・ペアレンツについて」って言うタイトルでしょ?私はあのドラマも見ましたけど・・・・思うんですよね。この大会は、各学校のPTA役員の大会でしょ?学校に苦情を言ったり、文句を言ったり・・・・給食費が未納だったり・・・・そんな「モンスター・ペアレンツ」って呼ばれてる人たちは・・・役員なんて引き受けてない人ばっかりなんですよ。要するに、「役員」を引き受けるのは、よっぽどの「お人好し」か、私のように「気の弱い人」なんですから、「モンスター・ペアレンツ」になんかなりようもないんです。この段階で・・・「今回の講演は聞く意味がない」と判断し・・・・私はバスに戻って寝てました。バスには・・・私のほか・・・・昨日「文部科学大臣賞」を貰いに行った・・・「フ〇ミ顧問」と「カ〇イ会長」がすでにいて・・・・「カ〇イ会長」だけ焼酎を飲んでいたのです。お祝いごとだから・・・「伏字の必要はない」とも思ったんですが・・・・まあ約束ですから伏字にしておきましょう。しばらくして、皆、三々五々・・・会場から出てきました。そしてバスに乗り込み・・・・今度は、一人一人名前を確認して・・・・全員そらったところで帰路に着きます。「内藤会長・・・あんたも飲めよ・・・・この六酒って言う焼酎・・・・けっこういけるよ!」「カ〇イ会長」がボトルを持って私に勧めます。でも・・・待ってください?このボトルの焼酎は・・・・昨日来るときに飲み干したはず・・・・・?あ、そうか・・・昨日「カ〇イ会長」は、結婚式があって、遅れてきたから・・・バスには乗ってなかったんだったよな。この焼酎・・・・新しく買ってきたのか。・・・・・・・一杯貰いました。もちろん、「生」ではきつすぎると思いましたから水割りにして・・・・・水は、昨日飲み干したもう一本の「ソフト」って言う焼酎のペットボトルに入れてあります。飲んでみると・・・・あれ?・・・・焼酎の味がしないぞ?私は前日、この「六酒」っていう長いも焼酎を飲んでますから・・・味は知ってるつもりでしたが?「さっぱりして飲みやすいよな?・・・」「カ〇イ会長」はどんどんお代わりして、少し酔ったようにいいました。その時また誰かの・・・・「あっ!」と叫ぶ声が・・・・・・・「そのボトル・・・昨日飲み干したんで、水を入れといたんですが・・・」「えっ!」・・・・コップを持って、「カ〇イ会長」に勧められて、その「焼酎」を飲んでいた数人が・・・いっせいに、自分のコップを見つめます。「俺・・・さっきからずいぶん水っぽい焼酎だなと思ってた。・・・・」「そうだよな・・・・六酒ってもう少し焼酎の味がするし・・・・」ってことは・・・・・つまり・・・我々は・・・・「水を水で割って飲んでいた」んです。これじゃ酔えるわけがないのに・・・・「カ〇イ会長」は真っ赤になっていました。ア・・・実は酔ったんじゃなくて・・・・「これで今年もジャングル・ナイト・クルーズのブログにネタを提供してしまった」っという、恥ずかしさで赤くなったんだそうです。まあ・・・途中、酒屋で新しい焼酎を仕入れ・・・・帰ってから・・・・・「カ〇モト副会長」の手配した「すき焼き」を食べたんですけどね・・・・あまり長くなりすぎましたから・・・・今回の「PTA県大会」の報告はこれまで!
2017.04.21
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たった一日のことを「7回」にも分けて報告しましたが・・・あと丸一日分が残っています。 まあ・・・今日から「二日目」のことを書きますけど・・・・どれくらいかかるんでしょうね? 前日・・・・スナック「エガちゃんの店」でかなり盛り上がりましたが・・・・私と教頭先生・・・それに女性陣は早々に、ホテルへ引き上げました。 あとの5人は? あれだけ食べて飲んで・・・・それでも足りなくてラーメンを食べに行ったのだそうです。 しかし・・・かなりの量を飲んで、手踊りで汗をかくくらいの運動量だった「カ〇ミヤ顧問」は・・・・ラーメンどんぶりの中に、顔を突っ込んで寝ていたそうです。 暑くなかったんでしょうかね? さて、「二日目」の朝です。 このとき・・・・「むつ市連合PTA」のメンバーは全員・・・・期待を持って朝食会場に集まっていました。・・・たった一人を除いて・・・・ それは昨年のこの大会での出来事です。 青森市の大会で・・・・数人が朝食バイキングの会場に集まりました。 「K会長」改め「カ〇イ会長」が、ルンルン気分で現れました。 「納豆はひとつでいいな・・・・ウインナーか・・・3本にしとこうか・・・・これこれ・・・玉子焼きは4個・・・いや数が悪いから5個にして・・・」 そしてテーブルにつくと食べ始めたのです。 しかし、「おかず」の量が多すぎて・・・・「残すことは許されん」と思った「カ〇イ会長」は・・・・お代わりをするために・・・立ち上がったのです。 その時・・・偶然にも・・・同じテーブルに同席していた数人が・・・いっせいに食べ終わり・・・・席を立ちます。 「あらら・・・皆いなくなっちゃって・・・・カ〇イ会長はお代わりでご飯をよそってるけど・・・片付けられなければいいな・・・」 「むつ市連P」事務局の「ノ〇ちゃん」はそう思ったそうですけど・・・・案の定・・・「朝食後片付け専門のパートのおばちゃん」らしき人が・・・・そのテーブルの上の食べ散らかしたお膳を、全て綺麗に片付けちゃった! 「あらら・・・どうしましょう?・・・・会長・・・どんな顔するのかな?」 「ノ〇ちゃん」は・・・・逆にそれが楽しみで・・・・「カ〇イ会長」に教えなかったそうで・・・・・ 「さあ・・・残りを食べよう」と・・・後ろを振り返った「カ〇イ会長」・・・・・ 右手にご飯茶碗、左手には薬を飲むための水のコップを持ったまま・・・・片付けられたテーブルを・・・頭の上に「?」マークをいっぱい出したまま・・・固まってしまったんだそうです。 その時、我が「第二田名部小学校」の・・・「事務局長」は、優しく教えてあげたそうで・・・・ 「会長!・・・食事の途中で席を立つときは・・・箸をハの字に置いとかなくちゃ!」 その時・・・・「カ〇イ会長」は・・・・ 「そ、そうだな・・・ハの字に置いとけばよかった」と言ったとか言わなかったとか・・・ そんな事件があったものですから・・・・全員が「カ〇イ会長」に注目していました。 しかし!・・・・今回の朝食はバイキングではなかったのです。 彼は「和定食」を頼み・・・・お代わり用の「おひつ」を目の前に置きながら・・・・皆の期待を裏切って食べ始めたのでした。 そして朝食が終わると・・・「勝ち誇ったような顔」で、仲間の顔を見回しながら出て行ったのです。 だから、今回は朝食事件はありませんでしたが・・・・・事件は・・・違う場所で起こりました。 「大会式典」の時間は9時半から・・・・私たちはホテルからバスに乗って異動することにしていました。 集合時間は9時・・・・ほとんどの人が乗り込んだのに・・・バスは出発しようとしません。 「出発しようよ!?」 誰かが言うと・・・「事務局員」が・・・・「まだ、サ〇キ市連P会長がきてないんです?」 「そういえば朝食会場で見なかったな?」 「昨日、飲みすぎて起きてないんじゃないのか?」 さっそく携帯で呼び出しました。 「あ・・・すみません・・・今起きました。・・・先に行ってて下さい。」 「サ〇キ市連P会長」は、「県Pの副会長」でもありますから、疲れていたんでしょう。 あとからタクシーで追いかけるということなので・・・安心してバスは出発したのです。 その時・・・・誰かが「あ!」と小さく叫びました。 しかし、「バスを停めてください」というわけでもなく・・・・「式典」の行われる「三沢市公会堂」に到着したのです。 ここである人物の紹介をさせてください。 「むつ市連合PTA」の中ではいちばんのエンターティナー「大畑小学校セ〇会長」のことを・・・・・ いつもなら大騒ぎの中心にいつもいる「セ〇会長」・・・・・ 今年は、腰が悪いと言うことで・・・あまりはしゃいでなかったんですが、姿が見えません。 「おい・・・セ〇会長は?」 バスを降りると誰かがそう叫びました。 そしたら・・・・「大畑小学校」のあるメンバー(女性)が・・・・・ 「あのう・・・さっきホテルに置いてきちゃいました。・・・・バスが出発したあと・・・・後ろから右手を上げて追いかけてきたんですけど・・・」 「なんで、バスを停めないの?」 「だから、あって叫んだじゃないですか?」 そのあとすぐ・・・・「セ〇会長」はタクシーで追いかけてきたのですが、かなり怒ってましたね。 だけど、私の顔を見ると急ににこやかな顔になったのです。 あとから聞いた話しだと・・・「セ〇会長」はこういったそうです。「今年は、カ〇イ会長が事件を起こしてないから・・・・内藤会長は書くことがなくて困ってるはずだ・・・・そこへ・・・バス追いかけ事件なんて起きちゃったら・・・・今回のブログのスターは俺になっちゃうだろ?・・・・だから内藤会長の前ではおとなしくしてなくちゃ・・・」 でもね・・・・「セ〇会長」・・・・しっかり書かせていただきましたよ。 つづく
2017.04.21
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ということで・・・・「三沢大会」の真実・・・・続けましょう。 「エガちゃんの店」に集結したのは「11名」です。 「第二田名部小学校」関係が5人と「田名部中学校」関係が2人・・・・それと「むつ市連合PTA事務局が2人と「青森県連合PTA」が2人の計「11名」ですが・・・ ある程度食べると・・・・「カラオケ大会」が始まりました。 昨日お話したとおり・・・・我々は「恥ずかしがり屋の青森県民」ですから・・・なかなか「俺が歌う」って言い出せなくて・・・・だからこそ、北海道生まれの「ノ〇ちゃん」が・・・・それぞれの役員が歌う歌を把握・・・勝手に音楽を流すと・・・・「あ、これは俺用なんだな」と各自判断してマイクを握る。・・・・そんな慣例になっていました。 最初は、「吉幾三」と同じ、五所川原出身の「K会長」が・・・・「立ちねぶた」を歌います。 なぜか・・・最初は「K会長」・・・あ失礼・・・「カ〇イ会長」でしたね・・・・彼が「むつ市連合PTA」の「前座」を務めることになっていて・・・・・私が「トリ」を務めることになってるんですが・・・・ご存知の方も多いと思いますが・・・私最近年のせいか・・・少しお酒が入ると、のどがあれちゃうんですよ。 だから・・・最近は・・・できるだけ「ノ〇ちゃん」と目ををあわせないようにしてるんです。 続いては「カ〇ミヤ顧問」・・・私の前の会長なんですけどね・・・・彼は持ち歌が多くって・・・・なにを歌ったんだっけかな? とにかく・・・・「歌って踊れる会長」って言葉を作り上げた人なんです。 彼の持ち歌がかかると・・・・ゆっくりと立ち上がります。 そうすると・・・どこからともなく・・・・「扇子」と「手ぬぐい」が出てきて・・・・彼に手渡されるのです。 彼は・・・店の中央の・・・・少しでも踊れる場所があれば・・・・その道具を使って、手踊りをします。 一度真ん中に立つと・・・・もう彼の踊りは止まりません・・・ 誰のどんな歌であろうと・・・・「あてぶり」で踊っちゃうんです。 それが、英語の歌であろうとロック調の歌であろうとおかまいなしです。 これで、「市役所の建築課長さん」ですからね・・・・ もし市役所に「宴会部」って言うのがあれば・・・・直ちに「部長昇格」しているのに惜しい!(最終的には部長になりましたけど・・・) これに肩を並べるのが・・・・田名部中学校「カ〇モト副会長」・・・・ 彼も、「東通村農林水産課」のお偉いさんなんですが・・・・一昨年まで・・・・私のスタッフとして・・・・「第二田名部小学校PTA」で活躍してまして・・・・この「カ〇ミヤ顧問」と2人で踊るんですよ。 どっちが男役で女役かわかりませんが・・・・見事に併せるんですよね。 歌も・・・「松山千春」張りの綺麗な高音で・・・・この日も「恋」を歌ってくれました。 現在わが校には・・・彼の部下の・・・畜産のプロ・・・・「獣医師免許」をもった「サ〇モト6学年部長」がいますが・・・・来年三月で子供さんも卒業・・・・・「東通村伝統の手踊り」も見納めになりそうです。 よし・・・今日はこの調子で・・・・手踊り大会だな・・・ そう思った矢先・・・・「ノ〇ちゃん」とは目を合わせなかったはずなのに・・・「ゴッドファーザー愛のテーマ」の前奏が流れ始めます。 ところが・・・ところがですよ? この日はなぜか「アンディ・ウィリアムスバージョン」ではなく・・・・「尾崎紀世彦」の日本語バージョンが流れちゃって・・・・ 「カラオケの字幕」には・・・・「♪広い世界の片隅に~~~やがて二人の朝が来る~~~・・・・」って日本語が流れているんです。 でも、私はかまわず・・・「♪スピーク ソフトリィ ラブ アンド ホールド ミー ウォーム アゲインスト ヨァ ハート・・・・・・」と、・・・東南アジア風発音英語で歌い始めるのです。 これに・・・・「カ〇ミヤ顧問」が手踊りで併せるのです。こうして夜は更けていきました。 最後に出てきた・・・「ホタテ稚貝の味噌汁」は美味しかったなあ・・・ 次は翌日の・・・・大会から・・・地元へ帰ってからのすき焼きパーティへと続きます。
2017.04.21
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そう思ってさっきから何か駄洒落のネタになるものはないかと探してるんですけど・・・・・なかなかないんですよ。ようやく見つけたと思ったんですけど・・・・下ネタ風の駄洒落なんで・・・・・でもいいか!!どうせ、みんなそんなオッチャンだと思ってるだろうし・・・・下ネタの嫌いな人は読まないでください。「お前、さっきからなんだよ?・・・気持ち悪い手つきをしやがって・・・・」「だって暇なんだもん・・・・」「止めろよ!・・・その手つきがいやらしい・・・・なんかオッパイでも揉みそうな手つきで・・・」「手も、乳房だ・・・」ね?・・・・読まなきゃよかったでしょ・・・「手持無沙汰」と「手も、乳房だ」・・・・これって駄洒落かなあ?
