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さて今日の日記は1月末に京都で行われた「第34回眼科手術学会」の番外編です。。。
学会も終了し、私は地元の愛媛県に帰るために大阪伊丹空港に到着しました。着いたのは夜の6時半くらいだったでしょうか? 先ほど京都の錦市場であれほど買い食いしたのにもうお腹が空いています。 このようにすぐにお腹が空いて燃費が悪いのが私の最大の弱点なんですね。
私は伊丹空港では、いつも「551蓬莱」という肉まんで有名な中華料理屋さんでご飯を食べます。この日ももちろんそこで食べました。
↑ この海鮮やきそばが私のお気に入りです。
↑ もちろん看板商品の肉まんも食べます。ふんわりしてとっても美味しいんですね。
店内は夕食時ということもあり非常に混んでいます。お客さんは入れ替わり立ち替わり次々とやってきて完全に満席です。
ふと気付くと、空いた隣の席に「予約席」という札が立てられました。私が「へー、ここって予約ができるんだ」と思いながら肉まんを頬張っていると、男性3人、女性1人の4人組が入ってきました。かなりきらびやかな服装の集団です。
その中のリーダー格の男性はお笑い芸人のサンドイッチマンの突っ込み担当の伊達みきおさんを色黒にしたような威圧感のある方でした。4人の内の1人はウーロン茶ということで、店員さんを大声で呼ぶと、
「ビール3つ、超クイックリーで!」
と注文します。
私は、
「クイックリー、副詞か。なかなか斬新な日本語の使い方だな。」
と思いながら、淡々とご飯を食べていました。
その後サンドイッチマンさんのグループは色々と料理を注文し、ガンガン飲み食べています。すると、サンドイッチマンさんが店員さんを呼び、
「あと3人来るからさー、この横もうすぐ帰るから、そしたらテーブルくっつけてよ。」
と大声で要求します。
「この横」というのは、私がまさに座っている席のことなので、(ま、確かに食事は終わりかけてはいたのですが、) さすがに驚いてサンドイッチマンさんのグループの方に思わず目線を向けてみると、女性の方は、
なんと、テレビタレントの小倉優子さんでした。
お店に入ってきたときにもチラッとは見たのですが、その時は大きなマスクをされていたので気付かなかったんですね。
私は、
「そうか、芸能界というのはこれくらいは押しが強くないと生き抜けないんだな。凄い世界なんだろな。」
と思いながら席を立ちました。
すると、サンドイッチマンさんが、
「なんだか急がせたみたいで悪いね。」
と優しく声を掛けてくれます。私は思わず苦笑して
「いや、私はもう食べ終わったので。ごゆっくりどうぞ。」
とお店を後にしました。
私が所属する眼科の世界も、競争も進歩も激しい気を抜くとすぐに全国水準の医療から置いていかれる厳しい世界なのですが、
「芸能界にもまたきっと違った厳しさがあるんだろうな。私も気合を入れてこれからも毎日頑張らなくてはいけないな。それにしても小倉優子さん、綺麗な人だったな。」
と感じながら伊丹空港を後にしました。こうして私の眼科手術学会は印象深く終わったのでした。(眼科手術学会体験記 終わり)
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