わたしのブログ

2013.04.08
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カテゴリ: 競馬
・桜花賞(結果)
本命 クロフネサプライズ(1番人気)-4着
相手 アユサン(7番人気)-1着 ウインプリメーラ(9番人気)-11着

JRAテレビCM「THE LEGEND」で紹介されたテスコガビーと同じ7番馬が勝つとは…。
スタート直後、内から前をうかがうサマリーズを見ながら外からじわっと出て行く武(豊)騎手のクロフネサプライズ。最初の1Fは 12秒4 とそれ程速くなかったためか、ポジションを上げて2F過ぎで2番手に上がりましたがこの2F目が 11秒0 とかなり速くなっていました。このときに馬を行かせようとしたところハミを噛んでしまったのか、この後走りに力が入っていたように見え、3コーナー手前では馬が行きたがる素振りを見せていました。この3F目が 11秒4 とやはり速めのラップが刻まれテンの3Fは 34秒8、クロフネサプライズがサマリーズを交わして早々と先頭に立った4F目が 12秒1、次の5F目が 12秒0 で1,000m通過は 58秒9、関東馬ラップとなりました…どういうことかと申しますと…過去20年のうち、阪神・良馬場で開催された桜花賞は18回、1,000m通過タイムは 57秒7~59秒8 と 2秒1 のバリエーションがありますが、どういうわけか関東馬が勝った3回に限れば 58秒8~59秒0 とわずか 0秒2 の間に限定されています。逆に1,000m通過がこの間に入った桜花賞を勝った関西馬はプリモディーネ1頭のみで、1,000m通過が 58秒8~59秒0 に入れば関東馬が勝てるペース…ということで関東馬ラップ。予想の役には立ちませんし、単なる偶然とは思いますが…レースの上がり3Fは 36秒1 で勝ち時計は1分35秒0、阪神・良馬場では1999年のプリモディーネ(1分35秒5)以来の遅い走破タイムとなりました。
このレースを制したのは道中中団やや後ろ10番手前後を進んだ7番人気のアユサン。前日福島で落馬負傷した丸山騎手から乗り替わったC.デムーロ(弟)騎手の手綱で外回りコースの直線に入ってもしばらくは我慢して内回りコースの直線入口付近から追い出しを開始し、ゴールまで1F強のところでクロフネサプライズを交わして先頭に立つと、残り150mくらいのところで後方から追い込んできたM.デムーロ(兄)騎手のレッドオーヴァルに一旦交わされたものの、残り100mで差し返してそのままクビ差をつけて決勝線に到達、新馬戦以来の2勝目をクラシック1冠目で挙げました。これがC.デムーロ騎手にとっては日本初のG1タイトル、もしかすると日本に限らず初のG1タイトルとなったのかもしれません(詳細後述)。私はもともとアユサンの体型(胴長)を見て距離が長くなったほうが良い馬と思っていたので、激しいレースになりスタミナを求められる展開となったことが幸いしたのかもしれず、2冠馬となる可能性も少なからずあると考えています。
惜しかったのはレッドオーヴァル、道中後方4番手からアユサンと同様、内回りの直線入口付近で馬群の外に出して追い出すと上がり3F最速タイの35秒1の脚を繰り出したものの、最後は差し返されての2着。「レッド」と言えば4年前レッドディザイアがブエナビスタに半馬身及ばすに2着に敗れましたが、今回はクビ差…。こちらは思ったほど体重が減っていなかったので、桜花賞前に思ったよりも次走好走の可能性はあると思います。
クロフネサプライズは既述の通り、道中力んでしまったため最後の粘りを欠く結果となってしまったと思われます。外枠スタートで前が他馬を前に置けず落ち着きがなくなってしまったのか…武(豊)騎手は競馬界に君臨していた時代にも逃げがうまかったという記憶はなく、行く気に猛る馬を抑えるような騎乗はしていなかったので、今回のクロフネサプライズのような馬で結果を出すことは難しかったのかもしれません。デビュー戦が4枠5番、初勝利を挙げた2戦目の未勝利戦が1枠1番、その後前走まで4戦連続して7番枠(3戦前の1勝クラス特別だけ7枠、他は4枠)と外枠の経験がななかったことも今回新たな環境を克服しきれなかった要因かもしれません。クロフネ産駒なので、次は優駿牝馬ではなくNHK MCを目指すものと思われますが、やはり枠順が結果に影響するのではないでしょうか。レースが終わってからこんな講釈を垂れても何にもなりませんが…。
予想とは関係ありませんが、テレビの勝利ジョッキーインタビューの通訳には驚きました。「一旦レッドオーヴァルが前に出たけれども差し返してくれた」とC.デムーロ騎手が言っているのに通訳の方「4コーナーから…」なんて本人が言ってもいないことを言い出したりして…。

無念の乗り替りとなった丸山騎手の心境もどうかと思いますが、彼が騎乗していたら勝っていたかどうかはわかりません。阪神JFよりもチューリップ賞の方が道中の位置取りを前にしていたので可能性は少なからずあったと思いますが、仕掛けどころが勝負の分かれ目となったレースのようなので…実際にG1を勝つまではこのことを余計に気にかけたりはせずに、頑張っていって欲しいと思います。これまで辛抱強く丸山騎手に騎乗依頼を続けてきた手塚調教師や馬主さんは桜花賞で実際にこの馬の可能性を見せつけられてしまった後も引き続き丸山騎手に騎乗依頼を続けるか…いい馬に乗せないと騎手は育たず、外国人騎手にやられっぱなしになってしまうけれども、やっぱりG1はなかなか勝てるものではないので確実に勝てるよう手は打ちたい…どちらにとっても試練…だと思います。