2017.04.20
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それでは・・・エーッと・・・どこまで書きましたっけかね? あ、そうそう・・・・「料金2500円、飲み放題だけ」の「W▲LL」を出て・・・8人で「エガちゃんの店」に向かったとこまででしたよね。 この「エガちゃんの店」はカウンターと、ボックス席があり・・・・20人も入れば満員になるお店でした。 下請けをやってもらってる潜りの社長・・・・いえいえ、潜りの社長といっても、「建設業の許可」を取ってないっていうんじゃなくて・・・・・本当に「潜水士業」の社長なんですけど・・・・・彼の住まいは三沢市にありましてね。 だから、「飲みに行くのに手ごろな店はないか?」って尋ねたんです。 前日、その社長から電話がありまして・・・・・・ 「今、エガちゃんの店ってとこで飲んでます。・・・・気さくなマスターとママさんでやってる店ですけど・・・・カラオケもばっちりですから、内藤社長さんには良いと思いますよ」 って紹介されたところで・・・・・ 「すみません・・・M社長から紹介されました・・・内藤って言います。・・・8人なんですけど入れますか?」 「あ、お待ちしてました・・・・あ、マスター・・・見えられたわよ?」 奥の調理場にいたマスターが、暖簾を少し上げて・・・ 「あ、M社長からくれぐれも粗相のないようにと言われてました。・・・どうぞどうぞ」 くれぐれも粗相のないようにって・・・・わしゃ天皇陛下かい! 私たちはボックス席に座ったのですが横一列に10人座れるテーブル・・・・・ 奥のほうから「我が第二田名部小学校の教頭先生」、「ト〇オカ母親委員長」、「ツ〇ワ広報部長」そして「カ〇ミヤ顧問」・・・・あ、ちなみに母親委員長はもちろんのこと、広報部長も女性ですが・・・・・・その次が、いつもこの会の主役になる昨年までは「K会長」あらため「カ〇イ田名部中学校会長」・・・・・隣が「むつ市連合PTA事務局のミ〇キちゃん」・・・・その隣が「カ〇モト副会長」・・・・それに私の8名です。 「はい、ミ〇キちゃん・・・みんなから会費を徴収して・・・・」 お願いしたんですが・・・ 「あ、今電話中・・・ちょっと待って?」 「どこへ電話してるんだよ?」 「ノ〇ちゃんと県連顧問のフ〇ミさん・・・・それに県連事務局のヤナ〇ヤがこっちに向かったって・・・・・」 「むつ市連Pの事務局 ノ〇ちゃん」と「県連顧問(前青森県連合PTA会長)のフ〇ミ君」はよく知っているのですが・・・・「県連P事務局のヤナ〇ヤ?」 私には聞きなれない名前でした。 「誰さ・・・それ?」 「あら・・・去年の大会のとき・・・・青森市の県連P事務局に行ったでしょ?・・・その時会ったじゃない?」 「ミ〇キちゃん」に言われて、昨年のことを呼び起こしてみましたが・・・・ そこへ・・・ 「オマタセ!!・・・・オキャクサン・・ノミモノチュウモンシタカ?」 フィリピン人ホステスさんの物真似がとっても上手い、「ノ〇ちゃん」が「フ〇ミ顧問」と・・・例の「ヤナ〇ヤさん」を伴って入場してきたのです。 これで合計11名になりました。 あ・・・ここで顔を見て・・・・とっても美人な「ヤナ〇ヤさん」んのことは思い出したんですけど・・・・・ 「内藤さん・・・すみませんね・・・・急な飛び入りで・・・・」 「フ〇ミ顧問」が、神妙な面持ちで、私に謝ります。 「いや・・・大歓迎だけど・・・・でもいいのか?・・・・向こうはほっといて・・・・」 「フ〇ミ顧問」は、元々、私をPTAに引っ張り込んだ男・・・・・ 「第二田名部小学校の元PTA会長」で・・・・私を無理やり「副会長」に引きずり込んだんです 「第二田名部小学校」は、昨年「60周年」(今年は70周年になります。)を迎えましたから・・・・10年前の会長さんなんですよね。 その後、「青森県連合PTAの会長」を歴任され・・・・いまや「顧問」なんですけど・・・・もう下の息子さんでも就職され・・・・・「PTA」とは縁が切れてもいい人なんですよ。 だけど、「彼の次の県連Pの会長」が辞任しないので、いつまでたっても「県連P顧問」の肩書きが外れなくて・・・・・・気の毒な人なんです。 私が・・・「向こう」って言ったのは・・・・「青森県連合PTAの役員の二次会場」のこと・・・・ 「だって、あっちは暗いんですもの・・・・」 そう発言したのは・・・・「県連P事務局のヤナ〇ヤさん」でした。 例の「永年勤続」の会長さん・・・・あまり好かれていないようで・・・・・・ 「あたしが一生懸命盛り上げようと・・・ピンクレディを歌っても・・・・盛り上がるのはほんの一瞬・・・・あとは皆代わる代わるにため息ついて・・・・・」 そこへ「ミ〇キちゃん」から電話が入り、「むつ市連合PTAの代表」としてその飲み会に参加していた「ノ〇ちゃん」と「フ〇ミ顧問」が立ち上がったところで・・・・・その「ヤナ〇ヤさん」も・・・「あたしも一緒に行く」ってついて来ちゃったようです。 「残念だなあ・・・・今日はむつ市連Pの中でも、いちばんくらいメンバーしか・・・ここには来てないぞ」 「カ〇イ会長」がそう言いました。 「でも、あっちの御通夜よりはいいわ!」 そう言って・・・・飲み物を注文しました。 「飲む前に3000円!」 「ミ〇キちゃん」がドンと立ち上がり、遅れてきた3人から徴収します。 「コノオバチャン、コワイネ・・・・アタシカラ3000円トルキ?」 「ノ〇ちゃん」がおどけると・・・「だって・・・ナイト・パパ(私のこと)が、金カネってうるさいんですもの」 「ソウダヨネ・・・ミ〇キチャン・・・イチュモ、ナイト・パパニ、オカネ、ミチュイデルモノネ」 わしがいつ、貢がれた?! 2人の漫才が終わると・・・・・今度は・・・・カウンターの中からマスターが出てきて挨拶をしてくれました。 「M社長にはいつもお世話になってて・・・・今日は兄貴分が来るんだから一生懸命接待するように言われました。」 「ところで・・・・マスターさん・・・・なんでこのお店・・・・エガちゃんって言うんですか?」 「私も本名が江頭なんです」 「下のお名前は?」 「江頭3時10分前です。」 まじめな顔でお答えになられました。 佐賀県出身で・・・・・航空自衛隊に勤められ・・・・・三沢基地で地元のママさんと結婚されたから・・・・三沢にお店を持ったのだそうです。 さあそれからがすごかった・・・・・ 食べ物が・・・「これでもか」というくらい出てきたのです。 「交流会」では・・・少ないながらも、少しはおなかに入れてきましたから・・・・・「私たちはそんなに要りませんから」って言ったんですけど・・・・ 「でも・・・」といってマスターの目の先をたどってみると・・・・・ 「ノ〇ちゃん」と「ミ〇キちゃん」・・・そして「ヤナ〇ヤさん」が一生懸命食べてました。 けっきょく、「交流会」では事務局員としての仕事に追われ・・・・食べていなかったようで・・・・・ しかし驚きましたね・・・・・「お通し」の数の多かったこと・・・・ さっきの「W▲LL」では、2500円でドリンク・オンリー・・・・ この「エガちゃんの店」では・・・・3000円にしろ・・・・・この量です。 「最初から、ここへ来ればよかったね」 女性達が口をそろえて言いました。 さて、おなかがいっぱいになったところで・・・・ 「カラオケはいかがですか?」 こう言われて最初の出番は・・・私じゃないですよ・・「ノ〇ちゃん」なんです。 「ノ〇ちゃん」は「むつ市連合PTA役員」の歌のレパートリーは、全て頭に入っています。 だから司会役なんです。 自分で注文しなくても・・・・司会者が勝手に選曲すると・・・勝手に「自分の歌」がカラオケから流れてくるのです。 流れてきたら・・・・「自分の歌だと自覚」して・・・・勝手にマイクを握らなければなりません。 「松山千春の恋」の前奏がかかりました。 それまでおとなしくしていた「カ〇モト副会長」が・・・やおら立ち上がって・・・・マイクを握ります。 これには「県P事務局」の「ヤナ〇ヤさん」も驚いたようです。 だって・・・誰が歌うって紹介したわけじゃなく・・・・皆、カラオケが鳴れば歌うんですから・・・ ということで続く・・・・
2017.04.20
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「おい・・・河豚よ・・・なんでふくれっつらしてるんだよ?」「ああ・・・鯖がな・・・なにかっていうと自慢をしたがって・・・・それに腹がたってるんだ・・・・」「そういうなよ・・・・あいつはいろんな危険な目にあってるんだ・・・自慢ぐらいさせてやれよ」「どんな危険な目にあってるっていうんだ?」「鯖、威張る・・・」先に言っておくからね・・・モリチャン・・・・・「笑えませんでした。」
2017.04.20
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とりあえず「PTA三沢大会の真実」・・・続きをご覧ください。・・・・・ といいながら・・・どこまで書きましたっけ? あ、そうそう・・・・「W▲LL」っていうお店に到着したところでしたね。 このお店は・・・「三沢市連合PTA」の方達が・・・我々「むつ市連合PTA」40名のために探してくださったお店で・・・・ちょっと繁華街から外れてるんですよ。 でも宿泊場所のホテルまでは歩いてもいける距離というお話しでしたので・・・・「それで良いじゃないか」ってことになったようです。 「料金は飲み放題で2500円ですから・・・格安ですよ!」 一緒に添乗してくださった「三沢のPTA」の方から、そう言われて・・・・「あらら・・・無理させちゃったなあ・・」なんて感謝してたんですけど・・・・・ 中に入ると・・・水色で統一された壁・・・・明かりも少し青みがかった照明で・・・寒々としているお店でした。 カウンター席が12席あり・・・・そのカウンター席には「アメリカ空軍」の兵士でしょうか・・・・ガタイのでかい黒人が・・・・2名・・・・それと・・・ボックス席が25席ほど・・・・ おいおい!・・・椅子が足りないじゃないか! 40名でお願いしたのに、その黒人の人たちが出て行ったとしても37席なんです。 ここが、間違い・・・・・ 「三沢市連合PTA」では・・・「40名と言っても全員参加するわけじゃない・・・・37席あれば間に合う」と踏んだのでしょう・・・・・ ところが「むつ市連合PTA」としては・・・・出席が50名あるけど・・・・二次会に行かない人もいるから40席ちょっと確保して欲しいなあ」 お互いの見解のずれがあったんです。 けっきょく、その「W▲LL」に行ったのは・・・正確には覚えていませんが・・・40名を越していました。 最初のバスで「26名」・・・・後から来た人たちは・・・・・実はそれも勘違いがありまして・・・・繁華街のど真ん中で下ろされ・・・・「W▲LL」を探しても見つからない・・・・・見つからないはずです・・・・別のところなんですから・・・・そこからタクシーで着たようです。 「はい・・・一人2500円・・・会費徴収します。」 各校の総務部長さんが、いつもやっているのでしょう・・・手馴れた調子で会費を集めています。(我が校の場合は総務部制ではなく、会長直属のスタッフということで事務局制をとっていますが、今回事務局長は欠席) その時・・・・「第一田名部小学校」のメンバーが立ち上がりました。 「どうしたの?」 「いや・・・内藤会長・・・・・これじゃ全員座れない・・・・だからむつ市連P会長の出身母体である我が校が・・・・ほかの会場に移動しますよ。」 「第一田名部小学校の会長」がそう言いました。 「でも、市連P、さ〇き会長だけは残しておきますから・・・・」 そういってさっさと出て行くのです。 こうして・・・ギュウギュウ詰めではありますが何とか座ることが出来ました。 「アナタ・・・ナニノム?」 そう言いながら・・・お店のお姉ちゃんが我々会員の腕に・・・・・なんて言いましたっけ・・・・縁日なんかで売っている、暗闇で光るスティック・・・・よくアイドルのコンサートなんかで振ってる奴ですよ・・・あれをブレスレット状にして、それぞれの腕に巻いていくのです。 「これなに?」 「アア・・・ノミホウダイノマーク」 カタカナで書いてあるのは、このお店の従業員・・・・日本人じゃないからです。 私は・・・知ったかぶりをして・・・隣に座っていた・・・・「大平小学校」の顧問・・・・むつ市連合PTA」の前会長でもある・・・・「いし〇し顧問」に話しました。 「この・・・W▲LLっていうお店の名前・・・・昔、オズの魔法使いって言う映画のリメーク版のタイトルが・・・W▲LLでしたよね・・・ほら黒人ばっかりで作った”オズの魔法使い”!」 「ああ・・・そうでしたっけね・・・・でも、このお店の従業員・・・ミュージカル映画には程遠い体型の人ばかりですよ?・・・黒人でもないし・・・・どっちかというとハワイ系?」 私は・・・・「曙」とか「高見山」とか・・・・ハワイ形の相撲取りを思い出していたのです。 「W▲LLというよりこの店・・・・”ドスコイ部屋”って名前を変えたほうがいいね」 いつの間にか・・・それが全体に広まり・・・・ 「あ、ドスコイ部屋のお姉さん!・・・水割りお代わり!!」 あちこちからそんな声が聞こえてきたのです。 あの従業員さんたち・・・・日本語の意味を知らなくてよかった・・・・そう思う私でした。 ところで・・・ところでですよ・・・・ お酒は出てくるんですが・・・・おつまみがいっこうに出てこなかったんです。 私も酔っ払っていましたが、うちの「とみ〇か母親委員長」と「つ〇わ広報部長」の美人スタッフ2名が・・・・ウーロン茶を飲んでいます。 「なんかおつまみは出てこないのか?・・・おい・・・はち〇へ副会長・・・聞いてこいよ!」 もう酔っ払ってますから・・・よその学校の副会長であろうと、好き放題呼びつけて命令してました。 「ナイト会長・・・お店の人が言うには・・・・飲み放題2500円って決めて・・・おつまみは頼まれてないそうです。」 「はち〇へ副会長」は申し訳なさそうに言いました。 今度は私が立っていって・・・・ 「ねえ・・・あと500円追加するから・・・・おつまみなんか出してよ?」 私はもちろん・・・全員から500円出してもらって・・・・おつまみを出してもらおうと思って言ったのですが・・・・・勘違いしたらしく・・・・ 「コノミセ・・・オツマミナイ・・・・」の一点張り! 「そんなことないだろ?・・・・ピーナッツとか柿の種くらいあるだろ?」 「ワタシ、アナタノニホンゴ、ワカラナイ」 確かに、だいぶ訛りのある下北弁ですから・・・・・私も悪かったと思いますが・・・・・・ これじゃだめだな・・・・そう感じた私は・・・・うちの教頭先生に話しました。 「うちらだけ、違う店に行きましょうか?」 「そうですね・・・・大平小学校はとっくに出て行きましたし・・・・」 え?いつの間に? 「あの人たちね・・・・国際交流で・・・ロシアにいくって・・・・」 なるほど・・・・あいつら・・・外人が好きだからなあ・・・・そう思いつつ・・・・私は、自分がお願いしていたお店に電話したのです。 それは、繁華街にある「えがちゃんの店」って言うところ・・・・・(今はもうありません) ここからはタクシーで行かなければならず・・・・我が校は5人ですから・・・・どっちにしろタクシーは二台頼まなければなりません。 電話をしながら、周りを見ると・・・・・「田名部中学校」の「か〇い会長」と「か〇もと副会長」が自分達を指差していて・・・・いつの間にか私の隣に座っていた「市連P事務局」の「み〇きちゃん」も・・・・「パパ~・・・どこに行くのよ?」って言ってます。 この事務局・・・・第三者が聞いていると・・・私のことを「パパ」って呼ぶんです。 まったく手さえも握ったことがないのに・・・・それに、うちの長男の・・・・高校時代の同級生のお母さんなんですよ? そういえば・・・・「恵さん」と「土壇場さん」と会食したときも・・・あの「かさい」っていうお店でバイトしてて・・・・私のことを「パパ」と呼んでいましたが・・・・まさか「恵さん」は勘違いしてないでしょうね? 「ああ・・・わかったわかった・・・あんたも連れて行くから・・・・じゃあそういうことで・・・8人で行きますから・・・・入れますか?」 私は「えがちゃんの店」のママさんにそう電話したんです。 「はい・・・じゃあお待ちしてます」 優しそうな声で・・・・そう言ってくれました。 タクシーはすぐに来て、今度は、繁華街に戻ったのです。 「えがちゃんのお店」はすぐにわかりました。 「今晩は・・・・〇〇社長の紹介で・・・むつから来ました内藤ですが・・・」 「ああお待ちしてました。」 マスターとママさん・・・それに従業員のお姉さんの3人でやっている・・・こじんまりした落ち着ける店です。 ここなら・・・・・私は少し安心しました。 続く
2017.04.19
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昨日ですね・・・ある会場にて偶然・・・ホントに偶然にこの日記に登場する「と〇おクン」と「と〇子先生」にであったんですよ。 ふだんのお付き合いがないからなのか、二人とも私にはご挨拶してくださいましたが、お互いのことを忘れていたようなんです。 たしかに9年前のお話しですからね・・・しょうがないか。 それじゃ、「三沢大会」の様子・・・・・続けますね。 さて、今度は・・・・「交流会」からです。 「青森県内の小学校と中学校のPTAの交流を深めよう」ってことで、開かれるんですけど・・・・まあけっきょくは地元だけで固まって・・・・ 私のテーブルは・・・・我が「第二田名部小学校5名」、「苫生小学校2名」、「田名部中学校2名」の席になりました。 田名部中学校は、もっとたくさんの人が来てたんですけど・・・ひとつのテーブルに収まりきれなくて・・・・ ですから「か〇い会長」とバスを運転してくれた「あ〇もとさん」が、私達の席に来たんですが・・・「か〇い会長」・・・大丈夫かなあ? 自分が会長なのに・・・その会員のたくさんいる席から追い出されたんじゃないだろうなあ?・・・・なんて心配しつつ・・・・隣でお話しをしていました。 実は・・・・「劇団無=魂」の下北公演のことについて話してたんですが・・・・じつは鹿児島出身の劇団の座長さんと仲良くさせて頂いてまして、下北で公演がしたいと・・・ ま、けっきょくは中止になっちゃったんですけどね・・・ 「むつ市連合PTA」が主催で「教育委員会」が後援というところまで決まったんですけど、観客が下北全域の中学生・・・この送り迎えのバス代が出せなかったんです。 この劇団には当時売れ始めたばっかりの「サンドウィッチマン」という漫才師も劇団員として加わってましてね・・・本当に残念でしたが・・・ ところで会場には県内各地から1000人ほどのPTAが集まっています。 乾杯が始まる前から・・・もうすでにアルコールが飲まれていて・・・・中には料理にまで手をつけているテーブルがあります。 あれって・・・やっちゃいけませんよね。 一応セレモニーがあるわけですから・・・・来賓の祝辞とかね・・・・ 彼らは、挨拶を聞きながら・・・常に口を「モグモグ」と動かしていて・・・・それって来賓に失礼じゃないですか。 我々は「一般の会員」・・・・つまり、「主催者側の人間」なんですよ?・・・「お客様」じゃないんです。 料理が逃げていくわけじゃなし・・・・あんなにあわてなくても・・・・・ だから、「青森県民は熊襲」だと・・・もとの「サントリーの社長」から言われるわけです。 でも、そういわれてから私は・・・「サントリー」を飲まなくなりましたけどね・・・・ まあ、それはそれとして・・・セレモニーが始まりました。 型どおり、「青森県連合PTA会長」の挨拶があり・・・・地元主管の「三沢市連合PTA会長」の挨拶・・・・祝辞は・・・「三沢市長」で・・・・ 「三沢市議会の副議長さん」が乾杯の音頭を取ります。 料理は・・・・隣のテーブルはすでにありませんが・・・・私達のテーブルは「紳士淑女」の集まりです。 ゆっくりと箸を進めました。 メニューについては・・・・「三沢市連合PTA」の名誉のために、記しません。 (こう書けば、逆に悪口になったりして・・・・・) とにかく・・・量が少なかった。 でもね・・・・地元特産の焼酎三種・・・これは美味しかったなあ・・・・ 「長いもの焼酎」・・・・これは同じようなものを、バスで飲んできましたが・・・・ 「ごぼうの焼酎」・・・これはごぼうの味がして・・・さっぱりとした口当たりでしたね。 「にんにくの焼酎」・・・・これは・・・・にんにくの匂いがきつかった。 私的には・・・いっぱいだけでいいや・・・って言う感じだったんですけど・・・けっこう飲んでる人が多かったですね。 あとは、「おいらせ町」ってとこの地酒・・「桃川」 これは「モンドセレクション金賞」を受賞したお酒でして・・・・ワインのような口当たりでした。 このお酒ね・・・・選挙をする人には、全国的に喜ばれるお酒なんですよ。 「桃川」と書いて「とうせん」と読ませるんです。 さて・・・予定されたスケジュールは・・・・アトラクションへと進みます。 「〇〇太鼓」(忘れちゃった・・・・)・・・・和太鼓のチームです。 「なんだ・・・珍しくもないな・・・・」 そう思っていたらこのチーム・・・・・全て「米軍基地内にいる人たちのチーム」・・・全てアメリカ人という「和太鼓チーム」だったんですよ。 この迫力には驚きましたね。 チームリーダーが・・・基地内の学校の先生で・・・・すごい体格でした。 私達「むつ市連合PTA」の中には・・・体重「154キロ」って言う・・「第一田名部小学校」の父兄・・・「た〇だ君」って言う人がいましたけど・・・・彼より二周りくらいでかかったですね。・・・「200キロ」ぐらいあるのかな? でも、なんといってもリズム感が抜群です。 「白人」だけのグループだったんですけど・・・・それでも「日本人と違う感性」の和太鼓でした。・・・・「黒人」が入ってたら、もっと迫力が出そうな気がします。 このアトラクションが終わり・・・私は電話が入ったので会場の外へ・・・・そしたら「むつ市連合PTA」の三役が、「三沢市連合PTA」の人と、「口論の真っ最中」でした。 聞いてみると・・・「前もって40人入る二次会場」を頼んでいたというお話しで・・・・それが、「無理だ」って言う話しになってるようです。 私は・・・・自分達の「二次会場」を押さえておいて良かったと思いました。 「内藤会長は・・・自分達の店を確保してるんだよね?」 「か〇い会長」が私に聞いてきました。 「ああ・・・・もし全員が入りきれなかったら・・・・うちらは別のところへ行くよ」 その言葉をさえぎったのは、「むつ市連合PTAのさ〇き会長」でした。 「いえ!・・・内藤会長・・・責任を持って全員は入れるところを探します。」 「三沢の人」が「無理」だって言ってるのに・・・・この「さ〇き会長」の自信はいったいどこから来るんだろう? 「まあ・・・さ〇き会長に、お任せしますわ・・」 私は自分の席に戻って・・・・その連絡を待ちました。 しばらくすると・・・・事務局の「の〇ちゃん」と「み〇きちゃん」が、各テーブルを回っています。 私のところにもやってきて・・・・ 「二次会は・・・W▲LLって言うお店になりました・・・第二田名部小学校は全員出席ですね?」 ああ・・・・無理だと思ってたのに見つかったんだ・・・・・ 「了解・・・全員出席します」 こうして・・・・二次会場が決まり・・・・来年が「五所川原大会」になることを確認して、「ふ〇み顧問」の中締めの「一発締め」で外に出ました。 でも、どうやら・・・会場は「三沢市の繁華街」からかなりはなれたところのもよう・・・・ 全員バスに乗せられ移動します。 繁華街を通り過ぎ・・・かなり走ってから・・・「おい、このままむつ市まで連れて行かれるんじゃないだろうな?」 誰かがこう言いました。 「あ、まもなくですから・・・・」 担当の三沢の人が、恐縮したような声でそういいました。 「あれ?・・・・〇△×▲は?」 「ああ・・・・このバスに乗り切れなくて・・・・次のバスだって」 降ろされた所は静かな場所でしたが・・・・確かにショッキングブルーのサイディングの店が見えます。・・・看板もどぎつく・・「W▲LL」と・・・・ さて・・・どんなお店なんでしょうね? 期待を持たせつつ、・・・・続く
2017.04.19
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ところで「とっこ先生」・・・・三沢の大会の分科会で・・・・「とっこ先生」の同級生の「むつ中学校・ささ〇会長」の提言を・・・・私が居眠りしていて聞かなかったことで・・・かなりお怒りなのでしょうか?でも・・・眠っちゃったのはしょうがないですねえ・・・・・ちゃんと「秘書」が隣についてて・・・起こしてくれなくちゃ。「だから責任は、とっこ先生にある!」・・・ということで・・・駄洒落「今度、新種の葡萄が出来たんですよ・・・・葡萄棚ではなく、ずいぶんと高いところに出来る葡萄でしてね・・・・いやあ苦労しました。」「ほう珍しいのかい・・・じゃあそれを今度の選挙に使おうかな?」「選挙?」「あまり大きな声ではいえないが・・・・今度選挙に出ることになって・・・応援してくれる人に・・・・その葡萄を贈ろうと思うんだが・・・・」「そりゃだめですよ!・・・選挙法違反になる。」「だめかなあ?」「高いところになる葡萄・・・・巨峰の一種なんですけどね・・・苦労しましたから・・・・これを贈ると高所・苦戦・巨峰(公職選挙法)違反になります。」落語か!
