仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2007年04月03日
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 今日は桜の満開になっている季節の中でも本当に寒い一日で、「花冷え」というのはこれくらい寒いものかと思ってしまった。事務所でも残りの灯油を焚いて暖を取ったりしたのだが、せっかくにお節句だというのに、今日花見を予定している花見客には、本当に寒い夜桜見物になったことだろう。

 私の事務所でも恒例の花見は明日に予定しているのだが、明日は平年並みの気温になりそうだとのことだった。今日公園の桜を見てまわったのだが、「万朶の桜」とはよくいったもので満開の桜であった。満開もいいが、五分咲き、七分咲きがいい、という人もいれば、いやいや、桜は散り際だという人もいる。
いますよね。 満開の桜の季節でも、
 万朶の桜、というのは、たくさんの枝に咲ききっている桜のことで、花の時期が早いと思っていた今年の桜が、3月に寒い日があったので入学式や歓迎会が行われる今が一番美しく咲いている。平年から行くと桜吹雪の中を頬をほんのり染めた新一年生たちが、元気に校門をくぐっていることだろう。

 昔読んだ本によると明治時代から日本陸軍では、兵科ごとに隊を示す色が決っており、歩兵は緋、砲兵は黄、騎兵は緑の襟章を付けたらしい。したがって、歩兵の襟章の色は「万朶の桜」というとのことだった。 このことから「歩兵に本領」という軍歌の歌い出しが、「万朶の桜か、襟の色・・・」となったらしい。

 この「歩兵の本領」という軍歌のメロディはおもしろく、「メーデーのうた」もそうだし、寮歌の「アムール川の流血」という歌詞もあるのだ。そこで調べてみると歌詞が一番古いのは、寮歌の「アムール川の流血」で明治34年作詞となっている。次が軍歌の「歩兵の本領」で明治44年の作詞である。

 一番新しいのが労働団体が歌った「メーデーのうた」であるが、これも大正9年の第1回メーデーから歌われたそうである。この寮歌が作られた明治34年は西暦で言うと1901年で、ちょうど20世紀が始まった年である。しかも日清戦争が終わり、日露戦争が始まる少し前の時期になっている。

 そんなこともあるのだろうか寮歌「アムール川の流血」の歌詞に中には、朝鮮半島や中国のことを考えてか、「・・・・、二十世紀の東洋は 怪雲 (かいうん) 空にはびこりつ」というところが出てくる。日露戦争の開戦が明治37年だから、時節柄を歌った寮歌の歌詞となっている。

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最終更新日  2007年04月03日 20時58分37秒
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