仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

PR

プロフィール

HbA1c 6

HbA1c 6

フリーページ

2023年09月15日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類




 ビールのプリン体は他のお酒に比べれば格段に高いそうなのだが、それは酒で比較すればという話で食品のプリン体の量に比べればそれほどではないそうで、350mlの缶ビールに含まれているプリン体はだいたい20mgくらいなのだが、健康に良いと言われる納豆は1パック50gの中に50mg以上のプリン体が含まれているそうなのだ。高尿酸血症の方に「納豆を食べてはいけない」とはいわないように、一日1パックなら全く問題ないですが実際には缶ビール二本分以上のプリン体が含まれているというのだ。またアジの干物を食べれば一匹70gくらいでこの中にプリン体は170mgくらいだという。つまり缶ビール8本分くらいなのだが、アジの干物を5匹分で食べられてもビールを40本も一度には飲めないということのようなのだ。

 つまりビールだけ目の敵にするのはおかしいそうで要はお酒がダメなのだという。アルコールが尿酸の生成を促進しさらに尿からの排泄を抑えてしまうので身体に尿酸が溜まってしまい、したがって痛風を恐れてビールを止めて焼酎を飲んだとしても、それによりかえってアルコール量の摂取が増えれば身体の中の尿酸が増えて、全く逆効果になってしまうという。お酒の好きな人はビールを飲むとか飲まないにかかわらず、血液検査では肝臓の機能の数値だけでなく、酸値も気にするようにすることが必要で、腎臓を守るためにも大切なのとだという。ただし「プリン体ゼロの発泡酒は尿酸値に影響を及ぼさない」というデータがあるそうなので、ビールが大好きで尿酸値が高めの人はプリン体フリーの発泡酒への切り替えも考慮すべきだという。

 お酒を適量飲む人はまったく飲まない人よりも寿命が長く疾患罹患率が低いという研究結果もあり、純アルコール量が1日10gまでならリスクの上昇があるものの許容範囲であるともいわれていることもあって、医師によると「医学的な観点からは、飲まずにすむのであれば飲まないほうがいいけれど、ストレス解消などに飲むのであれば、飲む量に気をつけてください、ということになりますね」と語っている。またアルコールの分解・代謝はおもに肝臓で行われていることは周知の事実なのだが、その分解・代謝能力はどこまで維持することができるのだろうかということでは、医師は「アルコール分解・代謝のキャパシティは性別と体格に関係します。まず、女性は男性よりも許容量が少ないのですが、それは肝臓の大きさからです」という。

 飲酒による健康リスクにはどのようなものがあるのかということでは、女性特有の疾患については愛知県がんセンターがまとめたデータがあって、日本人の女性約16万人を対象にした大規模な研究での結果なのだが、 それによると乳がんの発症率は閉経前では「まったく飲酒しない人」に比べて「週5日以上の飲酒をしている人」で1.37倍だし、「1日の飲酒量が純エタノール量換算23グラム以上の人」では1.74倍上昇するという結果になっているという。ただし閉経後では有意な差はなかったそうなのだ。日本人の中年男女約3万人を10年間追跡して「肥満度別飲酒習慣と糖尿病の発症との関連」を調べた結果では、「痩せぎみの人ほど、飲酒量が増えると糖尿病を発症しやすくなる」というそうなのだ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023年09月15日 02時00分05秒
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

砥部焼祭り@ Re:減税派の方が少数だといわれているが・・・(04/17) 砥部焼祭りについては、 0896240183 をど…
スマホ@ Re:ディールの好きな大統領といっても・・・(03/31) スマホの知りたいことは、0896244450 か…
aki@ この様な書き込み大変失礼致します 日本も当事国となる台湾有事を前に国民の…
aki@ Re:速歩をはじめよう・・・(03/17) この様な書込大変失礼致します。日本も当…
aki@ Re:能登半島地震で行われていること・・・(01/16) この様な書込大変失礼致します。日本も当…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: