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2009.04.26
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~講談社ノベルス、2003年~

 高田紫欄さん原作、望月玲子さん漫画のコミック『麿の酩酊事件簿』(KCDXKiss、全2巻)の、高田崇史さんによるノベライズ第1作です。こちらには、原作に大幅加筆した4つの短編が収録されています。
 主人公は、勧修寺文麿さん、31歳独身です。資産家の勧修寺家ですが、そこには前近代的なふしぎなしきたりがありました。その名も、勧修寺家婚姻家訓。相手は自力で見つける、金持ちであることを知らせてはいけない…という男性側の決まりから、迎えるお嫁さんについても細かな決まりがあります。このせいでなかなか結婚が決まらないのでは、と文麿さんは考えるのですが…。
 一年の大部分をのんびり過ごす文麿さんが、心に傷を負った女性と出会い、お酒を飲んで話をしているうちに、その女性の抱える問題を解決する…というのが大きな流れです。ところが文麿さん、お酒にめっぽう弱く、事件を解決するのは、お酒に一度つぶれて、再び倒れるまでのわずかな間だけ。あとはどこか軽薄な男性です。

 と、こんな概略を紹介した上で、本書に収録された4つの事件の謎について、簡単にふれておきます。

ーーー
「第一章 ショパンの調べに」優れたピアノの才能をもつるみは、しかしコンクールなどで人前で演奏することができなくなったという。学生の頃に人を殺してしまったというるみだが、はたしてそのトラブルの裏には何があったのか。

「第二章 待宵草は揺れて」お茶席で起こった毒殺事件。ところが、その席は一つの茶碗を全員で回していく濃茶の席だった。果たして犯人は、いかに特定の人物に毒を飲ませたのか…。



「第四章 プール・バーで貴方と」プール・バーで知り合った、専属プロの絵美里に文麿は惹かれていく。絵美里の友達も一緒に食事に行くが、そこで文麿はプール・バーで起こった毒殺事件について話を聞く。被害者は、何一つ口に入れなかったはずの客。はたして事件の真相は…。
ーーー

 最近、連日夜遅くまで残業だったので、今回は軽く読める作品を読んで読了冊数を増やそうと思い、久々に本書を再読してみました。漫画のノベライズということもあり、軽くて読みやすいです。

(2009/04/24読了)





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Last updated  2009.04.26 07:32:57
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のぽねこ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) スパイシーチューリップさんへ コメント…
スパイシーチューリップ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) 流行りましたね!キラキラ系、あまり知ら…
のぽねこ @ シモンさんへ コメントありがとうございます。 なにぶん…

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