仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2010年09月29日
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 米国のホンダによる「歌う舗道」が住民から苦情殺到で再舗装したそうで、ホンダのアメリカ法人がカリフォルニア州ランカスターに「音楽の聞こえる道路」(日本でもいわゆる「メロディー・ロード」とよばれて、全国で何か所か造られており、私の住んでいる愛媛県でも第1号が計画されているようなのだが…)を舗装したところ、住民からの苦情が相次ぎ僅か半月で元の舗装に戻したとのことなのだ。米国ホンダによるとこの「音楽の聞こえる道路」は、時速約90キロで走る新モデルの『シビック』で演奏した時が、もっとも音楽がきれいに聞こえたというものだったそうなのだが、音楽を奏でる「メロディー・ロード」の建設は、米国ではこれが初めてだったのだ。

 私も土木の技術屋で道路のことは専門家なのだが、この「メロディー・ロード」は北海道の篠田産業が北海道立工業試験場と共同開発し、特許出願中の技術なのだ。アスファルト舗装道路路面上に一定の溝間隔で切れ目を施工することによって、走行音がメロディーとして感じられるのだ。よくよく考えれば道路に細かい溝を掘ってわざと音が出るようにしているのですから、騒音になるのは当然ですね。何と約800m離れた民家にまで聞こえたと言う話です。日本で問題にならないのは人里離れた山中にしか作っていないからでしょうか米国ホンダが「音楽の聞こえる道路」の建設を、ランカスター市に選んだ理由は、この地の開放感と住民コミュニティーだったというのだが、実際には多くのランカスター市民がこの計画に反対したそうなのだ。

 幹線道路沿いにある住宅は、絶えず走行する車の音に取り囲まれているのだ。自動車騒音というのはエンジン音だけでなく、タイヤと路面による摩擦音も騒音の大きな要素で、「シャー」と走る音もあれば「ザー」と太い音もあるのだ。このタイヤと路面による摩擦音が大きいと言うことは、摩擦によって無駄なエネルギーを消費しているということで、ラジアルタイヤほど音の大きいことが解っている。タイヤと路面による摩擦音による騒音などは、住民にとってうるさいだけなのだ。米国ホンダの関係者は、「音楽の聞こえる道路」から800メートル以上離れたところに住んでいるのに音が聞こえた住民を含め、苦情を申し立てた住民全員に謝罪したそうなのだが、風力発電の騒音も含めてもっと騒音に対して配慮が必要ではないだろうか。

 この地域は夜になるとシーンとして、テレビや音楽などを聴くときは、夜もできるだけ音を絞るくらい静かだったそうなのだ。ところが風力発電が始まってからは騒音問題がクローズアップせれるようになり、住民自身も「防音サッシで窓を閉め切ってエアコンが必要になる騒音っていったら、空港や基地周辺でしか聞かない話だと思っていました」という事態になってしまっているのだ。風力発電というものがいかに資金の無駄使いで、環境に優しく無くてエコ詐欺で騙すために有るものであるように、今計画している「メロディー・ロード」も、「町はずれだから大丈夫だと思っている」そうなのだが、タイヤと路面の摩擦によって無駄なエネルギーを消費しており、反エコ道路として非難を浴びるようになるかもしれないのだ。






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最終更新日  2010年09月29日 00時10分22秒
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