のぽねこミステリ館

のぽねこミステリ館

PR

×

Profile

のぽねこ

のぽねこ

Calendar

2013.02.09
XML


~KAPPA NOVELS、2012年~


 星座・神話を題材にした連作短編集の第2弾です(第1弾の感想は こちら )。
 それでは、簡単にそれぞれの内容紹介と感想を。

ーーー
「[天秤座]宿命の交わる城で」 近い時期に殺された男女。関係のなさそうな二人だが、それぞれの現場には、「正義」のタロットカードが残されていた。二つの事件をつなぐものは…?

「[蠍座]三人の女神の問題」 3人組アイドルユニット・トライスターのファンクラブ会長が、トライスターの事務所所長を殺害、自殺したと思われる事件。不自然な点も見られるなか、3人の中に黒幕がいるという見方が強まるが…。

「[射手座]オーキュロエの死」 人気の臨床心理士の婚約者で獣医師の男が、殺人容疑で警察に目をつけられていた。被害者は、男にストーカーまがいのことをしていた女。男は、綸太郎に相談してきたとおり、無実なのか…?

「[山羊座]錯乱のシランクス」 クラシック評論家と連絡がとれなくなった…。男は、悪名高いオカルト研究家・堤と関係をもっていた。法月警視の協力をえて評論家の部屋を訪れると、男はなぞの記号を残して死んでいた。

「[水瓶座]ガニュメデスの骸」 カリスマ経営コンサルタント・三ツ矢瑞代の息子が受けた奇妙な依頼。それは、母から多額の現金の入った鞄を受け取り、別の男と鞄を交換するということだった。受け渡し後、おまえの息子は無事だと伝言されたが、瑞代の子どもは自分だけのはずだった。そして、現金の鞄を受け取った男が殺されて…。

「[魚座]引き裂かれた双魚」
ーーー

 第1弾同様、本書も、読後に特に何も残らない、気軽に楽しめる1冊です。気軽さも、この連作短編のコンセプトの一つなのかもしれないですね。
 といって、本書に収録された短編は、バラエティに富んでいるとも思いました。ミッシングリンク、ダイイング・メッセージはもちろん、表題作は黒幕を探るのがメインですし、第6話は、私がほとんどふれたことのないパターンで、斬新でした。
 就寝前の枕元の友に最適の一冊でした。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2013.02.09 11:02:21
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

のぽねこ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) スパイシーチューリップさんへ コメント…
スパイシーチューリップ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) 流行りましたね!キラキラ系、あまり知ら…
のぽねこ @ シモンさんへ コメントありがとうございます。 なにぶん…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: