仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

PR

プロフィール

HbA1c 6

HbA1c 6

フリーページ

2009年06月01日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
 昨日は天気も良かったので少し街でも歩こうと、松山市の「俳句の里めぐり」ということで、江戸・明治・昭和3つの時代の俳人ゆかりの三軒の庵を廻ってみたのだが、これが松山で今、注目の観光スポットになりそうなのだ。今年の1月に地元放送局も紹介しているのだが、江戸時代、伊予を代表する俳人、栗田樗堂によって建てられた「庚申庵」。俳諧を楽しむために作られた庵なのだ。「愚陀佛庵」は漱石の自分の俳号「愚陀佛」から名付けたという、明治時代に夏目漱石が正岡子規と句会を楽しんだ場所なのだ。「一草庵」は自由律俳人である種田山頭火の終焉の場所で、山頭火自身が「私は草の葉の一葉で足りる」と書いて、「一草庵」としたそうだ。松山市は「一草庵」のほかにも、正岡子規が夏目漱石と親交を深めた「愚陀仏庵」と近世の松山第一の俳人である栗田樗堂の「庚申庵」を連携させて、松山市ゆかりの俳人ルートとして、「三庵めぐり」を新たな観光ルートにしたい考えなのだ。

 実は私も3年位前に私の参加しているウォーキンググループで、松山市の観光地を歩くルートを考えたときに、JRと協賛しての「駅からウォーク」のひとつと考えて、この「三庵めぐり」コースを実際に歩いたことがあるのだ。この時は集合場所を「JR松山駅」と考えたため、「庚申庵」が開園する時間に合わせてルートを作り、どうしても何処かで昼食を取る必要が生じたのだった。そんな関係もあって「歩こう会」の会合において、私のこの企画はボツにされたのだった。(それからでも何回か私自身は、この三庵には訪ねているのだが…)今回は「歩いてみよう、三庵めぐりのまち探検」ということで、コースは「庚申庵史跡庭園~札の辻~愚陀仏庵跡~愚陀仏庵~子規・漱石ゆかりの句碑~一草庵の散策」の約5Kmを設定して歩いたのだ。途中では大学の先生や地元のガイドさん等が、案内しておりためになる話を聞かせてもらった。

 話を聞いてみると松山市では、この「三庵めぐり」を大々的にアピールするみたいで、議会でも理事者が「来年は、山頭火没後70年という節目にあたることから、『全国山頭火フォーラム』の誘致をすすめるとともに、山頭火ゆかりの品々を集めた展示会やイベント等が民間レベルで企画しており、その具現化に向け支援していく予定である。また、庚申庵・愚陀仏庵・一草庵を訪ねる『三庵めぐり』を、松山散策ルートのひとつとして全国に発信していきたい」と答弁しているのだ。これは民間レベルの旅行会社も協力しているそうで、県外高校生の修学旅行のメニューにも、この「三庵めぐり」を入っているそうだ。(私も今の高校の修学旅行は、現地で小グループに分かれてOPツアーを行うのが、主流になっていることを初めて知ったのだ…)しかも、別の地元放送局もこの「三庵めぐり」は昨年の10月にTVで放映しているそうで、(私は少しも知らなかったので、当然見ていないのだが…)けっこうポピュラーな企画になっているみたいなのだ。

 そんなところで、昨日は天気も良かったし、「一草庵」ではお茶とクッキーの接待も受けたので、楽しいウォーキングになったのだ。歩くということはお金もあまり要らないし、(昨日の「三庵まぐり」もペットボトルのお茶代と帰りの電車賃だけで、新しい知識を仕入れられたし半日以上遊ぶことが出来たのだ…)健康にも良さそうだからドンドン参加して行こうと思っているのだ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009年06月01日 01時14分28秒
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

砥部焼祭り@ Re:減税派の方が少数だといわれているが・・・(04/17) 砥部焼祭りについては、 0896240183 をど…
スマホ@ Re:ディールの好きな大統領といっても・・・(03/31) スマホの知りたいことは、0896244450 か…
aki@ この様な書き込み大変失礼致します 日本も当事国となる台湾有事を前に国民の…
aki@ Re:速歩をはじめよう・・・(03/17) この様な書込大変失礼致します。日本も当…
aki@ Re:能登半島地震で行われていること・・・(01/16) この様な書込大変失礼致します。日本も当…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: