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2012.12.29
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~角川文庫、1986年~


 探偵・神津恭介が活躍する短編集です。タイトルが女性に関係ある作品を中心に、7つの短編が収録されています。
 それでは、簡単にそれぞれの内容紹介と感想を。

ーーー
「小指のない魔女」 医師のもとに訪れた、小指のない緑衣の女。彼女の言葉に従いアパートを留守にした彼が部屋に戻ったとき、妻が殺されていた。アリバイを主張するものの、周囲の証言は、彼のアリバイの不確かさを示すものばかり。医師を愛していた女が神津恭介に事件の再調査を依頼してから、事件は意外な様相を呈し…。

「女の手」 松下研三が酒場で飲んでいたとき、一人の女があわてた様子で店に入ってきた。誰かに狙われている、一緒に帰ってほしい…という彼女を送った後、彼は自分の鞄に拳銃が入っているのに気づく。そんな中、有名女優が殺され、しかもその手が切断されているという事件が起こり…。

「蛇性の女」 当代のドンファンと自他共に認める劇団スターが、女に殺された。その現場を目撃した松下研三が追った女は、まるで蛇のような顔だった。人を蛇にする実験に成功したという男は、いかにこの事件に関与しているのか…。

「嘘つき娘」 社会部記者のもとにかかってきた電話は、殺人事件が起こったことを知らせるものだった。かけつけたアパートの部屋では、男が殺されていた。事件の証人は、嘘つきで有名な女で…。

「加害妄想狂」 自分の妻を殺したと何度も警察に駆けつけていた男の妻が、本当に殺されていた。いつもは、自分が妻を殺したと言っていた男が、妻が殺されたと言ってきている現場に居合わせた神津は事件に興味を示すが、自分の友人も関係者となっているようで…。

「眠れる美女」 神津恭介が講演している時に、とつぜん抱きついてきた女がいた。家族には、病院をすすめた神津だったが、その後、女の夫が殺された。はたして女は病なのか、薬による影響なのか。神津の弟子がヒントをくれるが…

「白雪姫」
ーーー

 密室ものの中でも、私は特に雪に足跡のない密室というテーマが好きなので(どこか幻想的な感じがするせいでしょうか)、表題作が楽しめました。その他、「加害妄想狂」は、斬新な感じがして面白かったです。





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Last updated  2012.12.29 21:49:02
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のぽねこ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) スパイシーチューリップさんへ コメント…
スパイシーチューリップ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) 流行りましたね!キラキラ系、あまり知ら…
のぽねこ @ シモンさんへ コメントありがとうございます。 なにぶん…

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