2017.04.19
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朝作った駄洒落があまりにもひどかったので、ごまかすために急いで・・・「PTA県大会」の続きを書きます。 ここでふと思ったんですけど・・・・「真実」と「事実」の違いって何だと思いますか? 最近・・・こんな風に文章を書くようになって・・・・「言葉」の繊細な部分が・・・気になってしょうがないんです。 「辞書をみれば書いてある」って言われればそれまでなんですけど、・・・「辞書」をただ読んで意味を知るだけじゃ面白くない。 例えば・・・この「ナイト」が絶世の美女・・・つまり・・・これを読んでくださっている「あなた」と並んで歩いてたとします。 それも・・・二人並んで、どっかのホテルから出てきたとします。 あ、「ラブホ」じゃないですよ!・・・普通の「シティ・ホテル」・・・・・・ 確かに二人が同じホテルから出てきて・・・並んで歩いたのは「事実」かもしれません。 しかし、たまたま偶然・・・・まったく顔も知らない「あなた」と並んでただけだとしたら・・・・「2人が一緒のホテルから並んで出てきて、知らんふりして歩いてた」と言われても・・・これは「真実」じゃないような気がします。 なんとなく「真実」と「事実」の違い・・・こんなもんだと思うのですが・・・・ みなさんの思う「真実」と「事実」の違いを・・・コメントでお寄せください。 お待ち申し上げます。 さて・・・くだらない話しはおいといて・・・・もっとくだらない話しの続きを・・・・ 「第一分科会」で居眠りをしてしまった私ですが・・・・非難の目を浴びせられながら・・・それでも後半はしっかり聞いていました。 十和田湖の近くにある「沢田」って言う地域の小学校なんですけどね・・・・ ここには「伝承芸能保存委員会」なんてものがあるらしいんですよ。 「沢田っ子鶏舞」っていうモノなんですけどね・・・・これがけっこう評判になってて、県内各地からお呼びがかかるらしいんです。 年間7~8回って言ってましたっけ・・・・ もちろん、子供達がその「鶏舞」を踊るんですけどね・・・そのサポートをするためのPTAの委員会らしいんですが・・・・とにかく忙しいらしいんです。 それが良いことなのかどうか・・・・問いかけがありました。 私は、個人的に・・・・「伝承芸能」を学ばせるのは良いことだと思いますが・・・発表の場は、1~2回で良いのではないかと考えます。 私の町にも「伝承芸能」があります。・・・・「奥内子供歌舞伎」って言う奴で・・・昔、この地に流れてきた「歌舞伎役者」が・・・ここで・・・教えていったから残っているんですけどね・・・・ その発表の場が・・・・その地域のお祭りのときと・・・・せいぜい、あと一回ぐらいですかね? それくらいで・・・・良いとおもいます! まあ・・・そのあと質疑応答があって・・・わたしもその意見を言おうと思ったんですけど・・・何しろ司会者が、憎々し気に私を見るもんでね・・・・とうとう発言もしないで終わっちゃいました。 あ、言っときますが・・・「いびき」はかかなかったようです。 司会者が「音を立てないように・・・」と言ったのは・・・・とにかく寝ないように我慢してたんだけど・・・とうとう、突っ伏してしまったときに・・・「ゴン」って頭をぶつけてしまったときの音・・・・一瞬だけですよ・・・・それなのに・・・そこまで言わなくたって良いじゃないか・・・・ ということで「分科会」が終わり・・・・私達の仲間は、歩いて宿泊予定の「三沢パークホテル」に向かったんです。 なぜこのホテルにしたか・・・も・・・ご説明しましょう。 このホテル・・・・実は朝食がバイキングじゃないんです。・・・「洋定食」と「和定食」の二つだけ・・・・「和定食」には、お代わり用の「おひつ」が一緒に付いてくるんです。 これだと、昨年の「K会長」のように・・・・お代わりで席を立った間に・・・「お盆」ごと・・・片付けられることがない・・・・ そのような観点から・・・・「むつ市連合PTA」の副会長である「か〇い会長」がこのホテルを指定した節があります。 「か〇い会長」って・・・・昨年は「K会長」って書きましたけどね。 さて・・・チェックインを済ませ・・・・私は「616号室」の部屋に入りました。 部屋に入ったのが4時半・・・・「交流会」の会場に出発するのは5時半・・・一時間ほど時間がありましたから・・・・私はシャワーを浴びることにしました。 あ。汗をかいて汚かったとかじゃないんです。 うちを出るとき、カミさんが・・・・「あんたはPTAとしては、年食ってるんだからね・・・加齢臭が出てると恥ずかしいから・・・時間があったら風呂に入りなさいよ」なんて言うんですよ。 「失礼な奴・・・・だいたい女なんだから・・・年を食った・・・なんていうなよ・・・もっと上品に”お年をお食べになっちゃってるんだから”・・・ぐらい言えよな」 なんて考えながら・・・・このときはシャワーだけ浴びました。 5時半近くなって・・・着替え・・・・その「加齢臭」云々という話しもあったんで取り合えず、下着・靴下・ワイシャツ・・・・スーツとネクタイ以外は全部着替えました。 ついでに・・・なぜかいつもカバンに入っている「男性用オードトワレ」を振り掛けたんです。 ちなみに、この「オードトワレ」・・・これも日本語に翻訳したくない言葉ですね。 「オー」は水でしょ?・・・・そして「ド」は・・・英語で言ったら「OF」・・・つまり所有をあらわす「~の」って意味・・・・最後の「トワレ」・・・これは元々が「化粧」って言う意味ですけど・・・だから「トイレットルーム」を日本語では「化粧室」って言うんでしょうけどね・・・・・ だから・・・・「オードトワレ」は「化粧の水」って訳せば良いんでしょうけど・・・私にはイメージ的に「トイレの水」って思っちゃって・・・・「ジャー」って流れる水を想像しちゃうんです。 あ、また横道にそれた・・・・・・ 時間になったので・・・・「ロビー」に降りていきました。 「ロビー」には、もうたくさんのメンバーがそろっています。 「あれ?内藤会長!・・・ずいぶん良い匂いさせてますね?・・・さてはここは米軍基地があって・・・たくさんの外人さんがいるから・・・国際交流をしようって言うんでしょ?」 「苫生(とまぶ)小学校」の「ハチ〇へ総務委員長」の言葉・・・・ 国際交流とは・・・・外人パブのことだという意味なんですが・・・・私はそんな気持ち、サラサラありません。 でも、きっと「ハチ〇へ委員長」たちは、二次会にそっちへ行くはずです。 待てよ?・・・・・そういえば・・・去年はこの50人ほどのメンバーが全員は入れる店を・・・私が手配しました。 でも、・・・今年は・・・二次会場の案内が未だにありません。 もしかしたら・・・・「単位PTA」毎に、二次会を設定しなければならないのか・・・・ 皆さん・・・ご心配なく・・・ 実は・・・どうせ二次会だけで終わるはずもなく・・・私は我が「第二田名部小学校PTA」用に・・・・一軒、手配しておいたのです。 下請けの社長さんが・・・三沢に住んでて・・・・「社長・・・二次会用にでお手ごろなお店を紹介してよ」前もってお願いしていたところ・・・・前日の夜電話が入りまして・・・ 「内藤社長・・・・今三沢の飲み屋にいて・・・そこから電話ですけど・・・・ここでいいですよね?」 「何人、入れるの?」 「20人ほどですけど・・・・」 (うちの小学校は5人・・・・あと、よその学校からも、行くところがない奴らがついてくるとして・・・・・) 「じゃあ・・・・まだ確定ではないんだけど、10人ほどだと思うからお願いします。」 そうやって確保していたんです。 というところでお時間です・・・・ また長くなってきましたけど・・・・続く
2017.04.19
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「PTA青森県大会 in 三沢 Part 2」で、私が分科会の最中、不覚にも寝てしまったのは事実ですが、それだけで「内藤が、今回の主役」と思ってはいけません。スターはこれから登場するのです。その時までの、繋ぎの駄洒落…「カクレンボしてて、君だけ見つけられなかった…どこに隠れてたの?」 「押し入れ!」 「あぁ近くまで行ってたのに…惜しいれ(ね?)」 気持ちは小学生になって、読むように…
2017.04.18
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さて、どこまで話しましたっけ? あ、そうそう・・・まだバスに乗って飲み始めたところまでしか話してませんでしたね。 「寄り道が多すぎるよ」・・・ブログの読者「恵さん」に、ここでも叱られてましたっけ・・・・ バスで飲み始めたのが6人・・・・・お酒は、現地に先乗りしている「むつ市連合PTA」の「さ〇き会長」の差し入れで・・・・地元特産の「六酒」という長いも焼酎が一本・・・それと、普通の焼酎「ソフト」が一本あります。 あ・・・・前回、個人名についてはアルファベットの頭文字で表示しましたが、たとえば「田名部中学校の会長も副会長も「K」ですから紛らわしい・・・・だからひらがなにして真ん中を伏字にしますからよろしく・・・・ で・・・その田名部中学校の「か〇もと副会長」が突然、思いついたように言うのです。 「内藤会長・・・・明日は九日だから・・・・肉の日なんですよ・・・ということは、東通村の牛の肉が安く買えるんですよ・・・・だから、明日戻ったら・・・・すき焼きで反省会にしましょうか?」 まだ大会会場に到着する前から、翌日戻ってからの反省会の準備です。 この「東通牛」・・・・「恵さん達」がいらしたときも10月29日・・・・「肉の日」だったから食べていただいたんですけど・・・けっこう評判がいいんですよ。 東通村では、毎月「9日」、「19日」、「29日」には、「肉の日」ということで安く買えるんですが、この「か〇もと副会長」は、「東通村役場」の農業水産振興課の職員・・・・仕事熱心ですね・・・・このバスの中でも営業してたんです。 「でも・・・どこで反省会を開くんだ?・・・・明日は日曜だから、どこも定休日だぞ」 そこで、目をつけられたのが、「むつ市連合PTA事務局員」の「み〇きちゃん」 彼女は、普通の主婦なんですが・・・・普段、「居酒屋 か◎い」ってとこでバイトしてるんですよ。 「鍵は持ってるんだろ?・・・・か◎いを開けよう!」 「だめだよ・・・・明日はママもいないし・・・勝手になんか出来ないよ」 「店を開けるだけ・・・・あとは自分達でやるんだから・・・場所だけだよ」 「だって・・・・勝手なことしたら、バイトはすぐにクビになっちゃうよ」 「大丈夫だ・・・・俺がママに電話しておくから」 その場ですぐに、ママへ電話します。 話しはすぐにわかってもらって・・・場所が決定・・・・「み〇きチャン」に電話を代わって・・・・・ きっと・・・・「あいつらは勝手の戸棚をあけて、勝手に高いお酒でも飲むから・・・それだけは注意するように」ってことだったんでしょう。 電話が終わって、「み〇きちゃん」が・・・確認のため聞きます。 「それで・・・・鍋はいいんだけど・・・材料はどうするの?・・・休みだから冷蔵庫に、すき焼きの材料なんて入ってないわよ?」 「ほかの従業員に、買っておいて貰ってよ」 「まったく・・・お前達は・・・・」 そうこうしているうちに・・・・バスは「三沢市」につきました。 お酒は二本ともに・・・すでに空です。 普段あまり、お酒は飲まない私ですが・・・・これは効きましたね。 「あんた達・・・もうお酒はやめて・・・・そろそろ昼食場所だからね」 「は~い、もうお酒はやめます・・・・というより、もう入ってませんから・・・ガハハハハ!」 もう一人の事務局員「の〇ちゃん」の忠告に素直に従う酔っ払いたちです。 昼食は、三沢空港近くの「チャイニーズレストラン」 ランチは、それぞれの皿に、「エビチリ」とか「チンジャオロースー」などが少しずつ盛られた定食でした。 「この料理には・・・・ビールだな」 酔っ払いは、酒をやめようとしません・・・・・ 「生ビール・・・・大・・6つ!」 注文すると・・・・「あのう・・・・うちのお店の生ビール・・・・米軍相手ですから・・・・普通のよりサイズが大きいんですけど・・・・」 「じゃあ・・・中ジョッキ」 なるほど持ってこられたビアジョッキは・・・・普通なら「大」のサイズでした。 私達が飲んでいると・・・「の〇ちゃん」がやってきて・・・ 「もう!・・・あんた達・・・これから分科会があるんだからね・・・・去年だって酔っ払って・・・・今年はもう子供さんが卒業していないけど・・・”と〇おさん”が入場を断られたのを忘れたの?」 そうなんです・・・・昨年・・・・私は「提言者」として行きのバスには乗らなかったんですが・・・・その時、グデングデンになったある中学校のPTA会長「さ〇うと〇おさん」が・・・入場を断られたのです。 「去年の”ト〇オ”は・・・前日から飲みすぎてたんだよ・・・・今年は大丈夫だ」 「K会長」・・・あ、ゴメン・・・平仮名の伏字にするんだったね・・・・「か〇い会長」がそう言いましたが・・・・ 私も前日から飲み続けだったんで・・・・出来れば分科会にいかずに・・・・バスの中で寝ていたい・・・そんな気分でした。 昼食が終わり、バスに乗り込むと・・・それぞれの分科会に、参加者を降ろしていきます。 最初は、米軍基地内の中にある「第7分科会」の会場です。 かなり広い面積で・・・・・中にはショッピングセンターやゴルフ場、ボーリング場などがあり・・・・学校も、小学校が二つ・・・・中学校、高校・・・大学まで・・・なんでもそろっているんです。 「第7分科会」は、その中の小学校を借り切って開催されます。 「ここは小学校ですから・・・・禁煙・・・・外でも吸えないんです。・・・・もし吸うと、すぐにライフルを構えた憲兵が来ますから注意するように・・・」 私は自分が、ほかの分科会だったことに感謝しました。 私ね・・・・昔、ボストンの空港で・・・・警察からライフルを向けられたことがあるんですよ。 その話しはまたあとでするとして・・・・・ 私の分科会は、第一分科会でした。 ここは、三沢市の公会堂が会場でしたから・・・・建物の中では禁煙ですが・・・・外に喫煙場所がありました。 おそらく私は真っ赤な顔をしていたと思いますが・・・・入場受付はすんなりと通ることが出来ました。 さて・・・時間となり、これから3時間ほどの分科会が始まりましたが・・・・ 正直な話し・・・出だしから1時間ほどは・・・「睡眠学習」・・・といっても何も覚えていませんが・・・・・ 実は二番目の提言者が・・・私達の地元の「むつ中学校」・・・・「ささ〇会長」 この「ささ〇会長」の提言を聴くためにこの分科会にしたのに・・・・まるで覚えていないんです。 「はい・・・・ここでいったん休憩にします」 その声で目が覚め・・・・そのままタバコを吸いに外に・・・ 提言者の「ささ〇会長」もいて・・・・「内藤会長・・・気持ちよさそうでしたね」 ちょっぴり皮肉です。 休憩が終わり・・・・会場に戻ると司会者がこう言いました。 「昼食の後ですからおやすみになるなとは言いませんが・・・音だけは絶対に立てないようにお願いいたします。」 全員に対するお願いのように聞こえますが、明らかに「私」に言ってます。 私はいびきをかいてたんでしょうか? 普段はいびきなんかかかないのになあ?・・・・と疑問に思いつつ・・・続きといたします。
2017.04.18
