仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2009年04月10日
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昭和天皇崩御に伴なって平成元年1月9日に55歳で即位された天皇陛下は、今年で即位20周年を迎えられた。そのうえ4月10日には両陛下のご結婚50年を迎えられるのだ。そこで天皇・皇后両陛下が、ご結婚から50年の金婚式を迎えられることを祝福しようと、東京都港区の東京タワーが、金と緑の2色でライトアップされたそうだ。東京タワー運営会社の担当者は「末永くお幸せに、という気持ちを込めました」と話しているが、その気持ちは多くの国民が思っていることだろう。即位20周年とご成婚50周年をを記念して、国内外で活躍する音楽家が集まって4月28日には、クラシック音楽にご造詣の深い両陛下をお祝いするコンサートを、無料で開催することになっているそうだ。

 ところが先週だったかTVを見ていると、天皇陛下は昨年末より体調が優れず、その原因が精神的や肉体的なストレスが、一番考えられるといわれているそうだ。そのTVに出ていた人は「陛下は決して『疲れた』という言葉を口にされない」と言っていたが、じっさい天皇陛下は胃がただれるほどのストレスに、いままで耐えられていたことになる。ストレスの原因をめぐってはさまざまな憶測を呼んでいるが、その原因の一つに皇位継承問題があるとのことだった。たしかに皇位継承権を持つ男子の皇族は7人しかいらしゃらないし、未成年というと秋篠宮ご夫妻の長男である2歳の悠仁親王さましかいらっしゃらないのだ。

 安定的な皇位継承(「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する」を当然厳守することを前提にだが…)は、現代の皇室の最重要課題であるのだが、それと言うのも小泉元首相の時には、直系男子がいなかったこともあって、女性天皇・女系天皇を認めようという意見も強かったのだ。ところが悠仁親王さまのご誕生を受けて、女性・女系天皇をめぐる拙速な議論は沈静化し、同時に皇位継承問題に関する議論も沈静化してしまったのが現状なのだ。その間に皇室は皇太子妃雅子さまを要する外務省が、ずいぶん幅を利かせるようになっているそうで、天皇家が勉学される学習院の総長も、外務省OBになったそうだ。

 このような事柄を挙げながら、その時TVに出ていた有識者は、「皇統の危機は去っていない。今こそ議論しなければ、本当の危機を迎えてしまう。ただ、まず女系天皇ありきでなく、男系男子という連綿と受け継がれた原則をいかに貫徹するかという観点から議論すべきだ」と指摘していた。私もまったくそのとおりだと思っている。麻生太郎首相は、実妹が寛仁親王妃信子さまという皇室と極めて近しい関係にあるのだから、実体経済の悪化という緊急課題への対応も大切だろうが、天皇・皇后両陛下のご即位20年と、ご成婚50年という節目の今年こそ、皇位継承問題を改めて考え直すチャンスだと考えて、多くの国民へなにかメッセージでも発信してもらいたいものだ。





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最終更新日  2009年04月10日 02時13分56秒
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