虹色のパレット

虹色のパレット

2005.12.12
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カテゴリ: 子育て・教育

rtukitohosi1



その日、私は語気を荒立てて、 「氷の城 - 奪われた小さな命へ」 を書きました。楽天のメインテナンスのために遅くなってしまいましたが、私はマンハッタンに行き、優しい空に慰められ、教えている子どもとの心の交流に勇気を貰いました。それから、大急ぎで、マンハッタンのクリスマスシーンを撮影し、駆け足でステップス(ダンススタジオ)に戻り、スクールの上級クラスのホリデ-・パフォ-マンスにやっと間に合い、私は列の最後に並びました。

娘は、バレー、ジャズダンス二つとモダンダンス計4つ出たので、「通しの練習をそれぞれ3回ずつ計12回やって本番だったから疲れた!!。」と、帰りの車の中で伸びていました。

遅く帰りましたが、その日9つの貴重なメッセージを頂きましたが、その中の、現在の日本の若者の声として 清春 嶺さん のコメントをご紹介します。




いまの世界
「勇気あるヒト」
「正義」
というものを否定する世界が生まれていると思う。
学校の中でもそう
いじめられているヒトを助けるヒトはいない
それは自分がいじめられるから
助けたら
「かっこつけんな!」
とか言われてしまうから
間違っていることをしているヒトを
正しい道に進ませるというのが
悪いことなのでしょうか
それを見過ごすことが正しいことなのでしょうか
世界はどうしてこうも歪んでしまったのでしょう
悪いことは悪い
正しいことは正しい
と、胸を張って言えたら
どんなに素敵なことだろう
それが簡単にできない世界だから・・・


清春 嶺さんは中学三年生です。日々素敵な詩を書いています。

実は、私も何十年か前まだ若者だった頃、
「悪い事は悪い。正しい事は正しい。」
と胸を張って言っていたのです。しかし、それは通じ無い世界でした。


例え校長にでも、「悪い事は悪い。正しい事は正しい。」と言うので私は嫌われました。嫌われたって私は正しいんだからと思っていました。しかし、残念ながら日本ではそうすることは自殺行為だったようです。
先輩の先生方は、優しく
「カズ姫先生、あなたまだ若いのよ。そのうちに分かってくるから。損よ、校長先生にたてつくのは!!」
とか、とても私には受け入れられない事を言ってなだめ、慰めてくれました。
摩擦の多い苦しい日々でした。私は私の生き方をかえる積りはありませんでした。だから、ここにいたら私は無残にも摩擦熱で擦り切れてしまうだけだと思いました。

一度きりの人生、好きな事を、少なくとも試してみよう!!
小さい時から好きだった、でも受験などで隅に追いやられていた、「絵を描く事」に挑戦してみようと思いました。中学の図工の時間以来絵を描いた事はありません。

で、NYに2~3年の予定で、絵の勉強に出発し、今に至っているのです。
勿論、今も色々ありますが、やっぱり思いきってやって良かったと思っています。

この清春 嶺さんからのコメントを読んでその当時を思い出してしまいました。事態は好転するどころかもっと悪くなっているように思いました。清春 嶺さんはじめ日本の今の若者達の苦悩がひしひしと伝わってきました。

若者は、勿論大人も子どもも正義の通じる社会を望んでいると思います。誰が実現するのいでしょうか。


そして、同じ日、以前 「霧の朝 - 愛に満ちた世界を作るために」 で、ご紹介した、やはり私を勇気付けて下さった 涙兎さん が「虹色のパレット」にリンクして下さったのです。とても嬉しかったです。

若い方たちよ、絶望しないで下さい。私達も張りますから、お互い支え合って行きましょう。正義の通じる世界を作るために。



rth22








例えどんなに小さくても一人一人が輝こう!!











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最終更新日  2006.01.17 04:17:52
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