仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2009年03月10日
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 3月も半ばになると我々建設業の業界では、そろそろ今までやってきた公共工事の清算時期が近づき、検査を受けなくてはならない。昨日はその前の「気合いれ」という名目で作業員さんらと飲んだのだが、酔っ払ってうちに帰ってきたら、WBCのアジアラウンド韓国戦で、ちょうど侍ジャパンが負けた瞬間だった。(私の予想ではスコアの1:0というのは意外だったが、負けるとは思っていた…)そんなことより「年度末は無駄な工事が増える」今年もこの言葉が踊り出す時期がやって参たのだが、工事を施工している本人にはそんな自覚はないのだ。

 私自身も「年度末は無駄な工事が増える」と、この言葉を言っておけば、税金の無駄遣いを指摘しているような気分になれる魔法の合い言葉みたいなモノであると思っているのだが、もっとひどい言葉になると「予算消化を目的に道路を掘っては埋めるだけを目的とした工事が増える」というのもあるのだ。「工事が増える」と発言する以上は、無駄な工事が頻繁に行われていると解釈することが出来るのだが、具体的に何処の路線で行われているどんな無駄を指しているのか、今までこの事について正しく、的確に説明できた人やマスコミを、私は見たことも聞いたこともないのだ。(つまり、根拠のない言葉なのだ…)

 「道路工事」と一言に言っても、それが電気工事だったり上下水道工事やガス工事だったりするし、我々が行っている道路構造に関する故事だったりと目的が違う工事が多いのだ。工事の目的が異なれば工事を発注する立場や施工業者も違うワケで、しかも電気・電話などは原則として行政が介入出来ない民間企業なのだから、これらの工事に対して国などの行政に文句を言うのは、さすがに可哀想な話になってしまう。もちろん施工業者として、住民や利用者からに最初に「年度末は無駄な工事が増える」といわれるのは、工事を担当している我々なのだ。

 ただ行政が何もしていないワケではなく、年度末などは渋滞等の発生要因になるので工事を避けるような「お願い」と、道路構造を変えるような改良工事がある際は事前に予告して、工事はなるべく一緒のタイミングでやろうとする努力は行われているのだ。車で走り抜ける人には何をしているかよく見えないから、「掘っては埋めている」と表現する人が多いと思うのだが、私が渋滞の時に止まってよく見てみると、歩道の段差を緩和させるバリアフリー工事や、光ファイバーを埋設する工事が行われていることも多いのだ。

 しかも、一度整備の終わった道路がまた同じように繰り返されると住民や利用者は思っているだろうが、一度手をつけた道路は最低でも1年間は、工事をしてはならないということになっているのだ。(このため個人住宅への水道工事や下水工事が出来なくて、トラブルになった例もけっこう多いのだ。工事の施工時期なのだが、この点のについては改善する所はあるだろう。参考までにお役所の工事ならば、年末年始やゴールデンウィークなどは、「片側通行などの交通制限を行うな!」というお達しは出ており、我々もそれを守ってしているのだ。





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最終更新日  2009年03月10日 04時48分01秒
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