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2015年02月25日
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2015シーズン、ホンダはエンジン供給でF1に復活。

 破竹の快進撃を続けた黄金の第2期を思い返す人々は多い。

 公式テストの様子を伝え聞いても、勝てそうな気配はない。

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ホンダとのタッグで「成功は間違いない」
マクラーレンRon Dennis氏
 2015年2月10日 日経テクノロジー online

 F1世界選手権にホンダとタッグを組んで参加するMcLaren Technology GroupでChairman and CEO(最高経営責任者)のRon Dennis氏は2015年2月10日、記者会見の場で「ホンダとの成功は間違いない。近い将来、ワールドチャンピオンシップを獲る」と意気込みを語った。ただし「競合は1年先にいる。時間が必要だ」とも語り、現時点では競合チームに遅れている認識も併せて示した。

 …(略)…





 ロン・デニス氏の発言のポイントは、「競合は1年先にいる。時間が必要だ」。

 「成功」といえる結果をみるには時間がかかりそうだ。




 F1参戦第2期、エンジン開発で年間100億円かかっている、などという数字も出ていた。

 当時、国内の開発部隊だけで100人以上おり、エンジン開発にはそれ以上かかっているという外野の声がたくさんあった。

 ホンダのブランド価値向上のためとして、無駄とは思わない。

 環境技術の醸成や人材育成の場としては、制約が増えすぎた現在のF1の授業料が、高過ぎるように見受けられる。

 勝てなければブランド価値の向上にもつながらない。


F1は「環境技術の追求と人材育成の場」、ホンダ伊東社長
2015年2月10日 日経テクノロジー online

 …(略)…

 F1の競技車両にはエネルギー回生システム(ERS)を搭載し、2014年には運動エネルギーの回生機構(ERS-K)に加えて、熱エネルギーの回生機構(ERS-H)が使えるようになった。加えて、同年から“ダウンサイジング”した排気量1.6LのV型6気筒の直噴シングルターボエンジンに統一している。伊東社長は、「こうした技術規則が再び参入するに当たっての動機になった」ことを明かした。さらに伊東氏は技術の向上に加えて、「人材育成」の重要性も強調。「F1という極限の中で培われるプロフェッショナルな人材の育成」につながることを期待した。

 …(略)…



チョロQ ホンダ RA301 No5 1968


 通算2回優勝したホンダ第1期F1参戦の「走る実験室」という言葉は負け惜しみにしか聞えない。

 「実験」を体現した感が強い自然通気の空冷F1、RA302はマグネシウムを多用したシャシーも災いしてか、クラッシュし炎上。






 昔々の弱小メーカー、ホンダは負け惜しみも可愛い。




 世界に冠たる多国籍企業となった今日。

 結果の如何に関わらず、F1にトライする価値は大きいが、結果が好ましくないとき、負け惜しみ、捨て台詞では済まない。


 優勝できるような人材が育成できたとしても、桜井氏や後藤氏のように、大企業であるホンダを離脱する人材となることは大いに考えられる。





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最終更新日  2018年10月09日 19時53分36秒
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