新型コロナウイルスの国内の感染者は新たに全国で新たに 112 人が確認され、緊急事態宣言が解除された 5 月 25 日以降で最多となったという。東京では新たに 60 人の感染が確認され緊急事態宣言解除後の最多を更新したが、 31 人がホストクラブやキャバクラといった接待を伴う飲食店の従業員や接待を伴う飲食店従業員ら「夜の街」関連で、ここ 1 週間で確認された感染者のうち夜の街関連は全体の 42% となり、この 7 割が新宿区に集中しているという。東京都と新宿区は感染者が出たホストクラブ 8 店で集団検査をしており、今後も店の了解を得て進めたい考えだという。東京都の担当者は「ある程度限定されたエリアでの感染が多いと思われ、市中感染は広がっている状況ではない」と説明している。
感染に対してもまだ警戒が続く状況で確認された感染者は確認された感染者 60 人は、 20 代が 33 人と最も多く、 30 代が 12 人で 40 代が 7 人など 20 代と 30 代が 40 人で 7 割を超えているそうなのだ。緊急事態宣言解除後、全国の感染者は約 1400 人でそのうち半数を超える 54 %が都内での感染者となっているそうなのだ。東京都の小池百合子知事は定例記者会見で同日新たに陽性が確認された新型コロナウイルス感染者が増加していることに関して、「ここ数日は高い数字が続いているが、 20 代・ 30 代が大半を占めていて夜の街関連も多いという傾向に変わりはない」としているが、一方で医療の専門家を含む有識者からは「第 2 波というふうには考えられない」と助言を受けたことも明かしたという。
小池知事はこの数字について「夜の街」関係者が集団検査を受けている結果だと説明し、「積極的に受けようという動きになっていることは、むしろ実態が明確になってよろしいのではないか。むしろ市中でそのままあちこち活動されるというよりは、本人も安心でしょうし、お店もそうでしょうし、社会全体にとっても必要かと思っている」と述べたという。気掛かりなのは東京アラート解除後に新規感染者が倍増していることで、解除前の 2 週間が 252 人だったのに対し解除後の 2 週間は 500 人と倍に増えていることだという。北海道小樽市では昼間にカラオケができる飲食店 3 店舗の利用者 14 人が感染しクラスターが発生したと認定した。埼玉県の 8 人のうち 3 人はさいたま市大宮区のキャバクラ店の従業員でクラスターとみて調査しているという。
徳島県は県内に住む接客業の20代女性が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表しているが、徳島県によると20代女性は発熱や咳・のどの痛みの症状が出て味覚・嗅覚障害の症状があり、帰国者・接触者相談センターに相談し検査で感染が確認されたという。徳島県は対策本部会議を開き女性が接客業に携わっていることなどから、濃厚接触者が広範囲に及ぶ可能性があるとして濃厚接触者の特定などを急ぐとしているという。感染した女性は大阪に滞在していてホストクラブを訪れており、徳島県は大阪で感染した可能性が高いとみているが接客の仕事をしていたということで徳島県は濃厚接触者などを調査しているが、最近四国内での感染者が出ていなかったが徳島県内で確認された感染者は6人となったという。
西村経済再生担当相は記者会見で感染者が出ている地域は首都圏に集中しており「全国的な広がりは見られない」との見方も示しているが、厚生労働省は唾液を検体に使い新型コロナウイルス感染を短時間で調べられる「抗体検査」を公的医療保険の適用対象としたそうなのだ。臨床検査薬メーカーが開発した試薬を使い鼻の奥から採取する従来の方法より、医師らが感染するリスクの軽減につながるそうなのだ。費用は 1 回 6 千円で新型コロナの特例対応として公費でカバーし患者の自己負担はないという。感染が疑われる人から採取した検体に試薬を加え特定の機器で分析し、 30 分程度で結果が出るが、抗原検査を巡っては簡易キットが既に保険適用されているが鼻の奥から検体の採取が必要だとされている。
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