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今日も懐かしの「PTA青森県大会」のお話しです。昨日は10年前のお話しでしたが、今日からのお話しは9年前の話しになります。ただし、登場人物はそんなに変わっていませんからよろしく。それではどうぞ・・・ 「第44回青森県PTA研究大会」・・・・無事終わりました。少々の事件を残しましたが・・・・まあ、思ったより少なかったなあ・・・・この原因を探ると・・・・昨年の報告・・・・つまり「K会長」の「朝食バイキング事件」が、この「ジャングル・ナイト・クルーズ」内で話題になり・・・・「K会長」以下・・・私の周りにいる人たちが警戒していたこともあったでしょう。しかし、まったく無かったわけではありません・・・・そのことを、少しだけデフォルメして報告いたします。「デフォルメしたら、PTA三沢大会の真実っていうタイトルが、嘘ってことでしょ?」まあ難いことはおっしゃらないで・・・・あ、昨年度のこの大会のことは、昨年度の今の時期に書いてありますから・・・探して読んでください。・・そ!・・あの「K会長、朝食バイキング事件」の詳細が書いてあります。ところで・・・・今回の「我が第二田名部小学校PTA」の参加者は・・・「K顧問(K会長ではありません)」、「T母親委員長(むつ市連合PTAの母親委員長も兼務)」、「T広報委員長(今回、広報誌が推賞受賞のため)」、「教頭先生」・・・そして私の5名でした。参加予定だった、「M副会長(恵さんや土壇場サヨコさんの恐山ガイドを勤めた彼です)」と、「O事務局長(昨年の事件を脚色して私に伝えた人)」は、私用が出来て、「今回は不参加」ということでしたが、・・・・なんとなく、「会長のブログに書かれる」という、不安のため欠席したという噂が・・・・いつもコメントを書いてくださる「とっこ先生」も、もしかしたら・・・・ さて、昨年から・・・むつ市連合PTAは、一緒に行動することになっていて・・・・40名ほどの団体でしたが、・・・バス一台貸切・・・・しかも、その運転士さんも「田名部中学校3学年役員」ということで、仕事が終わったら・・・分科会と交流会には参加してもらいました。「K会長」が、「下北交通」というバス会社に電話し、彼を指名したそうです。11月8日、朝9時出発・・・・集合は隣の小学校「第一田名部小学校」でしたが、「どうせ帰りは、また反省会で飲むんだろうな?」・・・・そう思ったものですから、送ってもらいました。「PTAは不連続の連続」・・・・毎年メンバーは入れ替わります。最近、「モンスターペアレント」という言葉が流行していますが、PTA役員に関しては、そんな親は少ないと思います。なぜなら、先生方といつも、いろんな話し合いをしているんですから・・・・皆さん、押し付けられて役員をしてますから・・・・そんな過激な人はいない・・・・どっちかというと、「お人好し」が、PTA役員をしているような気がするんです。問題を起こす人は、ほとんど「PTAには参加しない・・・あんなのは、誰かほかの人がやればいい」なんて考えてる人で、「給食費未納」とかをする親たちが、「モンスターペアレント」になっていると思います。何を言いたいかというと・・・・子の、一緒のバスに乗ってる連中は、みんな「お人好し」の集団だってこと・・・・だから、みんな和気藹々の旅行になるんです。朝9時に出発すると・・・・3時間のバスの旅です。(途中早い昼食休憩がある。)最初に紙コップを持ったのは、もちろん「K会長」・・・・バスの後ろの席は、テーブル付きの席ですから、ほかに・・・前青森県連合PTA会長の「F顧問」と前むつ市連合PTA会長の「I顧問」・・・それに「田名部中学校副会長のK副会長」・・・そんな皆さんが陣取りました。え?私?・・・・もちろん末席の隅のほうに小さくなっておりました。あ・・・・仕事だ・・・・ちょっと出かけてきますね。続きはあとで・・・・なんとなく、これも長くなりそうな気がするなあ・・・・
2017.04.17
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ここから読んだ人は、今すぐ前の「PART 1」に戻って読んでください。 初日の盛り上がりはすごかったですね・・・ 三次会以降のよその学校のお話はわかりませんから・・・情報が入り次第お話しさせていただきます。 また、「とっこ先生」が、酔っ払った某会長(決して私ではございません!)の介抱をしたら・・・その会長・・・「とっこ先生」の手をぎゅっと握り締め・・・・最後は一緒にラーメン屋に入り・・・その手を離さずラーメンを食べてた事件・・・ この詳細につきましては、「とっこ先生」の名誉のために言っときますが・・・あの会長は好みの男性ではなかったようで・・・・そのまま無事、ホテルにお帰りになり・・・・それこそ何事もなくお休みになられたようです。 翌日、その会長に問いただしましたところ・・・・「まるで覚えていません」という話し・・・・失礼な奴です。 私でもまだ、「とっこ先生」の手を握ったことがないのに・・・・ 「お休みになられたようです?」 そうなんです・・・私最後まで見届けていません。 でも、ほかの人から聞いたら・・・・「とっこ先生」・・・・辟易しながらも「ホテルのフロント」まで連れ帰り・・・「さっさと寝なさい」とまるで幼稚園の先生のように・・・その会長をエレベーターに押し込み・・・ほかのメンバーに委ねてからお休みになったと・・・・ほかのメンバーから聞きました。 お前だよお前・・・「隣のテーブルのまったく知らない人」のパイナップル食べちゃった・・・あなた! えっ?その時「内藤会長」はどうしてたんだって? 実はほかの人と離れ・・・・自主的に「迷子」になってほかの「スナック」を「檀家回り」・・・あれから2軒ほど行って・・・ホテルに戻ったのが確か二時半・・・・・ おかげで朝食はぎりぎりまで寝ていて・・・最後に食べたんです。 ところが・・・・事件はその前に起こっていました。 ここからお話しすることは、私が朝食を食べる前に怒ったことですから臨場感がないかもしれません。 この辺は「うちの顧問」がみんなの前で発表してまして・・・・それがほんとに上手いんですよ。 そこまで上手に話せませんが・・・・聞いてください。 バスが8時45分出発・・・・私は8時半に「朝食会場」に言ったんですが・・・その事件は7時半ごろ起こっていたようでした。 名誉のために少し隠しますが・・・・同じ学区の中学校の「K会長」の身に起こったことです。(これじゃばれちゃうじゃないか・・・) 彼は朝食を楽しみにしていて「前の日からしっかり朝食券を握り締め」、「無くすと困るから」といって財布の中にしっかりと仕舞っていた・・・と「顧問」が言うんです。(そりゃ作りすぎだろう・・・・) 朝7時からの「朝食」に・・・・ほかのメンバーが「お盆」を手に持って並んでいた・・・これも作っていると思いますが・・・それを「K会長」・・・ 「並ばなくたって朝食はなくならねぇよ」・・・と笑いながら余裕で話していたんだそうで・・・・ そんな「K会長」・・・・・会場が開くと・・・数人あとで余裕を持って入って行き・・・「係りのオバちゃん」に・・・握り締めすぎて・・「湯気の出ている朝食券」を差し出したと思ってください。 「お盆」を手に取り、箸を持って・・・「バイキング」の列に並びます。 「おっ・・・生卵があるな・・・・これは一個・・・オムレツはひとつでいいな・・・生卵も食べるんだから・・・あまり卵を食べ過ぎてもな・・・」 そんなことを言いながらいろいろなものを「皿」に取ったんだそうです。 「生卵と海苔」、「オムレツ」・・・「ハンバーグ」はちょっと小ぶりだったんで5個取ったそうです。 それと「ソーセージ」が5本・・・・・・ 「野菜もとらなくちゃな・・・サラダと・・・おっとキュウちゃん漬けがある・・」 そう言って・・・「きゅうりのキュウちゃん漬け」を4個取ったそうですが・・・・考えながら一個返したそうで・・・ それを見ていた「うちの顧問」・・・ 「会長・・・いったん取った物を返さないでくださいよ」 「でも4個って数が悪い・・・・」 「それなら一個増やして5個にして!」 「それもそうだな・・・」 5個取ったそうです。 ご飯をよそって、味噌汁も・・・・・ 最初は「6人がけのテーブル」にうちの「顧問」やいちばん最初から並んでて「K会長」に笑われてた、隣の学校の「I君」と3人で一緒にご飯を食べてたそうです。 そこまでは・・・・・ 「I・・・お前バイキングって・・・あまり食べたことがないんだろう?」 なんて笑いながら話していたそうです。 朝食を楽しみにしていた「K会長」は・・・それまでルンルン気分で・・・・もし漫画の本なら・・・「K会長」の頭の上には「付点16部音符」がいっぱい出ていただろう・・・とは「むつ市連合PTA」事務局の・・・・これは私のブログでおなじみ・・・「のりちゃん」と「みゆきちゃん」のお話しです。 「K会長」・・・最初は「溶いた生卵」を・・ご飯に半分掛けて食べていたそうです。 「ハンバーグ」を3個食べ・・・「ソーセージ」を3本食べ・・・・「海苔」を2枚ほど残して、「ご飯のお代わり」に立ち上がったんだそうです。 後から本人に聞いたんですが・・・ 「まだ生卵は半分残っているし・・・海苔も二枚残ってる・・・・ハンバーグだってソーセージだって・・・・・」 その時はまだ、彼の頭の上には「音符」があったそうです。 テーブルを背にご飯をよそいました。 その間に、食事を終えた「I君」はテーブルから立ち上がりました。 「我が校の顧問」はというと・・・食事を終わり、今、中学校の母親委員長になった「Mちゃん」と話しをするために・・・「コーヒー」を抱えて・・・そっちのテーブルに移動・・・このときもしかしたら「とっこ先生」もいたのかな? 6人がけのテーブルは・・・・食べ終わった「I君と顧問」のお盆・・・・それに食べかけの「K会長」のお盆があったと思ってください。 もちろんその時・・・誰もそのテーブルには座っていません。 「K会長」は「ルンルン気分」で「後ろ向きに」ご飯をよそい・・・ 「あそうだ・・・・水も飲もうかな」 そんな感じで水も汲んでたそうです。 事件はそんな時起こったのです。 奥から・・・「係りのオバちゃん」が出てくると・・・そのテーブルにあった3つの「お盆」を片付け、テーブルを拭き・・・さっさと奥へ引っ込んでしまいました。 この間15秒ほどだった・・・それは顧問の話しです。 そんなことは知らない「K会長」・・・ルンルン気分で振り返ると・・・・ とたんに、・・・今まで頭の上にあった「音符」がすべて「?マーク」に代わったそうです。 だって・・・自分の食べかけの「お盆」が・・・そこにはないんですもの・・・・ さっきまで・・・ 「残った生卵を掛け・・・ハンバーグを食べて・・・ソーセージ・・・それから最後ご飯が残ったら海苔でやっつけちゃうぞ!」 そんなことを楽しみにしてたのに・・・「ご飯が消えた!」 左手には「ご飯茶碗」を持ち、右手には「水のコップ」を持ったまま・・・ 「K会長」は立ち尽くしていたんだそうで・・・・ 「のりちゃん」が・・・・「代わりのお盆で、新しいおかず取ってくればいいのに」 そう教えてあげたらしいのですが・・・・頭の中が「真っ白」になっちまったそうで・・・ 「でも・・・もう食券がない」 いったんお盆を取り上げられたら、「お代わりできない」とでも思ったのでしょうか・・・・ 「大丈夫だから・・・」「Mちゃん」も教えてあげたそうですが・・・・「K会長」・・・ 「係りのオバちゃん」にばれないようにこそこそ取りに行ってたそうです。 ところがその「係りのオバちゃん」も・・・「間違い」に気づいたんでしょうね・・・ 奥から出てこなくなっちゃった。 ここで、我が校の「顧問」 「K会長」の前の会長でしたから・・・・しゃしゃり出まして・・・・ 「K会長・・・・・食事を途中で休むときには”食事中”の札を出しておくか・・・それじゃなきゃフォークとナイフでそうするように・・・箸をハの字においとかなくちゃ」 このとき・・・・おかずを取りに行った「K会長」・・・ 今度は片付けられないように・・・・しっかりとテーブルの上においてある「ご飯茶碗と水のコップ」を確かめながら・・・だったそうです。 まだまだいろいろなことがあった「PTA県大会」 次回は翌年の「PTA県大会」のお話し・・・
2017.04.17
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今週は忙しいので、ちょっとズルして・・・10年前の「面白かったPTA県大会」のご報告をしたいと思います。 「とっこ先生」も参加していただいたんで・・・・言葉の足りない部分は「彼女」のコメントを期待しましょう。 その年の「県大会」は青森市で行われました。 我が「第二田名部小学校」からは私(当時、PTA会長)のほかに・・・ 「とっこ先生」(ある専門部の部長さん)・・・「副会長(3人の中でいちばん若い副会長)」、「事務局長」、「広報部長」、「直前会長」、「顧問(学区中学校の前会長)」・・・・それに宿泊はしませんでしたが「教頭先生」・・・・あれ7人だな?・・・・ あ、それに私を含めて8人参加しました。! 「むつ市連合PTA」としては47名ほどの参加でしたね。 皆さんは「観光バス」一台をチャーターして出てこられたんですが、私は「提言者」という立場もあり、皆さんより一足早く・・・・「副会長」の自家用車に便乗させてもらって出かけたんですけど・・・・ 会場である「ホテル青森」に到着したのは11時でしたね。 ちょっと早かったんで、3人でお茶して・・・あ、「事務局長」も一緒だったんです。 その後二人は「ラーメン食べてきます」といって出かけ、私一人・・・「打ち合わせと会食」ということで会場へ・・・・でも昼食が出ただけで打ち合わせは無し・・・・ 12時半までほとんど何もなかったですね。 それぞれの持ち時間が15分ということで、6校の発表があったんですが・・・私の順番は4番目でした。 この第4分科会のテーマは「環境整備」・・・・「花壇」の話しとか「校舎の補修」とか・・・そんな話が多かったんですけど・・・私の話は「ムラサキ」の話・・・・このお話しについては説明しませんけど・・・絶滅危惧種であり校歌の最初に出てくるんで「そのムラサキの花」を全校あげて育ててます。・・・って言う話しをしました。 もちろん、もともと地元にあった花で、染物の原料だって言うお話しもね・・・・ ところが・・・お話しを終わって・・・しばらくすると・・・80歳の「花に詳しい元どこかの中学校の校長先生」っていう人が出てきて講評したんですが・・・ 「内藤さんって方が言われていたムラサキ・・・この花は私は知りません・・・南方系の花でしょう・・・・だからこっちでは育ちません」 という話し・・・・カチンときましたね! 質疑応答の時間になって、すぐさま手を上げ・・・・ 「もともと自生していた花です。・・・・後でわかったことですが現在、宮城県林業試験場で”東北の花”ということで栽培に取り組んでいます。・・・それにこの花の種を譲ってくださった”天藤製薬”(ボラギノールの製造をしている会社)の総務部長さんから”もともと北奥羽三県の花ですから良く育つと思います”っていう言葉もいただいています。・・・育てるに当たって・・・私たちも調べてから種をまいてます。・・・適当にまいたわけではありません」 と穏やかに話しをしました。 その返事は・・・・「私は知りませんねえ」 おいおい、アンタが知らないから無いって・・・そりゃないでしょう? 分科会が終わって、私と同じ町内に育った「直前会長」が・・・・ 「会長・・・喧嘩っ早いからあの80歳を殴るんじゃないかと思った」 いえいえ・・・私は穏やかな紳士です。 年よりは大事にしてますから・・・・・・・・・ といいつつ、実はかなり興奮してました。 その後いったん、本日宿泊のホテルにチェックイン 6時から、元のホテルに戻って600人ほどの大宴会の始まりです。 その時、サッカークラブ「むつFC」の世話をしているNさん(今回は中学校の役員で参加ですが、小学校の役員もしている人)が・・・・ 「会長・・・・今連絡が入りました・・・福島での大会でむつFC・・・優勝です」 これは、小学校での正式なクラブ活動ではないのですが・・・うちの学校の児童が・・・レギュラーの全部を占めているので・・・うれしい話です。 そのうちまた・・・Nさんがやってきました。 「会長・・・優勝しました。」 「さっき聞いたよ・・・・」 「いや今度は、八戸市での中学校の大会で田名部中学校が優勝です」 こちらは青森でいちばん強いといわれている「私立山田中学」(卓球の愛ちゃんの行っていた学校で)を破っての優勝です。 この田名部中学校の優勝だって・・・元をただせば我が「第二田名部小学校」卒業の選手がほとんどなんです。 さっきの80歳のおじいちゃんとの「抗争」もすっかり忘れて上機嫌になりました。 そして二次会・・・・ 私が若いころに通っていたスナック・・・当時は10席ほどの「小さなスナック」でしたが・・・(前の小説もどきに書いたスナック)・・・ そのママさんが大きくして・・・50席もあるお店になっていました。 そこで、前もって予約・・・・・2時間一人3000円で、飲み放題歌いたい放題・・・ ドンちゃん騒ぎになりました。 司会はいつものように(といってもわからないでしょうけど)・・・O小学校の会長、「S君」・・・・名調子で次々カラオケも酒も進みます。 