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2005.01.29
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楽天フリマで注文した、エマニュエル・ル=ロワ=ラデュリの『気候の歴史』が届く。今日は英語文献のレジュメに仏語訳と、勉強がんばっている。昨日遊んだから。でも晩には小説読もう。

哀しい予感
吉本ばなな『哀しい予感』
~角川文庫~

 弥生はときどき家出をしていた。優しい両親、弟は、帰ると暖かく迎えてくれた。でも、今回の家出は、今までとは違う-。
 弥生は、音楽の教師をしている姉、ゆきのの家を訪れた。
 いつまでもいていいよ、と言ってくれたゆきの。ある朝、ゆきのは家を出た。そして、そのまま帰ってこなかった。
 弥生は、弟の哲生とともに、ゆきのを捜しに、軽井沢の別荘へ向かう。

 いつも内容紹介としてあらすじを書いているので、今回も踏襲。でも、こんなあらすじ紹介なんてどうでもいいような気もしている。あらすじじゃないのだ、大切なのは。
 ネタばれにしたくないので、あたりさわりないことしか内容紹介に書かなかったし。

   *
 大学生の頃に一度読んでいる。そのとき、かなり泣いた覚えがある。今回も泣いたけれど。
 哀しく、切なくなる。そして、同時にとても暖かい。弥生の両親の存在。とても善良な、人たち。
 私は入院中から、ほとんどニュースを見ないようにしている。嫌な事件の報道を聞くと、具合が悪くなるから。
 ニュースで取り上げられる、殺人、傷害、強盗、汚職……。性悪説を信じてしまいそうになるニュース。
 でも、善良な人も、間違いなく存在する。
 小説の中にしかいないなんて、切なすぎるから。
 性善説も性悪説も、どうだってよいこと。
 世の中には良い人もいっぱいいる。それを信じて、生きよう。
 そう、極楽浜が描かれるシーンが、とても素敵だった。

 うーん、なんかもっと感想を推敲したいな。とにかく、私はこの作品はとても好き。






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Last updated  2005.10.15 17:55:44
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のぽねこ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) スパイシーチューリップさんへ コメント…
スパイシーチューリップ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) 流行りましたね!キラキラ系、あまり知ら…
のぽねこ @ シモンさんへ コメントありがとうございます。 なにぶん…

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