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2010.05.10
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~講談社ノベルス、2006年~

 霧舎巧さんの長編ミステリです。もともと原書房からハードカバーで出版されていて、2006年に講談社でノベルス化された一冊です。
 それでは、簡単な内容紹介と感想を。

ーーー
 自称犯罪学者の木岬研吾に、義弟の敬二は憧れていた。
 吹雪の夜、研吾と敬二は山道を走っていた。あまりに視界が悪くなる中、研吾は記憶を頼りに山奥のペンションにたどり着く。一癖ありそうな客たちが集うペンションの中、機転の利くオーナーのさゆみの優しさに、研吾はひかれていく。
 そして、さらにペンションにやって来た外国人男性。彼は息子とともに来日しているという。二人は、犯罪に関する仕事をしているということだった。研吾は、二人があの二人だと気づき、がぜんライバル心を燃やしていく…。ペンションへの道中での警察とのやりとりやさゆみと話す中で、研吾は犯罪者よりも、犯罪を暴く方に力を向けようと、いつしか考え方が変わってきたのだった。
 そして、ついに事件が起こる。恐喝者として研吾が知っていた女が、何者かに殺害されていたのだった。


 数年ぶりの再読です。もともとハードカバー版で読んでいたのですが、例によって内容をすっかり忘れてしまっていたので、新鮮な気持ちで楽しく読むことができました。
 解くべき謎をどんどん見つけていく過程、そしてそれらの謎を解くきれいな筋道が提示される論理的な推理など、本格ミステリの醍醐味が楽しめました。 人物造形にはややステレオタイプ的なものも感じますが、謎解きだけに終わらない人間模様も描かれていて良かったです。
 楽しい読書体験でした。

(2010/04/29読了)





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Last updated  2010.05.10 07:10:38
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のぽねこ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) スパイシーチューリップさんへ コメント…
スパイシーチューリップ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) 流行りましたね!キラキラ系、あまり知ら…
のぽねこ @ シモンさんへ コメントありがとうございます。 なにぶん…

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