この辺は・・「とっこ先生」が涙を流して喜んでらっしゃいましたから、後からコメントをいただきましょう。 私はこのお店の紹介者ということで気配りしながら眺めていました。 そこへ事務局長が・・・・・ 「さっき、分科会で会長が歌を歌ったとき・・・この後の歌を聞きたい方はわれわれの懇親会においでください・・・って言ってましたよね・・・・」 そうなんです・・・・実は分科会で・・・居眠りしてた人を3人ほど見つけ・・・「起こしてやる」なんて感じで、校歌の出だしを歌ったんですよ。 「顧問」は「3番まで歌いそうなんで止めに入ろうかと思った」というくらいだったそうで・・・ 歌い足りなくて途中・・「痔にはボラギノール」って言う歌まで歌っちゃったんです。 「それがどうした?」 「実は・・・来ちゃったんですが・・・・」 何で来たのかもわかりません・・・・・3人ほどなんで宴会の中に入れちゃいました。 でもほんとに盛り上がった二次会になって・・・・ 総勢44人・・・・カラオケも次々入ります。 O平小学校会長の・・・・朗読のような「リンダリンダ」から・・・・うちの前の母親委員長(今回は中学校役員)とO畑小学校の女性副会長のデュエットに併せて、うちの直前会長が手踊り・・・・それに触発されたむつ市役所の3人(面倒なので市役所ブラザーズと称します)と隣村の職員だけれど家がむつ市にある、去年のうちの6学年部長の4人が一緒に踊ります。 さすが「大きなねぶた」の青森市のお店・・・・「扇」や「豆絞り」も用意してあるんですね。 にぎやかでしたが・・・・時間になり・・・次のお店に移動しなければなりませんでした。 「おい・・・ここは時間だから次の店に移動だ・・・・三次会参加者の人数調べて来い」 私は、うちの事務局長に命じましたところ・・・・ 「会長・・・途中のよそからの来訪者以外の41人全員参加です」 おいおい、ちょっと待てよ・・・・だって次の店は30人で満杯だよ? すぐに次のお店に電話してみました。 そのお店のママさんは中国人・・・「そんなこといわれたって・・・内藤ちゃん・・・15人って言ったじゃないですか?」 そうなんです・・・に次回は全員参加するかもしれないが、三次会ならそんなもんだろうと思ってたんです。 ほかの会長さんにお願いして分散させてもらうことにしました。 三次会でそのお店に行ったのは4校・・・・ 我が「第二田名部小学校」と「田名部中学校」・・・それにさっきまで司会してくれたS会長の「O畑小学校」とその学区の「O畑中学校」総勢・・・それでも17人になりました。 あれ?・・・・さっきまで「O畑中学校」の「S藤会長」・・・姿が見えなかったのに・・・・ 聞いたら、朝のバスでお酒で出来上がっちゃって・・・・入場拒否されたみたい・・・・ それでさっきまでホテルで寝ていて・・・・二次会から参加とのこと・・・・二次会ではちょっぴり恥ずかしくておとなしくしていたんだそうです。 ところが・・・・・ 隣のテーブルに別のお客さんが入ってたんですけど・・・ 飲むにつれ出来上がるにつれ・・・・その「S藤会長」・・・ 「ああ。どうも・・・」と隣のお客さんと握手・・・ あれ?知り合いなのかな?・・・そう思ってみていると・・・・隣のテーブルのボトルで水割りを作ってもらい談笑してました。 そして「フルーツ盛り合わせ」からパイナップルをつまみ・・・・ しばらくして戻ってきたんで・・・ 「おい・・・知り合いだったのか?・・・偶然だねえ・・・」 「いや・・・まったく知らない人」 おいおい・・・ こうして青森市の夜は更けていきました。 しかし・・・大きな事件はこれから起きるのです。 そのお話しは続く・・・・・
2017.04.17
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実は・・・「小説もどき」が書けません。プレッシャーなんですかね?「官能小説もどき」を描こうと思えば思うほど・・・まったく頭に浮かばないんです。やっぱり経験がないと無理なんでしょうか。もがけばもがくほど、何を描いたらいいのか・・・やっぱり私には無理なようです。という事で・・・これから「ナイト童話集」の中から、何かみつくろって書きます。あしからず・・・
2017.04.17
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深夜、殺人鬼はユックリユックリと私の部屋に近づいてくる・・・・「コツ・・コツ・・・コツ・・・コツ・・・・・・・」コンクリートに乾いた靴音が響く。「そろそろ部屋に入ってくる・・・・」私は緊張した。しかし・・・その殺人鬼は部屋の前に立ち止まったまま・・・入ってこない。「なぜだ!なぜ入ってこないんだ!!!」私は叫んだ!その時ドアの外から・・・・・・「マーダー(殺人者)だよ!」失礼しました。
2017.04.16
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中学生の時の「同期会開催」が決定しました。今年の8月15日18時から・・・今回は初めて会場を変えて「Hねやホテル」・・・会費は前回、男性が8000円女性が6000円だったものを・・・男女ともに7000円で決定しました。「年金暮らしが始まったから会費を安くしてくれ」という意見もありましたが、こればっかりは時代の趨勢というか、今の物価ではどうしようもできません。料理が5000円、お酒が1000円・・・それに記念写真込みの7000円ですから、どうか勘弁してください。だって5月から・・・出欠確認の往復はがきも一枚108円になるんです。世の中最近は、年寄りの住みにくい世の中に変貌しつつあります。私達の学年は、総勢333人・・・一クラス48人で7クラスありましたが・・・その全員にはがきを出すだけでもかなりかかるんです。この責任は私が「会長辞任」するという事でよろしくお願いします。それにしても同期生が・・・各クラス平均して5~6人お亡くなりになっていますが、この5年の間・・・知っている範囲では一人もお亡くなりになってません。元気な学年だと思っています。最初は「4年に一回」というペースの予定でしたが・・・たまたまその年・・・「市議会議員選挙」の年で・・・「会長が選挙に出るための集まりなんだろう?」と疑われ・・・「それじゃ5年に一回にしよう。」という事になって、今年で7回目・・・私もそろそろやめさせてもらいたいなと思ってることも確かですけど・・・先日集まった役員会には「出席者24名」・・・今年も中学生に戻って、仲良く同期会を開催します。
2017.04.16
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最近ひどいニュースがありましたね。「小学生の女子児童を殺害したのが、その学校の保護者会の会長」だったとか・・・「保護者会長」といったら、呼び方は違えど「PTA会長」じゃないですか。5年間も小学校のPTA会長だった私としては、すごく腹立たしく思っています。私は子供たちの安全安心を守るために一生懸命やりました。学区内に「変なおじさん」が出たときも、PTA役員や先生方と協力して、通学路内のあちこちをパトロールしました。それがPTAの仕事だと思っていました。その時のことを思い出します。自宅のすぐそばで・・・ちょうど時間が空いたので、信号のところに立って帰宅する児童に声掛けしてたのです。「あ、寄り道しないでまっすぐ家に帰りなさいよ。」するとその子供・・・「ハイわかりました。」と手を振りながら別れたのです。するとしばらくして、携帯電話がなって・・・「会長、今どちらにいらっしゃいますか?」小学校の・・・当時の教頭先生でした。「あ、私はいま、自宅近くの交差点でパトロールしていました。」すると・・・「やっぱり・・・会長でしたか。」え?なんかあったのかな?「じつは一年生の◎△◆チャンという女の子のお母さんから電話をいただきまして、娘が自宅近所の交差点で、変なおじさんから声を掛けられたそうです。そこは今日、会長がパトロール登板ですから会長じゃないかと・・・」そのあとすぐ・・・そのお母さんが現場にやってきまして、「会長さんすみません・・・うちの子に聞きましたら、変なおじさんから声を掛けられたよと聞いたものですから、すぐに学校に電話したんですけど・・・今日は会長さんがパトロールしてるっていうんで子供に問いただしたんですよ・・・そしたら、〝うん、マアくん(うちの次男)のお父さんだったよ。”っていうからあわてて飛んできたんです。すみません・・・」腰をかがめて謝ってくださったんですが・・・いやそれでいいんです。子供からの報告を受け、すぐに学校に連絡・・・それで子供たちの「安心・安全」が守られれば最高じゃないですか。それでいいんです。ま、確かに私の心境としては複雑でしたが・・・でも、それくらい徹底してやらなければ・・・あ、もちろん私もちゃんとPTAの腕章はしてましたよ。PTAん皆さんは皆さん一生懸命やっていますが・・・しかし今回のような事件は・・・PTA会長としては最低な男だと思います。でも今日ね・・・実は中学校の同窓会役員として、「PTA主催の歓送迎会」に出席してきたんですよ。そしたらその時一生懸命パトロールしてたPTA役員の人たちが、今でも中学校のPTAとして活躍してるんですよ。しかも・・・もうPTA会長を辞めて8年なのに「会長お元気でしたか?」って声をかけてくださる方がいて・・・「とっこ先生」だけじゃなかったんですね。その言葉をかけてくださった役員の人は、「今でも、その当時のいろんなことが思い出されますよ。」と言ってくださいました。PTAの役員は子供たちのために、頑張ったことが育児の思い出として残るんです。あんなPTA会長がいることが、本当に許せません。
2017.04.16
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この「小説もどき」は、正直なところ、10年ほど前に一度日記として書いたものです。だから、文章的にはおかしなところもあります。でも、皆さん気にしないで・・・理数系の男が、文章を書くとこうなるんです。このころ文章を書き始めて、「言う」という言葉にもさまざまな表現があることが面白くなって・・・例えば・・・「囁く」「叫ぶ」「つぶやく」・・・それが面白くなったんですよ。で、「小説もどき」を書き始めたんですよ。ところで今日はこれから、「田名部中学校の歓送迎会」に「同窓会の役員」として出席します。だから、明日はお休みしようかな?
2017.04.15
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スナック「モン・プチ」に彼女を連れて行ったのは、もし本当の親子なら、「彼女とのまじめな交際を認めてもらうため」違ったとしても「経験豊富なママさんに、彼女を見極めてもらうため」・・・・・どちらにしても、このお店には必ず連れてこようと思っていました。でも、お店の中には、いつも閉店の時間になればママさんを迎えに来る、「今現在のママさんの男」が、早い時間から、飲んでいたようでした。「もしかしたら、彼女がいちばん逢いたくない男」・・・・・そう思った私は、一寸緊張をして背中の彼女を隠そうとしましたが、背中から意外な言葉が出てきたのです。「あら?・・・お父さん来てたの?」「ああ、紀子・・・ずいぶん早かったなあ・・・・お前が今日お店に来そうだって聞いたからな・・・・たまには一緒に飲んでもいいかなって先に来て待ってたよ。」「エ?・・・エエエッ???・・・お父さん?」その時、お店の外から、手にタバコを10個ほど持ってママさんが入ってきたんです。「アラ、内藤君・・・いらっしゃい・・・紀子、ヤッパリこの人だったかい」驚くでもなく、平然としたママさんの様子が、なんとも不思議でした。「内藤くん・・・・おととい、娘が誕生日ケーキ買ってきたとき、あんたの話を聞いてたんだよ・・・近くの地下道の工事に来てる人で、”内藤”って言う人と今晩会うんだ・・・って」つまり、彼女と喫茶店で会う前に、彼女は誕生日のケーキをここに届け、私の話をしていったらしいんです。「でもねえ・・・あんた気の利かない男だねえ・・・・娘だって、ご飯食べてなかったんだよ?・・・それも食べさせないで、・・・・遅くなってからここに来て自分だけ・・・”おなかがすいた”なんてよく言えたねえ・・・・」笑いながら、あたしにそう教えてくれました。「あんたの会社の牛山さんが一度、ここに連れて来たでしょ?・・・・そのあとも、あんたの話がよく出てくるから名前はすっかり覚えちゃったんだけれど、娘からあんたの名前が出てきたときはビックリしちゃったねえ!」そう言えばおととい、この店に「久しぶりに」顔を出したのに、私の名前を覚えていてくれたのが不思議でした。「で、その晩遅くなってから、一人でここに来て・・・・おなかがすいたような話をしたからね・・・・”娘にご飯食べさせなかったんだな・・・こんちきしょう”って思って、わざと娘の買ってきたケーキ食べさせたんだよ。・・・・だから言ったでしょ?・・あんたみたいな悪い男って・・・・アハハハハハ・・・」「いい男」になったり「悪い男」になったり・・・そうか、そういう理由だったんだ・・・ママさんは、今日の「お通し」に、「イカのわた和え」を出してくれました。イカを切って、その内臓と味噌で熱めながら和えたもの・・・・私の田舎では「イカの腑焼き」って呼ばれているもので、私の大好物でした。「でもね・・・・昨日あんたから娘を連れてくるっていわれたとき、もし間違ってたらと思って、赤いメガネの話をしたり、社員寮に住んでる話をしたんだけど、あまり反応がなかったから、今朝早起きして、あんたの現場を見にいっちゃったよ。」確かに、会社には内藤と言う名前の社員はもう一人いました。「バカなことしてたねえ・・・鳶の親方と賭けをしてあんな高いとこに登ったりしてサア・・・でも、あんたが娘のいってた男だと思って安心したよ。」でも私には疑問がありました。「ちょっと聞いてもいいかな?・・・・・・八戸の悪い父親の話は?」「あたしと亭主は八戸で所帯を持ったんだよ・・・・漁師だったのは本当さ・・・・怪我をしたのも本当だけど、この人はもともとまじめでね・・・青森の知り合いの会社に就職して食わせてくれたんだよ」「じゃあ、女連れ込んだっていうのは?」「まじめな男だっていってるだろ?・・・・女はあたしひとりで充分!ねえ父さん!」そう言って、隅でニコニコしながら話しを聞いていた男に同意を求めましたが、父親はただただニコニコしているだけでした。「もうひとつ聞いていい?・・・ジャアなんで一緒に暮らしてないいんですか?」それは、紀子が答えました。「いま、新入社員研修で、私その係りなのよ・・・寮に泊り込んで新人の管理してるから・・・・・それに、いま、自宅を改装中で・・・・両親はアパート一部屋借りてるんだけど、あたしは寮に寝泊りすれば、お金がかからないでしょ?」そのあと、それまで黙っていた父親が続けました。「父親にとって一人娘の彼氏っていうのは、敵みたいなもんさ・・・・でも女房からあんたのことを聞かされても、腹が立たなかったねえ・・・・うちのが認めた男なら、だまって認めてやろう・・・・いま改装中の自宅も、二階の工事を変更して、新婚用の二世帯住宅にしなくちゃな」彼女と出会って、まだ10日・・・・2回のデートで、なんとなく自分の結婚が決まってしまったような気がしましたが・・・・私にとっては「嵌められた」っていうような「気分の悪い」物ではありませんでした。居心地のいい、「モン・プチ」の家族の一員になるのも悪くないなあ・・・・そう感じながら、「モン・プチ」一家と静かな夏の夜をすごしたのでした。
2017.04.15
