仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2009年09月27日
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 昨日の土曜日から愛媛県県民文化会館をメイン会場として、「第18回全国ボランティアフェスティバルえひめ」が開催されているのだが、私の参加費の3千円を支払って全国のボランティアの仲間と、この大会の参加しているのだ。全国ボランティアフェスティバルは、全国的なボランティアメンバーの交流とともに、多くの関係者等が一緒になって企画・運営に汗を流しており、私が所属しているNPOも運営に参加しており、出展ブースで活動案内等を行っているのだ。この全国ボランティアフェスティバルも昨年度の新潟大会から、大会規模が縮小されるなど運営方針が様変わりしてきているそうで、
愛媛大会も新潟大会と同様に1都市開催ということで、県都・松山市で開催となっているのだ。

 今年も参加者の高齢化が問題となっているのだが、高齢化については、若い人たちが組織を嫌い活動に参加しないという面があるとは思うのだが、それ以上に大きな問題として松山市は別として、過疎地ではそもそも若い人がいないといったこともあるみたいだ。ところが今日全大会の会場に入ってみて驚いたのは、若い人が思ったより多いということだった。今年の全大会のメインテーマが「孤独を防ぐ、民力によるセーフティーネットづくり」という重いテーマだったのだが、ホームレスや罪を犯した障がい者などの問題は、現代社会のさまざまな問題が重複して出現した解決しようにも簡単には解決できない困難な問題で、若い人にも興味があったのかと言うことだろう。現代社会においては、貧困の問題が本当に他人事ではないということを、誰もがジワジワと気付き始めているからだろう。

 この全体大会のメインテーマに合わせたシンポジウムが行われたのだが、そのシンポジウムのパネリストに元民主党衆議院議員の山本譲司氏が参加していたのだ。「塀の中の懲りない面々」の著者である安部譲二氏によれば、「刑務所に入って、真人間になって出て来た奴は、江夏豊と山本譲司と、この俺の三人しかいない」そうだが、刑務所で服役したことがある現役作家は、確かに安部譲二氏と山本譲司氏しくらいしか私は知らないのだ。山本譲司氏は10年位前に逮捕されるまでは、民主党の若手ホープとして菅直人大臣の秘書を務め、都議会議員から衆議院議員となっていたそうだ。(今年の総選挙の結果では議員のままでいたら 、大臣は無理でも政務官か副大臣ぐらいにはなっていただろう…)

 彼の話は昨年の10月にも松山市で聞いてはいるのだが、現職の国会議員でありながら秘書給与を個人的に流用しているという理由で、詐欺罪で東京地検に逮捕され、地裁では執行猶予の付かない懲役1年6ヶ月の実刑の判決だったそうだ。ここで「たった一度の人生、刑務所生活を味わってみるのも悪くない」と控訴を勧める弁護士に山本氏は控訴せず服役を選択したそうだ。執行猶予を求めず服役を選んだ山本氏の行為は、それだけ罪を認め罰せられるべきだと考えていたからに他ならないのだが、責任逃れに終始し地位に恋々とする政治家が多い中では賞賛すべきであると私は思っているのだ。「刑務所に入っても矯正は難しい」と言われているが、彼の話を聞くと受刑者を、刑務所から福祉施設に移すべきなのがよくわかるのだ。(この話は何度聞いてもためになると思うのだ…)





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最終更新日  2009年09月27日 01時04分53秒
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