[C.デムーロ騎手の戦績について]
JRA HPでは短期免許取得の都度各騎手の紹介が掲載されます。C.デムーロ騎手の場合、 今回のもの 昨年のもの を見る限り、2010年以降主要G1勝鞍がありません。
C.デムーロ騎手は2009年にイタリアで見習騎手免許を、翌2010年に騎手免許を取得、その年153勝でリーディング2位になると、翌2011年は222勝、さらに2012年は263勝でイタリア・リーディングを獲得していますので、G1を勝っているのでは…と思ったのですが、イタリアの 重賞競走(group race) は年間30レース(G1 7・G2 5・G3 18)と少ないこともあり、C.デムーロ騎手は昨年G3を4勝しただけのようです。実際、 Racing PostのHP上の記事 に「(勝利は)質より量」と表現されていますし、 同HPのC.デムーロ騎手の大レースでの成績 はすべて日本の重賞競走(昨晩すでに桜花賞が入っていて、'13 桜花賞・'13 スプリングS・'12 チューリップ賞・'12 京都牝馬Sの4レース)となっていることから、N.ピンナ騎手(一昨年の天皇賞(秋)がG1初勝利)と同様、日本でのG1初勝利が日本に限らず自身初のG1初勝利となったという可能性もあると思うのですが…N.ピンナ騎手のときのような「G1初勝利」という報道が見られず、今年初めにはアメリカにも遠征しているなど、騎乗国が多いようなので、確たるところはわかりません。おそらく、一般の報道にある通り、「日本G1は初勝利」で「日本以外ではすでにG1を勝ったことがある」というのが正解だと思いますが、一体どの国のG1を勝ったことがあるのか、いろいろと調べてみましたが、まだわかっていません…。ちなみに、イタリアのG1は2歳戦の1つを除いてすべて3歳以上で3歳馬限定の重賞競走は5つありますが、東京優駿に相当する Derby Italiano と優駿牝馬に相当する Oaks d'Italia はG2、皐月賞に相当するPremio Parioliと桜花賞に相当するPremio Regina Elena、それに6月に開催される牝馬限定のPremio Mario Incisa della Rocchetta というレースがG3となっていてG1レースはありません。なお、N.ピンナ騎手もまだ本国でのG1勝ちはないようです。
CristianDemuro-RacingPost.jpg

・WIN5(予想)
中山10R(汐留特別):コスモトゥルーラヴ(2番人気)-12着:ターフェル(5番人気) 9.9倍(13頭)

福島11R(福島民報杯):マイネルラクリマ(3番人気) 6.4倍(16頭)
中山11R(春雷S):ボストンエンペラー(12番人気)-9着:ポアゾンブラック(4番人気) 11.1倍(16頭)
阪神11R(桜花賞):クロフネサプライズ(1番人気)-4着:アユサン(7番人気) 18.0倍(18頭)
発売票数 8,297,120票 キャリーオーバー 0円 的中票数票 8票 払戻金 76,540,940円 (単勝転がし 13,545,480円)

・来週

朝日杯FS 1・2着馬(スプリングS 1着馬・弥生賞3着馬)と暮れのラジオNIKKEI杯2歳S勝ち馬、弥生賞勝ち馬が中心で、あとはすみれS勝ち馬・京成杯勝ち馬・弥生賞2着馬・若葉S勝ち馬を念のため残しておきます。
共同通信杯勝ち馬は若葉Sが負けすぎなので手を出せません。きさらぎ賞勝ち馬(スプリングS 2着馬)は兄・姉が揃って1,400mまでの馬でしたので、2,000mでは難しいと考えています。皐月賞と同距離・同コースのホープフルS勝ち馬は弥生賞で負けすぎ、アーリントンC勝ち馬はNHK MCが本線ではないでしょうか。うっかり突っ込んできそうなのは若葉S 2着馬ですが…無印が妥当だと思います。

本命候補 コディーノ ロゴタイプ
連下候補 エピファネイア
穴候補 カミノタサハラ
大穴候補 ナリタパイレーツ フェイムゲーム ミヤジタイガ レッドルーラー

[アンタレスS]
ダート界上半期の目標は帝王賞というのが相場ですが、ここがその前哨戦としてローテーションに合うのか、昨年のジャパンCDを勝ったニホンピロアワーズや同レース3着で地方交流重賞(佐賀記念・名古屋大賞典)を連勝中のホッコータルマエ、いつもハンデに泣かされるバーディバーディといった実績馬が登録しています。
キングスエンブレムには復調気配がありそうです。上り馬トミケンアンドールは条件戦ながら連勝の勢いを買います。フレイムオブピースもまだ消せません。ナイスミーチューは好調が持続するタイプだと思います。阪神ダート2戦2勝のハートビートソングにも可能性はあるでしょう。
ジョヴァンニは4連勝後1番人気に推されたマーチSで10着に惨敗しましたが、ハタノヴァンクールの例(昨年4連勝でジャパンDD優勝後、休み明けでみやこS 10着、ジャパンCD 8着と低迷も暮れの東京大賞典で2着と復活、今年初戦の川崎記念を優勝)もあるので、1戦だけで見限ることはできません。ただ、阪神ダートは初めてとなるので、大穴候補までとします。スタットジェルランは馬場悪化時だけ可能性があると考えています。
ソリタリーキングは阪神で良績がないので無印としてしまいます。ダイシンオレンジも京都でこそではないでしょうか。タガノロックオンは休み明けがよろしくないと思います。

本命候補 ニホンピロアワーズ ホッコータルマエ
連下候補 バーディバーディ
穴候補 キングスエンブレム トミケンアンドール ナイスミーチュー ハートビートソング フレイムオブピース
大穴候補 ジョヴァンニ スタットジェルラン





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最終更新日  2013.04.08 01:54:27
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