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今日は火曜日、彼女との約束の日・・・しかし朝から本当に忙しい一日でした。朝一番に、クレーンのオペレーターと鳶職の連中が乗り込んできて、クレーンと杭打ち機の組立作業・・・腕は確かな連中だが、若い監督はバカにしてかかる・・・・私が今日の段取りについて説明しても・・・「ご意見ご無用」っていうような顔をして、話も聞かない。話が終わってまもなく、「監督さん・・・・あんた高いとこどうだい?」・・・からかい半分で私にもちかけてきました。クレーンのタワーをよじ登ってみろっていう話です。私が恐がって断ると思ってやがる・・・・・「よし!やってやるよ」・・・・売られたけんかは買ってやる。鳶の親方が一升瓶をクレーンのシューの上に立てました。私が登りきったら、この一升瓶は私にくれるということらしい・・・そのかわり登れなかったら、私を酒の肴にからかい続けるっていう腹だとわかりました。断るのは簡単でしたが、そうなればこいつらと組んで仕事するとき、いつも下に見られてしまいます。それだけは避けたかったから・・・私は覚悟を決めて登り始めたんです。斜め45度にセットされたクレーンのタワーをよじ登るのは、真っ直ぐ立てられたものを登るより恐いものです。なぜなら、斜めのものを登るという事は、地面が見えるから・・・・・登り始めて途中、彼女の通勤姿が見えました。彼女は立ち止まり・・・私の登る姿を見ていましたが、すぐに立ち去ってしまいました。「馬鹿なことをしてる・・・って思われたかな?」何とか、登りきり・・・・降りてくると鳶達は拍手で迎えてくれました。「今日は仕事が終わったらこの酒で、顔つなぎの宴会だな!」鳶の親方がそう言うと、所長はすまなそうな顔をして断ってくれました。「今日はこの内藤君なあ・・・前の仕事の引継ぎがあって宴会できないんだよ」鳶達はたちまち不満そうな顔をしましたが、「そのかわりなあ・・・金曜日には内藤の歓迎会をすることになってるから、そのときはみんなにも出てもらうから。。。」その言葉をきっかけに、その日の作業が始まりました。順調に作業も消化し、夕方早い時間には今日の全ての作業が終了しました。「俺、今日早く上がっていいですか?」所長にお願いをすると、「ああ、今日は鳶の親方も喜んでくれたしな・・・お前のおかげだよ・・・」機嫌よく所長は帰してくれました。早めに銭湯に行き、私には珍しくスーツに着替え、時間前に最初会った喫茶店に行きましたが、もちろん彼女が来てるわけもなく、「また週刊誌を2回読むのか」って思いながらコーヒーを飲んでいると、「今日は早めに上がらせてもらっちゃった」・・・予定の時間より30分も早く彼女は来てくれました。「カフェ・オ・レ」を注文して腰掛けるとすぐに、「今朝は、朝早くから危ない作業していたのね?・・・心配してたのよ?」そう言ってくれましたが、「鳶との賭けで馬鹿なことをした」って言えなくて、話題を変えました。「今日はこれから晩飯食って、一緒に行ってもらいたいところがあるんだけどなあ」彼女は一瞬、不審そうな顔をしましたが「あなたにお任せするわ」・・・・・・そう言ってくれました。予約したレストランでコース料理を食べ、ホテルのラウンジで軽いカクテルを飲み・・・自分の生い立ちなんかをちょっと話して、いよいよ、「モン・プチ」に向かいました。その店にたどり着いたとき、彼女がちょっとだけためらう姿が見えましたけど・・・・私かまわず、お店の中に入っていきました。しかし、そこにはいつもママさんを迎えに来る男が、隅のほうで手酌で飲んでいたんです。「まずかったかなあ・・・・」自分の母親の男がそこにいる・・・・・彼女だってその男をきっと知ってるだろう・・・それはきっと、彼女にとって面白いことじゃないだろう・・・ってことは想像できました。そのとき、私の背中から・・・・・彼女が声をかけました。「あら、お父さん来てたの?」「おお、紀子か・・・お前が今日来るかもしれないって聞いてな・・先にきて飲んでたよ!」「ええ・・・ええ???」なにが起こったのかわたしにはさっぱりわかりません・・・・・頭の中が真っ白になって・・・・・・・つづく
2017.04.15
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カテゴリ:カテゴリ未分類スナック「モン・プチ」で、朝一時まで飲んじゃったんで、車で帰るわけにも行かず、とりあえず、車を停めてある「現場事務所」の駐車場まで歩いてきました。交番のお巡りさんが、こんな時間に歩いてたから不審に思ったんでしょう・・・私を呼び止めましたが、「ああ、工事の現場監督さんか」って気がついて、そのまま通してくれました。「車で仮眠しよう」って思ってましたが、お巡りさんがまだコッチを見てたので、車に乗り込んで飲酒運転すると思われるのもいやだったから、現場事務所の鍵を開けました。明かりのスイッチを探り、青白い蛍光燈が点灯したとき、まだコッチを見ているお巡りさんがいたのでペコリと会釈をして部屋に入いりましたが、プレハブの事務所ですから隙間風が入り、ヒヤッとする夜でした。「のどが渇いたなあ・・・・・」誰に言うともなくつぶやいて、私は水道の蛇口に直接口をつけ水を飲みました。左腕で口をぬぐいながら、さっき「モン・プチのママ」を迎えに来た男のことを思い出していました。「もし、彼女があのママさんの娘なら、あの男の人がお父さんなんだろうか?」一度は否定した考えでしたが、「どこか雰囲気が似ている」二人の顔を思い出しながらそんなことを考えていました。来客用のソファーにごろりと横になり、私は天井のベニア板を眺めていると、「夜の蜘蛛」が天井を這っています。小さい頃、夜に「蜘蛛」を見つけて踏み潰したとき・・・・母親から「夜の蜘蛛は、”よくも来た”って言ってね、縁起がいいもんだから踏んじゃだめよ」といわれたことを思い出しましたが、酔いも手伝ってか、いつの間にか寝込んでしまい・・・・・・・・・・・翌朝、所長の声で目が覚めました。「なんだ内藤、泥棒かと思ったぞ!!」声をかけながら、カーテンをガラッとあけられ、まぶしい夏の太陽がさっと現場事務所を照らしました。「昨日遊んで、アパートに帰らなかったのか?・・・若いからなあ・・・」所長は冷やかすようにいいましたが、この現場事務所のある町内から一本向こうの通りは、戦前「遊郭」のあった場所で、どうやら所長は、私がそこへ行ったものと決め付けているようでした。「いまどき、そんな物はないでしょう?」戦後も30年以上過ぎている時代に、「過去の遺跡」なんて存在しているわけがない・・・・そう思ったんですが、「いやいや、まだまだあるんだぞ!・・・男と女がいる限り、そういう商売は成り立つんだ!」所長は愉快そうに笑ってそういいました。私服のまま、アパートを出てきたんで、作業服はロッカーにあった上着だけを着てその日の作業に取り掛かりました。今日は掘削の準備のために「鋼矢板を打ち込むための杭打ち機」が搬入される予定になっていて、「立ち入り禁止」のための大型バリケードのパネルを取り付ける作業・・・・午後一番でクレーンが到着する予定だったから、作業はちょっと忙しくなっていましたが、でも、そろそろ彼女の通勤時間・・・・昨日の今日なので「朝の挨拶」だけはしておきたいなって考えて、私だけ休憩をしに舗道に向かいました。作業服の胸のポケットからタバコを取り出し、火をつけると、「おい、内藤・・・お前の歓迎会な・・・明日やるつもりだが、いいか?」所長からそう声を掛けられましたが、所長の肩越しに、彼女の姿が見えました。彼女はいつものように、そ知らぬふりをして通り過ぎましたが、私は彼女の耳に届くように、大きな声で答えました。「明日は、ちょっと予定が入ってまして、・・・できたら違う日にして欲しいんですけど!」彼女の耳に届いたかどうかはわかりません・・・・「なんだ!・・・・お前が隣町の”赤線街”に興味がありそうだから、そこをセッティングしてやろうと思ったのに!」所長はそう言いましたが、だいぶ離れている交番の前に立ってたお巡りさんと目があったらしく、声をひそめて続けました。「じゃあ、金曜日の夜、空けとけよ」軽く肘鉄砲でつつかれ、ウインクして所長は現場事務所に戻りました。「彼女に変なこと聞かれたんじゃないかなあ・・・・・」手には火をつけたままのタバコが、一服もしないうちに灰になっていました。その日の昼休み、私は彼女のデパートに行ってみました。「彼女も昼休みかな?」・・・・なんて思ったんですけど、なんとなく会いたくなった・・・声をかけられなくても姿だけでも見ていたい・・・・そんな気持ちでしたね。デパートまで歩いて10分・・・・往復20分かかるし、ほんとはそんな悠長なこともしてられなかったんですけど、どうにも抑え切れなかったんです。まもなくデパートに着こうかというとき、なぜか向こうから彼女がこちらへ向かってやってきます。なんて声をかけたらいいんだろう・・・・でも、私の口からでた言葉は「やあ・・・」の一言だけでした。「あら、内藤さん・・・仕事はいいの?」「アア、いま昼休みだから・・・・・・」「私も今、昼の休憩時間・・・・デパートは交代でお昼食べるから不規則なんだけど、たまたま今日はこの時間に休憩になったのよ・・・・・よかった」なにが「よかった」のか、私にはピンと来ませんでしたが、なぜだかうれしくなりましたねえ。「明日忙しいならいいのよ?」「え?なにが?」「明日、歓迎会があるんでしょ?・・・・・私なら来週でも・・・・・」「さっき聞いてたんでしょ?・・・・・明日は予定があるって言ったから所長も納得してくれたよ」そういうと彼女はちょっとおどけたように「すみませんねえ・・・・あたしごときのために!・・・・アハハハハハ・・・」交通量の多い繁華街なのに、大きな声で笑ったんですよ。「ア、時間だから・・・」私は、すぐに現場にとって返しましたが、子供のようにスキップしたい気持ちになってましたね。その日は、午後からのクレーンと鋼矢板の搬入が済み、オペレーターとの打ち合わせが終わったのが夜の8時・・・・・・「そういえば、今日は一食も食ってなかったなあ・・・」でも私の気持ちは食事をするっていうよりも、夕べ行ったスナック「モン・プチ」に向かっていました。「あら?二日連続でいらっしゃい!」ママさんは何かの仕込をしてたらしく、後ろ向きに振り返りながら愛嬌を振りまいてくれました。「今日は早やいのねえ・・・・そっか、牛山さんがまめに通ってくれたら、Hさせてあげるっていったのを聞いてたから、あんたがそれを引き継ごうっていうんでしょ?」「おしぼり」を出しながら、ママさんはそんなシモネタで迎えてくれました。「17歳の柔肌、試してみる?」しなを作ってみせ、おどけるママさんに、私は笑いながら質問をしました。「ねえ、ママさんの娘ってどこの売り場にいるんだい?」「なんだよ!目当てはあたしじゃなく娘かよ!・・だめだめ・・うちの娘に手を出したら引っ掻くよ!」冗談っぽく、それでも本当に怒っているように、話しながら「お通し」を出します。今日は「コーンバター」・・・・「茹でたとうもろこし」を一粒ずつ落とし、それをバターで炒めて塩コショウで味付けしています。「これはビールにあうのよ・・・ビールでいいんでしょ?」いわれるままにビールを飲みました。「うちの娘ねえ・・・・かわいそうな娘なんだよ・・・・・」3杯目に口をつけたときでした。突然ママさんが話し始めたんです。「うちの亭主がひどい男でねえ・・・・・・あたしがいる家に、ある日女を引きづり込んだんだよ」ママさんは独り言のように話しつづけました。「八戸の漁師でね・・・・遠洋に行ってたんだけど、大怪我しちまってサア・・・それまで羽振りがよかったのに、稼ぎが悪くなっちまっただろ?・・・それから荒れだして・・・・・あるとき、酔っ払って女を引きづり込んだんだよ」自分は子供のために我慢をしようと思ったんだけど、とうとう叩き出され、子供とも引き離されてしまったらしいんです。そんな身の上話を聞かされ、私は赤いメガネフレームの彼女が「酔っ払った父親から折檻され、母親が恋しくて泣いている姿」を想像していました。「あの子が中学のときだったねえ・・・・あたしが実家でイカの加工場で働いてるとき、電話があったんだよ・・・会いたいってね」小学校5年生のときに別れ、父親には「母親が東京に行った」と聞かされていたようで、母親が同じ町に住んでいることは、中学に入ってから知ったんだそうです。ママさんと娘が会ったのは、高校の入学式が終わってまもなく・・・4月半ばのことでした。「八戸のデパートの前で会ってね・・・・・体は大きくなってたんだけど、やせっぽちでサア・・あたしの顔を見たとたん、恥ずかしそうに近づいてきたんだけど、あたしの手を握るだけ・・・・小さいときから恥ずかしがりやだったからサア・・・ほんとは抱きしめてもらいたくて、・・・泣きたくて、・・・そんな気持ちだったんだろうけどねえ」その時、その娘が目を細めてたんだそうです。「お前、目が悪いのかい?」って聞くとコクンとうなづき・・・・学生かばんから黒ブチのメガネを取り出して掛けて見せたらしいけど、・・・・「あの子は小さい頃から色の白い子でねえ・・・・黒ブチが悪いってわけじゃないんだけど赤いメガネが似合いそうだと思ったんだよ。・・・・亭主が買ってやったものが気に食わないってこともあったんだろうけどね・・・赤いフレームの眼鏡を買ってやっちゃった。」赤いメガネ・・・・・・彼女がふだん、コンタクトレンズをしないで赤いフレームのメガネを掛けてるのは、そんな母親との思い出があったんだ・・・そう理解しました。「あの子が、高校を終わるまで、内緒でこっそり会ったりはしてたんだけどね・・・・・あたしにもいい男ができちゃってサア・・・・この青森に移って来たんだけど・・・・あの子も高校を終わって就職することになって・・・・・あたしと同じ町で働きたいって、あそこのデパートを受けたんだよ。」それで母親とは別に「社員寮」に住んでたのか・・・・これで全てわかりました。「ママさん!、俺、実はあそこのデパートの女の子と、明日デートすることにしてるんだ。・・・もし、よかったら、明日ここに連れて来てもいいかい?」彼女がここに来たいっていうかどうかもわからないのに、私は勝手にそう決めていました。「ははあ・・・それがうちの娘だっていうのかい?・・・・あんたの勘違いだよ!・・・うちの娘に限って、あんたのような悪い男にゃひっかりはしないさ!」ママさんは、「悪い男」と決め付けているようでしたが、自分自身では「誠実な男」って思っているし、これから付き合いが始まって、あとで母親ですって紹介されるのもきまりが悪い・・・・それよりも、この娘と「まじめな付き合いをさせて欲しい」って言うことをママさんにいいたかったんだと思います。もし、娘じゃなく違う女性だったとしても、それはそれで、このママさんに見て貰おうっていう気持ちがあったかもしれません。勘定をして返事も聞かず、「明日連れてくるから」とまた言って私は店をでました。つづく
2017.04.15
