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Jun 26, 2006
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 ヒト胚をめぐっては、クローン技術は生命操作につながり、生命の萌芽(ほうが)で

支持基盤である宗教右派の主張に配慮してヒトクローン胚の全面禁止を主張し,ES細胞研究に
連邦資金の支出を厳しく制限している例もある。研究推進派との間の溝は埋まらない。

 そうした状況に加え、改正案の審議には、ヒトクローン胚由来のES細胞作製の論文を
ねつ造した韓国の黄禹錫(ファンウソク)ソウル大元教授の事件も大きな影を落とした。

 黄教授は2061個の卵子を入手したが、結局ES細胞を作製できず、ヒトクローン胚研究
そのものが非常に難しいことがわかった。その結果、作業部会は、英国や韓国で認めら

負担をかけるほど研究が進んでいないとして、当面容認しないと決めた。

 事件では、論文ねつ造以外にも、卵子提供者への金銭の支払いや研究グループ内の
女性から卵子提供を受けるなど倫理的な問題も明らかとなり、社会の大きな不信を招
いた。こうした点も作業部会で問題視された。

 厳しい規制の背景にはこんな事情があるが、京都大再生医科学研究所の中辻憲夫
所長は「これだけ厳しいと、わが国では誰もヒトクローン胚の研究に取り組まない
のではないか」と指摘する。

 難病の患者団体も反発している。日本脊髄損傷の患者団体「日本せきずい基金」の
大浜真理事長は「研究が進んでいないことは、ボランティアからの提供を認めない理由
にはならない。このままでは日本の研究の遅れ、他国の後塵を拝するだけだ」と訴える。


クローン胚研究を始めると発表した。海外でクローン胚由来のES細胞の作製に成功し、
移植医療への応用が将来進んだ場合、国内の医療が見限られ、海外依存が強まる事も
懸念される。

 もちろんクローン人間の誕生を完全に防ぐとともに、第2、第3の黄教授が現れないよう、
厳しい倫理的な規制が必要なのは当然であり、その点は譲れない。


諮問する。国内のクローン研究に対する世論や海外の研究動向をにらみながら、研究と
倫理の調和を、関係者は今後も考え続けて欲しい。

                         (2006年6月23日 読売新聞)

◎クローン技術が発達すると、”人間は死なない”時代がくるんだと思いました。
 傷んだ臓器は造りなおせば良いのだから。考えたらとても怖いものを感じました。
 ”心”はどうなってしまうのだろうか? ふと心配になりました。





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Last updated  Jun 26, 2006 08:06:32 AM
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