あれだけ悲惨な事故が報じられているというのにまだ飲酒運転をする奴がいるみたいで、飲酒運転は一種の確信犯なのだから一発で実刑でもいという意見もあるくらいなのだ。そこで全国の警察は先週の週末の夜から早朝にかけ飲酒運転の一斉取り締まりを行ったというのだ。警察庁によると繁華街や幹線道路など約2800カ所で277件を摘発し16人を逮捕したと発表したのだが、私は2800か所の取り締まりで277件なら案外少ないなと感じたのだ。飲酒運転では昨年より摘発は3件減ったが逮捕者は1人増えたそうで、他の違反では今月から罰則が強化されたばかりの無免許運転で79件を摘発し4人を逮捕したそうなのだが、こちらの方も昨年より23件と2人減ったそうなのだ。
最も多かったのは速度超過の1799件だったのだが389件も減少していたそうで、摘発総数は1669件減の5588件だったそうなのだ。それでも酒運転は夜間取締りの場合はいかなる場合でも明らかで、うっかりとかはあり得ない最低最悪の犯罪だと私は思っているのだ。ある意味では思い余ってやってしまった殺人や、お金に困り果てた泥棒以上に悪質だと指摘する人もいるくらいなのだ。平日の22時にお酒を飲みに行った場合。飲む量が極端に少ないなら別なのだが一般的な人の一般的な飲酒量だと仮定すると、翌朝7時にお酒が抜けたと思い込んで普通に自動車通勤すると酒気帯びになる人が大半で、代謝が遅い人ならなんと飲酒運転になるケースもあるとされているのだ。
日本では飲酒運転に対してこうも寛大なのか不思議でならないのだが、飲酒運転と言うのは完全な確信犯であり過失は在り得ないのだ。それでも前日に酒を飲んでも一晩寝て起きてみて酔っている自覚が無ければ、まさか自分が飲酒運転や酒気帯び運転をしているなんて思わない人が多いそうなのだ。それでも呼気を調べれば間違いなく摘発レベルだそうで、9時間経ってもお酒は抜けてないというわけなのだ。航空機のパイロットの飲酒制限なんかを見てみれば、こういう事実に基づいて作られたルールなのだと分かるというのだ。電車や徒歩で通勤している人は別として自動車やバイク、自転車で通勤している人は、休前日以外はお酒を飲まない方が良いということのようなのだ。
マスメディアでもこう言った話題をこそしっかりと報道すべきで、特に郊外にあるキャバクラや居酒屋で駐車場に多くの車が止まっているところ等では、出口で張り付いてでも飲酒運転の一斉取り締まりをやってほしいくらいなのだ。繁華街でやるより郊外の国道や幹線道路でやったほうが成果的だと思うのだが、車でしか移動するのが困難な地域の忘年会は極力自粛させるのも飲酒運転撲滅の対策になるかもしれないのだ。飲酒運転について田舎はもっと啓発しないと駄目なのだが、これは田舎の住民の意識が低いということなのだが、交通網が整備されてないからしょうがないだろうという開き直った考えが開き直った考えが、田舎の地方公共団体や警察の意識の低さでもあると思われているのだ。
交通網が整備されてないからしょうがないだろうという考えを完全に捨てる必要があるのだ。それに冬のシーズン中は地元の車以外が上り坂で立ち往生したり、凍結路で滑って事故を起こしたりしているところを頻繁に見かけることもあるのだ。車が立ち往生してしまってからあわててノーマルタイヤにチェーンを巻こうと悪戦苦闘しているケースも少なくなく、地元民からすれば「ノーマルなんて常識はずれ」だが年に数回訪れるだけだとついつい油断をしてしまうのだ。積雪道路や凍結道路でスノータイヤを装着しないで走行すると、スリップして対向車線にはみ出て対向車に衝突する等雪道をノーマルタイヤで走ることが危険なのは言うまでもないが、これは道路交通法違反になるというのだ。
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