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喫茶店を出てから、私は彼女を寮までタクシーで送っていきました。タクシーの降り際に、彼女は「この前のオー・デ・コロン・・・・アマゾンっていうのよ」ってぽつんといったんです。甘酸っぱいような匂い・・・どっちかというと優しい匂いを思い出し・・・「ずいぶん、野性的な名前なんだなあ」なんて考えながらアパートに戻りました。7月といっても、まだ真夏というには早い季節で、青森ではストーブを焚いてもおかしくない時期なんですけど、その日は夕方には戻るつもりで部屋を出ていましたから、2階の部屋の窓は開け放したままでした。朝方の洗濯物が軒下で揺れているのを取り込み、少しだけ星空を眺めていましたが・・・「アア、そういえば腹がへったなあ・・・・・・」その日は昼に、朝食と兼用のラーメンを食べたっきり・・・・あとは喫茶店で3杯のコーヒーだけでしたから、台所の小さな冷蔵庫を開けてみましたが、独身の気楽さから外食が多く、ほとんど何も入っていませんでした。「まだ、食堂やってるかな?」青森の駅前ならまだまだやってる食堂も多いんですけど、アパートは郊外にあり、この辺は早くにお店が閉まってしまうことを思い出して、車のキーを取り出しました。契約している駐車場から、会社からあてがわれているライトバンを出し、私はまっすぐ現場事務所に向かいました。さっきタクシーで送っていった彼女の寮の前を通り過ぎ、現場事務所に到着したのが11時ちょっと前・・・・そこから、青森駅前まで歩いて10分ほどかかりますが、駅前なら夜行列車に乗る旅人のための食堂がまだ開いてるはずです。途中、スナックなどの多い飲食店街を通ったんですけど、さすがに日曜日で開いてる店は数軒だけ・・・・さびしげな看板の明かりがところどころに灯っているだけでした。「駅前まで行くの面倒だな・・・・お酒でも飲んでいこうかな」そう思った私は、前に一度だけ入ったことのあるスナック「モン・プチ」が開いているのを確認し、ドアを開けました。「アラ、内藤君・・・おひさだねえ・・・・いつも、どこで遊んでるの?顔も出さないで!」一人でやってるママさんが、声を掛けてくれました。「覚えてましたか?・・・前に一度来たきりなんですけど・・・・」「覚えてるわよ・・・・あたし、いい男のことは、忘れないことにしているの」お世辞をいいながら「お通し」代わりの「裂きイカ」を用意して「で、なに飲むの?・・・・あたしも付き合うから」と注文する前から、冷えたビールの栓を抜きました。「水割りがいいなあ」「そんなこと言わないでよ!・・・・もう栓を抜いちゃったんだからさあ」どうやら、ママさんがビールを飲みたかったようで・・・・「じゃあ、いっぱいだけ」といって乾杯しました。「そういえば、牛山ちゃんどうしてる?」ママさんは、私をこの店に最初に連れてきてくれた先輩の名前をいいました。「いまね、トンネル工事が急ピッチで、でたくてもでれないらしいよ」「そう?・・・・先月まではまめに通ってくれてたから、そろそろHしてあげてもいいかなって思ってたんだけど、来なくなったからポイント下がっちゃったわよ。」カウンターの中でそんな「シモネタ」をふってから、ママさんはガスコンロに火をつけました。「今日ね、美味しそうな真鰈が手に入ったから、煮付けてみたのよ・・・食べるでしょ?」「ああ、おなかがすいて、食堂に行こうと思って出てきたんだ」「アラ、おなかがすいてるの?・・・それじゃあケーキがあるんだけど食べない?」カレイの煮付けの準備しながら、ママさんは冷蔵庫から小さなケーキの塊を出しました。それは、ほんとに小さな「バースデーケーキ」だったんですが、2切れ分だけ欠けていました。「今日はねえ、あたしの17回目の誕生日だったのよ・・・さっき娘が買ってきてくれたんだ」「へえ・・・・娘さんがいるんだ・・・・でいくつの娘さん?」「25歳・・・あの子もクリスマスケーキなら売れ残りだ・・・」そう言って「フフフ・・・」って笑いながら「あたしが17歳なのに、あの子が25歳じゃおかしいか!アハハハハハ・・・・・・」今度は大声で笑いましたね。「カレイの煮つけ」は、家で作ってきて、お店ではちょっと温めるだけだったんでしょう。ちょっとニコゴリがのこる程度に温めて、ケーキと一緒に出してくれました。妙な取り合わせでしたが、私は先に「カレイの煮付け」に手を出しました。外食が多く、家庭料理には縁のない生活が続いてましたから、その味付けはとても美味しいものでした。「とっても美味いよ!さすがお袋の味だね」「ありがとね・・・さっき娘もそう言ってくれたんだよ」ママさんは、うれしそうにそう教えてくれました。「そっちのケーキもお食べよ・・・・・うちの娘、そこのデパートに勤めててさ、デパ地下のケーキショップで注文してくれたんだよ」そのとき、・・・・「もしや?」って思いましたね。でも、それはすぐに打ち消されました。お母さんが青森市内に住んでいるのなら、なにも「社員寮」に住む必要はないでしょ?「その子の名前は?」「だめだよ!・・・うちの娘はうぶなんだから、あんたみたいな悪い男には紹介できないって!・・・・アハハハハハ・・・・・」さっきは「いい男は忘れない」って言ってた口から・・・・「あんたみたいな悪い男・・」っていわれて、私は苦笑しました。でも、このママさんと・・・どこか似ているような・・・・・・・・・・その夜は、ママさんと午前1時の閉店まで一緒に飲みました。
2017.04.14
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約束は7時半なのに、私は7時前からその喫茶店で待ちました。 彼女が到着したのは8時ちょっとすぎ・・・・・・喫茶店においてあった週刊誌も2回読み返したあとでした。 「ゴメンなさい・・・・メーカーから電話が入って・・・・」 本当にすまなそうな顔をしながら喫茶店に入ってきた彼女は、赤いめがねをかけていました。 「大丈夫ですよ・・・・もっと遅くなっても待つつもりでしたから・・・」 私は微笑みながら、彼女に椅子を勧めました。 彼女は「カフェ・オ・レ」を頼み、私は3杯目のコーヒーを注文しました。 しばらくの沈黙の後、「あのう・・・鈴木さんっておっしゃるんですね。」 さっき目ざとく制服の名札を読んで、「鈴木」という名前だけは確認してたんだけど・・・・ 「下の名前、”紀子”っていうんです。・・・・あなたは内藤さんですよね?」 「え?なんで知ってるの?」 「おとといの朝ね・・・・工事現場の事務所で、”内藤”ってあなたのことを大きな声で呼んでたのよ」 確かにその時は、現場の所長が工程打ち合わせの件で、私を大きな声で呼んでいました。 「嵯針・・・っていいます。・・・・内藤嵯針」 それからまたしばらく沈黙が続きました。 注文した飲み物が運ばれてきてテーブルに置かれたとき、また私から話しかけたんです。 「メガネをとった顔もすてきですね・・・・ずっととってればいいのに・・・」 「マア・・・ありがとう・・・・でもね・・・中学生のときからずっとメガネかけてて、メガネをかけてるとホッとするんです。・・・・いまは先輩に言われてコンタクトにしてるんだけど、ほんとはメガネのほうが安心できるんだけどなあ」 最後のほうは独り言のように・・・自分に言い聞かせるように話をしてくれました。 「でも、今日はお買い物、・・・・・・お洋服は買われたんですか?」 「イヤア・・・・」、もともとあなたに会いたかっただけなんで・・・・・・・と、口まででかかったんですけど・・・・何も答えませんでした。 「ところで、今日は香水つけてないんですね?」 彼女は「エッ?」といって、こくびをかしげました。 「この前、僕が転んであなたにささえてもらった時、いい匂いがしたんですよ。」 彼女はちょっと困った様子で・・・ 「ふだんは香水なんかつけないんです・・・仕事が子供服だからね・・・妊娠中のお母様とかいらっしゃるんで、匂いのするものはつけないようにしてるんですけど・・・・」 その日に限ってつけてたというんです。 「でも、香水じゃなくてオー・デ・コロンですよ・・・・お土産にもらったんで、ちょっとつけてみたんです。」 「香水」と「オー・デ・コロン」の違いなんてさっぱりわからない私は「彼からのプレザント?」って深い意味もなく聞いてしまいました。 「それならいいんですけどね・・・・あたし可愛くないから・・・・・上司が海外出張したときのおみやげなんです。」 「そんなことないよ、充分に可愛いさ!」 あわててそう言ってしまってから、・・・・急にそんなことを言った自分が恥ずかしくなってまた沈黙してしまいました。 彼女は、お昼のときもそうだったけど、顔を下に向けてクスクス笑っていましたが「ありがとう・・・そういってくれるの内藤さんだけよ・・・・でもね、デパートってちゃんと序列があるのよ?」 序列といわれて、最初なんのことかと思いましたが「採用されるとき、一番可愛い子は一階の宝石とか貴金属やアクセサリーの売り場,次に可愛い子は婦人服、紳士服の売り場・・・・・で、あたしみたいなのは家庭用品とか子供服の売り場って決まってるのよ?」 彼女は冗談のように続けました。 「特にあたしなんか、子供っぽい顔してるからね・・・・採用されたときからずっと子供服なのよ」 「そんなことないですよ!」って言おうとした私を押し留めながら彼女は更に続けました。 「だって、あなただって、私が子供服売り場に最初からいると思ってたんでしょ?」 そう言われれば、私はデパートに入った瞬間からまっすぐ・・・「子供服の売り場」に行ったのでした。 「すみません」・・・・素直に謝りの言葉が出ました。 「ううん・・・怒ってるわけじゃないの・・・・でも内藤さん・・・・あたしいくつに見える?」 その時、トンネル工事のときお世話になった工藤先輩の言葉を思い出しました。 「女に生年月日なんか聞くんじゃねえぞ!聞くんなら誕生日だけにしとけ・・・」 だから「いくつに見える?」って聞かれても黙っていました。 「内藤さんには関係ないことよね!」 彼女は急にさばさばした表情になってそう言いました。 「これから、お酒でも飲みに行きませんか?」 なぜか、わからないけど、急に一緒にお酒が飲みたくなって・・・・・・・ 「ありがと・・・・でも寮に門限があるの・・・・できたらあさって誘ってくれないかなあ?・・・水曜日がお休みだから、火曜の夜ならちょっと遅くなっても平気なの」 その日はそのままお別れしましたが、たった一日のあいだに、彼女の3つの顔を覗き込んでしまったような・・・・朝の通勤途中の顔、昼の仕事場での顔・・・・そして夜の顔・・・・ どんどんのめりこんでいきそうな予感がしていました。 つづく
2017.04.14
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実は昨日・・・用事があってあるお宅を訪問したんです。その家のご主人は、しばらく入院なさっていて・・・血色もあまりよくなく・・・仕事も絡めてお見舞いがてら伺ったのですが・・・でも痩せたとはいえ・・・笑顔がとっても素敵でした。「痩せたねえ?」突然その後主人が、私に向かってそう言ったんです。「そうですね・・・かなりお痩せになって・・・」「いや、俺じゃないよ・・・君の話しだよ。」「え?私ですか?」「うちの家内から聞いて・・・でも今日会ってみて、改めて痩せたと思ったよ。」病人の方から心配されました。家に帰って体重計に乗ってみたら・・・おっと、いつもの体重から少し痩せてました。2キロほど・・・女性の肩と違い、元々81キロだったのが79キロもなっただけだから、さほど影響もないと思うんですけどね。女の人なら、1キロ~2キロで大騒ぎするんでしょうけど、基準になる体重が違いますから問題ないと思うんですけど。「でも気をつけないと・・・俺だって少し痩せっと思って・・・でも健康には問題ないと思ってたんだ。だけどそれから2週間で緊急入院だぜ?・・・君も気をつけなさいよ。」そう言われましたんで、気を付けます。
2017.04.14
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アレは、今から30数年前になろうかと思います。 私は、「青森国体」に向けての「地下道」の工事に入っていました。 それまで、山の中の現場ばかりで、街中に出てくるっていうことじたいなかなかないことでしたから、ちょっとウキウキ気分・・・ その日も、現場事務所から測量の機材を担いで、40メーターほど離れた地下道工事の現場に向かっていましたが、近くにデパートの女子寮があって、すれ違う人はそこの住人・・・つまり若い女性ばかりでした。 彼女たちが好む男性のタイプは、おそらく白いワイシャツがまぶしくネクタイの似合う公務員とか銀行員・・・・、一部上場企業の俗にいう「サラリーマン」たちだったと思いますが、そんなことはちっとも気になりませんでした。 私はというと、工事現場ですから「作業服の上下」にヘルメット・・・・ネクタイの代わりに白いタオルを首に巻き、足元は、天気もいいのに長靴っていうスタイルですから、若い女の子とどうのこうのなろうなんていう気持ちはサラサラないのですが、「この女性たちと同じ空気を吸ってるんだなあ」って思うだけで、けっこう幸せな気分でした。 工事現場は、JR線の「開かずの踏み切り」の下に地下道を掘り、交通渋滞を緩和しようとする工事でしたから往来する車の合間を縫って、舗道から車道にいったん出なければなりません。 車道に下りた瞬間・・・「危ない!」って声がして、私は腕を引っ張られました。 引っ張られたとき、その方向を見ると「必死な顔をした」赤いメガネフレームの女性が見えましたが、私はというと、背中に担いだ測量の機材でバランスを崩し転んじゃったんです。 転んだとき、ちょうどタイミングよくその女性が測量の機材を掴んでくれましたから、ひっくり返ったのは私だけ・・・・・ 「危ないなあ・・・・なんで引っ張るんだよ!」 私は起き上がりながら、ちょっとぶっきらぼうに彼女に話しました。 「あなたこそ、この往来の激しいとこで車道に出るなんて危ないでしょ!」 「あのね!俺、この車道のど真ん中に地下道掘るんで、車道のど真ん中に行かなきゃ仕事にならないんだけど!」 彼女が掴んでくれた「測量の機材」を、乱暴に取り戻しながら文句を言いました。 彼女はようやく、「これから工事を始める建設会社の人・・・・」ってことに気がついたらしく、ちょっと顔を赤くしながら小さな声で「ゴメンなさい」って言ってくれました。 彼女はそのあと、その場をすぐに立ち去り、二度三度振り返りながらぺこりとお辞儀していきましたが、私の元には彼女がつけていた甘酸っぱい香水の香りが残されました。 ちょっとその香りにひきつけられたのでしょうか・・・・・ 測量作業の手元をするために、ちょっと遅れてきた作業員が、 「監督さん。。。ちょっと可愛い子じゃねえか!」 そういってからかいましたが、私はしばらく彼女の後姿を眺めてましたねえ。 その翌日の事です。 「きっと彼女はあの女子寮の住人に違いない」っていう妙な自信があって、昨日と同じ時間にまた、測量の機材を担いで同じ場所に立っていました。 「デパートの社員なら出勤時間は同じ」・・・そういうつもりがあったのかもしれません。 そして、昨日と同じ時間、彼女は同じ「赤いめがねのプラスチックフレーム」を掛けながらやってきました。 「昨日はゴメンなさい」・・・・・そう声を掛けてくれるかな?なんて思いましたけど、彼女は気がついてもいない様子で、私の前を通り過ぎていきましたね。 「マア、そんなもんだろう・・・」 ちょっと残念な気持ちもありましたが、それはそれで、彼女の毎日の通勤を見守るっていうのが、私の楽しみになり、日課になったようです。 日曜日で仕事が休みの日、私は朝から部屋の掃除をして、洗濯をして・・・それで、もうすることがなくなったとき、「あ、洋服でも買ってこなくっちゃな」・・・なんて考えました。 洋服なんか買おうなんて思ってもいません・・・正直なところ、彼女の働いてる姿を見てみたいなあ・・・なんて思っただけだったでしょう・・・だってデパートは日曜日に休みませんから。 「どこの売り場なんだろう?」・・・・そんなことも知らないで、デパートに来てしまいました。 「子供服売り場・・・・・」 何の根拠もなかったんですけど、なんとなく5階の子供服売り場に行ったんです。 「あ、いた!」 ちょうどそのとき、・・・・彼女は3歳くらいの子供を連れた母親の接客をしていて、ちょっと飽きて来ているその子に、洋服を併せているところでした。 「ちょっと雰囲気が違うなあ・・・・あ、赤いめがねがないんだ・・・」 そんなことを思いながら、しばらくの間、その光景を眺めていましたね。 その母親が水色のシャツと半ズボンを買い・・・・帰りしな私の横を通ったとき、彼女は始めて私に気がついたようです。 ちょっとしたためらいがありましたが、私は彼女に近づきました。 「いらっしゃいませ、何かお探しですか?・・・・・男のお子さんですか?」 「いや・・・・ボクの服、探してるんですけど・・・」 彼女は一瞬キョトンとしていましたが、そのあと下を向いてクスクス笑い出したんです。 「なにかおかしい?」 「だってここ、子供服売り場ですよ?」 確かに、私が着るのには小さすぎる洋服ばかりでした。 「今日はメガネしてないんだね」 私は彼女が私のことを思い出してくれているのかもしれないのに、思い切ってそう切り出したんですよ。 「だって、子供服売り場だと、メガネってきつく見えるから・・・ここではコンタクトしてるんです。」 それから、「今日はカジュアルなかっこうしてるんですね」って言ってくれました。 「あれ?だれだかわかるの?」 「ええ。毎朝会ってるんだもの・・・わかりますよ!」 今は仕事中だからお話できないっていわれて・・・・・その夜、7時半にデパートの裏の喫茶店で会う約束ができました。 その時間が来るまで待ち遠しかったなあ・・・・・ それまで本屋で立ち読みをし、前から見ようと思ってた映画なのに気もそぞろに見たりしながら、ずっとその時間を待ちました。 約束は7時半なのに、私は7時前からその喫茶店で待ちました。 彼女が到着したのは8時ちょっとすぎ・・・・・・喫茶店においてあった週刊誌も2回読み返したあとでした。 「ゴメンなさい・・・・メーカーから電話が入って・・・・」 本当にすまなそうな顔をしながら喫茶店に入ってきた彼女は、赤いめがねをかけていました。 つづく
2017.04.14
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「易者入門」・・・どうでした?「恋愛小説もどき」ではないですけど、どっちかというと、私にあってるように思います。恋愛ものは私に合わないようです。次はどんなのにしようかな?
2017.04.13
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「おい、焼き鳥買ってこい・・・・ついでにワンカップの日本酒も二つな!」 そう言って私に一万円をよこした酔っ払いのおじさん。 私が知り合いとでも言うならそれでもしょうがないんですけど、全くの初対面なのに・・・・それも私は「易者」としてそこに座ってるだけなのに・・・・ 「なにしてるんだよ・・・・早く!」 私はしょうがなく通りの向こう側の焼鳥屋さんに買い出しに行きました。 戻るとそのおじさんは、半分眠りかけで・・・・見台によっかかっています。 「はい・・・お客さん・・・買ってきたよ。」 大声を出すと・・・ようやく気がついたのですが、焼き鳥パックの入ったビニール袋を手渡すと・・・・ 「なんで俺によこすんだよ・・・・ここでお前と一緒に食べるために買ったんだ。・・・さあ・・・このテーブルの上を片付けろ。」 テーブルって・・・・コリャ易者の大事な商売用の見台・・・・・ しかしおじさん・…さっさと片付け始めます。 算木も筮竹も・・・・丁寧に下におろしてくれました。 「さあ・・・飲むぞ・・・お前も飲め?」 「・・・・・でも・・・・」 「客の俺が飲めって言ってるんだから飲め!」 私は易者であって・・・飲み屋のホスト・ホステスじゃないんだから・・・・・客といったってちょっと違うだろ? そんなことを 考えていると・・・それと察知したのか・・・ 「飲み屋の姉ちゃんもお前も・・・・サービス業なんだろ?・・・サービスしろよ」 まあこれは付き合わなくちゃ暴れられても困るし・・・・つきあいました。 「あ、そう言えばお釣り・・・・」 私は9000円近いお釣りを返そうとしたのですが・・・・・ 「あ、それはとっとけ。」 「え?」 「いいんだよ・・・さっき占ってもらった見料だ」 「占ったって言ったって・・・」 たしかに「女難の相」とは言いましたが、・・・・あれは客を取り込むためのテクニックでして・・・・ほんとに占ったわけじゃない。 「当たってるからいいんだよ・・・・かみさんの選び方を間違ったのは俺なんだから・・・それが女難の相なんだろ?」 「いやそれは・・・」 「いいんだ・・・間違ってねえ・・・お前は間違ってねえよ・・・・だから見料だ」 なんとなく易者の見料を貰ったというより・・・・「焼き鳥を買いに行った」お駄賃を貰ったようでした。 そりゃ、お駄賃にしては高額ですけど・・・・・ しばらく付き合うと・・・ 「あ、そろそろ終電の時間だ・・・・じゃあ、アンチャンまたな?」 そのおじさんは・・・さっさと立ち上がり行ってしまいました。 酔っ払っているように見えて・・・もしかしたら電車の時間を気にするだけしっかりしていたような気がします。 この後・・・・終電で・・・アパートの隣の住人・・・・本職の「易者」の先生が帰ってきました。 「えっと・・・・今日はお客さんあったかい?」 「最初にホステスさん風の女の人が来て・・・・2000円貰いました。・・・・・それと前に先生から奥さんが帰って来るかどうかって見てもらった人が・・奥さんが帰ってきたからあとでお礼に来るって言ってましたけど・・・・その人はただそれだけ言うと帰って行きました。・・・・最後の客は・・・・ここで焼き鳥食って帰ったんですけど・・・」 私は易者の先生に「売り上げの2000円」を渡したのです。 「ああ・・・・これは取っときなよ・・・・・それとこれはアルバイト代・・・」 そう言うと彼は私に5000円をよこしました。 この日の私の収入は・・・・易者さんからもらった5000円と・・・とっとけと言われた2000円・・・・それに酔っ払いの人からもらったお釣り9000円くらい・・・・計16000円ほどになったのです。 「ところで先生・・・・今日の用事はうまく行ったんですか?」 何の用事で出かけたかは聞いていませんでした。 「ダメだったよ・・・・・寒い時でもこうして店を出していなきゃならない生活は・・・・この年にゃ答えるからね・・・・正業に就こうと思って知り合いに就職を頼んでたんだが、・・・・俺の占いじゃ今日の俺は・・・・東南東の方に良いことがあるって出たんだけどな・・・・面接・・・・うまくいかなかったよ。」 少ししょんぼりしているように見えましたから・・・・私は易者の道具を片づけて・・・・ 「先生・・・・当たるも八卦、当たらぬも八卦・・・アパートに帰りますか。」 最後に易者らしき言葉を言って、私たちはアパートへの帰り道を急いだのです。
2017.04.13
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最初の若い女性客が去って・・・・次の客が来るまで相当な時間がありました。 家路を急ぐサラリーマンが・・・・易者の前に立ち止まることはありません。 またこれから飲みに出かけるような客は、かわいい女の子の待つお店に急いでいて・・・やはり易者には用がないようでした。 しかし暇だからと言って・・・お客様の呼び込みをする易者っていうのは・・・軽そうで信頼できないでしょうから・・・それも出来ず・・・ただただ座って客を待つのみでした。 あとから本職の易者・・・・つまり隣の部屋の住人から聞いたのですが・・・・3~4人の団体で歩いている人がいたら・・・・一番の「福耳」の人を呼びとめることもあるそうです。 「ああ・・・そこの・・・そそあなた・・・・良い相をお持ちですねえ・・・・千人にひとりという福耳をお持ちだ。・・・見料入りませんからここに座ってじっくりと拝見させていただけませんか?」 そこからは・・・・まあ…さし障りのないお話しをして・・・・最後にもう一言付け加えるんですが・・・・ 「とても良い相だ。・・・・いやあ良いものを見せていただいた。・・・・しかし残念だなあ・・・これさえ良くなれば問題はないんだが・・・・」 それまでさんざん調子のよい話しを聞かされた客は・・・・この最後の一言に必ず飛びついてくるそうで・・・・ 「な、なんなんだよ・・・・その気になることっていうのは?・・・」 「いや、それは私も商売ですからお教えしないわけではないが・・・・ここからは見料をいただきますぞ・・・よろしいかな?」 そういってそこからは普通に商売をするんだそうで・・・・ これは本物の「易者さん」ではなく・・・詐欺師のような「エセ易者」でして・・・・真面目な易者さんに交じって中にはこういう人もいるっていう話なんですけど・・・・ しかし、この時点で私は・・・そんなテクニックもなく、・・・・しょうことなしに手相の本を見ながら・・・自分の手のひらを一生懸命見ていました。 「へえ・・・俺ってけっこう長生きなんだな・・・・」 生命線の長さに満足しながら・・・・・ 「ああ・・・これが結婚線か・・・ふ~ん・・・ちゃんと結婚できるようだな?・・・・子供の数は男二人?・・・・これホントかな?」 独り言をつぶやきながら・・・・じっくり見ていたんです。 「へえ・・・・人差し指の付け根に井桁模様がある・・・薬指の付け根にも星印があるのは金運が良いのか・・・・って俺にもあるじゃん」 今度お金があるときに宝くじでも買おうかな? でその時ある相に行き当たったんです。 それは「生命線・感情線・頭脳線」の三本がどれもくっついて無い手相。 先日テレビを見ていたら・・・お笑いタレントで手相の当たると言う人の番組を見てたんですけど・・・・ 「こんな相を持った人はKYの人だ」 なんて言ってましたけど・・・・私が読んでいたその手相の本には「やんちゃな相」と出ていました。 ちなみにうちの長男も次男も・・・・同じ手相をしています。 閑話休題 お客さんが来なくなって2時間・・・・人通りも少なく・・・飽きてきた私は屈伸運動などをして時間を過ごしました。 「何時までやればいいのかな?」 終了の時間も聞いていません。 「酔っ払いの客が最高のお客さんだって言ってたから12時くらいまででいいのかな?」 それ以降になったら、ますます人通りも少なくなり・・・酔っ払いも度を越したような酔っ払いが出てきたりすると危ないですから・・・自分で勝手に「12時閉店」を決めたんです。 「ノドも乾いてきたなあ・・・・あったかい紅茶かなんか飲みたいなあ・・・」 私が店を出している少し向こうにジュースの自販機がありました。 暖かい飲み物は入っていませんでしたが、とにかく一本買おうと思って席を立ったのです。 その時・・・声がしたんです。 「おい!先生!!・・・・今日はいねえのか?」 振り返ってみると・・・見台のところにどうやら地元の地回りらしき男が・・・・暑くもないのに半そでアロハシャツで立っていました。 「あ、こりゃ・・・・地回りが・・・ミカジメ料ショバ代とかいうのを取り立てに来たんじゃねえのか?」 もしかしたらあの易者の先生・・・・今日集金に来られても困るから・・・それで私にアルバイトを頼んだんじゃないだろうか? 恐怖心に足がすくみました。 しかし、いつまでたってもその男は見台の前を動きません。 そのうち私と目があったんです。 「おい!何見てんだよ・・・・そんなに珍しいのか?」 いまにも喧嘩を吹っ掛けられそうになりました。 「おい、ここの先生はどこに行ったんだ?」 「い、いや・・・・俺、知りませんけど・・・・」 「知りませんって・・・さっきからみてりゃ、お前ずっとここにいるじゃねえか?・・・・先生がどこに行ったか知ってるんだろ?」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「どこに行ったかって聞いてるんだよ!」 男はさらに声を荒げ・・・・私は少しちびりそうになっていました。 「はっきりしろよ!・・・知ってるんだろ?」 もうひと声張り上げて・・・彼は私を恫喝します。 「すみません・・・・でもほんとに今日はどこに行ったか知らないんです・・・・俺、アルバイトですから」 言わなくてもいいことをペラペラしゃべっちゃった。 「ああ?・・・・お前が代わりか?・・・・それじゃここにきてちゃんと座れ。」 私は震えながら見台のところに戻りました。 男は客用のいすにどっかと座ります。 「先生が帰ってきたら・・・・・これから俺が言うことをよおく・・・伝えるんだぞ?」 「・・・・はい」 「声が小さい!・・・・ちゃんと返事しろ!・・・ついてるもんがついてる男なんだろ?」 「・・・はい!」 「よおし・・・それで良いんだ・・・・じゃ伝言を伝えるぞ・・・・うちのかみさんが、先生の言うとおりにやったら帰ってきやがった。・・・・それだけ伝えてくれ。・・・・お礼は今度会ったときにするってな・・・・あばよ!」 男は肩で風切るように帰って行った。 10時過ぎ・・・・・ ホステスさんに見送られた酔っ払いがひとり・・・・通りの向こうからまっすぐこっちに向かって歩いてくる。 見送りのホステスさん・・・・一度見送ってしまうと・・・そのあと客がどこに行こうと関係ない・・・そんな風情で店に戻っていく。 ええ?・・・・・駅はこっちじゃないよ?・・・・・こっちに来たって何にもないよ! 私は彼がこっちに来ないように祈った。 しかし、足は千鳥足ながら・・・・目はまっすぐ私を睨みつけている。 確実に私を目指してきているのだ。 そして・・・・ 「青年!・・・占え!」椅子にどっかと腰を下ろした。 「なにを占えば?」 どっちにしろ・・・・私には占いは出来ないのだ。 「なにを占えばいいのか占え!」 かなり酔っている。 「そう言われても・・・・・全般の運勢とかで良いんですかね?」 「それじゃ、俺の家がどこにあるか占え!」 「そんなことは占いじゃわかりませんよ」 「じゃ何が占えるんだ?」 「そうですね・・・・・・あなたには女難の相がありますね?」 なにはなくても「女難の相」・・・・酔っ払いには「女難の相」である。 「女難の相だと?・・・・・青年・・・いい加減なことを言うな!」 「いい加減って・・・・」 「女難の相がある男が、こんな時間に家に帰るか?」 「いや、そんな意味じゃ・・・・」 「じゃどんな意味だ。・・・・家に帰ればでっぷり肥った関取のような女が待ってるだけ・・・・飲みに行ったってモテルわけじゃなし・・・どこが女難の相だ?」 「あ・・・・だからそんな奥さんと一緒になったから女難の相」 「お前・・・うちのかみさんを馬鹿にするのか?」 「いやそういうわけじゃなくて・・・」 「おい・・・焼き鳥買ってこい・・・・」 彼は突然焼き鳥を注文してきた。 続く・・・まもなく終わるからね・・・・
2017.04.13
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「子供はレモネードが好きだよね?」 「子供だけ?・・・でもねーど!」 大人の私も好きなんです。
2017.04.12
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ホステスさん風のその女性・・・・まだ口あけのお客さんでしたから酔っぱらってるわけじゃありませんでした。 しかし・・・・出るわ出るわ・・・・・一緒に暮らしている男性の悪口が・・・・ 「そりゃ昔は良い稼ぎをしてた職人なんだけどね?・・・・怪我をしてしばらく仕事を休んだら・・・・治ったっていうのに仕事にいかないのよ・・・・どう思う?」 「男なら・・・女子供にご飯を食べさせなきゃいけませんね」 「でしょ?・・・あたしも腕が鈍る前に・・・仕事を始めなさいって言ってるんだけど・・・・指先が言うことをきかないだとか・・・・また事故るんじゃないか不安だとか・・・・理由にならない理由をつけて仕事しないのよ。」 「それじゃ転職を考えないといけませんね・・・・」 「あたしも言ったわよ・・・・そしたら、せっかく親方か学んだ仕事だからいまさらほかの仕事はしたくないって・・・こうでしょ?・・・頭にきちゃうわよね?」 それからさらに話はエスカレートして言って・・・・ ここでは書いちゃいけないくらいの悪口雑言・・・・・・・・でも・・・・・ 「別れようかと思ってるんだけど・・・でも時々・・・時々だけどね・・・優しいとこもあんのよ。」 おやおや・・・・・・ 「この前酔っぱらって帰ったでしょ?・・・・そしたら、いつもは寝てるのに・・・・起きて待っててくれたのよ。・・・・あら、起きてたの?って聞いたら・・・・お前が出がけに熱っぽいって言ってたから・・・・風邪でも引いて無理してるんじゃないかと心配で眠れなかったって・・・・水を汲んで来てくれてさ・・・・風邪薬まで買ってきてくれて飲ませてくれた。・・・・そんな優しいとこもあんのよね・・・・・」 コリャ別れるつもりなんかまるでないんだ。 つまり、その旦那だか恋人だか・・・彼女は愛してるんだろうなって思いました。 ここに来たのは・・・・自分の日ごろの鬱憤を晴らしに来ただけ・・・・鬱憤さえ晴れれば彼女は満足な生活なんだろうなと感じたのです。 「あなたの旦那さんは・・・腕のよい職人なんでしょ?・・・・ということは・・・若いころは一生懸命修行してたんだ。・・・・・だから切っ掛けさえつかめば、仕事に戻りますよ。・・・・・ほかの仕事はしたくないって言ってることだし・・・・そうだ!・・・明日になればうちの師匠がここに戻ってきます。・・・・師匠から説教してもらいましょう。・・・明日、ここに連れていらっしゃい!」 無責任な言い方ですが・・・私は隣の本物の「易者さん」に答えを委ねたのです。 「あんた・・・・なかなか苦労人なんだね?・・・・そうだね・・・・仕事は好きだって言ってることだし・・・・きっかけさえあれば元に戻るよね?」 苦労人かどうかはともかく・・・・こんなことしか言えませんでした。 「いくら?」 「え?」 「見料っていくらだったっけ?」 アレ?・・・・・一人からいくら貰うのか聞いてなかった。 「えーっ・・・・お気持ちでよろしいかと・・・・・」 それまで占いなんてしてもらったことはないから・・・標準の料金がどれくらいなのかも知りませんでした。 「気持ちって・・・・じゃ・・・2000円で良いかな?」 彼女はバッグの中から真っ赤な財布を出して・・・・2000円取り出しました。 「あ、赤い財布も良いんだけど・・・黄色い財布にした方が・・・・・」 前にテレビで・・・「黄色い財布は金運を呼び込む」なんてちょっと聞きかじったのを思い出しただけなんですけど、・・・・・ もしそれが本当なら・・・・その相手の男の人も、金を使わなくなるんじゃないかと・・・・ そんな調子で最初のお客さんは通り過ぎたのです。 ごめんね・・・またお出かけだ。
2017.04.12
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今日は青森市で会議・・・したがって日記予約で駄洒落を・・・「あれ?・・・・あれは海イグアナなのに・・・・陸上に上がってきたぞ?」「海イグアナも陸イグアナも、もともとは同じ種類なんだもの・・・・どこへでも行ぐあな!」
2017.04.12
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「ダメですよ!・・・そんなこと出来っこない!」 アパートの隣の部屋の住人が・・・・頼みごとがある・・・と言って私の部屋を訪ねてきた。 この隣の男は、繁華街近くで・・・閉店したあとの銀行のシャッターの前に店を出す「易者」であったが、どうしても今晩行かなければならないところがあって・・・・私にピンチヒッターの「易者」をやれというのである。 「無理ですよ村木さん・・・・占いなんて・・・俺・・・全く信じてないし、それに占いのやり方だって知らないんだから。」 「占いっていうのは、お客さんの相談事を聞いて右か左かを判断する手伝いをするだけだから大丈夫だよ」 「それなら人生経験豊富な人じゃなきゃだめでしょ?・・・・俺のような学生に出来っこありませんってば」 「何とか助けると思って、今日だけ・・・な、な、・・・今日だけだから・・・俺の今後の人生を左右する問題で・・・・どうしても今晩出かけなきゃならないんだよ。・・・内藤君頼む!」 彼は私の目の前で土下座をするんです。 「だって、ほんとに占いなんて・・・見たことも聞いたこともないのに・・・・」 「ここに占いの本がいくつかある・・・・・これを斜め読みしてもらえれば何とかなるから・・・・ほんとに頼むからやってくれ!」 占いの本を数冊ながめていれば「易者」になれるというのですが、そんな簡単なものじゃないでしょう? 「内藤君・・・まだ出かけるまでに時間があるから・・・俺が少しレクチャーしておくよ・・・・だからお願い!」 私が返事をする間もなく・・・彼は商売道具の「算木」や「筮竹」・・・「天眼鏡」などを取りに、自分の部屋に帰った。 「俺が易者?・・・・全然無理だよ・・・こんな若造に客が寄って来るもんか」 すぐに彼は戻ってきて・・・・私のテーブルの上に持ってきた道具を広げる。 「これが筮竹・・・・頼まれた占いごとの念を入れて、この筮竹をふたつの束に分けるんだ。・・・それからその本数を数えて、あとはこの本に書いてあることを相手に伝えればいい。・・・・」 彼は「筮竹占い教本」を手にとって、開いて見せる。なるほど・・・・こうやって占うのか・・・ 続いて今度は・・・「算木」の使い方・・・ 「これは陰陽五行説に従って作られた占いの方法で・・・・」 よくわからなかったが・・・・これも教科書があった。 「道教の世界と算木」 「それからあとは・・・・人相と手相・・・これはけっこう難しいかもしれないが・・・」 「難しいのはダメですよ・・・インチキだってすぐばれちゃう」 「ただいま私は修行中で・・・・お客様の将来を占うに当たっては、より正確にお答えしたい。・・・・従って参考になる書物で確認をさせていただきます。・・・・そういえば良いんだよ。」 私は目の前に置いてあった「手相入門」と「人相学を極める」というタイトルの薄っぺらな本をペラペラめくった。 「それにさ・・・・俺が店を出してる場所・・・あそこは飲み屋さんが多い歓楽街の端っこだろ?・・・お客さんは酔っ払いしか来ないし・・・・その時の言い方があるんだ。」 私は見知らぬ世界を覗き込むという興味がわいてきた・・・少しだけだけど・・・ 「男の場合・・・歓楽街に出かけると言うのは女の子にもてたいから行く男ばっかりだから・・・お客さん・・・女難の相が出てますなあ・・・っていえば良い・・・」 なるほど・・・・もし私が客だとしたら、そう言われると前に乗り出して話を聞きそうだ。 「女の場合・・・まあここではホステスさんの客が多いんだけど、普通のOLさんでも同じこと・・・・男で苦労されてますなあ・・・・こう言えば良い。」 「そんなんでいいんですか?」 「世の女性はみんな男で苦労しているんだ。・・・・亭主の稼ぎが悪くってホステス家業をしている人もいれば、デートの最中、彼氏がおっぱいの大きな女とすれ違うたびに振り返る・・・・浮気性じゃないだろうか?・・・・・女は男に大なり小なり苦労させられてると思ってる。・・・だからそう言えばすべての女性に当てはまるんだよ。・・・・・これでつかみはOK !」 なるほど・・・・人生の妙をうまくつかんでいるな・・・そう思いました。 「じや、たのんだよ?」 そう言うと、隣の住人はさっさと道具を私に預け出て行ってしまったのです。 マア・・・アルバイト代は悪くなかったし・・・とくに夜はやることもなかったから・・・・とにかく時間まで「占いの本」を出来るだけ読んで・・・出かけてみたんです。 「易者」さんがいつも出ている場所は・・・私も何度か見かけて知っていました。 大手都市銀行の支店前のテーブルを出し・・・そこに「人相手相姓名判断」と書いた行灯と筮竹立てを置き・・・目の前には天眼鏡と算木を置きました。 あとは、椅子を出して座って客を待つだけです。 誰も客が来なきゃいいなあ・・・・誰も来なくてもアルバイト代はもらえるんだし・・・・ そんなことを考えながら時折、占いの教科書をめくり読んでいました。 そんな時・・・目の前を影が覆ったのです。 ひょいと見るとそこには若い女性がひとり立っています。 化粧や髪形から・・・・コリャ出勤前のホステスさんかな?・・・と感じました。 「ねえ・・・お兄さん・・・・いつもいるおじさんは今日お休み?」 「あ、ああ・・・はい・・・今日は少し風邪をひいたようなんで・・・弟子の私が代わりにきました。」 「そう・・・それじゃしょうがないわね・・・・」 「占いでしたら私が・・・・」 我ながらよけいなことを言ってしまったもんだと思います。 彼女は客用のいすに腰掛けてしまったのです。 「お客さん・・・・・男で苦労されてるようですね?」 私は本職から言われたとおりの言葉を彼女に投げかけました。 「へえ・・・あのおじさんと同じこと言うじゃない・・・・やっぱり弟子だね?」 「へへ・・・師匠も同じことを言ったんですか?・・・・」 「そうなのよ・・・うちのがね・・・・自分じゃ働きもしないで・・・あたしが稼いでためたお金をさっさと使っちまうからね・・・」 彼女は身の上話を話し始めました。 ゴメン時間だ・・・続く
2017.04.12
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